「それにしてもラクサス...ギルドを継ぐって...何ぶっとんだ事言ってんのよ」
「それがそうでもないのよ」
「?」
「ラクサスはマスターの実の孫だからね」
「えーーーっ!!?」
ミラの発言にルーシィは驚く。
「だからマスターが引退したら、次のマスターはラクサスの可能性はすごく高いの」
「そ...そんな...でも......あたしはいやだな...仲間の事をあんなふうに思ってる人がマスターになるなんて」
「だからマスターも、なかなか引退できないんじゃないかっていう噂なの」
「あの人がマトモになるのを待ってるって訳?」
「あくまで噂よ、実際次期マスターの話なんて一言もマスター本人はもらしてないし」
「でもさぁ...ボクはタイガならマスターに推すけどねぇ~」
「確かに、ラクサス以外で候補となると、エルザかタイガが次期マスターに近いわね~」
ツバサとミラが次期マスター候補について盛り上がる。
「ねえねえタイガ!!もういっそマスターに立候補する?」
ツバサはタイガの肩に乗って尋ねるが
「何度も言ってるだろ...俺はマスターの座なんて興味ねぇ...」
彼女を肩から下ろし、カウンターテーブルに座らせる。
(それに...俺自身、いつまで
「あんのヤロォ...」
「もういい...あいつに関わると疲れる」
ラクサスに対して怒りを燃やすナツをエルザが止める。
「それよりどうだろう...仕事にでも行かないか?」
「え?」
「もちろんグレイとルーシィ、タイガとサクラも一緒だ」
「え!!?」「はい!!?」
エルザの誘いにグレイとルーシィは驚く。
「
「
「いいぞー!!!」
「てかルーシィ最強か?」
「オレはアクエリアス出されたら勝てる気がしねえ」
「た...確かに...」
「おまえらが最強だー!!!」
最強チームの結成に仲間達は騒ぎ出す。
「「こ...こいつと......」」
ナツとグレイは不満そうだったが
「不満か?」
「「いえ、嬉しいです」」
エルザの一言で結成を了承した。
しかしタイガは
「悪いけどエルザ...俺は遠慮する」
「!?」
その言葉に皆が驚いた。
「何でだよタイガ!?...グレイはともかく、お前となら組んでもいいんだぞ!!!」
「おい!!オレはともかくってなんだよ!!?」
ナツとグレイがまたケンカしようとすると
「やめんか!!!」
エルザによって止められた。
「理由を聞かせてくれ...タイガ」
エルザに言われ、タイガは答える。
「まず一つは、人数が多いって事だ。8人もいるとチームとしての迅速さを失い、動きが鈍る......それともう一つは、俺とナツだ」
「?...オレが何だよ?」
「俺とナツがコンビになると......」
タイガはしばらく溜めて
「他の人達が書いている双竜ネタと被るだろ?...読者に配慮してそこは変えていかないと」
「読者ってアンタねぇ......」
タイガのメタ発言に、ルーシィが静かにツッコんだ。
するとサクラが
「ねえタイガ...だったら、あたしと組まない?」
「サクラ?」
「今回のファントムとの戦いで思ったの...あたし、もっと強くなりたい。タイガと組めば強くなれる気がするの」
そしてサクラはツバサを抱き上げ
「もちろん、ツバサを入れての3人でね」
「...そうだな、それはそれで面白そうだ」
こうしてタイガ、サクラ、ツバサの3人は正式にチームを組むことを決めたのだった。
「おおーーー!!!こっちこそ
「たしかに、ハッピーよりツバサの方が強えし!!」
「コイツらが街壊したとか聞いたことねえもんなぁ」
するとミラの口が開く
「あ!!だったらこんなチーム名はどうかしら?...その名も『トライスクワッド』」
「「「トライスクワッド?」」」
「それって、どういう意味だ?姉ちゃん」
エルフマンの質問にミラは
「......さあ?」
首をかしげてそう答えた。その返答にその場にいた全員がずっこけた。
「ミ、ミラさ~ん...」
ルーシィは立ち上がりながらそう言う
「だって、何となく頭に浮かんだの...神様のお告げ的な?」
「ま、由来はともかく、『トライスクワッド』...良いチーム名だな。使わせてもらうよ」
そう言ってタイガは、サクラと彼女の腕から下りて羽で飛んでいるツバサに向けて拳を出す。
「改めて、これからヨロシクな。サクラ、ツバサ!!」
「「うん!!」」
二人も拳を出し、タイガの拳と合わせた。ここに
「じゃあボク、仕事選んでくるね~」
「あ!ツバサ、待って~」
「やれやれ...」
それを見たエルザ達は
「こちらも負けてられんな!!!私たちはこの仕事だ。ルピナス城下町で暗躍している魔法教団をたたく!!!行くぞ」
「「「「おおおおおっ!!!」」」」」
ある日の夜、戻ってきたマカロフは建て替え中のギルドの梁の上で酒を呑んでいた。そして評議院でヤジマに言われた事を思い出す。
『とっとと引退せんと...身がもたねーよ』
「引退...か...ギルドも新しくなる、ならばマスターも次の世代へ......」
マカロフは現在の
「ラクサス...あやつは心に大きな問題がある。ギルダーツは無理だしのう......。ミストガンは...ディス・コミュニケーションの見本みたいな奴じゃ......」
そして残りの二人になる
「だとすると......まだ若いが...エルザかタイガ......しかしタイガとは
すると
「マスター、こんなトコにいたんですかぁ~」
「ん?」
建物の下の方からミラがマカロフを呼ぶ。
「またやっちゃったみたいです」
「は?」
「エルザたちが仕事先で街を半壊させちゃったみたい」
「!!!」
ミラの報告にマカロフは驚く。
「評議院から早々に始末書の提出を求められてますよー」
「......タ...タイガはどうなんじゃ...?」
「ああ...タイガ達『トライスクワッド』は仕事を順調にこなしてるみたいです。依頼主から感謝状も届いてるくらいですよー」
エルザ達との違いにマカロフは真っ白になった。
「あれ?マスター...どうしました?」
「引退なんかしてられるかぁーーー!!!...それとタイガぁ...
マカロフの叫びが響き渡る。その勢いは、空に浮かぶ三日月すらもビクッと驚くほどだった。
これにて
次回から、数話の番外等を挟み、次の章です。
誰が主役のオリジナル回が見たい?
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サクラ
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ツバサ
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ナツ
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ルーシィ
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ハッピー
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グレイ
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エルザ