光の滅竜魔導士タイガ   作:kazuki01

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教えて!!ハッピー先生

ハッピー先生「あい!それでは早速お便りです!!」

「ペンネーム『ウェンディ推し』さんからの質問」

Q:二つ前の話でルーシィとサクラが親友だと書かれていましたが、あの二人いつの間に親友になってたんですか?

「あい!ずばりお答えします」

幽鬼の支配者(ファントムロード)篇の前ぐらいから仲は良かったんですが、その時の戦いをきっかけに二人は親友になり、時々二人(たまにツバサを含めた三人)で出かけるほどです。スピンオフで三人で映画に行ってたのもそれです」

「というわけで本編にいきます。起立!礼!!あい!!!」


妖精少女のウェンディ

タイガやナツ達妖精の尻尾(フェアリーテイル)の魔導士は新たに迎え入れたウェンディとシャルルを連れてギルドに帰っていた。

 

「ああ...船って潮風が気持ちいいんだな」

 

「よかったね~ナツ~」

 

船に乗っているのにナツは何故か船酔いしていない。

 

「乗り物って、いいモンだなーオイーーー!!!」

 

「あ...そろそろトロイアが切れますよ」

 

「おぶぅ...」

 

今までのナツはウェンディに乗り物酔いに効く魔法「トロイア」をかけてもらっていたが、その効果が切れて即船に酔ってしまった。

 

「も...もう一回かけ...て...」

 

「連続すると効果がうすれちゃうんですよ」

 

「放っとけよそんな奴」

 

「あはははっ」

 

ちなみにタイガはトロイアをかけてもらわず、いつものようにアイマスクを着けて眠っていた。

 

「本当にウェンディとシャルルも妖精の尻尾(フェアリーテイル)に来るんだね」

 

「私はウェンディが行くって言うからついていくだけよ」

 

「楽しみです!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)!!」

 

 

 

~数時間前~

 

戦いが終わって魔導士達はそれぞれのギルドへ帰ろうとしていた。

 

青い天馬(ブルーペガサス)

 

「また素敵な香り(パルファム)を!!エルザさん、サクラさん、ルーシィさん」

 

「今度こっちに遊びに来てね」

 

「その時は最高の夜をプレゼントするよ」

 

「「そして」」

 

ヒビキとイヴは胸に手を当てツバサの前に跪く。

 

「「女王様、今回は勉強になりました!またご指導の程お願いします!!」」

 

「うん!みんな元気でね~」

 

 

蛇姫の鱗(ラミアスケイル)

 

「マスターマカロフによろしくな」

 

「グレイ、脱ぎ癖直せよ」

 

「おまえに言われたくねえよ!!」

 

するとルーシィはある事に気付く。

 

「てか...あれ、放っておいていいの?」

 

そこには互いに見つめ合うシェリーとレンがいた。

 

「と...とっとと帰りなさいな」

 

「さ...さみしくなんかねえからな」

 

「シェリー!!!」「レン!!!」

 

「「できてぇるぅ~」」

 

そんな二人の様子をネコ二匹(ハッピーとツバサ)がからかう。

 

 

さらにルーシィは新しく3つの鍵を手に入れた。エンジェルが契約していた双児宮のジェミニ、天蠍宮のスコーピオン、白羊宮のアリエスだ。

 

「エンジェルが捕まって契約が解除されたんだ」

「うんうん」

 

「ウィーアー!そんな訳でオレっちとしてはアンタに新しい所有者(オーナー)になってもらいてえ」

 

「ダメでしょうか」

 

「黄道十二門の星霊が一気に3()も!!?」

 

「人?...オレっちたちの数え方は"体"だぜウィ?

 

「あ...うん...それやめたんだ。ロキとか人みたいでしょ?...なんか...物みたいに数えるの抵抗できちゃって......」

 

そんなルーシィだからこそ星霊に好かれるのだと改めて思った3人は笑い合う。

 

「よろしくお願いしますオーナー!!」

 

「うん!!こちらこそよろしくね!スコーピオン、アリエス、ジェミニ!!」

 

 

すると3人の星霊はツバサに近づく。

 

「アクエリアスから聞いてるぜ、アンタが美味いコーヒーを淹れるネコだって?」

「ホントに美味しかったよね~」

「ね~」

「あの...私たちにも飲ませてもらえないでしょうか?...すみませ~ん...」

 

「いいよ~。ちょっと待っててね~......はい!どうぞ~」

 

ツバサの淹れたコーヒーを飲んだ星霊達の反応は

 

「「美~味し~い!!!」」

「ウィーアー!聞いていた通りの美味さだぜ~ウィ」

「また淹れてくれますか?...すみませ~ん...」

 

バルゴやアクエリアスと同じく、星霊にとってはツバサのコーヒーはとても美味しく感じたようだ。その様子を見たルーシィはというと。

 

「あああ...また...あたしの星霊が、ツバサに餌付けされてるぅ~......」

 

サクラの胸元に顔を埋めて、泣きながらそう呟くルーシィの頭を彼女は「よしよし」と優しく撫でるのだった。

 

 

 

 

 

~現在 魔導士ギルド 妖精の尻尾(フェアリーテイル)

 

「...と言う訳で、ウェンディとシャルルを妖精の尻尾(フェアリーテイル)へと招待した」

 

「よろしくお願いします」

 

エルザに紹介されたウェンディがペコリとお辞儀する。

 

「かわいーっ!!!」「みんなおかえりなさい」「おジョーちゃん、いくつ?」

 

エルザがマカロフに声をかける。

 

「マスター」

 

「うむ...よくやった。これでこの辺りもしばらくは平和になるわい。もちろんウェンディとシャルルも歓迎しよう」

 

 

 

帰ってきたルーシィの元にレビィ達チームシャドウギアが近づく。

 

「ルーちゃん、おかえり~」

 

「レビィちゃん!!!」

 

「よく無事だったな」

「だんだんルーシィが遠い人に...」

 

そしてレビィはルーシィの無事を喜び、彼女に抱きつく。

 

「ルーちゃーーーん!!!」

 

「きゃっ!!もお、おおげさなんだからぁ」

 

 

 

一方ジュビアもグレイの無事を喜ぶが...

 

「グレイ様~...ジュビア...心配で心配で...目から大雨が...」

 

彼女の目から溢れた涙は氾濫した川のように周りを巻き込んだ。

 

「グレイ止めろ!!!」

「おぼれる!!」

「何でオレが!!」

 

 

 

ナツは戦った相手のことを仲間たちに話す。

 

「んでよォ、ヘビが空飛んで...」

 

「ヘビが空なんか飛ぶかよ!!漢じゃあるめーし」

 

「漢?」

 

 

 

そしてタイガ達トライスクワッドはツバサの淹れたコーヒーを飲みながら雷神衆と談笑していた。

 

「まさかお前がラクサスの雷を使うなんてなぁ~」

「なんてなぁ~」「なんてなぁ~」

 

「ああ...時々体にきてた痺れるような感覚も、雷の魔力のせいだったみたいだ」

 

「今は体調はどうなの?」

 

エバーグリーンの問いにタイガは

 

「問題ない。けど...あの力はもう無くなったみたいだ」

 

ゼロとの戦いの後、雷光竜の力は使えなくなったようだ。

 

「まさにラクサスの置き土産だな」

 

フリードのその言葉にサクラは笑い

 

「フフ、今度ラクサスに会ったら、お礼を言わないとね」

 

「そうだな」

 

そして5人はツバサのコーヒーを一口飲むがその味は

 

「「「「「......苦い」」」」」

 

 

 

するとミラがウェンディとシャルルに尋ねる。

 

「シャルルはたぶんハッピーやツバサと同じだろうけど、ウェンディはどんな魔法使うの?」

 

「シャルル!!本物のミラジェーンさんだよ」

 

「ちょっと!!!オスネコ達と同じ扱い!?」

 

「私...天空魔法を使います。天空の滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)です」

 

『!!!』

 

(信じてもらえない...か)

 

「おおっ!!!」

「スゲェ!!!」

滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)だ!!!」

「すげーーーっ!!!」

「ナツと同じかっ!!!」

「ガジルとタイガもいるし、このギルドに4人も滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)が!!!」

「めずらしい魔法なのにな」

 

 

 

そんな中、浮かない顔をしている者が一人

 

「う...」

 

ガジルの目線の先にはナツとハッピー、タイガとツバサ、そしてウェンディとシャルルがいた。

 

「ネ...ネコ...」

 

この3組の共通点、それは...滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)と喋るネコだということだ。

 

(同じ滅竜魔導師(ドラゴンスレイヤー)なのに...なぜオレだけネコがいねえ!!?なぜだ!!?)

 

 

 

「今日は宴じゃー!!!ウェンディとシャルルの歓迎会じゃー!!!騒げや騒げっ!!!」

「ミラちゃーん、ビール!!」

「はいはーい」

「グレイ様!浮気とかしてませんよね」

「な...何だよソレ!!」

「うおおおっ!!!燃えてきたぁあ!!!」

「きゃあああ!!あたしの服ー!!!」

「いいぞールーシィ」

「シャルル~オイラの魚いる?」

「いらないわよっ」

 

 

「楽しいトコだねシャルル」

 

「私は別に...」

 

 

そんな仲間たちの様子を一人の魔導士が2階から眺めていた。彼はそのまま、どこかへと消えていく。

 

「?」

 

そのことに気付いたのはタイガただ一人であった。

 

 

 

「ウェンディ~シャルル~、コーヒー飲む?ボクが淹れたの~」

 

「ありがとうツバサ」

 

ツバサからコーヒーを受け取った2人は一口飲むが

 

「「......苦い...」」

 

噴き出しこそしなかったが、やはり苦いようだ。

 

 

 

その日の夜。マグノリアの街を出ようとしている男がいた。妖精の尻尾(フェアリーテイル)S級魔導士の一人、ミストガンだ。

 

「よう」

 

「!?」

 

彼の前に現れたタイガが声をかけた。

 

「タイガ...」

 

「珍しくギルドにいたのに気付いてな...これから仕事か?」

 

「ああ...何か用か?」

 

「ジェラール・フェルナンデスが逮捕された。一応言っておこうと思ってな」

 

「...そうか」

 

「これからは素顔には気を付けろよ、脱獄犯だーって騒がれるからな」

 

「わかった、気を付けるよ」

 

ミストガンが行こうとすると、タイガが再び声をかける。

 

「そういえば、今日新しく入ったウェンディって娘だけど」

 

「!?」

 

「昔、ジェラールと一緒に各地を旅してたそうだ...当の本人は記憶を失ってて覚えてないようだったが、もしかして...」

 

「.........」

 

何も答えないミストガンの様子から何かを察したタイガはそれ以上何も聞かなかった。

 

「答えたくないならいいさ...仕事、気を付けてな」

 

「ああ...行ってくる...」

 

街を出るミストガンを見送り、タイガは自宅へと帰っていった。

 

 

 

 

 

一方その頃、サクラの自宅。彼女は自分の膝に座るツバサをブラッシングしながら問いかける。

 

「ねえツバサ、タイガはどうしたの?」

 

「なんか用事があるって出かけたよ」

 

そんな二人の元へ

 

「サクラさん、お風呂ありがとうございました」

 

風呂から上がったウェンディとシャルルがやって来た。2人はマグノリアでの住む部屋が見つかるまでサクラの部屋に住まわせてもらうことになったのだ。

 

「みんな~ジュース飲む?」

 

部屋に来ていたツバサが自分が作ったフルーツジュースを3人に振る舞う。

 

「「美味しい~」」

 

「そうね...というかアンタ、こんなに美味しいジュースや料理は作れるのに、なんでコーヒーはあんなに苦いのよ...」

 

女子4人はその後もガールズトークで盛り上がるが、話題はウェンディとシャルルの住まいのことになる。

 

「でも、いつまでもここの世話になるわけにはいかないわね。私たちの住むところを探さないと...」

 

「あら、あたし的には2人にはずっといても良いわよ」

 

「いいえ、それじゃあサクラさんのご迷惑になります」

 

「今から2人が住めるところとなると...」

 

4人が考え込むと、ツバサがある事を思い出す。

 

「あ!?あそこがいいんじゃない!!」

 

「ああ~、あそこね」

 

「あそこ?」

 

「どこですか?」

 

シャルルとウェンディの問いにサクラが答える。

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)の女子寮...フェアリーヒルズよ」




教えて!!ハッピー先生

ハッピー先生「あい!さらに今回はもう一つ質問に答えます。ペンネーム『妖精の(ケツ)』さんからの質問」

Q:少し前の話になるんですが、「天才君」とのコラボ篇のラストでマキナに渡したお土産の入ったリュックですが、いつの間に用意してたんですか?マキナとスコルの修行に付きっきりだったタイガにプリンを作ってる描写はなかったと思うんですがそのへんどうなんですか?

「あい!リュックは二人の修行中サクラとツバサがこっそり用意してましたが、プリンはルーシィの家ですでに大量に作っていました。......え?そもそもリュックを渡したのはいつかって?...マキナ達が自分の世界に帰る時にホイッと」

「というわけで今日の授業はここまで。起立!礼!!あい!!!」
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