東方傘店主 作:超撥水
あれは嘘だ。
小傘「そんなに期待してた人いないんじゃない?」
(´・ω・`)
では、どうぞ。
はい、皆さんこんにちは。
現在料理中の多々良小傘です。
博麗神社で。
と言うか少し前に、片付けが終わったところ。
片付けが終わった時、既に太陽が顔を出していた。
・・・はい、徹夜しました。
徹夜の理由が悲しいけど。
今から家に帰るのもなんだったから、朝ご飯を作ってる。
勿論霊夢達の分もある。
朝ご飯はシンプルにご飯とお味噌汁。
と言うか、それくらいしか材料が無かった。
作っていたら足音が聞こえた。
霊夢が起きたのかな?
「ふわあぁぁ~おはようだぜ~」
「あ、魔理沙なんだ・・・まあいいや。起きた?」
これは予想外だった。
てっきり、霊夢が先に起きて来ると思ってた。
「眠いぜ・・・後、頭が痛い」
「飲み過ぎだって・・・。取り合えず顔洗って、霊夢達を起こしてきて」
「了解したぜ・・・ふわあぁぁ~」
魔理沙は顔を洗いに行った。
さてと、私はお皿でも並べようか。
「小傘・・・何で勝手に料理なんて作ってるのよ・・・」
「霊夢が起きなかったのが悪い。はい、取り合えず座って」
「おはよう!傘のおねーさん!」
「小傘さん、おはようございます」
「おはようなのだー」
「チルノ達もおはよう。ご飯あるから座って」
魔理沙が霊夢達を起こし、霊夢達は、私が準備した食卓に座る。・・・よし、これで全員だね。
「じゃあ、全員揃ったみたいだし・・・」
みんな、両手を合わして言う。
「「「「「「いただきます」」」」」」
これをしないと、朝ご飯を食べるっていう感じないからね。
「美味しいです!」
「美味しいのだ!」
「それは良かったしっかり食べてね」
「おかわりー!」
「それはさすがに作ってないよ。元々霊夢の食料だし」
作ってたら、霊夢が鬼と化して私が退治される。
逃げ切れる自信はあるけど。
でも、逃げ切った後、とんでもない報復が待ってるのが目に見えてるからからそんなことはしない。
因みにその霊夢はと言うと、勝手に食料を使われて、不機嫌ながらもご飯を食べている。
魔理沙は美味しそうに食べている。
「チルノ、食べ終わったら台所にお皿置いてね。片付けておくから」
「小傘、それは私がやるから大丈夫よ」
「あ、そう?じゃあお願い霊夢」
そんなこんなで皆で朝ご飯をたべた。
side Reimu
「ふぅ、こんなものかしらね」
私は、自分でやると言った皿洗いを終えて、一息ついた。
因みに小傘はチルノ達を連れて帰った。
『今日もお店があるしね』とか言っていた。小傘、徹夜したらしいのによくできるわね。
「お、終わったか?」
「終わったわよ・・・と言うか魔理沙、あんたも手伝いなさいよ。貴女も食べたでしょ」
「嫌だぜ」
「はっきり言うわね・・・」
さほど期待はしていなかったけど。
取り合えず私は、縁側で座っている魔理沙の隣に座る。
「しっかしなぁ・・・」
「何よ」
「小傘て大抵何でもできるんだなと思ってさ。作った飯も美味いし、近接戦も強いし。・・・あ、弾幕ごっこは別か」
「小傘は一人暮らしだし、家事炊飯はお手の物でしょ。近接戦は・・・」
言ってる途中で言葉を止める。
「ん?どうしたんだ?」
「いや、ちょっと昔を思い出してね・・・」
「どうゆうことだ?」
「小傘と初めて会った時のことをね・・・」
「ふーん、覚えてるんだな」
「覚えてるわよ」
初対面の相手にあんなことをされたら覚えてるに決まってる。
「出会ってから間もない内に土下座されたら嫌でも覚えてるわよ」
「いや、ちょっと待て!どうゆうことだ!?」
魔理沙に驚愕された。
当り前だとは思う。
私だって驚いたもの。
「と、言っても私に対してした訳じゃないけど。その時たまたま居合わせただけだしね」
「え?じゃあ、誰に対してだ?と言うか、何で土下座したんだ?」
「母さんに対してよ」
「お前の母親にか?」
「そうよ、しかも理由まで驚いたわよ。
その時はまだ、博麗の巫女をしていた母さんに対して『武術を教えて欲しい』と頼み込んだらしいわ。自分が妖怪という立場を分かっていながら」
「あ、そう言えば小傘は妖怪だったな」
「気持ちはわからなくもないけどね」
妖怪のはずなのに小傘、人間臭いものね。
「流石に母さんも断ろうとしたらしいけど、小傘の名前を聞いたら教えることにしたらしいわ。」
「小傘の名前を聞いて?小傘の名前にそんな要素があったか?」
「名前と言うか、『多々良』って名字だけど。どうやら母さん小傘の養父と仲が良かったらしくてね。気の許せる相手のだったらしいのよ」
「気の許せる相手の養子だったから教えたと。って、小傘養子だったんだな」
「あくまで似た関係だけどね。でも、妖怪だから多少なりとも渋ってたらしいけど。でも、小傘のある一言で教えることを決意したらしいわ」
「どんなことを言ったんだ?」
「・・・言えないわ」
「・・・え?散々引っ張らせといて、それはないだろ!」
「と言うより知らないのよ。途中で私、席を外してたもの」
「・・・本当か?」
事実、私は本当に知らない。
「本当よ。私が居合わせたのは小傘が土下座した辺りまで。其処からは席は外してたわよ。私此処まで知ってるのは母さんが教えてくれたのよ。小傘が言った一言だけは教えてくれなかったけど」
「そりゃまたなんでだ?」
「『いずれ知ることになるから』って言って教えてくれなかったわ。もったいぶらずに教えて欲しかったわよ。小傘も『今はまだ駄目』の一点張りだし」
もう知ろうとするのは諦めたけれど。
出来れば知りたいというのが本音。
「話が逸れたけど、ともかく小傘があんなに近接戦が強いのは母さんから教えを受けてたからよ。元々ある程度は養父さんから教えを受けていてできていたらしいけど。」
「取り合えず納得はしたぜ。
・・・でもまた知りたいことが増えただけだな」
「全くよ・・・。私達より長くは生きてるとはいえ、小傘は秘密にしていることが多少なりとも多いみたいだしね
・・・ふぅ、喋りすぎて疲れたわ」
一服でも入れようかしら。
そう思いさっきまでいた台所に向かうことにした。
はい、第20話でした。
ちょっと小傘の過去を書いて置こうと思い挟ませて貰いました。
次回は、ちゃんと日常編を書きます。
では、また次回。