お気に入り登録者がメッチャ増えてて感謝しか湧かねぇんだわ、ありがとう(切実)
今回はお待ちかねの対脳無戦です
離人くんの個性についても詳しく分かります
USJの中心部にある広場
そこはつい数分前までこの襲撃における最前線へと成り代わっていたがそれもつい数分前の話だった
「やめとけって緑谷!今俺達が行っても何も出来ねぇよ!」
「でも…それでも!」
「緑谷ちゃん、勇気と無謀は違うのよ?」
水難ゾーンに飛ばされた緑谷達は機転によってヴィラン達を撃退する事に成功した、だからこそ錯覚してしまったのかもしれない。自分達の力がヴィランに通用すると
3人の前にはオールマイト以上の大きさを持つ黒い肌の怪物脳無が相澤の腕を小枝をへし折るかのように砕き、そしてへし折っていた
(どうする?!僕の100%で奴を…いや、相澤先生の抹消で個性を消されても充分なパワーを持った相手に腕の負傷を庇いながら逃げられるのか…?!)
緑谷は必死に打開策を考えていたがどれも成功するものとは思えなかった、しかしこのまま逃げるのは彼のヒーローとしての本質が許さなかった。
だがそこに生徒たちが待ち望んだ吉報がもたらされることになる。
「死柄木弔」
「黒霧、13号はやったのか?」
「行動不能に出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして…一名逃げられました」
「は?はぁ…黒霧、おまえがワープゲートじゃなかったら粉々にしてたぞ」
(逃げた?!これで直に助けが来る!
あとは、奴らをどう釘付けにするか…)
USJからプロヒーロー達のいる本校舎まではバスで約10分程、ヒーローの足なら5分程でここに到着するだろう
「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない…ゲームオーバーだ。あーあ…ゲームオーバーだ、帰ろっか」
その言葉に峰田が喜ぶが不審な点がいくつもある。だんだん気味が悪くなる緑谷と蛙吹
(オールマイトを殺したいんじゃないのか!?これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ!?ゲームオーバー?何だ...何を考えてるんだこいつら!?)
だが緑谷の危機感は最悪な形で当たる事となる
次の瞬間、主犯格の死柄木の姿が一瞬ブレ―――
「 けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも―――へし折って帰ろう!」
気付けば蛙吹の眼前に死柄木の手が添えられる
そして緑谷の脳裏に過ぎるのは相澤の肘のように崩れゆく蛙吹の頭部、しかし緑谷のイメージと現実が一致することは無かった
「本っ当にかっこいいぜ…イレイザーヘッド」
「ぐ…う!」
最後の力を振り絞り抹消を発動させる相澤、それによって蛙吹の命は首の皮1枚で繋がることとなったが
「脳無」
ドシャァ!
押さえつけていた脳無が無慈悲にもトドメを刺し、相澤は完全に戦闘不能となる。
しかしその一瞬の隙に緑谷が飛び出す
「SMASH!!」
ズドォン!
力の加減もする時間すら惜しいこの状況で死柄木が再び動き出す前に個性を打つ、周囲のチンピラも吹き飛ばされかける程の風圧だった
(腕…壊れてない?!ここに来て力の制御が――)
幸いな事にその一撃で腕が壊れることは無かった
土壇場で力の制御に成功したと緑谷は思っていた
(…え?効いてない!?)
しかし、その一撃は脳無に遮られ
ダメージもまるで無く、完全に腕を掴まれ緑谷は体を壊されそうなになる
(これヤバ―――)
緑谷は走馬灯を幻視し、自身の死を悟った
眼前に迫り来る拳そして動き出す死柄木と蛙吹
しかし、この最悪とも言える状況は揺るぎない強者への戦闘意欲によって覆される事となる
ドオォン!!
「…あぁ?」
彼らの近くに何かが降って来た
土煙をあげ、脳無すらも動きを止める
その硬直を1番最初に解いたのはこの状況を引き起こした張本人だった
ズドドドドドドドド!
「グッ!?」
「痛ってぇ…誰だよ、いきなり殴りやがって」
目にも止まらぬ速度で打ち出した8連撃
黒霧と死柄木だけでなく脳無すら吹き飛ばした
こんな事を出来る人間は1人だろう
「みっともねぇ顔してカッコつけんなよ緑谷」
「離人くん?!」
「ほら、相澤連れてとっとと失せろよ」
3人の前に現れたのはA組屈指の実力者離人
3人とヴィラン達の間に立つように現れるその様は傍から見ればヒーローそのものだった、そしていつの間にか回収していた相澤を受け取った緑谷は気づく
「あれ、傷がない?!折れた腕も元通りになってる…」
「一応死なねぇ様に治しといた、流れた血だとか疲労だとかは治ってねぇけどな(俺と戦う前に死なれても困るしな)」
重傷の相澤は離人の個性によってほぼ回復されていた。尤もその真意は己の戦闘意欲に忠実に従ったものであることは語るに及ばない
「ほら、さっさと行け邪魔だ」
「でも無茶だよ!幾ら離人くんでも僕の100%でも全然効かなかったんだよ!?」
「だから邪魔だって言ってんだよ、近くにいて人質にでもされた方が困る…それにそんな事聞いたら俄然やってみてぇな!」
(逆効果だった!)
何とか離人にここは引き下がる様に説得するがこの戦闘狂を止めるどころかやる気にさせてしまう始末である
「分かったら行け」
「…死なないでよ!」
「ハッ、死んだら二度と戦えねぇだろうが」
苦渋の決断ではあったが緑谷達は相澤達を連れて出口に向かう事を選びその場から離脱する、それと同時に吹き飛ばされた脳無は離人の前に立ちはだかる
(5発…あの瞬間に叩き込んだ5発の拳、加減もしていなかったがそれがまるでノーダメージ…距離を取るために投げ飛ばしたがそのダメージも見られない…だが、その何もかもが面白い…!)
離人がぶつけた8連撃
しかし脳無はどういう訳か全くの無傷で攻撃が当たっていなかったかのように思える程だった
(エネルギーの感じからして個性は…2つか
個性を消せる相澤の骨をボキボキにするパワーから増強系はない、となれば片方が防御あるいはダメージカットの類か…もう片方も見た感じからして攻撃性能はないだろうな)
現状あるだけの情報を整理し自身が打てる最善手を導き出す、離人のこれまでの戦闘経験と類い稀なるセンスがこれほどまでの分析力を生み出していた
「お前どっかで見たと思ったら職員室の餓鬼か…通り過ぎざまに殴りやがって」
「ハッ、不法侵入に殺人未遂のヴィランがよく言うぜ」
「…もういい、やれ脳無」
ドゴォ!
地面を踏み抜き、常人では捉えることすら出来ない速度で離人へと接近して拳を振りかぶる
「オラァ!」
ドゴォ!
爆音にも近しいその拳の激突に死柄木達は離人の腕が砕けるのを予想していた、しかし
(このレベルの強化と互角のパワーを出せるのか!スピードも申し分無し!流石は対オールマイトってところか!)
「オイオイ、何で脳無と渡り合えてんだよ!オールマイト級のパワーだぞ!?」
パワー、スピード、純粋な身体能力で言えば離人も引けは取らずなおも余裕の表情を崩さない辺り離人に分があると言えた
「そぉい!」
ズドドド!
そのお返しと言わんばかりに離人も拳の連撃を叩き込む、がやはり先程と同じくダメージはない
(…この感じ、ダメージカットってよりは打撃に対してある程度の無効化が働いてるな…脳も揺れねぇ)
「無駄だ、脳無は元々オールマイトを相手にするのに作られた改造人間だ!打撃は『ショック吸収』で効かねぇよ!」
「へぇ…なるほど」
対オールマイトを前提としていると考えれば恐らくオールマイト並のパワーも問題なく受けられるだろう
「それが何だってんだよォ!」
ボグォ!!
「「!!?」」
それに対して離人の取った対応はシンプル
個性の出力を更に上げてそれ以上のパワーでぶん殴るという研鑽も戦略もクソもない戦法だった
「良い耐久力だ!気に入った!このまま死ぬまで殴り合おうぜ!」
ズドドドドド!
更に上がった強化は脳無のスピードをも上回るラッシュとしてその身体に1発ずつ響き始める、このまま離人の優勢は続くと思われていた
ボロボロ…
「―――あ"?」
「俺達がいることも忘れるなよ?」
「流石にこの戦いに割り込めるとは思っていなかったようですね」
「クッソ、テメェ…!」
突如として離人の左腕がボロボロと崩れ始める
何が起きたかは当事者達だけが理解出来ていた、職員室の時にも見せていたワープと死柄木の個性によるほぼ不可避の必殺技
「チッ!」
ズバン!
そこからの離人の判断は早く、崩壊が全身に広がる前に右腕の手刀で左肩から先を切り落とす
無論、その絶好のチャンスを見逃すほど脳無もバカでは無く距離を詰めるが
「なぁんてな!」
ボコボコ!
「「ハァ!?」」
「せぇの!」
ドコォ!
左腕の切断面が膨張すると、一瞬で何事も無かったかのように元通りになり、その左腕で脳無の腕を掴みとり背負い投げの様に地面に叩きつける
切断した左腕は膨張、一瞬で何事も無かったかのように元通りになり脳無の腕を掴みとり背負い投げの様に地面に叩きつける
「何だよ…テメェも『超再生』持ちかよ!」
(テメェもねぇ…となると脳無の個性は『超再生』と『ショック吸収』か、個性はあくまでも継戦能力の強化が狙いか!)
この状況に死柄木も苛立ちを隠せなかった
パワー、スピードも脳無に引けを取らない上に再生能力も備えてるとなればクソゲーも良いところだろう
だが、状況は死柄木が思ってるより離人優勢では無かった
(だがしくったな…相澤の治療と今の腕1本の再生はかなりの消耗だ、ここに来る前に
離人の個性『エネルギー』の能力は主に3つ
1つ目はエネルギーの『使用』
2つ目はエネルギーの『消費』
そして3つ目はエネルギーの『吸収』である
この『吸収』は主に手のひらから炎や熱、電気、そして物理的な衝撃を自身のエネルギーとして還元出来るものであり、離人はここに来るまでに上鳴とヴィランから電気によるエネルギーの補給をしており、本来ならほぼ全快の状態で戦うことが出来た
それを妨げたのが相澤への『治療行為』
それを妨げていたのが相澤への『治療行為』
離人の個性は自身の体内でのエネルギーの『使用』が本来の運用方法だった、故に光弾等のエネルギーの直接的な体外抽出は燃費が悪かった。
その上、『再生』は離人の個性の運用方法の中でも屈指の燃費の悪さを持っており、戦闘開始時には既に約7割ほどの力しか出せていなかった
(残りのエネルギーの量を考えると…おそらく今出せる強化は本来のパフォーマンスの約半分と言ったところか?)
度重なるエネルギーの消費は少しずつだが離人を追い詰めていた、本来なら脳無レベルの相手を真正面から相手にするにはかなり厳しかった
(とはいえ、ここで引き下がって
しかし、離人は余裕は崩さない
拳を解き先程とは異なり技術と技巧を感じさせる構えを取る
「(悪いな脳無、本当ならもう少し楽しみたかったが…)小細工をさせてもらおうか」
「クソ!脳無やれ!」
再び脳無との戦いが始まろうとする
離人はもう今までの様なパワー比べは出来ないが分析を終えていた以上やりようは幾らでもあった
「フッ!」
ズバババァン!
「…は?」
脳無の身体に無数の切り傷が出来る
打撃でなければ斬撃、離人は両手に纏ったエネルギーを鋭く研ぎ澄ます。それは先程のようなスピードやパワーこそ無いがそれでも脳無の体に浅くはない傷を刻んだ。
(ハッ、ビンゴ!奴の耐性は打撃のみ、なら斬撃は余裕で通る!そして力の差は技術で埋める!)
「どうやって…クソチートが!」
(どうせテメェの再生も無限じゃねぇんだろ?
ならその身体、死ぬまで刻んでやるよ!)
刻んでは再生、刻んでは再生を繰り返す
その綻びは少しずつだが大きくなり、ついに再生が斬撃に追いつけずに脳無は膝を着く
(再生持ちの殺し方は2つ、毒で殺す、そしてもう1つは脳の破壊!)
ドスッ!!
槍のように鋭く、脳無の頭蓋を穿かんとしていた
しかし、肉の抉れる音は脳無から発されることは無かった
「お前…また!」
「危ない…まさか貴方がそこまで出来る生徒だったとは…」
本来脳無に向けられていた離人の腕は黒霧のワープホールを通して自身の脇腹を抉りとっていた
「クッソ…!」
すかさず、腕を抜き取り胴体に空いた穴を埋めるべく再生するがその判断は誤りだった
離人の再生はそのあまりのエネルギー消費により使用後は身体強化の出力が落ちる、そしてその隙を脳無は見逃さない
(ヤバ――)
ボギャァ!
咄嗟に腕を交差させ可能な限りの身体強化を行うが、オールマイト級のパワーの前では通用せず両腕を砕き、離人を数百メートルはあろうかという距離へと吹き飛ばした
完全に離人が死んだかと思われたその時
ドォン!
「もう大丈夫、私が来た」
「あぁ?…これコンティニューできるか?」
「ふぅ…流石に死ぬかと思ったな」
オールマイトが来てから数十秒後の広場の離れ
そこには瀕死かと思われていた離人がいた
(脳無は…オールマイトとやってんのかよ!クソ、嫉妬しちまうな)
目線の先にはオールマイトと脳無が撃ち合っていた。死んだかと思われた離人は数秒間意識を飛ばしながらも残りのエネルギーを再生へと使用し、内蔵へのダメージと両腕の骨折を治していた
(どうしようかねぇ…持ってたチョコバーで補給はしたけど今のエネルギー残量じゃさっきみたいな小細工も出来ない)
とはいえ、流石にガス欠のようで
悔しながらも今の状態では脳無と満足に戦えないとさ悟っていた。
(こうなったらせめてあの2人だけでも…お?)
残りのエネルギーで死柄木と黒霧に強襲を仕掛けようと画策しているとオールマイト達の戦いを見るために強化した視覚がソレを捉えた
(へぇ…これならまた殺れるな!待ってろよ!)
離人は笑みを浮かべながら思いついた計画を即座に実行に移す、そしてそれが彼を更なる高みへと押し上げることとなる
ヒーローとして未熟な者
ヴィランとして未熟な者
彼らは目撃する
狂気にも見える剥き出しの闘争本能、その躍動を
オールマイトと脳無の戦い
それは脳無側に圧倒的な利があった
元より『超再生』と『ショック吸収』によって万全にも近いオールマイト対策を講じていた事、そしてオールマイトも個性の限界が近い事もあった
1度は窮地に陥ったオールマイトも轟と爆豪達の活躍によって何とかそれを脱していたがそれでもその差は小さくはなかった
「3対5だ」
「モヤの弱点はかっちゃんが暴いた!」
「俺らでサポートすれば撃退出来る!」
「ダメだ、逃げなさい」
加勢に入ろうとする4人に待ったをかけるオールマイト、そして脳無も再び動き出し両者がぶつかろうとしたその時
「言った筈だぞ」
ズドォン!
「「「「!!?」」」」
「死ぬまで殴り合おうってな!」
かの最凶は地面を食い破りながら再び動き出す
その場いる
「離人くん…だよね?」
「あ?それ以外に誰が居るってんだよ」
あまりの変わりように緑谷も本当に離人か疑問にすら思った、それは爆豪達も同じようでそれは見かけに大きな変化は無かったが本能的に別物だと感じた。
「何でだ…お前はあの時脳無が殺したはずだろ!」
「酷いねぇ…勝手に殺すなんて」
離人が吹き飛ばされた先で見つけたのは
USJに電力を供給する『地下ケーブル』だった
残り少ないエネルギーを使って地下まで掘り進み、そこから大量のエネルギーを補給したのだ
(あぁ…この感覚、今までどれだけ背伸びをしても出来なかった事がいとも容易く出来る、自分の中の枷が全て外れたような全能感、絶好調だ!)
「成程な…これが
離人の個性『エネルギー』
その真骨頂は身体の強化に上限が
だが、短期間で大量のエネルギーを補給した事。
一瞬とはいえ死の瀬戸際を経験したこと。
そして何より彼自身の持つ計り知れない闘争本能がそのリミッターを外し、本来では成し得ない出力を引き出していた。
「何でさっさと死んでくれねぇんだよ!」
「チッ、他人の力で強くなった気でいる雑魚が!ペラペラペラペラうるせぇんだよ!」
「クッソ!脳無、そいつを殺せ!」
ドォン!
脳無は先程まで追い詰めていたオールマイトを差し置いて離人を狙った、本来知能を持たないハズの脳無すらも離人の危険性は本能的に理解していた
「鈍いな」
ドゴォン!
「嘘だろ…?」
誰の声だろうか
オールマイトがいくら殴っても退く事の無かったその巨体はまるで紙屑同然に吹き飛んで行った
「悪いな脳無、さっきは変な小細工をしてらしくもないことをしちまった…だから今度は
ドゴゴゴゴ!!
それと同時に離人は吹き飛ばされる脳無に追いつき、ラッシュを叩き込む。オールマイト以上のスピードとパワーを兼ね備えたソレは『ショック吸収』と『超再生』を持ってしても受け切れずに確実にダメージを与えていた
「巫山戯んなよ…チートにも程があるだろ!?」
勿論脳無もされるがままでは無い
離人の攻撃を掻い潜りその拳の何発かは顔面へと突き刺さるが最早防御すらせず、ダメージが有るのかどうかすらも定かでは無く、この戦いを正しく観測出来たのはオールマイトくらいだった
(良い…命を取り合うこのやり取り…そうか、これが戦いか!)
この状況下でも笑みを崩さない離人
離人の体は本来この出力の身体強化に耐え切れずに自壊するハズだった、しかしそれを防ぐ為に離人の身体は反射的に常に再生をし続ける。
それでも容易に気絶し得る激痛を全身に感じならがらも尚のこと笑みを崩さないのは狂気の沙汰としか言い様がなかった
「さて、そろそろ終わらせてやるよ」
そう言って宙で殴られ続ける脳無を地面へと叩き落とす、離人も地面へと降り立ち右腕に力を込める
それと同時に離人を覆っていた黒い稲妻は消え去り、そして右腕へと収束する、もし仮に通常時では脳無すらも持て余すその力が1点の淀みもない一撃として放たれればどうなるのか、想像に難くなかった
「楽しかったよ、じゃあな!」
バゴォン!
その拳に込められた万力は空間すら歪め
黒い火花が咲き誇った
その拳圧は脳無だけでなく、USJの天井を吹き飛ばし雲すら掻き消す力へと変わる。脳無はみるみる遠ざかり遂には離人すら観測不可能な距離に至った
「さて、次はお前らだ…安心しろ2度も俺の戦いを邪魔したんだ、タダでは殺さん!」
「ッ!黒霧、ゲート!」
絶対に勝てないと感じた死柄木は即座に撤退
黒霧ワープホールを出すまでの間、離人は優に攻撃を叩き込めた―――ハズだった
「―――ぁ?」
突如として離人の視界が歪む
そしてその視界も徐々に小さくなっていく
身体的なダメージは完全に回復していた
しかし、かつて無い個性の発動によって離人の個性因子が先に限界を迎える事となった
(クソ…がぁ!)
そして意識は完全にシャットダウンする
後に世間を揺るがす大事件のきっかけとなるUSJ事件は主犯格死柄木弔の逃亡によって幕を閉じることとなった
・天上天下唯我独尊離人くん
今回遂に脳無くんと殺り合うことになった
因みに死柄木たちの介入が無ければ多分2回は死んでる
結果的に覚醒して天上天下唯我独尊状態になった
余談だがこの覚醒状態は二次決戦の死柄木すらも殺し得る強さを持つ。
え?全盛期のオールマイトがこんなので死ぬかって?
普通に死ぬよ(特に最後の一撃)
・とんでもない奴に喧嘩を売ってしまった死柄木
鹿を狩っていた筈がいつの間にかゴジラに喧嘩を売っていたレベルの愚行を犯す事になる、君地雷踏みすぎでは…?
・アイツワシより強くね?となったオールマイト
ほぼほぼ空気になっていたが離人の強さを見て、もう彼一人でいいんじゃないかな?とかちょっと思ってしまった
・更に差が開いたオリジン組
いやもう勝つとかそういうレベルなのか…?とか思い始めてる。そして離人の戦闘狂としての狂気に当てられてちょっとビビってる
・ほぼ瀕死の脳無くん
原作だと外傷無しの無抵抗状態で発見されたが、あまりの離人の強さに内蔵とかがボロボロになり過ぎて再生速度が遅くなり死にかけの状態で発見される
・個性『エネルギー』について
能力としては大きく分けて3つ
食事によるエネルギーの『生成&貯蓄』
基本の運用方法となるエネルギーの『消費』
食事以外の補給方法であるエネルギーの『吸収』
『吸収』については手の平で吸収可能であり、変換効率は電気&炎>熱>物理的な衝撃 みたいな感じ
また、基本的にエネルギーの『消費』については体内での使用より
最後の身体強化は一応様々な要因が重なった事による偶然の産物なので現状は自力発動はほぼ不可能