~魔導士ギルド
「だっはー!!!最高だぜー!!!」
「妖精の
「ガジルの奴そのうえ三人もやったらしいぜ」
「ヒュー!!!」
「そういやマスターの言ってた"奴"って誰よ」
「さあ」
「手は出すなとか言ってたな」
「どうでもいいさ!みじめな妖精どもに乾杯だ」
「今頃、羽をすり合わせて震えてるぜ」
ギルドの魔導士たちがそんな会話をしていると。
ゴッ
突然ギルドの扉が大きな音を立てて破壊された。
「
「なっ!!!」
「おおおああ...らあっ!!!」
ナツが炎の両拳で殴りかかる。
「ぐあああ」「て...てめえ!!!」
「誰でもいい!!!かかって来いやぁ!!!」
「調子にのるんじゃねえぞコラ!!!」「やっちまえーーー!!!」
ナツの言葉を皮切りに全面戦争が始まった。
「マスター・マカロフを狙え!!!」
多くの魔導士達がマカロフを狙い襲いかかるが
「かぁーーーっ!!!」
「ぎゃあ」「ぐほ」「ぎべぇ」「ぐぁぁぁっ」
巨人と化したマカロフの手によって全員が押しつぶされた。
「ばっ...バケモノ!!!」
「貴様等はそのバケモノのガキに手ぇ出したんだ!!!人間の法律で
「ひっ...ひぎ...」
マカロフの手の平に潰された一人が恐怖に震える。
「つ...強ぇ!!!」「兵隊どももハンパじゃねえ!!!「こいつらメチャクチャだよ!!!」
「ジョゼーーー!!!出て来んかぁっ!!!」
「どこだ!!!ガジルとエレメント4はどこにいる!?」
その様子を建物の吹き抜けからガジルが見ていた。
「あれが
彼は笑い出した。
「しかし...これほどまでマスター・ジョゼの計画通りに事が進むとはな...せいぜい暴れ回れ...クズどもが...」
妖精と幽鬼の戦いは続く。サクラが刀を構え
「刈れ!
解号と同時に刀は鎖でつながった二刀の大鎌の形になった。サクラは片方の鎌を大きく振り回し
「はぁっ!!」
敵に向かって投げる。
何人かが鎌を避けるも、サクラが鎖を引くことで避けた敵にも攻撃を当てた。
「読めないでしょ?...
風死には千本桜や袖白雪のような特殊な能力は無い直接攻撃系の斬魄刀だが、鎖による変幻自在の動きで相手に読ませない攻撃をするのだ。
「エルザ!!!ここはお前達にまかせる」
「!」
「ジョゼはおそらく最上階、ワシが息の根を止めてくる」
「お気をつけて」
マカロフは建物の最上階へと上っていった。
「へへっ...一番やっかいなのが消えたトコで...ひと暴れしようかね」
マカロフが去ったのを見届け、ガジルも参戦することにした。
「はぁーーー!!!」
ガジルは腕を鉄の棍にして味方を巻き込んで攻撃する。
「ナブ!!!ウォーレン!!!」
「何だアイツ...自分の仲間までやりやがった!!!」
「来いよ!!!クズども!!!鉄の
ガジルは今度は腕を剣にして斬りかかるが
ガキィン!!
サクラが風死でガジルの剣を受け止める。
「ほう...てめぇが妖精戦姫か」
「相手してもらいましょうか...鉄の
サクラとガジルは激しい攻防を繰り広げる。そして再び剣を合わせて睨み合う。
「なかなかやるなぁ...それに美味そうな鎌だ」
「オススメはしないわね...やたら命を刈りたがる奴だから、確実にお腹壊すわよ」
「そうかい...じゃあ、こんなのはどうだ?」
ガジルは腕の剣を棍に変えて、そこから何本もの鉄の柱を周りに打ち出した。サクラはとっさに躱したが、近くにいた者が敵味方関係なく巻き込まれた。
「うげぇ!!」「がふっ」「ガジル!!よせ!!!」
「!!?...自分の仲間も!!!」
「何よそ見してやがる」
ガジルは鉄の棍をサクラに食らわせるが、サクラは額で受け止める。多少後ずさるが、無傷で受けきった。
「!!!...てめぇも中々硬ぇな」
「頭だけはね!」
するとサクラの後ろから
「ガジルーーー!!!」
ナツが現れ炎を纏った拳でガジルを殴り飛ばした。
「オイ!!!ガジルがふっ飛ばされた!!!」
「こんなトコ初めて見たぞ!!!」
ファントムの魔導士達は信じられないという様子で驚く。
「俺が
ナツとガジルは互いに睨み合う。
「サクラ!!こいつよこせ!!!」
「任せるわ!」
「鉄竜棍!!!」
ガジルは立ち上がり、ナツの腹部を鉄の棍で殴る。
「ナツ!!!」
しかしナツはそれを受け止める。
「こいつがギルドやレビィたちを......くたばれぇっ!!!」
そしてガジルを蹴り上げた。
「くっ...あのヤロ...」
ガジルはすぐに体勢を立て直すが、すぐ目の前まできたナツに再び殴り飛ばされた。
「さすが」
ナツの戦いぶりに仲間達は自然と笑い出す。
しかしガジルは
「で?それが本気か?
「安心しろよ、ただのあいさつだ...竜のケンカの前のな」
二人の
ゴゴゴゴ
大きな震動が建物を襲う。
「!!!」「な...何だ」「地震!!?」
ゴゴゴゴ
その地震から感じる魔力に
「やべーなこれぁ」
「な...な......何がだよ!!?」
ゴゴゴゴ
ファントムの一人の疑問にエルザが答える。
「これはマスター・マカロフの"怒り"だ。巨人の逆鱗...もはや誰にも止められんぞ」
「ひ...ひぃ!!!」「ウソだろ!!?ギルド全体が震えて...」
ゴゴゴゴ
「それが漢マスター・マカロフ!覚悟しろよ、マスターがいる限りオレたちに負けはない」
しかしそんな
「くぁああっ!!!」
「悲しすぎる!!!この悲しみはどこから来るのだ!!!嗚呼!!!偉大なる魔導士が消えゆく悲しみなのか!!!」
建物の最上階からマカロフが落ちてきた。そして上からは大きな男が号泣していた。
「え!?」
「何だ!!?」
「何か落ちて...」
「マ...マスター!?」
「あ...あ...う...あ...ワ...ワシの...魔力が...」
落ちてきたマカロフからは魔力が感じられなかった。彼の魔力を消し、号泣していた大男こそエレメント4の一人、大空のアリアだった。
「アリアさんの魔法は相手の魔力を"空"にすなわち"無"にする魔法なのですよ...これはもう我々の勝ちですねぇ」
マスター・ジョゼは自分たちの勝ちを確信した。
「じっちゃん!!!」
「マスター!!!」
「ちぇっ...もうお楽しみは終わりかよ」
「マスター!!!しっかり!!!」
「ど...どうなってんだ!!?あのマスターからまったく魔力を感じねえ!!!」
「お...おい...それじゃただのじーさんになっちまったのか」
「何でだ!!?」
マカロフがやられたことに
「ありえねえ!!!どうやったらマスターがやられるんだ!!!」
「いけるぞ!!!これで奴等の戦力は半減だ!!!」
「一体...上で何があったんだ......」
「じっちゃーーん!!!」
「今だぶっ潰せ!!!」
ファントムの勢いがここぞとばかりに増してきた。
(いかん...!!戦力だけではない...士気の低下の方が深刻だ)
エルザはこの状況に危機を覚え
「撤退だー!!!全員ギルドへ戻れーー!!!」
「!!!」
「バカな!!!」
「漢は退かんのだーー!!!」
「オレはまだやれるぞ!!」
「私も!!!」
「ダメだ!マスターなしではジョゼには勝てん!!!撤退する!!!命令だ!!!」
「あらあら、もう帰っちゃうのかい?ギヒヒ」
そう言うガジルの元に
「悲しい...」
アリアが現れた。
「アリアか...相変わらず不気味なヤローだ。よくあのじじいをやれたな」
「すべてはマスター・ジョゼの作戦...素晴らしい!!!」
「いちいち泣くな!」
どうやらアリアはことあるごとに号泣するようだ。
「で...ルーシィとやらは捕まえたのかい?」
「!!」
その言葉をナツだけが聞き取れた。
「悲しいな...ルーシィという小娘は"本部"に幽閉している」
「何!!?」
「どうしたのナツ」
「ガジルー!!!」
「いずれ決着をつけようぜ
「待て!!!」
ガジルとアリアはスウゥと消えた。
「ルーシィが捕まった?」
「え!!?」
「撤退だ!!!退けぇ!!!」
「逃がすかぁ!!!
「来い」
「お?」
ナツは近くに倒れていた
「ナツ!!!どうするの!!?」
「決まってんだろ!!!ルーシィを助けに行く!!!」
ナツとハッピーはルーシィを助け出す為に
「こんな所で退けるかよ!!!レビィたちの仇をとるんだ!!!」
撤退に納得いかないグレイにエルザは
「頼む...」
「エルザ...」
「今は退くしかないんだ...マスターの抜けた穴は大きすぎる...」
「エルザ!グレイ!早く!!」
サクラに促され、エルザとグレイはようやく撤退した。
「もう誰も残ってないわね...」
サクラの目の前には自分たちを追ってくる
「散れ...千本桜」
サクラは千本桜を発動、建物の入り口に渦状に花びらを配置し誰も追ってこないようにした。
そしてサクラも撤退した。
(...こんな時...タイガがいてくれたら......)
~その頃~
タイガとツバサが仕事で向かっていた火山地帯。そこでタイガは今回の依頼の討伐対象である火山に住む怪鳥、バードンと戦っていた。
「滅竜奥義・銀河来光波!!!」
タイガの滅竜奥義をくらい、バードンは倒れた。
「ふぅ...」
「タイガお疲れ様~!はいコーヒー」
「ああ、ありがとう!...苦っ...」
「火山の悪魔...ドラゴンじゃなかったね」
「とにかく、これで依頼は達成だな。依頼主に報告してすぐにマグノリアに帰るぞ!」
そう言ってタイガは足早に下山しようとする。
「?...どうしたのタイガ...そんなに急いで」
「分からないけど...何だか嫌な予感がするんだ」
という訳で今回はここまで。
原作からの変更点としては、ガジルと最初に戦うのはエルフマンでしたが、サクラに変更しました。
誰が主役のオリジナル回が見たい?
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サクラ
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ツバサ
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ナツ
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ルーシィ
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ハッピー
-
グレイ
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エルザ