堕ちた漂流魔王少年の物語【凍結中】   作:ディストピア

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あらすじ通り有り得たかもしれない別の可能性


だからこの展開もまた必然


第一話

魔界での生活、そして魔王ラハール達との別れから一年後

 

 

自宅の二階の階段から落ちてそのまま過去のミッドチルダに跳ばされ、花畑でテスタロッサ親子との出会いから一週間が経ち

 

 

 

次元航行エネルギー駆動炉ヒュードラの起動実験日

 

 

二人で食べる様にとプレシアが用意したおやつを取りに行っていたキッチンから戻ってテーブルおやつを置き、アリシアを見ると慌てて部屋の中に入ってきた

 

「アリシア?…………って、アレは何かヤバイ」

 

先程までアリシアが居た方を見るとかなり離れた場所で金色の光の柱が立ち上ぼり、金色の光が物凄い勢いで爆発的に拡がった

 

 

「アリシア急いで僕の所に!!」

 

そう言って手を伸ばしながら駆け寄る

 

「ゼブル」

 

ゼブルの名を呼び手を伸ばすアリシア

 

 

二人の手が触れ合う瞬間

 

 

 

 

 

二人の横の空間が揺らぎ、その空間の歪みから現れた砲撃が直撃し壁に吹き飛ばされるゼブル

 

 

「ゼブル!!」

 

泣きそうな声で叫ぶように名を呼び近寄ろうとするアリシア

 

 

「ガァッ…………アリ……シア、…………………ごめん」

 

 

壁に叩き付けられ床に倒れ伏した状態で口から血を流し、謝りながらゼブルは金色の光に飲まれる直前に遮断系の結界を展開したが、距離が離れた為にアリシアは間に合わず糸が切れたかの様にその場に倒れ込み、死に逝く光景を間近で見せ付けられアリシアがどうなったのかを理解し呆然とするゼブル

 

 

『ハハッ、アリシア・テスタロッサはそもそも初めからヒュードラの事故で死ぬだけの存在だ、気にする事はない、ヒュードラの事故に巻き込まれこの場で死ぬ…………その為だけに誕生して、死ぬ為に存在する娘だ』

 

そこに何処からか念話で笑いながら話し掛けてくる男

 

 

「ふざ……けるな、そんな理由でアリシアを死なせるのか…………邪魔をしたのか、死ぬ為だけに存在する命なんて…………居る訳無いだろ、このクソヤロー!!」

 

ゼブルは口から血を吐き涙を流しながらも立ち上がりそう叫び罵倒する

 

 

それに対して男は

 

 

『イレギュラー…………同じ転生者だから見逃してやろうと思ったが…………此処でお前も死ね』

 

念話で言い終わると同時にゼブルの前方の空間が歪みだす

 

 

「今度は殺す気の砲撃か……また別の殺傷力の高い魔法か、貴様の行動を……考えを後悔させてやるよ外道」

 

歪みを見ながら魔力を高めつつ呟き

 

 

 

『塵も残さずに死ね、インパルスカノン』

 

男が殺傷設定の魔法の名を叫び発動させるのに合わせて詠唱を開始する

 

 

「バリアー・バニラ・バニプルン」

 

若干顔を赤く染めながら魔法を反射する鏡の盾な障壁を更に結界の前に……自身と歪みの間に展開する

 

 

 

そして放たれ歪みから現れた殺意の具現、破壊の魔力の塊は障壁に当たり、そのまま反射され歪みの向こう側に帰っていった

 

『なっ、ギャァァァァ』

 

直後男の悲鳴が念話越しに響き渡り…………数秒後に静かになった

 

 

 

「アリシア…………助けられなくて…………本当にごめん」

 

直前に見た光景からか涙を流しながら眠るように倒れ付しピクリともしないアリシアを結界の中から見ながらその死を悲しみ涙を流しながら謝るゼブルだが自分の周りの異常に気付く

 

 

「コレはあの時の…………ラハールさん達の居た世界から帰る時に現れた黒い渦、まさか帰るのか…………このタイミングで、さようならプレシアさん………………僕はアリシアとリニスを守れなかった、本当にごめ」

 

黒い渦に気付き自分がどうなるのかを理解しプレシア・テスタロッサにアリシアとリニスを守れなかった事を謝っている最中に自分の元居た世界に跳ばされるゼブル

 

 

 

帰還後に悲しみ嘆くゼブルに軽く事情説明をされた両親、シナトとヘルは完全に落ち込んでいるゼブルを数日後に最近有名になりだした喫茶翠屋に連れていき、シナト達は不破士郎…………高町士郎との驚きの再会をした、両親の知り合いの彼がまだ古傷に苦しんでいると言う事を知り、親の知り合いだからと言う理由で魔法薬のソーマを渡す

 

 

 

 

 

 

別の可能性と違い、このタイミングでの再会が後の悲劇に繋がるとは誰もが想像すらしていなかった




マザーハートはこの様子を記録してますがアリシア死亡でプレシア・テスタロッサは狂いました、助けなかったゼブルを逆怨みしている可能性すら有ります
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