遊戯王ARC-VRAINS   作:不知火新夜

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いよいよ今話からネオ・マスタールール導入、そしてリンクモンスターの登場です!


6話

先攻 Reizi LP 4000 VS 後攻 You LP 4000

 

「私のターン。先攻はドロー無し。

まずは永続魔法『地獄門の契約書』を、真ん中で発動」

 

地獄門の契約書

永続魔法

このカード名の1の効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

1:自分メインフェイズに発動出来る。デッキから『DD』モンスター1体を手札に加える。

2:自分スタンバイフェイズに発動する。自分は1000ダメージを受ける。

 

「地獄門の契約書の効果発動。

デッキから『DDスワラル・スライム』を手札に加え、そのまま効果を発動。

手札のこのカードと『DDラミア』で融合召喚を行う。自在に形を変える神秘の渦よ!未来に流される血よ!今一つに融け込み、真の王を生み出さん!出でよ、神の威光伝えし王!融合召喚、レベル7!『DDD神託王ダルク』!」

 

DDD神託王ダルク

融合・効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 7

攻撃力 2800

 

急遽、ネオ・マスタールールという零児達にとって未知のルールが施行された中で行われる事となった今回のデュエル、先攻となった零児が最初に、融合召喚の演出と共に呼び出したのは、百年戦争においてフランス側の窮状を救った英雄『ジャンヌ・ダルク』をモチーフとしたであろう女悪魔。

 

「融合素材として墓地へ送られたラミアの効果を、地獄門の契約書を墓地へ送って発動。

このカードを守備表示で、真ん中に蘇生する。この効果で蘇生したラミアは、フィールドを離れる時に除外される」

 

DDラミア

効果モンスター/チューナー

闇属性

悪魔族

レベル 1

守備力 1900

 

その素材としていた、上半身が女性で下半身が蛇の怪物『ラミア』をモチーフとした女悪魔も無駄にしない、その効果によって蘇生させた。

 

「確かエクストラデッキからモンスターを特殊召喚する場合、2つのうち片方しか使えないエクストラモンスターゾーンに出さなければならないんだったな。ならばそのモンスターを一度墓地や除外ゾーンへ送って、其処から特殊召喚し直す場合はエクストラモンスターゾーンを埋める必要は無い、そうだな?」

「ああ、裏を返せばエクストラモンスターゾーンに出せないという事でもあるが。序に言って置くが、一時的な除外でも復帰の際にメインモンスターゾーンへ移動されるぞ」

 

更なる動きを見せようとしたその時、零児がユウに何事かを尋ねた。

それに対するユウの回答は零児の望んでいた物だった、あくまでエクストラデッキから直接特殊召喚する場合はエクストラモンスターゾーンに出さなければならないだけで、零児が言っていたケースであれば『墓地から』或いは『除外ゾーンから』特殊召喚するのでメインモンスターゾーンに出せるし、ユウが補足として口にしたケースでも『除外ゾーンから移動する』のでメインモンスターゾーンに移動される、という理屈だ。

逆に言えばエクストラデッキから出す訳じゃないからエクストラモンスターゾーンには出せない、という事でもあるが。

 

「それを聞いて安心した。私はレベル7のダルクに、レベル1のラミアをチューニング。その紅に染められし剣を掲げ、英雄達の屍を越えて行け!シンクロ召喚!生誕せよ、レベル8!『DDD呪血王サイフリート』!」

 

DDD呪血王サイフリート

シンクロ・効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 8

攻撃力 2800

 

その答えを聞いて安堵した様子の零児は次なる動きを見せる、それを受けて彼の場にいる2体の女悪魔が動き出した。

まずはラミアの身が1つの緑の環に変貌、それを受けてダルクがその環を潜るとその身が7つの光球に変貌、それが1つに集結した瞬間にその光が爆発したかの様に眩くなり、それが晴れた後には北欧神話の英雄『ジークフリート』をモチーフとした悪魔戦士が出現した。

 

「シンクロ召喚!?」

「奴は融合だけでなく、シンクロ召喚も使えるのか!」

 

そのサイフリートが呼び出される際の演出、シンクロ召喚の演出を目の当たりにした遊勝塾側の面々は驚きを隠せない。

尤もそれは無理もない、そもそも舞網市、引いては『この世界』においてペンデュラム召喚は勿論の事、融合召喚やシンクロ召喚、エクシーズ召喚といったエクストラデッキからモンスターを召喚する方法が知られる様になったのはここ数年程、それらを指導してくれるデュエルスクールも舞網市ではLDS、後は梁山泊塾が最近融合召喚を取り入れた話がある程度。

そういった召喚法の指導において一歩先を行くLDSですら其々の召喚法毎にコースを分けて指導しているのを鑑みればその敷居の高さは言うまでもない、複数の召喚法を使い分けるという発想が無いのも致し方ないだろう。

だがこれはほんの序の口だと、この程度で驚いていては身が持たないと、零児の次なる一手で彼らは思い知る事となった。

 

「続いて墓地のスワラル・スライムを除外して効果発動。

手札の『DDD壊薙王アビス・ラグナロク』を守備表示で、真ん中に特殊召喚する」

 

DDD壊薙王アビス・ラグナロク

ペンデュラム・効果モンスター

闇属性

悪魔族

レベル 8

守備力 3000

 

「ぺ、ペンデュラムモンスターだって!?」

 

先程ダルクを融合召喚する際にラミアと共に墓地へ送られたスワラル・スライム、その効果によって呼び出された、威風堂々とした様子で玉座に座る悪魔の姿、というよりそのカードフレームにギャラリーの中にいた遊矢は驚愕した。

効果モンスターであることを示す赤茶色のカードフレーム、その下半分に差し掛かる辺りでグラデーションを掛ける様に、魔法カードである事を示す緑色に変色していた、つまりアビス・ラグナロクはペンデュラムモンスターなのである。

ペンデュラムモンスター、及びそれを用いるペンデュラム召喚の存在が世に知られてから数日、その間に一時的に奪われた事こそあったものの自分以外にそれを使う者はいなかったが故か、自分だけのモンスター、自分だけの召喚法という認識を確立していた遊矢、それ故に零児が自分の知らないペンデュラムモンスターを使用して来た事に少なからずショックを受けたのだ。

 

「特殊召喚したアビス・ラグナロクの効果発動。対象はシンクロ素材として墓地へ送ったダルクだ。

効果でダルクを攻撃表示で、左端に蘇生する。

そしてフィールド魔法『特許権の契約書類』を…

確かペンデュラムスケールは魔法・罠ゾーンの両端を使用するんだったな。なら永続魔法として右から2番目に発動してターンエンドだ」

 

特許権の契約書類

フィールド魔法

このカード名の2の効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

1:自分フィールドの『DDD』モンスターと同じ種類のモンスター(融合・シンクロ・エクシーズ・リンク)を相手が特殊召喚した場合に発動出来る。相手に1000ダメージを与える。このターン、このカードがフィールドに存在する間、相手はその特殊召喚したモンスターと同じ種類のモンスターを特殊召喚出来ない。

2:このカードが墓地へ送られた場合に発動出来る。自分の墓地のモンスター及び自分のEXデッキの表側表示のPモンスターの中から、『DD』モンスター1体を選んで手札に加える。

 

Reizi

LP 4000

手札 1

モンスター

1:DDD神託王ダルク(攻撃表示)

2(EX):DDD呪血王サイフリート(攻撃表示)

3:DDD壊薙王アビス・ラグナロク(守備表示)

魔法・罠カード

4:特許権の契約書類(永続魔法扱い)

 

そんな遊矢に零児は僅かに視線を向けたが、今はデュエルを続けるのが先決だと切り替えたのか、先程シンクロ召喚の素材としたダルクを蘇生、エクストラデッキからの特殊召喚に縛りを掛けるフィールド魔法を永続魔法扱いとして、態々自分のモンスターがいない縦列に発動してターンを明け渡した。

 

「ほぉ、我らがカードの位置を参照する効果を多用すると感づき、近くに固めるのは危険と考えて散らしたか。着眼点は悪くない、だが…

我のターン、ドロー。

まずは『宵星の騎士(ジャックナイツ・オルフェゴール)ギルス』を、ダルクの眼前に召喚」

 

宵星の騎士ギルス(制限カード)

効果モンスター

闇属性

機械族

レベル 4

攻撃力 1800

 

ターンの最後に零児が行った、一見すると不可解なプレイング、だがユウはこれ迄の三番勝負で己の仲間達が見せたプレイング、カードの位置を参照する効果を活かした動きを警戒、そんなカード達の中で比較的知られている爆導索を特に注意していたが故の物だろうと見抜いた。

その結果としてユウは、主力であるジャックナイツ上級モンスターを呼び出す為に少なくとも1枚は魔法・罠カードを予め置かなければならないという、やや窮屈なプレイングを強いられる事となったが、それに対して彼は何とも思っていないと言いたげな、不敵な顔で展開を始めた。

まずはジャックナイツで数少ない下級モンスターであるギルスを呼び出し、

 

「召喚したギルスの効果発動。

デッキから『紺碧の機界騎士(ジャックナイツ)』を墓地へ送る。

次に我のフィールドにギルス以外のモンスターが存在しない事で、ギルスのもう1つの効果発動。

互いのフィールドに星遺物トークンを1体ずつ守備表示で特殊召喚する。我のフィールドにはアビス・ラグナロクの眼前に、貴様のフィールドにはサイフリートの背後に呼ぶとしよう」

 

星遺物トークン

闇属性

機械族

レベル 1

守備力 0

 

その効果で互いのフィールドに星遺物トークンを出現させた。

普段のユウなら、サイフリートと星遺物トークンが並んだ縦列にジャックナイツ上級モンスターをどんどん出して行くのだが、今日は違った。

 

「これで準備は万全だ。では刮目して見るが良い、赤馬零児よ、LDSの者達よ。我らの真髄を、

 

 

 

『リンク次元』のデュエルを!」

「リンク次元?一体それは…」

「顕現せよ、我が王道を先導するサーキット!」

「な、何だこのオブジェクトは!?」

 

零児と言葉を交わした直後のユウの宣言、それと共に出現した回路を思わせる正方形、その四辺と四角に三角形のマークが付けられたオブジェクト。

 

「アローヘッド確認!召喚条件は『ジャックナイツ』を含むモンスター2体!我はギルスと星遺物トークンをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!今こそ戦場に舞い降りるが良い、星をも滅ぼす決戦兵器よ!リンク召喚!君臨せよ、リンク2!『明星の機械騎士(ジャックナイツ)』!」

 

明星の機械騎士

リンク・効果モンスター

光属性

機械族

リンク 2(左下/右下)

攻撃力 2000

 

その内、左下と右下のマークへギルスと星遺物トークンが飛び込むと赤く点灯、それと同時にオブジェクトが発光し其処から、元はジャックナイツ達の親機として開発された決戦兵器、世界を焦土に変える程の力を有した機械騎士が現れた。

 

「リンク、召喚…!」

「これぞ、我らが強さの秘訣たる『繋がりの力』!融合でも無く、シンクロでも無く、エクシーズでも無く、ペンデュラムでも無い、エクストラデッキを用いる第5の召喚法である!」

 

融合やシンクロ、エクシーズでも無ければ、最近出て来たペンデュラムとも違う全く新しい召喚法を目の当たりにして驚愕に満ちた遊勝塾内、そんな雰囲気に臆すること無くユウはその正体――リンク召喚の存在を明かした。

 

「手札の『星遺物―『星盾』』を捨てて、リンク召喚した明星の機械騎士の効果発動。

デッキから永続魔法『星遺物へ至る鍵』を手札に加え、アビス・ラグナロクの眼前にセットする」

「サーチした永続魔法を態々セットした…?」

「その訳はいずれ分かる。同じ縦列に2枚以上のカードが存在する事で、手札の『紅蓮の機界騎士』を、アビス・ラグナロクの眼前に攻撃表示で特殊召喚する」

 

紅蓮の機界騎士

効果モンスター

光属性

サイキック族

レベル 7

攻撃力 2300

 

リンク召喚という未知なる召喚法を聞き、騒めきがおさまらない塾内、だが詳しい話はまた後でと言わんばかりにユウは切り替え、零児とのデュエルを再開する。

 

「墓地の、紺碧の機界騎士を除外して紅蓮の機界騎士の効果発動。対象は同じ縦列のアビス・ラグナロクだ。

効果でアビス・ラグナロクを破壊する」

「フィールドで破壊されたペンデュラムモンスターはエクストラデッキへ送られる。そうだな、榊遊矢?」

 

零児もユウの様子からして後で明かしてくれると理解したのだろう、眼前で展開を続けるユウのプレイングに集中し直す、その折にペンデュラムモンスターであるアビス・ラグナロクが破壊された際、確認の為か、或いは自分もペンデュラムモンスターを使いこなせるぞと誇示する為か遊矢に尋ねた。

尤も当の遊矢はリンク召喚を目の当たりにした衝撃の余り呆然、生返事を返すしか出来なかったが。

 

「ほぉ?尤も現状、エクストラモンスターゾーンはサイフリートで埋まっている、ソイツをどかさぬ限りアビス・ラグナロクを呼び出す事は出来ぬぞ。まあ其処は後で詳しく話し合おうではないか。今一度顕現せよ、我が王道を先導するサーキット!アローヘッド確認!召喚条件はジャックナイツモンスター2体以上!我はリンク2の明星の機械騎士と紅蓮の機界騎士をリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!集え、秩序を司る色光の騎士達よ!今こそ一つとなりて、星の勇者と共に反乱分子を討つが良い!リンク召喚!君臨せよ、リンク3!『星痕の機界騎士』!」

 

星痕の機界騎士

リンク・効果モンスター

光属性

サイバース族

リンク 3(左下/下/右下)

攻撃力 3000

 

「…成程、リンクモンスターをリンク召喚の素材に使う時、有するリンクの数をそのまま使える、という事か」

「察しが良いな。だが有するリンクの数を全てか、1つだけか、どちらかしか選べぬ。つまりモンスター3体を素材に要求するリンク4のモンスターをリンク召喚する時、他2体がリンクでは無いモンスター、もう1体にリンク3のモンスターを2扱いで、という事は出来ぬぞ」

 

その意図をユウがどの様に受け止めたかは本人に聞くしかないが、このネオ・マスタールールにおいては墓地や除外ゾーンへ送れず蘇生や帰還が出来ないというデメリットにしかならないと指摘しつつ、再びリンク召喚を行い、ジャックナイツ達が合体した姿、虹色の光をオーラの如く放出する異形の騎士を呼び出した。

その際、明星の機械騎士が2体に分身し、其々が別のマークに飛び込んだのを零児は見逃さず、それもまたリンクモンスターの特徴、リンク召喚のルールなのだろうと理解した。

 

「セットしていた永続魔法『星遺物へ至る鍵』発動。カードの発動時、第一の効果で除外していた紺碧の機界騎士を手札に加える」

「それは通せない。それにチェーンしてサイフリートの効果発動、対象はその星遺物へ至る鍵だ。

サイフリートの効果で、星遺物へ至る鍵の効果をこのターン無効にさせて貰う」

 

星遺物へ至る鍵

永続魔法

1:このカードの発動時に、除外されている自分のカードの中から『ジャックナイツ』モンスター1体または『星遺物』カード1枚を対象に出来る。その場合、そのカードを手札に加える。

2:自分フィールドに『ジャックナイツ』モンスターが存在する限り、そのモンスターと同じ縦列で発動した相手の罠カードの効果は無効化される。

 

「防がれたか、だが問題はない。

同じ縦列にカードが2枚以上存在する事で、手札の『黄華の機界騎士』を、星痕の機界騎士の背後に守備表示で特殊召喚する」

 

黄華の機界騎士

効果モンスター

光属性

サイキック族

レベル 7

守備力 2800

 

エクストラモンスターゾーンを入れ替える形とはいえ2回もリンク召喚を行ったユウだがまだまだ展開は終わらない、カード発動時効果を活かす為に敢えて伏せていた永続魔法はサイフリートによって防がれるも、怯む事無く黄色の光をオーラの如く放出する異形の騎士を呼び出した。

 

「墓地のギルスを除外して、黄華の機界騎士の効果発動。対象は同じ縦列の、特許権の契約書類だ。

効果で特許権の契約書類を破壊する。

そして、その黄華の機界騎士を墓地へ送って星痕の機界騎士の効果発動。

デッキから『紫宵の機界騎士』を、ダルクの眼前に守備表示で特殊召喚する」

 

紫宵の機界騎士

効果モンスター

光属性

サイキック族

レベル 8

守備力 2000

 

「バトルフェイズに入る。

同じ縦列に他のカードが存在しない場合、星痕の機界騎士はダイレクトアタック出来る」

「何!?ターン開始時に意味深な言葉を口にしていたのはそういう事だったのか…!」

「この効果によって、星痕の機界騎士でダイレクトアタック!スペクトラム・ストラッシュ!」

「やらせない!アクションマジック『回避』を、っ!?何故発動出来ない!?」

「無駄だ!エクストラモンスターゾーンにいるこのカードのリンクマーカーが指し示すいずれのモンスターゾーンにもモンスターが存在しない場合、星痕の機界騎士は効果破壊されず、貴様の効果の対象とならない!回避は攻撃モンスターを対象に取る効果、よって発動出来ない!」

「何だと、ぐぅっ!?」

 

Reizi LP 4000→1000

 

尚も盤面を整えてバトルフェイズを宣言したユウ、その際に星痕の機界騎士が持つ直接攻撃効果に零児は驚きを見せ、3000もの大ダメージを受けてたまるかと言わんばかりに回避を発動しようとしたが、もう1つの効果によって対象に取られない状態なので用を成さず、成す術なくその剣撃をもろに受ける事となった。

 

「メインフェイズ2に入る。

同じ縦列に2枚以上のカードが存在する事で、手札の『蒼穹の機界騎士』を、サイフリートの眼前に守備表示で特殊召喚する」

 

蒼穹の機界騎士

効果モンスター

光属性

サイキック族

レベル 5

守備力 2500

 

「特殊召喚した蒼穹の機界騎士の効果発動。

此奴と同じ縦列の貴様のカード、サイフリートと星遺物トークンの2枚分、デッキからジャックナイツをサーチする。

此処で手札に加えるのは『橙影の機界騎士』と『翠嵐の機界騎士』だ。

今効果を発動した蒼穹の機界騎士を対象に、紫宵の機界騎士の効果発動。

蒼穹の機界騎士を除外し、デッキから2枚目の紺碧の機界騎士を手札に加える。

そして空いたモンスターゾーンに橙影の機界騎士を守備表示で特殊召喚、カードを星痕の機界騎士の背後にセットしてターンエンドだ」

 

橙影の機界騎士

効果モンスター

光属性

サイキック族

レベル 6

守備力 3000

 

You

LP 4000

手札 2(翠嵐の機界騎士、紺碧の機界騎士)

モンスター

1:紫宵の機界騎士(守備表示)

2:橙影の機界騎士(守備表示)

4(Ex):星痕の機界騎士(攻撃表示)

魔法・罠カード

3:星遺物へ至る鍵

4:セット

 

その後も零児の反撃に備えると言わんばかりに展開した末にターンを明け渡したユウ、それを受けて零児がドローしようとしたその時だった。

 

「何!?…ユウ、済まないがこのデュエルは」

「その様子だと襲撃がまた起こった様だな。案ずるな、今は其方の対応をせよ。後程参る故」

「有難い…」

 

恐らくはスマートフォンと同等の機能も有しているのだろう、デュエルディスクから呼び出し音らしき音声が響き、それに対応していると顔が険しくなった。

どうやら緊急事態が発生したのだろう、それを察知したユウは、デュエルの中断を申し出て来た零児に対して気を悪くする事無く承諾、それを受けて零児達LDSの面々は遊勝塾を去って行った。

 

「後程参る、後程…な」

 

その背後で、ユウが何やら意味深な言葉を呟いていた事に気づく事無く。

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