陰の実力者になりたくて! 本編の第03話です。
ようやく“シド”として王都に向かうことになりましたが…オリ展開となっています。
本作品では、アルファたちの出会いや年齢などがズレ、みんなの性格や嗜好も変わりました。
シドと七陰の距離感がまったく違います。普段から七陰と一緒にいます。
本作では実年齢バレとレミーの陰謀で、色々と七陰に教育されています。ええ、教育です!
そして、またもレミーがやってくれました。アレクシアとの出会いも変わりました。
気に入らない方は、そっ閉じ願います。
──これはそんな「if」の物語──
──いざ王都へ──
汽笛の音が響く汽車の中で、静かに外を眺める私。
隣の席に座った
そう、“私”がギリシア──シャドウの時の偽名──に変身して移動しているのだ。といっても、ギリシア──シャドウの姿は、七陰との話し合い──途中からは教育?された結果、アルファたちと同じ年恰好でいることになった。なので、今の身体年齢は20歳くらいになっている。
──ガンマとイプシロン、ゼータ、イータの同じ歳くらいにしよう!って圧も強かったけど、お姉ちゃん枠になった──
ご面倒でしたら毎日洗ってさしあげます!ってガンマが言い出した時には、もうすっかり諦めて、
──なんとか
そうそう、瞳の色についてもアルファが、──私と一緒なのはイヤなの? ってハイライトの消えた瞳で……。
ごめん、ごめんなさい、ごめんなさいってば、アルファ。ゆるしてください、おねがいします。
うぅ……なんでも……いうこと……ひとつ……きくからぁ……
はっ ──一度目──
ふぅーっ、疲れているのよ、私。
私の恰好はアルファとお揃いの黒のロングのワンピース。ネックホルダーの下やジャケットが少し透けていて恥ずかしいけど、ガンマのルーナとして着ている黒のドレスよりはマシ……だと思いたい。
それに、そんなに胸は大きくしてないし、動きにくくなるからBカップ?くらいに調整している。イプシロンとお揃いよ。そうそう、インナー類とブレスレット等はメタルスライム製だから、攻撃力と防御力もバッチリよ。
──身長からスリーサイズに至るまで七陰の希望が・が・が・が──
はっ ──二度目──
本当に疲れているのね、私。王都でレミーは、普段ミツゴシ本店の屋上にあるシャドウガーデンの
私は先週のことを思い出していた。
王都のミドガル魔剣士学園に、お姉ちゃんと同じ
念のため確認よ。と言われて、ミドガル王都の地図を広げながら、各地域の説明に始まって、
三歳頃に魔力暴走を
続けて、王宮の現在の勢力図や王族──同学年にミドガル王国第二王女と、一学年上にオリアナ王国の王女が留学生としているとのこと──に貴族の派閥関係の
最後に、ディアボロス教団の調査結果について詳しく教えてくれた。
・王都はフェンリル派が多数で、それ以外にロキ派とヨルムンガンド派の存在していること。
・各騎士団への浸透具合、特に第三、第四騎士団は隊長クラスが直に教団関係者とのこと。
・ミドガル魔剣士学園や併設されている魔術師学園にも教団関係者がいること。
──教師の中にも、生徒の中にもいるらしい。
そして、ガーデンは、正体不明の組織として、教団と陰で暗闘を繰り広げている。
もちろん、悪魔憑きの奪還・救出・解呪・保護がメインではあるが。
その盟主として、私は、
──
──リトルボーイには勝てると思うのだけれども──
──まだまだ、修行が必要ね──
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
突然、汽車の速度がゆっくりとなり、線路の途中で止まった。──駅でもないところでだ。
んん、何かあったのかな?
「お客様の中に魔剣士の方はいませんかと?」
慌てた車掌さんが客車に声をかけながら入ってくる。
「と、盗賊たちが乗り込んできて──」
「無駄だ!! まともな魔剣士がいないことはあらかじめ調べてある。」
客席に座っていた乗客の一人が車掌の話しを遮った。
「お、お客様、それは一体どういう意味でしょう……?」
「察しが悪い奴だな。俺が盗賊の『内通者』だ。」
他の乗客が悲鳴をあげた。
「おっと、動くな。あんたらにはこの車両でぐっすり寝てもらう。」
「ど、どういう意味ですか?」
盗賊は薄ら笑いを浮かべながら、種明かしをした。
「この列車には睡眠ガスが仕込んである。そろそろガスが回る頃だろう。抵抗しても無駄だぜ。」
うぅ意識が……、と言いながら車掌が倒れていく。
「じゃあな、おねんねの時間だ。」
「さて、仕事の時間だ。お前ら入ってこい!」
盗賊団が数人、乗り込んできた。
「情報通り、裕福な奴らが多いですね。」
たんまり分度ってやれ! と、盗賊団の団長が部下の盗賊たちに指示を出した。
──どうしよう。レミーはクスリが効かないくせに寝たふりをしている──
寝たふりして誤魔化すのもなんだし、なにより人助けだし盗賊だし殺るか。
「こいつは男爵家のガキ……って、この
私は、素早く魔力探査を行い、汽車の中で意識のある人がいないかを確認した。
ふむっ。全員眠っているようだ。それに、盗賊の反応は、この客車に6人と、機関車に2人と。
ちょっと離れた街道のところに、逃走用の馬車を用意してあるようだ。そこに見張りが2人。
本来、私が動くほどの相手でもないけれど、盗賊死すべし、慈悲は無い!の精神でサクッといきましょうか。
客室と逃走用の盗賊を浸透勁で血を流さないように片付けてアイテムボックスに文字通り
席に戻ったら、レミーが本当に寝ていたことに気が付いて、思わず頬を抓ってしまったわ。
かくして、少々時間に遅れてしまったが、無事?王都に着くことができた。
レミーが迎えに来ていたお姉ちゃんに
レミーを迎えに来たはずが、私を迎えることになって少し驚いている、お揃いの服を着たアルファに抱き着くのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ミドガル王国の王都は、人口100万人を超える大都市である。
15歳になった私が入学したのはそんな大都市にあって、お姉ちゃんも三年に在籍している『ミドガル魔剣士学園』よ。
大陸最高峰にして最大級の魔剣士学園で、国内はもちろん、国外からも将来有望な生徒が集う超名門校……なんだけど、中世の階級社会なので、男爵家次女の私なんかも入れてしまう。
私も、お姉ちゃんと同じ特待生になったので、学園内に併設されている学生寮に住んでいる。
入学して2ヶ月ほど、私はそこで、
「クレアお姉さま、おはようございます。」
さすがに、
──それを知った時のアルファとベータは……思い出したくない──
──アルファお姉さまぁ、ベータお姉さまぁって、これでいいの……、ちょっと、鼻血出しながら近づいて来ないで~!──
はっ ──一度目──
「…おはよう、シド*2。」
お姉ちゃんも満面の笑みを浮かべている。
「本日の朝食は、エッグベネディクトに、バゲット、スモークサーモンのサラダ、コンソメスープにオレンジジュースでございます。どうぞご賞味ください。」
メイドさんたちによって、手際よく朝食が並べられていく。
「オレンジジュースの代わりに、ミルクをお願いできますか?」
私は飲み物の変更をお願いした。メイドさんは快く引き受けてくれた。
ミツゴシ資本の入っている上級学生寮の朝食は普通に豪華だ。まぁ、普通にミツゴシで食べる朝食も同じくらいだけど。
しばし、お姉ちゃんと朝食を楽しむ。
お姉ちゃんは、美人で優秀だ*3、今年のブシン祭の学園代表候補の筆頭ではないか、とも言われてる。うふふん。
「そういえば、今日から、私は騎士団の体験実習で寮を一週間ほど開けるのだけど……、シド、あなた一人で眠れるの?」
「お、お姉ちゃん!」
そりゃあ、お姉ちゃんといつも一緒に寝てるけど、
で、レミーがいつも一緒に寝るから、私も一緒に寝ないといけないわけで、私も一緒に寝るからレミーも……あれっ、ループしてる。
と、とにかく15さいにもなってもおねえちゃんといっしょにねむっていることをばらされるわけには……
「ほらほら、自分が寂しいからって、かわいい妹をからかわない、からかわない。」
ニーナせんぱい!
たすけてください……、って、アルファじきでんの、ひとみウルウルうわめづかいでねだる。
ニーナ先輩は、左手で胸を押さえると、おもむろにお姉ちゃんの頭を
─ちょっとクレア、あんたなんて仕草を妹に教えてんのよ!!─
─むぅ、ニーナうらやましい~。天然よ、多分─
「ニーナせんぱぁい……」
びみょうにごびをあげるといいらしい。
もうわたしは、はずかしさでなきそうだよ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
それで、シドの様子は?
「予定通り、レミーと入れ代わって、ミドガル魔剣士学園の寮に今朝から戻られています。」
─レミーとは無事入れ代われたようです─
そう、シドはどうするつもりなのかしら?
─レミーの機嫌が悪かったのよ。次は一週間先だーって─
「わかりません。話しは変わりますが、気になることが……。先日潜入調査を行った北区の酒場ですが……」
ごく普通の酒場だった、と報告を受けたはずよ
「調査を行ったのは新入りでしたので、念のため
王都の教団の隠しアジトね。まだガーデンが捕捉してないところが残っているのね。
「思い返せば、先日シド様が外出して北区に買い物に来た際に、その酒場の方を見ていた気がします。」
シドも魔力探査で気づいていたのね……。調査に行きましょうか?
「アルファ様ご自身で、ですか?」
ベータ、あなたも来なさい。後は、シグマのいる情報部隊の中隊から2分隊バックアップに。教団が何を考えて実行しているのか、私たちは知らなくてはならない。
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王都地下の迷宮を利用したアジトね。
「かすかに薬品の匂いがします。」
悪魔憑きの研究かしら?
「アルファ様、警備の兵がいます。光学・魔力迷彩をして進みましょう。会話はスライム通信*4で。」
………そうね、証拠を消されては面倒よ。
………最近は、侵入に気づかれると、すぐに資料を燃やされちゃいますからね。
………それだけ
──彼女たち二人を先頭に、2個分隊と内部へ潜入していく──
………ここは……地下教会跡……でしょうか?
………研究室として利用していた、みたいね。
………〈トラップに注意しながら調査を開始するわよ。〉
………〈了解!〉
………すでに移転しているようですけど、でもいくつか書類が残っていました。“錠剤”の研究と人体実験が行われていたようですね。
─運び出し忘れたのか、悪魔憑きの人体実験の記録が残されていた─
………実験体226番レナ……227番ミリア……ここで行われていたのね。
………牢屋の跡があります。でも、重要な書類は持ち出されていますね、多分。
………研究が完成に近づいているのかもしれないわ。彼は予想しているのかもしれない、この先の戦いを。
………〈書類を
─1分隊が
………デルタを呼び寄せましょうか?
………そうね……、戦力を整えておきましょう。
………ここはどうしますか?
………いつも通りスライムを置いて監視をするわ。それで問題ないわ。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「午後の実技、シドは今日王都ブシン流に顔を出す予定だったわね。」
「はい、アレクシア様、ブシン流の交流の一環として。一緒に受けれますね。」
この学園は、午前の基礎科目と午後の実技科目に分かれている。基礎科目はクラスごとに、実技科目は選択式でクラスも学年もごちゃ混ぜ、自分得物・流派から自分に合った授業を選ぶことになる。
王都ブシン流はかなり人気の授業で、一部50人でなんと九部まであり、一部から九部は実力ごとに分けられている。
私の場合、もちろん戴天流剣術なんて選択に無いし、私が──ガーデンが戴天流剣術を使っていることはもちろん秘匿事項である。というわけで、あまり人気の無い伝統ブシン流を選択している。レミーも気軽で良いから、と賛成してくれたし。
でも、偶にブシン流同士で交流することもある。今日はそういう日だった。
で、アレクシア王女には……レミーが言うには
なんでも、王都ブシン流以外で特待生となった生徒が珍しかったらしく、入学早々にちょっかい出してきた……とはレミーの言い分だ。クレアお姉ちゃんもそうなのに…
詳しく書くと長くなるので、端的に言うと、天才剣士って気に入らないわね、なら剣で語りましょう! で木剣で対戦してボッコボコにしたらしい、かなり徹底的に。そしたら懐かれた、とのことだった。
こいつ大丈夫か?と思ったりしたが、木剣とはいえ、王女相手にフルボッコする人は“あまり”いなかったらしい。
─シンクロした時の私の驚きといったら……心臓止まるかと思ったわよ─
その後も、勝負よ! よし! で、フルボッコ継続中なの。レミー恨むわ。今更
とはいえ、一度だけ私の時に大丈夫か聞いてみたら「大丈夫よ」の一言だったわ。
こうして、私に「剣の前に平等で王女でもボコる娘」という2つ目のレッテルが貼られたのだった。
─最初のレッテル?予想通り「お姉ちゃん大大大好きシスコン妹」よ─
─陰の実力者じゃあ無いって?ちゃんとシャドウガーデンという陰の組織の
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「広いなぁ。」
王都ブシン流一部の教室に入ってまず言わずにはいられなかった。
でかい体育館。当然、更衣室、風呂、軽食堂?、他いろいろ完備で、扉はメイドさんが開けてくれる。人力自動ドア仕様だ。
まぁ、伝統ブシン流も、3部位はあるし、お姉ちゃんも一緒だし。
「今日は、ブシン流交流会で新しい仲間が来ました。」
と顧問の先生に紹介される。
「私は、シド・カゲノーです。伝統ブシン流です。今日の交流会よろしくお願いします。」
そして同類とは欠片も思われていない視線に晒される。
とはいえ、さすが王都ブシン流一部、他の流派のクラスと違って空気に緩みがない
見渡せば、七陰に説明された重要人物がそこら中にいるわね。
あそこのイケメソ?は侯爵家の次男だし。あそこの美人さんは現役魔剣騎士団長の娘だし。
今私の隣にいる顧問のゼノン先生はこの国の剣術指南役であり、しかもまだ28歳という若さのチャラい金髪イケメソだ実態はクズ野郎だ。
「知っての通り、ここで学ぶ王都ブシン流は、伝統あるブシン流から分派した新しい流派、いわば新顔です。」
伝統しか無い伝統ブシン流でしょ、ってこと?
「初めは風当たりが強かったが、ここにいるアレクシアの姉、天才魔剣士と呼び声の高いアイリス王女のおかげで今は本家に迫る勢いだ。」
アレクシア王女に当て擦りですか、そうですか……。チャラい上に、煽りですか。
「つまり、力さえあれば周囲の好機の目線など跳ね返すことができる。さて君の力はどれほどかな?」
次のレッテルは「剣の前に平等で指南役でもフルボッコにする娘」で良いよ。
「…先生も王都ブシン流を盛り上げた剣士の一人だと聞きますが?」
と一部の生徒がヨイショしている。見たところ教団関係者っぽいが。
「アイリス王女に比べれば微々たるものだがね。それでも私は王都ブシン流は自分が育ててきた、と思っている。だから王都ブシン流を好きになってもらえたなら嬉しいんだ。すまない。練習の邪魔をしたね。」
そう言ってゼノン先生はほかの生徒を見に行った。
──ちっ、逃げられたわ!あのチャラい金髪イケメソは──
てな感じで稽古開始。
瞑想、魔力制御から始まって素振りやら基礎的な内容が続く。いいよいいよ、基本は大事だ。
やはり強い人は基本を大事にする。周りのレベルも高いしお世辞抜きでいい環境だと言えるだろう、あのチャラい金髪イケメソは除くが。
当たり前のようにアレクシア王女がやってきて、準備運動を一緒にして、いつもの試合の時と同じように、私の柔軟体操と動的ストレッチを組んでやってくれる。その後も剣を構え打ち合う。
私が剣を振り、アレクシアが受ける、逆にアレクシアが仕掛け私が受ける。
アレクシア王女は、攻撃は当てないし、動きも遅いし、魔力もあまり使わない。
周りでは魔力をガンガン使ってかなり激しい撃ち合いをしている組もあるけど、アレクシア王女と私は普段通りに魔力無しで始める。
対峙してみると、アレクシアの剣は普通にいつものいい剣だった。
基本に忠実、無駄が排除され、研ぎ澄まされた剣、昨日よりも今日強くなる剣。
今や王国最強とまで言われる姉に大きく劣る、というのが彼女への世間の評判だけど、無駄が排除され研ぎ澄まされていくその様は、一歩一歩基礎を地道に積み上げてきた努力の結晶だ。
途中からは、いつものように木剣へ持ち換えて、試合の始まりだ。今日は前よりもどれだけ上手くなったかな。今日もフルボッコ頑張ろう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
「よし、今日の授業はこれまでだ。」
互いに礼をして終わる。
「ほんとうに、いい剣ね。でも、嫌いな剣……のハズなのにまた闘いたくなる。」
いつものように、声に出して言っている。
「私が勝ちたい剣とは違うのよね、うん。」
彼女はそう言って片付けに入る。授業が終わったのだ。
私は大方の予想通りに、この授業でもアレクシア王女をフルボッコにしたのだったが、まぁ無事*5切り抜けることができたようだ。
素早く片付け着替えて全力ダッシュで帰寮……しても、お姉さまいないんだった。レミーも代わってくれないし……
──はっ、レミーに完全に毒されているわ──
アレクシア王女を待っていると、ゼノン先生と話しているところを見てしまった。
君の答えはまだかい、というゼノン先生、ええ、そんなのまだまだ先よ、ゼノン先生、とアレクシア。
やれやれまるで子供だな、いつまでもそうやって逃げられるわけじゃないよと、冷静なゼノン先生。
大人の事情は子供には分かりません、とアレクシア。
あぁー、なるほどね。ここ最近、毎日私と試合に来てるな…って思っていたし、レミーからもそう聞いていたけど。逃避行動でもあったのかなぁ……
「まだ公にこそなっていないが私たちの婚約は「まだ婚約者候補でしょ」…君が承諾すれば話は進む。」
「自分の結婚する相手は自分の好きな時に自分でで決めるわ!」
なるほど、状況は理解できた。
彼女が私にフルボッコにされても強くなりたくて試合う理由もなんとなく。
痴情の
陰の実力者になりたくて! 本編の第03話です。
基本カゲマス準拠です。
今後も七陰列伝は順次投稿していく予定ですが、当分本編を進めます。
ようやく“シド”として王都に向かうことになりましたが…オリ展開となっています。
本作品では、アルファたちの出会いや年齢などがズレ、みんなの性格や嗜好も変わりました。
シドと七陰の距離感がまったく違います。普段から七陰と一緒にいます。
本作では実年齢バレとレミーの陰謀で、色々と七陰に教育されています。ええ、教育です!
今回もレミーがやってくれました。アレクシアとの出会いが変わりました。
そして、七陰の努力が報われました。陰の実力者の認識が変わっています。
この設定が気に入ってくれると嬉しいのですが。
色々と捏造した設定がありますので、読む際は注意願います。