魔法評議院にてマカロフは今回の
その裁判を終え、マカロフはある人物と話していた。
「
「感謝せぇよマー坊。ワスも弁護スたけぇねぇ」
マカロフと話している喋り方に癖のある人物は魔法評議員のヤジマ。マカロフの古くからの友人でお互いマー坊、ヤン坊と呼び合う仲である。
「恩にきるわいヤン坊。ギルドが直ったら一度遊びに来なさいよ、ラーメンおごっちゃる」
「ツバサちゃんの作った「妖精ラーメン」チャースー12枚のせで頼むわい」
「料理人を指名かい!それにチャーシュー12枚は多すぎじゃろぉ」
「あの子の料理は絶品じゃ。いつか開こうと思うレストランに欲スいぐらいじゃ...それに今回の件もギルド間抗争禁止条約違反第四条から」
「わぁーったわいっ!!!20枚でも30枚でものせてやる!!!」
「チャースーは12枚じゃ」
「まあ...本当...助かったわい」
「マー坊、もうムチャはスるな」
「ん?」
「最近の
「......」
「ところで、ジョゼの剥奪された聖十の称号、タイガ君にやってはどうじゃ...彼ならば実力的にも十分じゃろ」
「どうせまた断るわい」
~
「みんなー!!!今日から仕事の受注を再開するわよー!!!仮設の受付カウンターだけどガンガン仕事やろーね!!!」
「うおぉおおっ!!!」
「仕事だ仕事ーーー!!!」
ミラの言葉に魔導士達は
その様子を見たルーシィは
「なによアレぇ普段はお酒呑んでダラダラしてるだけなのにぃ」
「あはは」
「そういや、ロキいないのかなぁ」
「あーあ...ルーシィもとうとうロキの魔の手にかかっちゃったのね」
「違います!!!」
ルーシィはカウンターテーブルに星霊の鍵束を置く
「なんか...鍵見つけてくれたみたいで...一言お礼したいな...って」
「うん...見かけたら伝えとくわ。それより星霊に怒られなかった?鍵落としちゃって」
「はは...そりゃあ...もう...怒られるなんて騒ぎじゃなかったですよ...」
~先日 ルーシィの部屋~
鞭を持ったアクエリアスが睨みつける
「落とすなつったよなぁ小娘ぇ...おお?」
「ひええええ...」
~現在~
「ツバサのコーヒーを渡したおかげで、キツい一発だけですんだけど...思い出しただけでお尻が痛く...」
「あらら」
そこにグレイがやって来て
「冷やしてやろうか?」
「さりげないセクハラよそれ」
次にハッピーがぷくくと笑いながら
「ルーシィ...赤いお尻見せてー」
「堂々としたセクハラよそれ!!」
そしてナツが手を燃やしながら
「もっとヒリヒリさせたらどんな顔すっかなルーシィ」
「鬼かおまえは!!!」
するとテーブルが一つ飛んできてナツの後頭部にぶつかった。
「もういっぺん言ってみろ!!!」
テーブルを飛ばしたのはエルザだった。彼女の表情からは明らかに怒りが見える。そしてその視線の先には
「この際だ、ハッキリ言ってやるよ。弱ぇ奴はこのギルドに必要ねぇ」
帰ってきたラクサスがいた。
「貴様...」
「ファントムごときになめられやがって...恥ずかしくて外も歩けねーよ」
「ラクサス...帰ってきてたのか」
「あんにゃろう、帰ってくるなり好き放題言いやがって」
「S級のラクサス」
「オメーだよオメー」
ラクサスはレビィ達、チームシャドウギアを指さす。
「元はと言えぁ、オメー等がガジルにやられたんだって?つーかオメー等名前知らねえや誰だよ?情けねえなぁオイイ」
ラクサスのその言葉にレビィは悔しそうな顔になり、ルーシィも怒りをにじませる。
「ひどい事を...」
「これはこれは、さらに元凶のねーちゃんじゃねーか」
「ラクサス!!!」
ミラがカウンターテーブルを叩き、叫んだ。
「もう全部終わったのよ。誰のせいとかそういう話だって初めからないの。戦闘に参加しなかったラクサスにもお咎めなし。マスターはそう言ってるのよ」
「そりゃそうだろ、オレには関係ねえ事だ。ま...オレがいたらこんな不様な目にはあわなかったがな」
「ラクサスてめえ!!!」
ナツがラクサスに殴りかかろうとするが
ぐいっ!!!
近くに座っていたタイガにマフラーを引っ張られ、その場に倒れた。
「痛っえー...何すんだタイガ!!!」
「ミラの言うとおりだ...もう済んだことをいつまでもネチネチネチネチ、たちの悪い姑じゃあるまいし...その前に皆はラクサスを褒めてやるべきだろ?」
「あ?」
「なんせ...ギルドがこんなになってるのに駆けつけられない程、難しい依頼をこなしてここに帰って来たんだから...それにラクサスには感謝もしないとなぁ...」
「何が言いてえ?」
「エルフマンは全身
そう言って立ち上がったタイガはラクサスに近づき、ラクサスも立ち上がり目の前に立つタイガと睨み合う。
「仕事の遅いお前がいたって大して変わらなかっただろうなぁ...愚図が」
「テメー...」
二人はそれぞれ体から光と雷の魔力を溢れ出し睨み合う。普段は仲が良いラクサスに対して煽るような言い方、タイガもまたラクサスに対して静かな怒りを感じていたのだ。
「な...何?」
二人の強大な魔力にルーシィは恐怖を感じる。
「お...おい!コレヤベーんじゃねーか!?」「どうすんだよ?」「オレ等に止められんのか?」
魔導士達も睨み合う二人に焦りを見せる。
そしてナツとグレイ、エルザとサクラはいつでも魔法を発動できるよう身構えていた。
二人がぶつかり合うと誰もが思ったその時。
「フ...いや、やめとこう」
意外にも先に引いたのはラクサスだった。彼は自分の体から溢れる雷の魔力を抑え、それに合わせて、タイガも光の魔力を抑えた。
「分かってんだろ?オレとお前がやり合えばどうなるか...」
「ああ...俺もこの街を廃墟にはしたくないからな...」
「お前とのケリはもっと相応しい舞台がいいからなぁ」
そう言ってラクサスは歩き出す。
「オレがギルドを継いだら弱ぇモンは全て削除する!!!そしてはむかう奴も全てだ!!!最強のギルドをつくる!!!誰にもなめられねえ史上最強のギルドだっ!!!」
そしてラクサスは笑いながら去って行った。
「あの二人があんなになるなんて、珍しいわね」
「ミラさん...あの二人、一体何があったんですか?」
タイガとラクサスについてルーシィはミラに尋ねる。
「実はあの二人...昔一度だけ戦ったことがあるの」
「え!!?」
ミラの話によると今から3年程前、マスター・マカロフとツバサ、そしてラクサスの親衛隊である雷神衆の立ち会いのもと、タイガとラクサスの勝負が行われた。その時すでにS級魔導士であり、かなりの実力があった二人が戦うということで、勝負は誰もいない廃村で行われた。
「それでどっちが勝ったんですか?」
「ここからはボクが話すよ...」
そこへ二人の会話を聞き、当時の勝負を見ていたツバサが話し出す。
二人の勝負は三日間続き、最後には二人の大技がぶつかり合った。その結果、舞台となった廃村は大きなクレーターを作り、跡形も無くなった。後に残ったのは魔力を使い果たし、戦地の中央に倒れる二人の魔導士。勝負の結果は引き分けだった。
そして勝負の見届け人を務めたマカロフは二人にこう告げた。
「お前達は今後、ワシの許可なく戦うことを禁ずる」
「そんな事があったなんて...」
「今の二人は、あの時よりもかなり強くなってる...戦ったりしたらマグノリアは軽く吹き飛ぶかもね...」
「ははは...確かに...」
ルーシィはミラの予想に苦笑いした。そして一つ腑に落ちた事もある。先程、タイガとラクサスが戦いそうになった時、仲間達が大慌てした事だ。それだけ強い二人がぶつかれば、タイガの言うとおりマグノリアぐらいなら廃墟になってしまうだろう。
「昔そんな戦いをしたんなら、二人とも怪我じゃ済まないわよね」
「いや...必ずどっちかが死ぬ」
「...それはそれであり得そうなんだけど...」
ツバサのシャレにならない予想にルーシィは今度はドン引いた。
という訳で今回はここまで。
一番最初のキャラ紹介の回で、タイガとラクサスの強さは同じぐらいとしてましたが、本気で戦えば必ずどちらが死ぬというのはバトル漫画によくあるので、それぐらいの強さにしました。
誰が主役のオリジナル回が見たい?
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サクラ
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グレイ
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エルザ