光の滅竜魔導士タイガ   作:kazuki01

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先日100YEARS QUESTのPVが公開されましたね。

それにしても7月7日にスタートとは、スタッフ完全に狙ってきてますね~。

これが令和7年7月7日スタートだったら確信犯ですね。


神鳴殿を止めろ!

神鳴殿を止める為、エルザは天輪の鎧に換装し複数の剣を出していた。

 

「全てを同時に破壊するには...まだ...」

 

しかし、エルザはがくっとヒザをついてしまう。

 

「くっ...もはや魔力ももたんか...時間もない...どうする......」

 

するとそこへ

 

「こんな事じゃないかと思ったぜ...」

 

タイガがやって来た。

 

「タイガ!?...ラクサスはどうした?」

 

「ナツに任せてきた...2人でやればなんとかなるだろ?」

 

タイガはそう言ってエルザに手を貸して立たせようとする。

 

 

 

さらにそこへ

 

「「エルザ!!」」

 

サクラとツバサもやって来た。

 

「サクラ、ツバサ......って何だ?その服」

 

「?」

 

タイガはギルドで石化していたツバサを見た時も思ったが、ツバサのメイド服に疑問を持った。

 

「てか、お前等は何でここに?」

 

タイガの問いにサクラとツバサは

 

「エルザの魔力が大聖堂から動いてるのを感じたの」

 

「エルザのことだから、1人で魔水晶(ラクリマ)を全部壊そう...なんて無茶を考えてるんじゃないかと思って」

 

「う...」

 

2人の予想がまさに当たっていて、エルザは何も言えなかった。

 

「こういう時こそ、ボクらを頼って欲しいなぁ」

 

「そうそう、なんたってあたし達仲間なんだから」

 

「うし!!...俺達トライスクワッド+E(エルザ)の力...見せてやろうぜ」

 

「おまえ達...ああ、そうだな!!」

 

エルザがそう言って立ち上がったその時

 

 

『おい!!みんな聞こえるか!!?』

 

「「「「!!」」」」

 

4人の頭に直接声が聞こえてきた。

 

『一大事だ!!!空を見ろ!!!』

 

「ウォーレン!?」

 

エルザは周りを見るがウォーレンの姿が見当たらない。するとタイガが気づく。

 

念話(テレパシー)か...」

 

『くたばってる奴はさっさと起きろ!!!』

 

その声は街中の仲間達にも聞こえていた。

 

「ウォーレン?」

「空って...」

「何だありゃ...」

 

 

『まだケンカしてる奴はとりあえず中止だ!!!」

 

 

「何コレ...頭の中に声が...」

 

「ウォーレンの念話(テレパシー)だよ心に直接呼びかけることができるんだ」

 

ビックスローとの戦いの後で気を失っていたルーシィも目を覚まし、ハッピーにウォーレンの魔法を教えてもらう。

 

 

 

『よく聞けオマエら!!!あの空に浮かんでる物を、ありったけの魔力で破壊するんだ!!!一つ残らずだ!!!あれはこの街を襲うラクサスの魔法だ!!時間がねえ!!!全員でやるんだ!!!』

 

「何だとぉ!?」

「あれがラクサスの......」

 

「ウォーレンおまえ...なぜ神鳴殿の事を...」

 

エルザがそう言うとウォーレンの念話にある声が入る。

 

「その声はエルザ!?無事だったか!?」

 

「グレイ!!?そうか...おまえが...」

 

「ああ...ウォーレン(こいつ)を探すのに苦労したぜ」

 

ビックスローに敗れたグレイが目を覚まし、ウォーレンを見つけ皆に念話をして貰っているのだ。

 

「エルザだって!?」

「石から戻ったのか」

「おおっ!!!」

 

 

「オイ...エルザが無事って事は、他のコたちは」

「レビィは...!?」

 

 

「みんな無事よ安心しなさい」

「ジュビアも大丈夫だ」

「ビスカもギルドにいるわ」

 

カナとエルフマン、そしてミラのその言葉にアルザックは安心した。

 

 

『すまねえ...オレの念話(テレパシー)はギルドまでは届かねえ。とにかく、これが聞こえてる奴だけでいい!!あの空に浮いているものを...』

 

しかしそんなウォーレンの念話(テレパシー)に割り込む者が1人

 

「ウォーレンてめえ...オレに何したか忘れたのかよ」

 

『マックス!!!』

 

2人の会話を聞き、ハッピーはハッと思い出す。この2人はメンバー同士の同士討ちの時、戦っており、しかもウォーレンが勝っていた。

 

『あん時はすまなかったよ...だって女のコ助ける為に必死で...』

 

それをきっかけに他の仲間たちもケンカを始める。

 

「ドロイだ!!!聞こえるかアルザック!!!」

「き...聞いてるよ...さっきは、ごめん...」

「ごめんで済むか!!!不意打ちなんか食らわせやがって!!!」

「てめえもだ!!!ワカバ!!ちくしょう!!」

「さすがにラキは許せないわ!!!」

 

 

 

「ケンカなら後でやれ!!!」

 

「「「「「おまえが言うな!!!」」」」」

 

そんな仲間たちのケンカにグレイが堪らず怒鳴りだすが皆に反論された、おそらく普段ナツとケンカばかりしてるお前が言うなという事だろう。ちなみにウォーレンは片方の耳にすぐ隣のグレイに大声で怒鳴られ、もう片方には皆の大声を食らい、なんとも気の毒な感じになっていた。

 

 

「今は時間がねえ!!!空に浮いてんの壊せ!!!」

 

 

 

「ふ...分かってねえなぁ...」「本気でやりゃあ、オレの方が強えんだよ!!!」「はあ!?バカ言え!!!」「テメーこそ、後先考えねえで攻撃しやがって!!!」

 

いまだにケンカを続ける仲間達の声にルーシィは心が痛み

 

「みんな聞いて!!」

 

「「「「「「!!?」」」」」」

 

「今はケンカをしてる場合じゃないの...このままじゃ街の人達も危ないのよ!!...みんなで協力してマグノリアの街を守らなきゃ!!...みんなで力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる...それをあたしは妖精の尻尾(ここ)に来て教わった...あたしはまだ妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入ったばかりだけど、このギルドを想う気持ちは、誰にも負けないつもりよ...妖精の尻尾(フェアリーテイル)はずっと昔からあたしの夢、あたしの憧れだった...今でもそう...お願い...みんな力を合わせて、あたし達のギルドを、あたし達の街を守ろ!!!」

 

「ルーシィ...」

 

ルーシィの言葉を聞き、サクラが呟く。

 

「それがダメなら...あたし一人でも魔水晶(ラクリマ)を全部壊すわ!!!」

 

 

そして今まで黙っていたタイガがふっと笑い口を開く。

 

「ふっ...お前等!!...新入りにここまで言われて、何も感じないのか!!?」

 

タイガがそう言うと、さっきまでケンカしていた仲間たちが

 

「もう新入りじゃねえ、オレ等の誰よりも妖精の尻尾(フェアリーテイル)らしいぜ!!!」

「ルーシィ!!君の言うとおりだ、言い争いは後回しだ!!!」

「あそこまで言われちゃあ、応えない訳にはいかねえ!!!」

「おかげで頭が冷えたぜ...どいつもこいつも」

「準備はいいか!!!」

 

 

「みんな...」

 

皆の気持ちが一つになり、ルーシィは喜ぶ。

 

「おまえたち......」

 

仲間たちの決意にエルザは笑い、トライスクワッドの3人の顔を見て全員が頷く。

 

 

「ウォーレン...決着はあれ壊した後だ!!!」

「ビジターてめえ、そこ動くなよぉ!!!」

「マカオおめえにゃ無理だ、寝てな!!!」

「んだとぉワカバ!!!ジジィのくせにハシャギすぎだよ!!!」

 

 

そしてルーシィも

「行くよハッピー!!」

 

「生体リンク魔法だよ...攻撃するとこっちにもダメージが来るんだよ...痛いよ」

 

「痛くてもやるのっ!!...ずっと妖精の尻尾(フェアリーテイル)に憧れて、こうしてみんなの仲間になれて...いろんな事があったけど、みんないつも暖かかった...このギルドはあたしの居場所、あたしの家、あたしはここにいて良いんだって心から思えた!!...だから、あたしは頑張るの!!...あたしを強くしてくれたのは、妖精の尻尾(フェアリーテイル)なんだから」

 

「...分かった!!!」

 

「行くよ!!!」

 

「あいさーーー!!!」

 

そして魔導士達は動き出す。

 

「北の200個は私とトライスクワッドがやる!!!皆は南を中心に全部撃破!!!」

 

「一個も残すなよぉ!!!アイスメイク"槍騎兵(ランス)"!!!」

 

エルザとグレイの号令で皆はそれぞれの魔法で魔水晶(ラクリマ)を破壊していく。ルーシィもハッピーに運んでもらい、空を飛んでそれぞれ一つずつ破壊した。

 

 

そしてタイガ達の方も

 

 

「光輪斬!!!」

 

タイガが光輪斬を放って軌道を操り

 

「行け!!剣達!!!」

 

エルザは召喚していた剣を飛ばし

 

卍解(ばんかい)...千本桜景厳(せんぼんざくらかげよし)

 

髪を黒から桜色に変え、魔力全開モードとなったサクラが卍解を発動

 

「たああっ!!!」

 

そしてツバサが魔力の棒を投げる。

 

ドガガガガガガガガ

 

魔導士達の攻撃により神鳴殿の魔水晶(ラクリマ)は全て破壊された。

 

 

「何だ何だ!?」

「オオッ」

「花火かしら」

妖精の尻尾(フェアリーテイル)も年々やる事がハデになってきたな」

「はははっ」

 

街の人々は空に浮いていた物が突然破壊されたことに驚くも、妖精の尻尾(フェアリーテイル)のやった事だという謎の安心感を持っていた。

 

 

「やった...か」

 

「!」

 

全員が魔水晶(ラクリマ)の破壊を確認したその時

 

「んがああぁっ!!!」「ぐあああああっ」「ぎゃああああー!!!」「ひぃぃぃーーーっ!!!」「痛えーーーっ!!!」

 

魔水晶(ラクリマ)を破壊した全員が生体リンク魔法による電撃を食らった。

 

『み...みんな...無事...か...?』

 

ウォーレンが力を振り絞り、皆の安否を確認する。

 

「まったく...おまえたちは何という無茶を」

 

「お互い様...って事で」

 

エルザとグレイがそう言うと、他の者達も仲間の無事を確認する。

 

 

「ねえ2人とも~...生きてる?」

 

「にゃ~...にゃんとかぁ~」

 

「そういえば...お前等2人とも、意外にしぶといんだったな......」

 

ツバサはダメージでネコ型に戻っていたが、トライスクワッドの3人ともなんとか生きてるようだ。

 

「ふふ...本当に...いいギルドだな私たちは...」

「ラクサスが反抗期じゃなかったらもっとな」

「あははは言えてらぁ」

「アルザック大丈夫か?」

「ドロイ?う...うん、ありがとう」

 

 

 

 

 

~カルディア大聖堂~

 

【神鳴殿 機能停止】

 

その表示を見て、ラクサスは驚く。次に表示されたのは誰が何個の魔水晶(ラクリマ)を破壊したかの情報だった。

 

【タイガ 100個】

【エルザ 50個】

【サクラ 49個】

【ツバサ 1個】

【リーダス 1個】

【ドロイ 1個】

【ワン 1個】

【ジェット 1個】

【ジョイ 1個】

【クロフ 1個】

【グレイ 4個】

【アルザック 1個】

【ナブ 1個】

【ウォーレン 1個】

【マックス 1個】

【ワカバ 1個】

【マカオ 1個】

【トノ 1個】

【ミラジェーン 1個】

【エルフマン 1個】

【カナ 1個】

【ジュビア 1個】

【ハッピー 1個】

【ルーシィ 1個】

 

 

 

「ギルドを変える必要がどこにある...みんな同じ輪の中にいるんだぞ。その輪の中に入ろうとしねぇ奴が、どうやってマスターになるんだ!?ラクサス」

 

ナツがそう言うとラクサスは

 

「オオオオオオ!!!」

 

叫び声をあげて体から雷を放出する。

 

「!!!」

 

「支配だ」

 

「いい加減にしろよラクサス...妖精の尻尾(フェアリーテイル)はもうおまえのものにはならねえ」

 

「なるさ...そう...かけひきなど初めから不要だった...全てをこの力にまかせればよかったのだ!!!圧倒的なこの力こそがオレのアイデンティティーなのだからなぁ!!!」

 

「そいつをへし折ってやれば、あきらめがつくんだなラクサス!!!」

 

ナツは拳に炎を灯し、再びラクサスに向かっていった。

 

 

 

 

 

~街の北の方~

 

「う...」

 

タイガはフラつきながらも立ち上がる。

 

「...タイガ」

 

気絶したツバサを抱きかかえ、座り込んでいたサクラが声をかける。

 

「行ってくる」

 

「だったら、傷を治してから」

 

ラクサス(あいつ)は、ミストガンや俺と戦い、今もナツと戦っている。俺だけ全快になったらフェアじゃないだろ?」

 

そう言ってタイガはフラつきながらも、教会に向かって歩き出した。

 

「......気をつけて」

 

サクラはそう呟いて彼を見送った。




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