光の滅竜魔導士タイガ   作:kazuki01

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妖精たちは風の中

~地方ギルドマスター連盟 定例会会場~

 

「マカロフちゃん!あんたんトコの魔導士ちゃんは元気があっていいわぁ~♡」

マカロフに話しかけたのは魔導士ギルド青い天馬(ブルーペガサス)のマスターボブちなみに男

 

「聞いたわよ、どっかの権力者コテンパンにしちゃったとかぁ」

 

「おーーーっ!!!新入りのルーシィじゃあ!!!あいつはいいぞぉっ!!!特に乳がいいっ!!!」

 

「元気があるのはいいが、てめぇんトコはちぃとやりすぎなんじゃないかい?」

その会話に魔導士ギルド四つ首の猟犬(クワトロケルベロス)のマスターゴールドマインが加わる。

 

「評議員の中じゃいつか妖精の尻尾(フェアリーテイル)が町一つ潰すんじゃねえかって懸念してる奴もいるらしいぞ」

 

「うひょひょ潰されてみたいのう!!!ルーシィのおっぱいで~」

 

「もう♡ダメよ!!自分トコの魔導士ちゃんに手ぇ出しちゃ」

 

そこに一羽の鳥がマカロフのに手紙を持ってきた。

 

「マカロフ様、ミラジェーン様からお手紙が届いてます」

 

「ほいご苦労」

 

そして手紙を開くとミラの幻が映し出された。

『マスター、定例会ごくろう様です』

 

「どうじゃ!!!これがウチの看板娘じゃ!!!め~ん~こ~い~じゃろぉ!!!」

 

『実はマスターが留守の間とても素敵な事がありました』

 

「ほう」

 

『なんとエルザとあのナツとグレイ、それにタイガとサクラがチームを組んだんです。もちろんルーシィとハッピーとツバサも』

 

「!!!」

 

『ね?素敵でしょ』

 

「...」

 

『私が思うにこれって妖精の尻尾(フェアリーテイル)最強チームかと思うんです』

 

「......」

 

『一応報告しておこうと思ってお手紙しました♡それでは~』

そして手紙が終わるとマカロフはぱたっとその場に倒れる。

 

「マカロフ!!!」

「きゃー」

「ど...どうした!?」

 

(な...なんて事じゃあっ!!!本当に町一つ...いやその隣の町すら潰しかねんっ!!!定例会は今日終わるし明日には帰れるか...タイガ!サクラ!...ナツ達が何事も起こさんようにしてくれぇぇっ!!!...頼むっ!!!...お主等だけが希望じゃぁ!!!)

 

 

 

~オシバナ駅~

 

駅に集まっていたヤジ馬と駅員をエルザが強引な方法で避難させたが、エリゴールが竜巻のような結界魔法『魔風壁』を発動させた。この結界は外からは入ることはできるが、中からでようとすれば風に体を切り刻まれる。そしてエリゴールはどこかに飛んでいった。

 

「一体...どうなっているんだ...この駅が標的じゃないというのか!?」

 

「エルザ!!って何だコレ!!?」

エルザの元にタイガがやって来る。

 

「!...タイガ!!」

 

「エルザ!エリゴールの狙いはここじゃない!まだ確証はないけど、恐らくこの先の定例会をやってるクローバーの町...つまり狙いはギルドマスター達だ!!」

 

「何だと!!」

 

エルザはエリゴールがどこかに飛び去ったこと、魔風壁のことをタイガに説明した。

 

「となると俺の予想は当たりかもしれないって事か...」

 

「ああ...とにかく先ずはこの壁を何とかするぞ!ホームにいる鉄の森(アイゼンヴァルト)のメンバーに解除の方法を聞き出そう」

 

「分かった!!」

そしてタイガとエルザはホームに向かって走り出す。

 

()()()がいれば、この風の結界もどうにかできそうだけど、いない奴を頼っても仕方ない...今できることをやろう)

タイガの言う()()()とは誰なのか...それが語られるのはまだ先の話。

 

 

~オシバナ駅 ホーム~

 

「知らねえんだよ...無理だって...魔風壁の解除なんて......オレたちができる訳ねえだろ...」

エルザとタイガは先ほど倒したビアードに剣を突き立て、魔風壁の解除方法を聞こうとしたが、彼は知らないと言った。

 

ピィーーン!!

 

タイガは右手の人差し指を光らせ、ビアードの顔の横にレーザーを撃った。

 

「知ってるなら今のうちに言っておけ...後でやっぱ知ってたって言ったらどうなるか......分かるよな?...」

タイガの脅しに近い言葉にビアードは顔を青くして答える。

 

「本当に知らねえんだよ...オレたちには解除は無理だ......」

 

「どうやら本当に知らないようだな...タイガ」

 

「意識のある奴はコイツで最後か...どうしたら」

タイガとエルザが途方にくれていると。

 

「エルザー!!!タイガもいたか!!」

 

「グレイか!?」

 

「ナツは一緒じゃないのか?」

 

「二手に分かれた、つーかそれどころじゃねえっ!!!」

そこに鉄の森(アイゼンヴァルト)のレイユールを倒したグレイが合流した。

 

鉄の森(アイゼンヴァルト)の本当の標的はこの先の町だ!!!じーさんどもの定例会の会場...奴等はそこで呪歌(ララバイ)を使う気なんだ!!!」

 

「だいたいの話は彼から聞いた。しかし今この駅には魔風壁が」

 

「ああ!!さっき見てきた!!無理矢理出ようとすればミンチになるぜありゃ!!」

 

「こうしてる間にもエリゴールはマスターたちの所へ近づいているというのに...」

 

「こいつ等は魔風壁の消し方知らねえのかよ」

 

「よせ...彼等は知らない」

 

「意識のある奴全員に聞いたけど誰も知らないそうだ...」

するとエルザはあることに気付く。

 

「そういえば鉄の森(アイゼンヴァルト)にカゲと呼ばれてた奴がいたハズだ!!!奴は確かたった一人で呪歌(ララバイ)の封印を解除した!!!」

 

解除魔導師(ディスペラー)か!!?それなら魔風壁も!!!」

 

それを聞きタイガは魔力感知を行う。

「アイツがいるのはこっちだ!ナツも近くにいる!」

 

「そうか...行くぞ!!!カゲを捕らえるんだ!!!」

 

三人が行った後ビアードは壁に向かって話しかける。

「カラッカ...いつまでそこに隠れてる?いるんだろ?」

 

すると壁からカラッカが現れる。

「ス...スマネ...」

 

「聞いてただろ?カゲが狙われている。行けよ」

 

「か...かんべんしてくれ!!オレには助太刀なんて無理だっ!!!」

 

「いや...もっと簡単な仕事だよ...」

 

「え?」

 

 

~オシバナ駅 構内~

 

ドゴォン!!!

 

構内に大きな音が鳴り響く。それはカゲヤマと戦闘を行っていたナツの攻撃の音だった。

 

「近いぞ!!向こうだ」

 

「こりゃあナツに間違いねえ」

 

「急ごう!!」

 

音のした場所ではナツがカゲヤマに勝利していた。

「かっかっかっ!!!オレの勝ちだな!!!約束通りエリゴールの居場所言えよ」

 

「くくく...バカめ...エリゴールさんはこの駅にはいない......」

 

「は?」

 

そこにタイガ達三人が駆けつける。

「ナツー!!!それ以上はいい!!!彼が必要なんだ!!!」

 

「でかした!!!クソ炎!!!」

 

「さすがだなナツ」

 

「何だよ三人して...これくれーなんともねえよ」

 

「説明してるヒマはねえがそいつを探してたんだ」

 

「?」

 

「私にまかせろ!!!」

そう言うとエルザは鬼の形相で剣を構え迫ってくる。

 

それを見たナツは

「って!!ちょっ...何か知んねえけどスンマセン!!!」

 

エルザはカゲヤマの胸ぐらを掴み立ち上がらせ、剣を突き立てた。

「四の五の言わず魔風壁を解いてもらおう。一回NOと言う度に切創が一つ増えるぞ」

 

「ひぃぃ~シャレになってねえ...やっぱエルザは危ねえ」

 

「黙ってろ!!!」

 

「いいな?」

 

「わ...わかった...」

 

するとタイガは何かに気付き

「!!!...エルザ!!そいつを壁から離せ!!!」

 

「...ばっ...な...何故だ......」

カゲヤマは口から血を吐き倒れる。その背中にはナイフが刺さっていた。

 

「!!カゲ!!!」

 

(簡単な仕事だよ...カゲを...殺せ!!!)

カゲヤマを刺したのはカラッカだった。

彼がビアードに言われた仕事...それはカゲヤマの殺害だった。

 

「カゲ!!!」

 

「くそっ!!!唯一の突破口が...!!!」




次回はついにあの星霊が登場。

お楽しみに。

オリジナル回読んでみたいのは?

  • タイガVSナツ
  • サクラとツバサの大ゲンカ
  • タイガとルーシィの仕事
  • サクラとルーシィの仕事
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