ルーシィが
「さっ!張り切って掃除すんぞ~」
「ちぇっ、面倒くせ~な~。こんなデカいプール作りやがって」
「まあ、そう言うな。
面倒くさそうに掃除するナツにワカバがそう言う。
「せ~っかくだから楽しもうぜ~」
「まっ、清潔にしておくわけだからな。悪くない」
「よ~し!やるか」
掃除道具を持ったビッグスロー、フリード、グレイがやって来るが
「つ~か、テメーは何かはいてこいっての!」
「漢だ」
ナツとエルフマンに指摘されたグレイは水着をはいていなかった。
「うおっ!!?」
グレイが慌てて水着を取りに行くと、ナツがあることに気付き近くで掃除してたタイガに尋ねる。
「?...なあ、タイガ...ツバサはどうした?」
「ああ...あいつならサクラと一緒にフェアリーヒルズだ。ウェンディとシャルルが今日から入居するからその引っ越しの手伝いだそうだ......お前こそ、ハッピーはどうした?朝から見ないけど」
「アイツ逃げたなーっ!!!」
それから少しして、プールに水を張っていた時
「燃えてきたろう?」
プールにつかっていたナツが強い熱を発し、プールをたちまち露天風呂にした。
「今まで味わったことのないプールだろ?」
「ナイスアイデアだな」
「漢はやっぱり温泉だ!」
一方グレイは
「たく...暑苦しい奴め...」
冷気を発し、水面の一部を凍らせていた。
「プールと言えばこうだろ」
「冷た!?」
「プールと言うよりも、氷そのものだな」
「ヒャッハハ~こりゃあ良いや~」
そこにギルドの雨漏りの修理をしていたアルザックとガジルが水着を着てやって来た。
「プール掃除はどうなったんだ?」
「イカれてるぜ...」
「いいんじゃない?少しぐらい息抜きもしないとね」
「そうそう、掃除の合間の休憩さ」
椅子に座ってドリンクを飲むミラとその隣の椅子に座り太陽の光りを少し食べるタイガがそう言う。
するとナツがプールの底で光る何かに気付く。
「ん?...何だ?この穴」
「ガラスはめ込んであるぞ」
「の...覗き穴!?漢にあるまじき行為!!」
ナツ、グレイ、エルフマンがそう言うと他の男子メンバーも集まる。
「下に部屋まであるぞ...覗くって何をだよ?」
「そりゃあお前、女子一同の水着姿だろうがよう」
「そんなの何が楽しいんだ?」
「イカれてるぜ...」
するとタイガがある予想を立てる。
「男が犯人とは限らないだろ?」
「?」
「例えばジュビアが...「グレイ様の水着姿~素敵です~」...って感じで作ったとか?...いや、アイツなら水になってプールの中で直接覗くか?」
タイガの予想にグレイは氷の魔導士なのに寒気がした。
「タイガ...あり得そうな予想は止めてくれ...」
そして男子達は秘密の入り口を見つけ、プールの真下にある覗き部屋に入った。
「これが覗き部屋というものか」
「なるほど...特殊な石材で覆われてるな。俺でも感知できないわけだ」
「うおぉぉーーーっ!!許せん!!!」
「で、犯人は誰なんだよ?」
そこは石材で覆われたシンプルな造りで、潜望鏡があり様々な角度でプールの中を覗けた。
「スゲーな!いろんな角度で拝めるぜ」
するとナツは飽きたのか部屋を出ようとする。
「くっだんねえなぁ...そろそろ本気で掃除すっか」
「おっ!!誰かプールに入ったぞ」
潜望鏡を覗いていたワカバがそう言うと、ナツが彼をどかし、その場所を替わる。
「興味ねえなら覗くなよ...」
「イカれてるぜ...」
「ん~~~」
「オレにも見せろよ~」
「おい、誰が見えんだ?」
「泡ばっかでよく分かんねえぞ」
「どけよ」
今度はグレイが替わって覗いてみる。
「?...誰だ?......げ!!?」
覗いていたグレイはプールで泳ぐ人物に驚く。
「誰だ?」
「見てみろよ...」
「ん~~...なんだ、じっちゃんか」
プールに入ってきた人物それはマカロフだった。
「!!?」
マカロフは覗き穴の潜望鏡が動いてることに気付くと急に焦り出す。
「!?...じっちゃん、何であんなに慌ててんだ?」
「動揺してるってことはよ」
「犯人はじーさんか」
「!?」
すると何かを見たナツの体がブルブルと震え出す。
「どうした?ナツ」
「ギャアーーー!!目がーーーっ!!!」
突然ナツは口から火を吹き出した。狭い覗き部屋の中で吹き出した為、皆は慌てて逃げ惑う。
「止めろナツ!!」
「こんな所で火ィ吹くな!!!」
「見ちゃいけねえもんを見た」
「だから何がだよ!」
目を押さえるナツに替わってグレイが覗き込む。
「たく......!?」
するとグレイも何かを見てしまう。
「ぐあーーー!!目がーーーっ!!!」
彼の体から冷気が溢れ出し、アルザックとビッグスローが凍り付いてしまう。
「だから何なんだよ...」
今度はタイガが覗いてみるが、そこで見たものは
「イヤ~~ん...」
水着がポロリと脱げてしまい、股間を手で隠すマカロフだった。
「目...ガ......」
タイガも精神的ダメージを受けてしまい、体が光り出す。ナツの炎、グレイの氷、タイガの光りがぶつかり合い
ドカーーーン!!!
覗き部屋を吹き飛ばしてしまった。
「「「さ...最低だ......」」」
イヤな物を見た三人を含め、覗き部屋にいた者達は瓦礫に埋もれていた。
「もう、ダメでしょマスター...怒りますよ」
「す...すみましぇーん...」
ミラに怒られたマカロフは小さくなって謝罪する。
それから数日後。
「いい仕事ないかな~」
ギルドの
「ん?...何これ?...『ウサ耳管理人募集。女子寮にての管理業務をウサ耳+執事服で。報酬は出さないよ』...って」
『まあ、よろしくってね』
『魔導士なんてやえちまえ』
ウサ耳カチューシャと執事服を持ったミコとフェアリーヒルズの寮母ヒルダ(幽霊)がそう言うと
「帰れ!!!」
ルーシィにツッコまれた。
そんな様子を離れた所で見ていたタイガは
「誰?」
ヒルダについては知らなかった為、困惑した。
「教えて!ハッピー先生」での質問募集中
詳しくは活動報告で