光の滅竜魔導士タイガ   作:kazuki01

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お待たせしました。

アンケートの方ですが、明日2月6日の夕方頃に締め切ろうと思います。


ルーシィの決意

妖精の尻尾(フェアリーテイル)幽鬼の支配者(ファントムロード)との戦いから一週間、タイガやナツ達は破壊されたギルドの建て直しをしていた。

 

「お~もぉ~て~えぇ~」

ナツは何本もの角材を一度に運ぼうとしていた。

 

「一度にそんなに持つからだよ...バカじゃねーの」

ナツの行動にグレイが呆れている。そんな彼にじーっと熱い視線を送る女性が一人。

 

「?」

グレイが視線を感じた方を見ると女性はささっと隠れた。

 

「ははっ!!!おめえは軟弱だからそれが限界なんだろーなぁ」

 

「あ?オレがその気になればてめえの倍はいけるっての!!!」

 

そしてグレイは

「お...おう...ど...どうよ」

ナツの倍近い数の角材を運ぼうとしていた。

 

先程の女性がキャーとグレイに小さな拍手を送る。

 

「ん?」

再びグレイが顔を向けるとまた女性はささっと隠れた。そして

 

「ぐほぉっ!!!」

グレイが運んでいた角材を持ちきれず落としてしまい、下敷きになった。

 

「なっさけなーーっ!!!見たかハッピー今の」

「あい」

 

ナツとハッピーが笑っているところへ

「お前等...言っとくけど、バカやってできた怪我は治さねえからな」

タイガが角材を運びながら通り過ぎた。

 

「おいお前たち!遊んでるヒマがあったらさっさと運ばんか」

土木作業着に換装したエルザがナツ達を怒鳴りつける。

 

「一刻も早くギルドを修復するんだ」

 

「エルザ気合い入ってるね~」

 

「お前もな...」

 

「マスターもね」

 

小さい荷物を運んでいたツバサや、巨大化して柱を立てていたマカロフもいつの間にか土木作業着に着替えていた。この三人、わりと形から入るタイプのようだ。

 

「監督この角材はどこへ」

 

「おーあっちじゃ」

 

「何よ監督って...」

すっかりなりきっているエルザとマカロフにサクラが静かにツッコんだ。

 

「つかよう」

「何かデカすぎねーか?」

 

「せっかくだから改築するのよ...で、これが完成予想図!」

 

「マジか!?」

「どれどれ?」

「前のままでいいのになぁ」

「どんなギルドになるんだ?」

マカオ、ワカバ、ナツ、グレイはミラの持つ完成予想図を見るがそれは建物の完成図とはとても呼べない、子供が描いたような絵だった。

 

「ヘッタクソだなぁ...どこのバカが描いたんだよ?」

グレイの感想を聞き、それまで笑顔だったミラとツバサは

 

「「う...ううぅ...」」

両手で顔を覆い泣き出した。そう、新しいギルドの完成予想図を描いたのはミラとツバサだったのだ。

 

「あ...ああ...ミラちゃんとツバサだったんだぁ...」

 

「「「また泣かした...」」」

 

するとグレイは背後に二つの殺気を感じ振り返ると、タイガとサクラに光竜剣と刀を突き付けられた。

 

「グレイ...テメー...うちのツバサを泣かすとは」

「アンタのその首...」

「「斬り落としていいんだなぁ?(いいのよねぇ?)」」

そう言う二人の口元は笑っていたが、目はまったく笑っていなかった。

 

「タ...タイガ...サクラ...」

 

「アンタの頭、新しいギルドのてっぺんに飾ってもいい?カラスの餌にしてもいい?」

「安心しろよ...残った内臓は臓器ドナーとしてどっかの医者に売り飛ばすから...ギルドの改築費用にでもあててやるから...」

 

「ふ...二人とも恐ぇー...」

「つーか、そんなギルド恐くて誰も近寄らねえよ...」

「相変わらずツバサのこととなると、えらい親バカだなぁ...」

二人のその威圧感にナツ達三人は抱き合いながら恐怖する。

 

「それがタイガとサクラです」

ハッピーも震えながらそう告げた。

 

 

 

それから少ししたお昼時

 

「あ~腹減った~」

「あい」

「メシの時間か」

 

するとどこからか流れてきた水がナツとハッピーを濡らし、グレイの膝の上に何かを置いた。

「何だぁ?」

「ずぶ濡れだ」

「弁当だ!?」

グレイの膝に置かれたのは弁当箱だった。蓋を開けるとグレイの上半身が描かれたいわゆるキャラ弁というやつだ。

 

「ひぇ~」

「おお!美味そうじゃねーか」

「オイラ知ってるよ、こういうのキャラ弁って言うんだ」

 

「こんな意味不明なもん食えっかよ...なんか汁出てるし...」

 

(ジュビア悲しい...三日間徹夜して作ったのにぃ...)

貰った本人はその弁当に引いていた。そしてその様子を影から見ていた女性は悲しむ。彼女の名はジュビア、幽鬼の支配者(ファントムロード)のエレメント4の一人である。先程グレイに熱い視線を送ったり、拍手を送っていたのも彼女だ。先日の抗争の時、グレイと戦って以来、彼に惚れておりこうしてストーカー紛いのことをしていた。

 

そこにエルザ、タイガ、サクラ、ツバサがやって来た。

「誰が食事していいと言った...」

 

すると4人はグレイの持っている物に気付く。

「それはキャラ弁とか言うものか?」

 

「完成度高いわね~」

 

「凄~い!ボクまだキャラ弁には挑戦したこと無いけどいい出来だよコレ!!」

 

「なあ、コレ俺達も食べてみて良いか?」

 

「まあ...別に良いけど」

タイガの質問にグレイが答えた瞬間

 

グサッ!グサッ!!グサッ!!!

 

「ヒェー!?」

タイガとサクラはお箸で両目の部分を、ツバサはフォークで左胸辺りを突き刺しパクッと食べた。

 

「なんか...オレが食われてるみたいで、気分悪ぃな...」

 

「オマエら...エグい事するなぁ...」

ナツは彼等の食べ方に若干引く

 

「いやぁ...こういうのってお約束っていうか...」

「でも結構いけるわよコレ」

「うん!美味しいよグレイの心臓」

 

「心臓言うなよ...でもそんなに美味いか?オレも食おっ!」

他の者も食べてしまったが、自分の作った弁当をグレイが食べてくれて喜んだジュビアは

 

『美味い!美味すぎる!!毎日食いたい...つーことで結婚してくれ』

 

『はい!!ベイビーは30人くらいで...』

そんな妄想をしていた。

 

「ジュビア感激ー!!!」

 

そこへ

「ナツ...グレイ...エルザ」

 

「!」

 

「こ...これ...ルーシィに渡しといてくれないか...彼女の鍵だ」

話しかけてきたのは随分やつれた顔のロキだった。彼の手にはルーシィが落とした星霊の鍵があった。

 

「おまえ...その顔!!!しばらく見ねえと思ったら、ずっとコレ探してたのか!!?」

 

「いや...ははは...つらいねフェミニストは」

 

「一言声かけてくれれば手伝ったのに」

 

「そ...それよりルーシィはどうしてる......かな?」

 

「たぶん家だ」

 

「そっか」

 

「たまには遊びに行くか!!!」

 

「あいっ!!!」

 

「だな...ちょっと心配だしな」

ナツ達はルーシィの家に行くことにした。

 

「ロキ...おまえルーシィん家初めてだろ」

 

「いや...僕は行かないよ...知ってるだろ?星霊魔導士には、やな思い出が...」

 

「そっか?ルーシィはルーシィなのになぁ」

 

「ナツ...得手不得手は人それぞれだ...あまり詮索してやるな」

エルザがそう言うと、ロキはどこかへと歩いて行った。

 

 

 

 

 

~ルーシィ宅~

 

「ルーシィ!!!」

「元気してっかぁ!!!」

ナツとハッピーは窓から入り

 

「窓から入ってんじゃねーよ」

グレイはなぜか暖炉から入り

 

「キサマら入口から入れ入口から」

エルザは勝手にお茶を飲んでいた。

 

「「オメーも何やってんだよ?」」

「あい...」

 

「お前等...そんなとこから勝手に人ん家に入って...」

「非常識だよー」

「そ...そうね...」

普通に入口から入ったタイガ達はナツ達の行動に呆れていたが、サクラだけは気まずそうに目線をそらした。なぜなら自分も数日前にナツ達と一緒に勝手に部屋に入っていたからだ。

 

しかし皆は部屋の中がしーんと静まりかえっていることに気付いた。

 

「ん?...あれー?」

 

「いつもなら」

 

「『あたしの部屋ー!!!』となるはずなんだが」

 

するとグレイが

「風呂か!!?『グレイのエッチー!!!』とお約束の展開が待っていそうで申し訳ないが」

グレイが風呂の扉を開けると

 

「いねえ」

「チェック早ぇよ!!!つか入ってんじゃねー!!!」

ナツがなぜか服を着たまま風呂に入っており、グレイにツッコまれた。

 

「出かけてるようだな」

「お前も何しに来たんだよ!!!」

今度はなぜか入浴準備をしているエルザにグレイのツッコミが飛んだ。

 

「ルーシィどこ~?」

「かくれんぼか?」

ツバサとタイガは便器のフタを開けて声をかけてみたが

 

「てかそれなら、まずクローゼットとか探しなさいよ!!!」

サクラにツッコまれた。

 

「う~ん、どうもツッコミがハンパだな...」

「ルーシィいないとテンポ悪いね」

「一つだけ分かったのはツッコミの面白さは、ルーシィ>サクラ>>>>>グレイって事だね」

エルザ、ハッピー、ツバサは謎のダメ出しを行う。

 

「何のダメ出しだよ...つうか何気にツバサのダメ出しが一番グサッとくるんだが......」

グレイはダメ出しに地味にダメージを受けていた。

 

「ルーシィ...!!?」

「いねえなぁ...!!?」

「どこ探してんだお前等...!!?」

ハッピーが開けたタンスの中の物を見て全員が顔を赤くする。

 

「こんな下着もあるんだ!?」

「下着?...なのか?」

「ど...どのような時に身に着けるというのだ?」

「飯ん時か?」

「「「ないないない」」」

 

ナツ達がそんなやりとりをした後、タイガ達三人は

 

「じゃあアレか?...決闘とかの、ここぞって時か?」

「ボク知ってる!勝負下着っていうんだ!!」

「いや!勝負下着ってそういう意味じゃないから!!...たぶん」

 

 

 

「ルーシィ?」

ハッピーが押し入れの戸を開けると大量の手紙が出てきた。

 

「何だこれ?」

「手紙?」

 

ナツは手紙の一つを手に取り

「『ママ...あたしついにあこがれの妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入る事ができたの...』」

 

「おいおい勝手に読むもんじゃねえぞ」

 

「勝手に家に入るもんでもねーけどな...俺もだけど...」

 

ナツは続けて読む

「『今日はエルザさんって人に会ったの!!かっこよくてキレーで...あのナツとグレイがね......』」

エルザはその内容に照れて顔が少し赤くなった。

 

「これ全部ママへの手紙か?」

「何で送ってねーんだ?]

「家出中だからにきまってんだろ」

「じゃあ何の為に書いたんだ?」

 

するとサクラの背筋に悪寒が走った。

 

「!?...ちょっとグレイ...急に魔法使わないでよ!」

 

「あ?オレは何もしてねえよ」

 

『ルーシィはここにはいないわ...』

声がした方にサクラ、ナツ、グレイが振り向くとそこには半透明な巫女服の少女がいた。

 

「きゃ~~~お化け~~~!!!」

「ちょっ...サクラ...ぐっ」

サクラは叫びながら近くにいたハッピーを思いっきり抱きしめた。しかし腕が思いっきり首を絞めてしまいハッピーは気絶した。

 

「お前、ミコか!」

「久しぶりだね~」

 

『タイガ、ツバサ...久しぶりね』

その幽霊はルーシィが以前タイガと行った仕事で出会った幽霊巫女のミコであった。その仕事の後もこうしてルーシィの部屋に時々遊びに来ているようだ。

 

「ここにはいないって...じゃあどこに?」

 

するとミコはルーシィの机を指さした。エルザはある一枚の紙に気づく。

 

「ルーシィの書き置きだ..."家に帰る"だそうだ」

 

「「「何ぃぃ!!?」」」

その手紙の内容にタイガとナツ、グレイは声を上げて驚く。

 

『もしかしたら...ルーシィはもう帰ってこないかもね......』

 

ミコのその言葉に全員が焦り出す。

「帰るって何だよオイイ!!!何考えてんだアイツはぁあ!!!」

「ま...まさか、まだ責任感じてるのか」

「わからん...とにかく急いで追うぞ!ルーシィの実家だ!!!」

 

 

 

 

 

~ハートフィリア邸~

 

実家に帰ってきたルーシィは、使用人の人たちに着替えさせられたドレスを着て父親であるジュードのいる書斎ににやって来た。

 

「ようやく帰ってきたな...ルーシィ」

 

「お父様...何も告げず家を出て申し訳ありませんでした。それについては深く反省しております」

 

ジュードは話を続けた。彼が今回ルーシィを連れ戻そうとしたのはジュレネール家の御曹司、サワルー公爵との縁談がまとまったからだった。

 

「話は以上だ。部屋に戻りなさい」

 

「お父様...勘違いしないでください」

 

「!!!」

 

「私が戻ってきたのは自分の決意をお伝えする為です。確かに何も告げず家を出たのはのは間違ってました。それは逃げ出したのと変わらない。だから今回は、きちんと自分の気持ちを伝えて家を出ます」

 

「ルーシィ...?」

 

「あたしはあたしの道を進む!!!結婚なんて勝手に決めないで!!!そして妖精の尻尾(フェアリーテイル)には二度と手を出さないで!!!」

 

するとルーシィは着ているドレスを掴み

 

「今度妖精の尻尾(フェアリーテイル)に手を出したら、あたしが...ギルド全員があなたを敵とみなすから!!!」

ビリビリと破り捨てた。

 

「あんな事しなければ、もう少しきちんと話し合えたかもしれない。でももう遅い、あなたはあたしの仲間をキズつけすぎた。あたしに必要なものは、お金でも綺麗な洋服でもない。あたしという人格を認めてくれる場所。妖精の尻尾(フェアリーテイル)はもう一つの家族。ここよりずっとあたたかい家族なの!!!」

 

ルーシィの頭にはナツやハッピー、タイガ、ツバサ、サクラ、グレイ、エルザ、マカロフ等、自分にとってのもう一つの家族の顔が浮かんでいた。

 

「わずかの間だけど、ママと過ごしたこの家を離れる事はとてもつらいし、スペットさんやペロ爺やリボンさん...エイドさん...みんなと別れるのもとてもつらいけど...」

 

「!!!」「...」「おおお」「...」

廊下で聞き耳を立てていた使用人の人たちはルーシィの言葉にショックを受け、涙を流す者もいた。

 

「でも...もしもママがまだ生きていたら...あなたの好きな事をやりなさいって言ってくれると思うの」

 

ジュードの目にはルーシィの隣に自分の妻の面影が見えた。

(!!?...レイラ...)

 

「さよなら...パパ...」

そしてルーシィは父親に別れを告げ、部屋を出た。

 

 

 

 

 

ルーシィは母親の墓前に花束を持ってきた。

 

「ル~シィ~~!!!」

自分を呼ぶ声に振り返ると、ツバサが号泣しながらルーシィの胸に飛び込んできた。

 

「ツバサ!!?」

それから少し遅れて、タイガやナツ達もやって来た。

 

「ボク...ボクぅ...いい子になるからぁ...出て行くなんて言わないでよぉ...」

ツバサは鼻水も垂らしてルーシィに語る。

 

「もう...ツバサったら」

ルーシィは自分の胸で泣くツバサの頭を撫でながら、そう言うと

 

「これからは家事も育児もやるし、賭け事も止める...」

 

「ん?」

 

「健康のために酒もタバコも止めるから、帰ってきてよ~」

 

「アンタ!酒もタバコもやらないでしょ!!!てか、あたしいつからアンタの嫁になった!!?って鼻水~~~!!!」

 

「お!たしかにグレイよりルーシィのツッコミの方が面白いな」

 

「タイガ...もうそのイジりやめてくれ...」

 

 

 

突然やって来た仲間達にルーシィは実家に来た理由を話した。

 

「母ちゃんの墓参り!!?」

 

「そ」

 

「え...ルーシィのお母さんて......」

 

「ハッピー黙ってろ」

 

一行は帰路についていたが、タイガはルーシィの母の墓を見ていた

 

『レイラ・ハートフィリア 748年~777年』

 

(777年...)

その年にタイガは一つ心当たりがあった。

 

 

 

~回想 幽鬼の支配者(ファントムロード)ギルド跡地~

 

「7年前...777年7月7日...三頭のドラゴンが消えた?」

 

「何で7ばっか並んでるんだよ!!!」

 

「知るか」

 

ナツとガジルを育て、滅竜魔法を教えたドラゴン、イグニールとメタリカーナが消えたのが777年だった。

 

 

 

~現在~

 

(ナツとガジルのドラゴンが消えた年に、ルーシィのお母さんが死んだ...偶然か?)

タイガがそんなことを考えていると

 

「タイガ何してんの~?帰るわよ!!」

 

「ああ!!」

サクラに呼ばれ、タイガは皆の所に走り出した。

 

 

「みんな...心配かけてごめんね」

 

「けっきょく、とりこし苦労だった訳か...」

そう言うグレイはいつの間にか服が脱げていて上半身裸だった。

 

「てか服...」

 

「気にするな...早合点した私たちにも非はある」

 

「ハッピーやツバサなんか、ずっと泣いてたぞ」

 

「な...オイラは泣いてないよ!!!てかナツだってオロオロしてたじゃないか」

 

「!?...してねえ」

 

「なんかホント...ごめんね...」

 

 

 

「ほら、ツバサ...鼻かんで」

サクラはルーシィが抱えているツバサにティッシュを渡す。

 

「チーー」

ツバサは貰ったティッシュで鼻をかんだ。

 

「しかし...ミコの奴...紛らわしい言い方しやがって」

タイガはここにいない幽霊に文句を言う。

 

その頃、ルーシィの部屋でミコは悪戯な笑みを浮かべ、舌を出していた。

『てへ』

 

 

 

「それにしてもでけー街だな」

 

「あ...違うの、ここはうちの庭だよ」

ルーシィの言葉に皆は黙り込む。

 

「あの山の向こうまでがあたしん家」

ルーシィは遠くに小さく見える山を指さした。

 

「あれ?どーしたのみんな...」

 

 

「お嬢様キターーー!!!」

「さりげ自慢キターーー!!!」

 

「ア...アハハハ...ワタクシそろそろ、ピアノのお稽古でしたわぁ」

「あらあら、ツバサったら...いつの間にかコーヒーこんなに美味しくなっちゃって...」

 

ルーシィの発言に皆壊れたのか、ナツとグレイは敬礼して叫びだし、ツバサは一人称が変わり習ってもいないお稽古へと行こうとしだし、サクラは味覚がやられたのか苦いはずのツバサのコーヒーを水筒からがぶがぶ飲み出した。

 

「ナツとグレイとツバサとサクラがやられました!!!エルザ隊長!!!タイガ教官!!!一言お願いします!!!」

 

ハッピーにそう言われた二人は夕焼け空を見て

「空が......青いなぁ...教官...」

 

「アレは朝焼けっすよ隊長...これから青くなるんすよ......ハハハハハ」

 

「隊長と教官が故障したぞーーー!!!」

 

 

そんな仲間達を見てルーシィは笑顔になった。

 

(天国のママへ...あたしは元気でやってます。あのねママ...あたしはね、みんなと一緒でなきゃ生きていけないと思う。だって妖精の尻尾(フェアリーテイル)はもう、あたしの一部なんだから)




本編とは特に関係ない話ですが、スピンオフの方をこの後、7時頃投稿します。

そちらも、よろしければどうぞ。

誰が主役のオリジナル回が見たい?

  • サクラ
  • ツバサ
  • ナツ
  • ルーシィ
  • ハッピー
  • グレイ
  • エルザ
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