ハッピー
「あい!今日は本編であまり語られてないツバサの服装についてだよ」
「ツバサはスカートよりズボンを好んで履いてるんだけどそれは動きやすいからなんだって」
「他にもサクラが作ってくれる服もよく着てるんだ。特にタイガやサクラとお揃いの服がお気に入りなんだって」
「ちなみに前回ツバサが着てたメイド服もサクラの手作りで、あれを着てサクラと『お嬢様とメイドさんごっこ』で遊んでるらしいよ。いやぁ結構可愛い遊びしてるんだねぇ」
ツバサ
「ハッピー...」
サクラ
「何の話ぃ...」
ハッピー先生の後ろには笑いながらゴゴゴと静かな怒りを見せる二人がいた。
ハッピー
「あ...あい...では本編をどうぞ......」
ナツ達はハッピーとツバサに運んでもらいエバルー邸の屋上のバルコニーにいた。
「何でこんなコソコソ入らなきゃいけねんだ?」
「決まってるじゃない!依頼とはいえドロボーみたいなモンなんだから」
「『作戦T』ってのは突撃のTだ。正面玄関から入って邪魔な奴は全員ぶっ飛ばす」
「ダーメ!!!あんたらが今まで盗賊退治やら怪物退治やらいくつの仕事してきたのか知らないけどね、今回のターゲットは街の有力者!ムカツク変態オヤジでも悪党じゃないのよ。ヘタな事したら軍が動くわ」
「何だよオマエだって「許さん!!」とか言ってたじゃん」
「ええ!!!許さないわよ!!!あんな事言われたし!!!だから本を燃やすついでにあいつの靴とか隠してやるのよっ!!!」
「うわ......小っさ...」
「あい」
ルーシィがあまりに小さい仕返しを考えていると。
「甘いわねルーシィ!どうせ靴に何かするなら...画びょうをビッシリ仕込むとか...」
「ボクだったら靴の内側に即効性の毒を仕込むね」
「「ふふふふふ......」」
「いや......さすがにそこまでは...」
サクラとツバサの仕返しの発想にルーシィは若干ひいていた。
「とにかく暴力だけはダメよ暴力だけはね」
「.........」
「何よその顔!!!」
不服そうな顔をするナツにルーシィがチョップを食らわす。
言ってる事とやってる事違うぞ。
じゅううううう...
ナツが窓ガラスを触り熱を加えると、
どろっ
触ったガラスが溶け、丸い穴を空けた。
「よっと」
ガチャ
「さすがね
そしてルーシィ達と中に入る
「ここは物置か何かかしら?」
ハッピーはガイコツの置物をかぶり遊んでいた。
「ナツ見て~」
「お!似合うぞハッピー」
ルーシィ達は部屋を後にする。
部屋にあった水晶玉が光ってる事に気付かず。
ある部屋の扉が少し開き、ハッピーが中を少し見て扉を閉める。
ガイコツをまだかぶったまま。
「誰もいないよ」
「それとりなさいよ気味悪いから」
「おいルーシィ、まさかこうやって一つ一つ部屋の中探してくつもりなのか?」
「トーゼン!!それにせっかく大勢いるんだし手分けしたらすぐよ」
サクラとツバサは別の部屋を探していた。
「誰かとっつかまえて本の場所聞いた方が早くね?」
「あい」
「見つからないように任務を遂行するのよ。忍者みたいでかっこいいでしょ?」
「に...忍者かぁ」
ナツが忍者という言葉にワクワクしてると。
ドカー!!
「侵入者発見!!!」
床に穴が開きエバルーのメイド軍団の五人が出てきた。
「見つかったぁー!!!」
ちなみにこの時ハッピーがかぶっていたガイコツの置物がすぽんっと抜けた。
「ハイジョ...シマス」
メイドゴリラの目がギラリと光ったその時
「おおおおっ」
ナツは素早くマフラーで顔を隠し
「忍者ぁっ!!!!」
「はいいいっ!!!?」
炎をまとった足でメイド達を蹴り飛ばした。
「見つかる訳にはいかんでござるよ...にんにん」
「にんにん」
「普通に騒がしいから...」
「ちょっと!今の音何?」
別の部屋を探していたサクラとツバサが合流した。
「いけない!!!きっと誰か来るわ!!!どっかの部屋入りましょ!!」
「来るなら来いでござる!!」
「いいから隠れるの!!!」
そして一行はある部屋に入り込んだ。
「ふぅー...危なかったぁ...てかアウトよね」
「うおお!!スゲェ数の本でござる!!」
「あい!!でござる」
「ござる?」
ルーシィ達が入り込んだのは書斎のようだった。
サクラとツバサは先程の会話を聞いていなかったのでナツとハッピーがなぜ「ござる」と言っているのか分からなかった。
「丁度良いわ!この部屋を探しましょう!サクラ達はそっちをお願い」
「わかった!行こうツバサ!」
「うん!」
ルーシィ達が
「探すぞーっ!!!」「あいさー!!!」「うほっ!!!エロいのみっけ!!!」「魚図鑑だ!!!」「何だコレ!!?字ばっかだな」「ナツ...普通はそうだよ」
「はぁーこんな中から一冊を見つけんのはしんどそぉ」
「おおおっ!!!金色の本発っけーん!!!」
「アンタら真面目に探しなさいよ!!!」
ナツが見つけた金色の本には「DAY BREAK」と書かれていた。
「
「見つかったーっ!!!」
「こんなにあっさり見つかっちゃっていい訳!!?」
「さて燃やすか」
「簡単だったね!」
「ちょっ...ちょっと待って!!!」
ナツが本を燃やそうとするとルーシィが止める。
「これ...作者ケム・ザレオンじゃない!!!」
「ケム?」
「魔導師でありながら小説家だった人よ!!あたし大ファンなのよ!!!うっそぉ!!?ケム・ザレオンの作品全部読んだハズなのにー!!!未発表作って事!!?」
「いいからはやく燃やそうぜ」
「何言ってんの!!?これは文化遺産よ!!!燃やすなんてとんでもない!!!」
「仕事放棄だ」
「大ファンって言ってるでしょ!!!」
「今度は逆ギレか...」
「じゃあ燃やしたって事にしといてよ!!!これはあたしがもらうから!!!」
「ウソはやだなぁ」
「聞いたでしょ!!?この世に一冊って...燃やしちゃったら二度と読めないのよ!!!」
「なるほどなるほどボヨヨヨヨヨ...」
めきっ
「貴様等の狙いは
ボッゴオオオ
「泳がせておいて正解だった!!我輩って賢いのうボヨヨヨヨ」
書斎の床からエバルーが現れた。
「ホラ...もたもたしてっから!!!」
「ご...ごめん」
(この屋敷の床ってどうなってんだろ?)
「フン...魔導師どもが何を躍起になって探してるかと思えば...そんなくだらん本だったとはねえ」
「!!?くだらん本?」
(依頼主が200万
ルーシィはそう思うと
「もしかしてこの本もらってもいいのかしら?」
「いやだねどんなにくだらん本でも我輩の物は我輩の物」
「ケチ」
「うるさいブス」
ルーシィとエバルーが子供のようなやりとりをしていると。
「燃やしちまえばこっちのモンだ」
「ダメ!!!絶対ダメ!!!」
「ルーシィ!!!仕事だぞ!!!」
普段と違い真面目な顔のナツに注意される。
「じゃせめて読ませて!!!」
ルーシィは座り込んで本を読み出した。
「「「ここでかい!!?」」」
ナツとハッピー、エバルーまでもがツッコんだ。
「ルーシィって結構肝が据わってるのね...」
「それがルーシィです...」
「ええい!!!気にくわん!!!偉ーい我輩の本に手を出すとは!!!来い!!!バニッシュブラザーズ!!!」
エバルーがそう言うと本棚の一部が隠し扉のごとく開いた。
「やっと仕事の時間か」
「仕事もしねえで金だけもらってちゃあママに叱られちまうぜ」
「グッドアフタヌーン」
「こんなガキ共があの
隠し扉から巨大なフライパンを背負ったスキンヘッドの男と背の高い男の二人組が出てきた。彼等こそ傭兵ギルド「南の狼」所属のバニッシュブラザーズだ。
「あの紋章!!傭兵ギルド『南の狼』だよ!!」
「こんな奴等雇ってたのか!?」
「ボヨヨヨ!!!南の狼は常に空腹なのだ!!!覚悟しろよ」
ナツ達
じぃーーー
『おい!!!』
一人だけまだ本を読んでいた為その場にいた七人全員からツッコミを受けた。
「これ...ナツ!!!少し時間をちょうだい!!!」
「!!!」
ルーシィは何かに気付き走り出す。
「この本にはなんか秘密があるみたいなの!!!」
「は?」
「秘密!!?」
「ルーシィ!!どこ行くんだよ」
「どっかで読ませて!!!」
「はぁ!!?」
ルーシィは部屋を出た。
(ひ...秘密だと!?わ...我輩が読んだ時は気付かなかった。あ...あいつまさか財宝の地図でも隠したのか!!?こ...こうしてはおれん!!!)
エバルーはそう思うと。
「作戦変更じゃ!!!あの娘は我輩が自ら捕まえる!!!」
回転しながら床に潜った。
「ルーシィあっちだぞ...」
「バニッシュブラザーズよ!!その小僧共を消しておけ!!!」
「「イエッサー」」
「ハッピー達はルーシィを追ってくれ」
「相手は『南の狼』だよ!!オイラも加勢する!!!」
「一人で十分だ」
「あ?てめえ!!!」
「おちつけ」
「任せるわよナツ!!」
「気をつけてね」
「おー!!!ルーシィ頼むぞーっ!!!」
ハッピー、サクラ、ツバサの三人はルーシィを追って部屋を出た。
「
「ん?何で火って知ってんだ?」
「すべては監視水晶にて見ていたのだよ」
ナツ達が最初に入った部屋にあった水晶は監視用の物だった。
「あの金髪の娘は鍵...
「そして貴様はガラスを溶かし、足に火を纏った...
「よく見てんなぁ...」
「黒髪の娘はまだ分からんが、木刀を挿してる事からおそらく
「じゃあ覚悟はできてるって事だな!?黒コゲになる」
「残念ながらできてないと言っておこう。なぜなら...火の魔導士は
「ふーん」
次のシリーズの後に書くオリジナル回のアンケートを取ろうと思います。
候補の話のあらすじは活動報告をご覧下さい。
オリジナル回読んでみたいのは?
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タイガVSナツ
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サクラとツバサの大ゲンカ
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タイガとルーシィの仕事
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サクラとルーシィの仕事