神様の奇跡   作:総牙シア

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お久しぶりですスランプ脱出
新作皆大好きdid爆弾ピンチものです


第1話

神様の奇跡

 

もう本当に時間を守らなくてそろそろ小学校だから時間の感覚を身につけさせたいんだけれど

「それならタイマーなんてどうでしょうか?意外と効き目ありますよあれ」

私は相談員である今日も皆の相談を聞いているまさかあんな相談がくるなんて思いもしなかったが

電話が鳴る私はすぐに出る

「もしもし」

「あのね私誘拐されたの体にいっぱいじげんばくだん?ってのつけられててタイマー?が動いたら私死んじゃうんだって」

さすがにこれは予想外の相談だ

「えっとなんでそれでここに連絡してきたのかな?あなた今いくつ?」

「私3歳だよえっとねお母さん達がみのしろきん?っての払わなかったから3日後には犯人さん私をじげんばくだん?で殺すんだって私死にたくないって犯人さんに言ったのそしたら知り合いや警察に連絡しないなら1回だけ好きなとこに連絡かけていいってだから相談所にしたの犯人さんとかわるね」

「まさか私も相談所に連絡は予想外よ」

若い女の声だったおそらく20代前半といったところだろう

「まぁ約束は守らないとね、相談員さん聞いたと思うけどこの子の体には8つ時限爆弾を仕掛けてあるわ3日後に時限爆弾のタイマーを起動1時間でドカーンこの子は木っ端微塵よ」

聞いてるだけでむかついてきた3歳の女の子時限爆弾はおろかタイマーすらわからないだろう子に8つも時限爆弾を仕掛け殺すというのだからあまりに残酷だおそらくあの子は自分が死ぬ以外はわからず縋る想いで私に電話してきたのだろう絶対に助けてあげたい

「それで私は何をすればいいんですか?」

「これからあなたにこの子を監禁してる場所を教えるわ見事助けられたらこの子は爆発もしないで助かるわ」

「わかりました場所を教えてください」

私は指定された場所に向かった

「普通の一軒家よねこんなとこに本当に監禁してるのかしら?」

家に入ろうとした私は背後から殴られて気を失った

「ここは」

私は周囲を見渡し自分の体の異変に気づいた

「鎖で体を縛られてる首輪から伸びたコードで固定されて全く動かせない」

「お目覚めかしら」

電話の女と思われる女性が入ってきた

「これはどういうことですか?」

「私あなたに言ったわよね監禁場所を教えるあの子を助けられたら助かるとそういうことよ、あの子は隣の部屋にいるわ時間もおそいから今日もぐっすり誘拐した日と違って今日は体に時限爆弾仕掛けられてるのに呑気なものね、あなたにもプレゼントがあるの受け取ってもらえるかしら?」

「できれば遠慮したいところですかねどうせ時限爆弾ですよね」

「正解、遠慮しなくていいのよあなたにもきっと似合うから」

そういって彼女は私の首、両手、両足、胸、お腹に時限爆弾を仕掛けた

首は首からキッチンタイマーを使った時限爆弾を両手両足には手枷足枷に時限爆弾をつけて胸にはアナログ式のをお腹にはデジタル式の時限爆弾をつけた

「思った通り良く似合うわよ」

「素敵なプレゼントありがとうございます、それでこれはいつ爆発するんですか?」

私はめいっぱいの悪態で返した

「焦らないの今全部セットしてあげるから」

そういって彼女は私の時限爆弾をセットしていく首のキッチンタイマーは最大時間の99分59秒、両手両足の時限爆弾は午前0時今は22時だから後2時間後に爆発すると言うことだ、胸のアナログ式は明日の朝10時、最後にお腹のデジタル式は1番長く明日の夜18時だ彼女はセットし終わると私から離れた全ての時限爆弾が動きだした

「全部時間がバラバラなのはなんででしょうか?全部一気に爆発させて人思いに殺しては」

「本当にせっかちねあなた私あなたを殺す気はないわよ痛いとは感じるだろうけど殺す程の殺傷能力はあなたの時限爆弾にはつけてないわ言ったでしょあの子を助けたらあの子は助かるって、全ての時限爆弾が爆発したらゲームオーバータイムアップと見なしあの子の時限爆弾を起動させるわもちろんこっちはひとつでも爆発したらあの子が死ぬ威力よ、それまでにここから出てあの子のもとに辿りつけたらあの子の時限爆弾は外してあげる、もしあなたの時限爆弾が全て爆発したらその時は

あなたをここであの子が木っ端微塵に吹き飛ぶのを見届けることになるわ」

私は自分の時限爆弾のタイマーを見るあれから15分経過していた

「あの子を死なせたくないなら死ぬ気で頑張る事ね」

そういって彼女は部屋をでていく「早くしないとあの子の命がないわね」

私は必死に鎖を外そうとした

「くそ、外れろ、外れてよお願いだから」

首のキッチンタイマーは後20分45秒、両手両足のタイマーはもうすぐ0時になる後5分だどうやらキッチンタイマーにはズレがあるらしい

私は首輪を外そうとするがなかなか外れない、そして両手両足の時限爆弾が爆発する確かに少し痛い程度だが私は最初の時限爆弾を爆発させてしまったあの子の命が少し死に近づいたのだ

私はもう一度鎖の方を外そうとするしかし無駄に終わり首の時限爆弾のタイマーが0になり爆発する残りは胸とお腹しかない私の猶予は後2つの時限爆弾にかかっているあの子の命がかかっているそして朝の9時になった時ようやく私は首輪を外すことに成功する後は鎖だけだが胸の時限爆弾の時計も後1時間で爆発すると言うことだあの子のためにも頑張らなければいけないだが無常にもカチッと言う音と共に胸の時限爆弾が爆発した残りはひとつお腹の時限爆弾だけだ時間だけが過ぎていく17時55分もうあの子の命は5分しか残されていないそして時間は18時になるお腹の時限爆弾が爆発する同時に私は鎖を全て外すことに成功するだが

「残念ゲームオーバーよあの子の時限爆弾を起動するわ」

「待ってください私も連れて行ってくださいあの子との約束を私は守れなかっただから私はあの子と一緒に死にます」

「着いてきなさい」

私はあの子の部屋に入るとまず謝った

「ごめんなさい頼ってくれたのに私はあなたを助けることが出来なかった」

私が謝ると私はその子に抱きしめられた

「見てたよお姉さんずっと見てた犯人さんお姉さんの部屋にカメラつけてたんだってだからお姉さんが私のためにいっぱい頑張ってくれたの私わかるよ死ぬのはやっぱり嫌だけどお姉さんが一緒に死んでくれるなら私怖くないよよく頑張りましたお疲れ様でしたなでなで」

その言葉だけで私は救われた

「そろそろいいかしら?」

「はい」「うん」

そういって彼女はこの子の時限爆弾のタイマーをひとつずつセットしていきスタートさせた

「あなたの頑張りに免じてサービスよ」

そういって彼女はでていく二度と戻ってくることはなかった私はこの子の時限爆弾のタイマーを見る

「なるほどサービスですか」

彼女の時限爆弾のタイマーは今日の午前0時にセットされていた爆発まで丸1日ある1時間で殺す予定だったなら確かに大サービスだ

「ねえお姉さん名前なに?私は閃だよ」

珍しいのだろうか閃ちゃんは自分を殺すタイマーのカウントダウンをじっと全部見つめている

「私はなつみよひらがなでなつみ」

「なつみお姉さんか、なつみお姉さんこのタイマーっての面白いね時間が逆に進んでるよ0になったら爆発するのかな?」

「これはカウントダウンって言うのよ閃ちゃん」

「かうんとだうんか、もしももしも生きて帰れたら、なつみお姉さんと暮らしたいな、みのしろきん?っての払わないってことは私は見捨てられたんだし、なつみお姉さんと暮らしたいなそしていっぱいかうんとだうんされたい」

「タイマー気に入っちゃったのね」

そして22時爆発まで2時間となった頃閃ちゃんは眠ってしまった眠ってるうちに死ねるならそれは幸せなことだろう

すると足音が聞こえた

「お疲れ様」

誘拐犯だ何故戻ってきたのだろう?ここにはもう用はないはずなのに

「何しに来たんですか今更」

私が睨みつけると彼女は閃ちゃんに近寄ってひとつひとつ閃ちゃんの時限爆弾を外していくそして8つ全部が閃ちゃんから外された

「この子はあれから命乞いをしなかったもしまた命乞いをするなら殺すつもりだったけど私は醜いのは嫌いなの」

「これあなたがいた部屋に置いて置くわねあそこなら防音防壁だから時限爆弾が爆発しても大丈夫だし」

彼女はそういって立ち去る

「あの閃ちゃんのお母さんですよね?どうしてこんなことを?」

「この子が時間を守らないからよ、私はもう育てる自信がないのだからなつみさんこの子のことお願いね」

それを最後に彼女は立ち去る0時になり隣の部屋から爆発音が聞こえる時限爆弾が爆発したようだ私を部屋を確認にいくそこには焼け焦げて人間だったものが存在した

「閃ちゃんのお母さんこれはあなたなりのケジメなんですね」

彼女は8つ全ての時限爆弾を自分の体で爆発させたらしい私は閃ちゃんの部屋に戻り閃ちゃんを抱えて家を後にしたそしてあれから2年が経過した閃ちゃんは5歳になった

「なつみお母さん今日は何?」

閃ちゃんはまだタイマーがないと時間がわからないらしく私はタイマーを首からかけながら答えた

「今できるから後10分待って」

私はそういって閃ちゃんの首に自分のタイマーをかける「行くわよよーいスタート」ピッ

「わーいカウントダウンだ」

閃ちゃんは大喜びでタイマーのカウントダウンを見つめるそして食事の時間私は閃ちゃんから首のタイマーを外し自分の首にかける

「じゃあいつも通りご飯は1時間で食べること」

私はそういってタイマーをスタートさせるピッ

「大丈夫あの時の時限爆弾だと思えば」

さすがに舌っ足らずはもうないタイマーを時限爆弾だと思うのはあれから抜けていないどうやら間に合わなければ爆死すると思いながらタイマーで時間を計られる時は挑むらしい

「なつみお母さんあと何分?」

「後5分そのペースなら十分間に合うから慌てず食べるのよ」

閃ちゃんは随分食事のペースが最初に比べると早くなった最初は

「後10秒、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0、はいストップ、タイマー解除するよ、後5分頑張ろうね」

といった感じで食べていた、今では

「後5分だね、わかった頑張る」

となっている、どうやら時限爆弾と思うことが功を奏したらしい

食事が終わり一緒にお風呂に入るもちろん閃ちゃんの要望でお風呂にもタイマーがある今や我が家はタイマーだらけだお風呂のタイマーは15分にセットしている

「ねぇなつみお母さんそろそろ私も自分のタイマー欲しいよ」

「そうねそろそろ閃ちゃんもいいかもね」

お風呂から上がるとリビングに見慣れない人影があった

「誰もいないから肩透かしを食らってたがちゃんと居るじゃねぇか」

男たち3人はそういうと私たちを縄で縛り口にガムテープを貼る

「俺たちは強盗なんだがただの強盗じゃねー殺人強盗だ」

そういって男の1人がバッグから何かを取り出す時限爆弾だということはひとめでわかったご丁寧に2人分用意されている

「こいつが何か分かるか?超強力な時限爆弾だ」

男はそういうと私と閃ちゃんの体に時限爆弾を括り付ける

「30分で爆発するそれまでの間無駄に足掻いてろじゃあな」

男たちは立ち去った後には時限爆弾を仕掛けられた私と閃ちゃんが残された

 

「んっ!んっ!」

閃ちゃんは必死に口を塞がれながらも声を出しているどうやら私に助けを求めているらしい

「んっ!!」

閃ちゃんがさらに大きな声で叫ぶと私に閃ちゃんの口の動きが見えた「助けて」と言っているように私は思った、大丈夫だからね、きっと助けが来るから猿轡越しに私は伝える助けがこないことは私が1番理解していたが残り時間は後1分、私は閃ちゃんを抱きしめる

「んっ!!んぅ〜!!!」

閃ちゃんは必死に叫んでいる、残り20秒

「(閃ちゃん今までありがとう)」

残り15秒

「(私が居なくても元気でね)」

残り5秒

「(大好きだよ閃)」

時限爆弾のタイマーは0になったが爆発しなかった不発におわる奇跡が起きたのだ

その時声が聞こえた

「任せるって言ったわよねこんなところで死なれたら困るんだけど神様だからって何度も助けられないんだから、でもようやく呼び捨てだし1歩前進良しとしますか」

閃ちゃんの元お母さんがそこには立っていた私たちの体から爆弾と猿轡を外す

「閃随分大きくなったわねお母さんとしてはダメダメだった私だけど

神様になった今は人知れず天界から見守ることができるわ頑張ってね」

「誘拐犯人さんどうしてここに?」

「閃この人はあなたのほんとのお母さんよあなたから時限爆弾を取り外してそのまま爆死したの」

「お母さん?」

「閃許してなんて言うつもりも母親なんていう資格もないでも神様となった今はあなたを人知れず守らせて欲しいもちろんなつみさんも」

「ありがとう誘拐犯人さんうーん今は神様でほんとのお母さん?」

閃は混乱してるようだ私と神様は2人で笑い合う

「誘拐犯人さんよくわからないけど私を時限爆弾から守ってくれたんだよねあの時も今も」

「ありがとうかその言葉を聞けただけでだけで今は十分かな、じゃ私そろそろ天界戻るからまたね」

「あのまた会えますか?」

「残念だけど私がこれるのはあなたたちに危機があった時だけねそんなのは困るでしょ?」

「そうですねではまたいつか」

閃は小学一年生になった首からは閃専用のタイマーをいつもぶら下げている

「お母さん行ってきます」

「閃忘れ物ない?」

「大丈夫」

私は閃を見送り相談事務所に行こうとしたそこには神様が立って微笑んでいた

「お久しぶりですまた会えましたね」

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