黒の組織の幹部だけど有名アイドルの双子の姉妹なんです   作:黒っぽいアイドル擬き

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今回はキャラ別の視点短編です。

・スカーレットと言う女(スカーレット視点の話)長め

・幻影(アイのストーカーの視点の話)短め
 
と言った具合です。

カミキヒカルですが……本編の方で急展開を迎えたみたいなので保留とさせて貰いますm(_ _)m


番外編:短編集

【スカーレットと言う女】

 

 

私はスカーレット=ベイリー。

 

名前すらまともに伝わらない秘密主義の犯罪組織に属している以外に普通の探偵助手。

 

……誰に挨拶してるのかな。

 

まぁ、良いわ……寝ぼけてるだけだろうし……それよりも かなを起こさないと……。

 

「かな……学校に遅れるから起きて……」

 

「う~ん……あと5分……」

 

「ダーメ……ほら、遅刻してもしらないよ……?」

 

私は かなを起こすとすぐに朝食の用意をする。

 

シンフォニー……ユメはいない……と言うか色んな所に寝泊まりしてるから滅多にセーフハウスにいたりしない……それは長い付き合いの中で分かった事……。

 

最初は組織はそんな感じなのかと思ってたけどベルモットに聞いたら……。

 

「あの子はね……簡単に熟睡したりしないの……あの子にとって眠ると言う行為が怖いらしいのよ……」

 

「怖い?」

 

「……時々見るそうなのよ……酷い悪夢をね……まぁ、それを除いても睡眠の時が一番の隙になるから極力仮眠だけを取って過ごしてるって言ってたわ。キスール……貴方からも言って頂戴……ちゃんと休まないと非常時に動けなくなるわよって」

 

そんな感じのやり取りだった。

 

セーフハウスにいるのは普通に寛ぐ為だったり、ご飯を食べてたり、銃の手入れをしてるくらい……たまにぐっすりと寝てたりする……そんな感じだ。

 

喜怒哀楽が激しくて何を考えているのか分からない……精神的にも不安定……恐ろしく冷徹で容赦が無い……でも鋭い洞察力と頭脳そして卓越した戦闘力を持つ……双子の妹とその子供を溺愛とも言える行動を見せたり、気に入った人間を抱き込む彼女は本当に何者かな?。

 

私はそんな事を考えながら朝食を作り終えて かなと食べてたら思い出した事があった。

 

「かな。私、今日は遅くなると思うから留守番お願い出来る?」

 

「良いけど仕事?」

 

「うん……そんな所……一応エミリーがいてくれるらしいからお願いね」

 

「分かった」

 

今日の仕事は組織関連……何でも始末してほしい人間がいるらしい……まぁ、いつもの仕事ね。

 

私はそんな事を思いながら珈琲を飲んだ。

_________

______

____

 

その夜、私は廃墟で一人の男を追い詰めた。

 

「ひ、ひぃッ!?」

 

「無駄に手こずったわね……そろそろ終わりするわ」

 

「な、何なんだお前は……ば、化け物か!?」

 

そう言われた私は辺りを見るけど……せいぜい18人くらい始末しただけでそんな事を言われるなんて侵害です。

 

シンフォニーならその3倍は軽く始末する。

 

私に言わせればシンフォニーの方が圧倒的に化け物ね。

 

「組織のお金を着服したそうね……馬鹿でしかないわ……命が欲しくないの……?いや、欲しくないからやったのね……」

 

「た、頼む!見逃してくれ!」

 

「私はシンフォニーの様に冷酷じゃない……でも、慈悲はね……シンフォニーよりも無いって自負してるわ……」

 

私はそう言ってターゲットを始末すると携帯で報告する。

 

「私です。言われたターゲットは殺しました……えぇ、取り巻きもです……分かりました……すぐにその場から去ります……では……」

 

私は報告を終えると現場を後にしようとした時、自分の手が真っ赤に染まっている様に見えた……実際に人を殺しているのだから返り血くらい付着しますが……まるで血溜まりに直接触れたかの様に真っ赤に見えた……。

 

「かな……」  

 

私はこれからもこの手で かなに触れ続ける……とても一人の親の手ではなかった……でも……。

 

「仕方ない事だよ……ゴットスピードだけは許せない……まだ一人……殺せてないんだから……」

 

私は最低な親だ……子供の未来よりも復讐を選んだ……でも……奴らは無関係な人間も巻き込むクズ共……生かしておいたら私と同じ境遇の人間が生まれるかもしれないし、もしかしたら かなにその余波が飛ぶかもしれない……。

 

だから……私が最低な親だとしても……シンフォニーの親友だとしても……復讐は止められない……刺し違えてでも……ゴットスピードを皆殺しにしてやる……!。

 

 

【幻影】

 

 

俺はある人物から手に入れた情報を元にアイの妊娠を聞き付けて宮崎の田舎の病院まで来た。

 

アイが妊娠?。

 

そんな訳が無い!!。

 

アイが誰ともしれない男の子供を妊娠するに飽きたらず出産までするだと!?。

 

あり得ないあり得ないあり得ないあり得ない!!!。

 

だから確かめてやるつもりで宮崎の病院まで来たが既に夜で田舎の病院とは言え、警備も厳しかった……クソ!。

 

これじゃあ確かめようがない……そんな事を考えていた時に俺は病院から出てくるアイを見た。

 

なんだ……妊娠してないじゃないか!!。

 

普通の体型だった……見間違いじゃない……そうだよなぁ……アイが妊娠する訳がない!!。

 

きっと別の病気で入院してただけなんだ!!。

 

アイ……アイ……アイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイアイ!!!。

 

このまま彼女に触れようとした所でいきなり振り向いてきて一瞬で背後を取られてしまった……。

 

「消えろ……気持ち悪い……」 

 

アイはそんな事は言わない……よく見たらアイの髪が短かった……でもその顔は鏡に写った様に瓜二つだった……俺は誰を着けていたんだ……その真相はもう分からない……。

 

分かるとしたら……あれは……アイじゃない……悪魔だ……。

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