遊戯王ARC-VRAINS   作:不知火新夜

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ハーメルンよ、私は帰って来た!(ヲイ
暫く振りなのでまだ更新は不安定になりそうですが頑張ります。


8話

「「デュエル!」」

 

先攻 Fear LP 4000 VS 後攻 Ute LP 4000

 

「私のターン。先攻はドロー無し。

まずは『スケアクロー・アクロア』を右端に召喚」

 

スケアクロー・アクロア

効果モンスター

地属性

獣族

レベル 3

攻撃力 0

 

一方、もう片方のデュエルで先攻となったフィアーが最初に呼び出したのは、蝙蝠の様な翼、狼の様な頭や手足を有した身体が拘束具で纏われた獣。

 

「次にアクロアの左隣に『スケアクロー・アストラ』を守備表示で特殊召喚」

「コストも、効果の発動も無しに特殊召喚だと?」

「スケアクロー下級モンスターは、自分のスケアクローモンスターと同じ縦列、または隣のモンスターゾーンに特殊召喚出来る共通効果を持っているわ」

「それで特殊召喚した際、態々カードの位置を宣言したのか」

 

スケアクロー・アストラ

効果モンスター

地属性

獣族

レベル 3

守備力 1300

 

次に呼び出したのは、猟犬とも狼とも断言しがたい体躯、背から瘤の様なエネルギー機関を有した獣、それが何かしらの効果を発動した訳でもコストを払った訳でも無いにも拘わらず呼び出した事に遊矢そっくりの少年――ユートが訝しんだが、フィアーが律儀にもその効果を説明したので、態々カードの位置を宣言した事も含めて納得していた。

 

「続いて手札の『ヴィサス=スタフロスト』の効果発動。対象はアクロアよ。

効果でアクロアを破壊し、このカードを守備表示で、右端に特殊召喚するわ」

 

ヴィサス=スタフロスト

効果モンスター/チューナー

光属性

戦士族

レベル 6

守備力 1500

 

続いてアクロアを生贄に呼び出したのは、奪われた感情を取り戻すべく様々な世壊を旅する青年。

 

「まだ行くわよ。アストラの左隣に『スケアクロー・ライヒハート』を守備表示で特殊召喚」

 

スケアクロー・ライヒハート

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

守備力 2100

 

更に呼び出したのは、青年――ヴィサスとよく似た顔の、緑の世壊(ライフォビア)の王。

 

「特殊召喚したライヒハートの効果発動。

デッキから『械貶する肆世壊(ディクライン・スケアクロー)』を手札に加えるわ。

更に守備表示モンスターが3体存在する事で、ドロー。

さて、陛下からの御許しは得ているのだし、早速行こうかしら。

 

私達の前に開きなさい、未知なる異世界に繋がるサーキットよ!」

「こ、これは一体!?」

 

これで展開の準備は整った、そう言いながらフィアーはリンク召喚を敢行、やはりと言うべきかユートも今まで見た事のない演出に驚きを隠せない。

 

「アローヘッド確認!召喚条件はスケアクローモンスター、またはヴィサス=スタフロスト1体!私はヴィサス=スタフロストをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!蘇りなさい、恐怖を束ねし王よ!戦士と共にこの世壊の真理を解き明かしなさい!リンク召喚!現れなさい、リンク1!『スケアクロー・ライトハート』!」

 

スケアクロー・ライトハート

リンク・効果モンスター

闇属性

獣戦士族

リンク 1(左)

攻撃力 500

 

そのリンク召喚の演出と共に姿を現したのは、ライヒハートがヴィサスとの戦いの末に消えた後、どういう訳か蘇った後の姿。

 

「リンク召喚…?」

「リンク召喚したライトハートの効果発動。

デッキから『肆世壊(しせかい)=ライフォビア』を手札に加え、そのまま発動」

 

肆世壊=ライフォビア

フィールド魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動出来ず、このカード名の3の効果は1ターンに1度しか使用出来ない。

1:このカードの発動時の効果処理として、デッキから『スケアクロー』モンスターまたは『ヴィサス=スタフロスト』1体を手札に加える事が出来る。

2:相手フィールドのモンスターの攻撃力・守備力は、フィールドの守備表示モンスターの数×100ダウンする。

3:フィールドに守備表示モンスターが3体以上存在する場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動出来る。そのカードを破壊する。

 

「ライフォビアの発動時の効果処理として、デッキから2枚目のアクロアを手札に加え、もう一度行こうかしら。

今一度私達の前に開きなさい、未知なる異世界に繋がるサーキットよ!アローヘッド確認!召喚条件は効果モンスター3体!私はライトハートとライヒハート、アストラをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!今こそ君臨なさい、恐怖を司りし王よ!恐怖を束ね、纏め、真の姿となりなさい!リンク召喚!舞い降りなさい、リンク3!『スケアクロー・トライヒハート』!」

 

スケアクロー・トライヒハート

リンク・効果モンスター

闇属性

獣戦士族

リンク 3(左下/下/右下)

攻撃力 3000

 

その未知なる召喚法に戸惑うユートを他所にフィアーもまた効果処理を進めていく、その一連の処理の後に再度敢行したリンク召喚、それによって現れたのはライヒハートがヴィサスとの戦いの中で、ライフォビアに住まう獣達と融合した姿。

 

「更に死者蘇生発動。対象は今リンク素材としたライトハートよ」

 

死者蘇生(制限カード)

通常魔法

1:自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動出来る。そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚する。

 

「効果でライトハートを、左から2番目に特殊召喚するわ…よし、早速使ってみようかしら、異世界の召喚法とやらを。

私は墓地のヴィサス=スタフロストと、ライヒハートを除外して融合!」

「何、融合だと!?」

「哀しみは、怒りは、恐怖は今戦士を取り込み、世界すらも破壊する化身に変貌させる!融合召喚、お行きなさい!『ヴィシャス=アストラウド』!」

 

ヴィシャス=アストラウド

融合・効果モンスター

闇属性

天使族

レベル 8

守備力 3000

 

その後も盤面を整えていくフィアーはふと、リンク召喚とは違う召喚法を試してみたいという気になり、丁度自らのエクストラデッキに入れてあったリンクモンスターではないカードの召喚条件を満たしていた事もあってそれ――融合召喚を実行、それによって登場したのは、ヴィサスが緑での世壊の戦い、青の世壊(ペルレイノ)での戦い、赤の世壊(パライゾス)からの侵略者との戦いを経て強大化し過ぎて不安定化した果てに変貌してしまった姿。

 

「融合…!」

「何か言いたげな様だけど、続けさせて貰うわ。トライヒハートの効果発動。対象は墓地のアストラよ。

効果でアストラを守備表示で蘇生し、デッキから『スケアクロー・ベロネア』を手札に加えるわ。

そして手札のアクロアとベロネアを守備表示で特殊召喚してターンエンドよ。一応言っておくけど、アクロアの効果で、エクストラモンスターゾーンにいるトライヒハートの攻撃力は、私のフィールドにいる守備表示モンスター1体につき300上昇するわ」

 

スケアクロー・ベロネア

効果モンスター

地属性

獣族

レベル 3

守備力 1700

 

スケアクロー・トライヒハート 攻撃力 3000→4200

 

Fear

LP 4000

手札 2(うち1枚は『械貶する肆世壊』)

モンスター

1:ヴィシャス=アストラウド(守備表示)

2:スケアクロー・ライトハート(攻撃表示)

3:スケアクロー・アストラ(守備表示)

4:スケアクロー・アクロア(守備表示)

4(Ex):スケアクロー・トライヒハート(攻撃表示)

5:スケアクロー・ベロネア(守備表示)

魔法・罠カード:なし

フィールド魔法:肆世壊=ライフォビア

 

その姿、というより融合召喚の演出を切っ掛けにユートから憤怒が沸き立つのを感じ取ったフィアーだったが、後で聞く事にし、新たに口輪などの拘束具で戒められた獣等を呼び出してターンを明け渡した。

 

「俺のターン、ドロー!

まずは『幻影騎士団(ファントム・ナイツ)ティアースケイル』を召喚!」

「トライヒハートの効果で守備表示にして貰うわ」

「永続効果持ちか、それで大半が守備表示なのか…!

だがそしたら何故ライトハートは守備表示にならないんだ…?」

「リンクモンスターは守備力を持たないわ。持っていないステータスを参照する形にしたら色々問題ありでしょう、だから守備表示に『ならない』んじゃなくて『出来ない』の」

「エクシーズモンスターはレベルを持たない、レベルを持たない=レベル0では無い、と同じ理屈か」

 

幻影騎士団ティアースケイル

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 3

守備力 1600→1200

 

こうしてターンが回って来たユート、憤怒にとらわれたままではデュエルは出来ないと切り替え、上半身部分だけとなった鎧の幽霊らしき戦士を呼び出した。

然し、トライヒハートの効果によって表示形式を変更せざるを得なかったが、此処でリンクモンスターであるライトハートだけが何故守備表示にならないのかという疑問を持つも、フィアーからリンクモンスターは守備力を持っていないと聞き、其処から独自の推論を経て勝手に納得していた。

 

「なら、手札を1枚捨ててティアースケイルの効果発動!

効果でデッキから『RUM―ファントム・フォース』を手札に加える!

次に『幻影騎士団サイレントブーツ』を守備表示で特殊召喚!」

「スケアクローと同じ様な特殊召喚効果持ち、という事かしら」

「幻影騎士団共通、という訳ではないがそんな所だ」

 

幻影騎士団サイレントブーツ

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 3

守備力 1200→800

 

いずれにせよトライヒハートをどうにかせねば攻め込めない、そう判断したユートは次にブーツを履いた幽霊らしき戦士を呼び出し、

 

「俺はティアースケイルとサイレントブーツでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!戦場に倒れし騎士たちの魂よ。今こそ蘇り、闇を切り裂く光となれ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク3!『幻影騎士団ブレイクソード』!」

 

幻影騎士団ブレイクソード

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

戦士族

ランク 3

守備力 1000→600

ORU 2

 

「オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてブレイクソードの効果発動!対象は」

「おっと、発動しても良いけど忠告して置くわ。トライヒハートは、守備表示モンスターが発動した効果を受けないわ」

「態々忠告してくれるのか。なら対象は…

アストラとブレイクソード自身だ!効果で破壊する!」

「アストラに破壊耐性は無い、よって破壊されるわ」

 

スケアクロー・トライヒハート 攻撃力 4200→3900

 

その2体を用いたエクシーズ召喚で首無し騎士(デュラハンナイト)と思しき出で立ちのモンスターを呼び出し、その効果でトライヒハートを諸共破壊しようとするも、それに待ったをかけるかの様なフィアーの忠告で方針転換せざるを得なかった。

 

「破壊されたブレイクソードの効果発動!対象はレベル3のサイレントブーツとダスティローブだ!」

「ダスティローブ…?

成程、さっきティアースケイルの効果を発動する為に捨てた手札ね」

「ああ。それにチェーン、幻影騎士団モンスターが効果破壊された事で手札の『幻影騎士団フラジャイルアーマー』の効果発動!

まずはフラジャイルアーマーの効果で特殊召喚!」

 

幻影騎士団フラジャイルアーマー

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 4

守備力 2000→1700

 

「その後、ブレイクソードの効果で2体を蘇生する!この効果で蘇生した2体はレベルが1つ上がる!」

 

幻影騎士団ダスティローブ

効果モンスター

闇属性

戦士族

レベル 3→4

守備力 1000→700

 

幻影騎士団サイレントブーツ レベル 3→4

              守備力 1200→900

 

とはいえブレイクソード自身の破壊は最初から織り込み済みだった様で、更なる効果、及びそれをトリガーにした効果によって、サイレントブーツの他にも、ローブを纏った幽霊らしき戦士、兜をはじめ所々が欠損した鎧の幽霊らしき戦士、計3体を展開した。

 

「俺はダスティローブとファントムブーツでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙!今、降臨せよ!エクシーズ召喚!現れろ、ランク4!『ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」

 

ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

ランク 4

守備力 2000→1700

ORU 2

 

その内の2体を用いたエクシーズ召喚で呼び出したのは、ユートの相棒たる漆黒の龍。

本来ならその効果を用いて攻撃力を増強して攻め込むのだが、トライヒハートの効果によって守備表示になっており攻撃出来ない、という事で、

 

「次に、墓地のブレイクソードを除外して速攻魔法『RUM―ファントム・フォース』発動!対象はダーク・リベリオンだ!」

 

RUM―ファントム・フォース

速攻魔法

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動出来ない。

1:自分・相手のメインフェイズに、自分の墓地から闇属性モンスターを任意の数だけ除外し、自分フィールドの闇属性エクシーズモンスター1体を対象として発動出来る。除外した数だけ、対象の自分のモンスターよりランクが高い、『幻影騎士団』、『RR』、『エクシーズ・ドラゴン』エクシーズモンスターの内いずれか1体を、対象のモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚扱いでエクストラデッキから特殊召喚する。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はエクシーズモンスターしかエクストラデッキから特殊召喚出来ない。

 

「ファントム・フォースの効果で俺はダーク・リベリオンのオーバーレイ・ネットワークを再構築!脅威に抗う鉄の意志で、暗雲を切り払え!今、重なり合う魂に、勝利を誓う!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!現れよ、ランク5!『アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン』!」

 

アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター

闇属性

ドラゴン族

ランク 5

守備力 2500→2200

ORU 3

 

先ほどサーチした魔法の効果で更なるエクシーズ召喚を行う、それによって登場したのは漆黒の龍が様々な機械らしきパーツを装備して強化した姿。

 

「オーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてアーク・リベリオンの効果を発動!此奴の攻撃力を、此奴以外のフィールド上のモンスターの元々の攻撃力分上昇させる!更に闇属性エクシーズモンスターであるダーク・リベリオンをオーバーレイ・ユニットに持っている事でアーク・リベリオン以外のモンスター効果を無効にする!トライヒハートには直接は効かないが、これでアクロアによる攻撃力上昇は無効となった!」

 

アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 攻撃力 2700→10200

                     ORU 3→2

スケアクロー・トライヒハート 攻撃力 3900→3000

 

「そして墓地のファントムブーツを除外して効果発動!

デッキから『幻影霧剣(ファントム・フォッグ・ブレード)』を手札に加え、カードを4枚セットしてターンエンド!」

 

Ute

LP 4000

手札 0

モンスター

2(Ex):アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン(守備表示)

3:幻影騎士団フラジャイルアーマー(守備表示)

魔法・罠カード

1:セット

2:セット

4:セット

5:セット

 

とはいえまだトライヒハートの効果で守備表示になるのは変わらず、効果もトライヒハートには及ばないが、それを強化しているモンスター達はどうとでもなると効果を発動して自身を強化しつつ大半の効果を無効化させ、残りの手札を全てセットしてターンを明け渡した。

 

「私のターン、ドロー。さて、向こうも終わった様だし、此方も終わらせようかしら。

トライヒハートの効果発動!対象はさっき破壊されたアストラよ」

「させん!それにチェーンして、アーク・リベリオンのオーバーレイ・ユニットを1つ取り除いてカウンター罠『RR―ファントム・クロー』発動!」

 

RR―ファントム・クロー

カウンター罠

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。

1:モンスターの効果が発動した時、自分フィールドの闇属性エクシーズモンスターのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動出来る。その発動を無効にし破壊する。このカードを発動するために取り除いたエクシーズ素材が『幻影騎士団』『RR』『エクシーズ・ドラゴン』カードだった場合、さらに自分フィールドの『RR』エクシーズモンスター1体を選び、その攻撃力をこの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。

 

こうして自らのターンが回って来たフィアー、その直前にはゲヴェアが隼に勝利してその身柄を確保していた為、さっさと決着をつけてユートの身柄もまた確保せねばとトライヒハートの蘇生効果を再び発動するも、待ってましたと言わんばかりにユートがカウンター罠を発動した。

一見すると功を焦って相手の術中に嵌った様だが、

 

「悪いけど押し通させて貰うわ。それにチェーンし、LPを半分払ってカウンター罠『レッド・リブート』を手札から発動」

「馬鹿な、手札からカウンター罠だと…!?」

 

レッド・リブート(制限カード)

カウンター罠

このカードはLPを半分払って手札から発動する事も出来る。

1:相手が罠カードを発動した時に発動出来る。その発動を無効にし、そのカードをそのままセットする。その後、相手はデッキから罠カード1枚を選んで自身の魔法・罠ゾーンにセット出来る。このカードの発動後、ターン終了時まで相手は罠カードを発動出来ない。

 

Fear LP 4000→2000

 

「レッド・リブートの効果で今発動したファントム・クローは無効となりセットし直して貰うわ。その後、貴方は罠カードを1枚セット出来るけど、どうするの?」

「なら『幻影翼(ファントム・ウィング)』をセットする」

「その後、トライヒハートの効果で空いているモンスターゾーンにアストラを蘇生し、

 

 

 

レッド・リブートの更なる効果で貴方はこのターン、罠カードを発動出来ないわ」

「な!?なん、だと…?」

 

それを想定していないフィアーでは無かった、彼女達にとって伝家の宝刀と言っていいカウンター罠を既に握っており、それを躊躇なく発動した。

更なるカウンター罠はセットしていなかったのか、それに対するチェーンは無く、結果的にトライヒハートの効果を無効化出来なかったユートだったが、更なる絶望が彼を襲った。

ユートが前のターンにセットしたカードは全て罠カード、よってレッド・リブートによってこのターン、全て使い物にならなくなってしまったのである。

 

「バトルフェイズに入るわ。最後に言っておくけど、アストラの効果によってトライヒハートは、私の守備表示モンスターの数だけ攻撃出来るわ」

「何!?という事は…!」

「アーク・リベリオンとフラジャイルアーマーを倒した上で貴方のLPを削り切れるわ。行きなさい、トライヒハート!」

「うぉぉぉぉ!」

 

スケアクロー・トライヒハート 攻撃力 3000 VS アーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン 守備力 2500

                      VS 幻影騎士団フラジャイルアーマー 守備力 2000

 

Ute LP 4000→1000→-2000 LOSE

 

WINNER Fear

 

そんな状況でトライヒハートの、アストラの効果による乱舞は防げる筈も無かった。

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