幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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エース・ボガード 簡単に言うと道長くんみたいな性格、グランプリではバッファに変身していて使用バックルはゾンビバックル


破壊の吸血鬼

 瑛須とレミリアが戦ったいる頃、魔理沙は瑛須がいる所から反対の地下に来ていた

 

「かなり下の方に来ちまったなぁ。何処かで道間違えたか?」

 

 元来た道を引き返そうと思い始めた頃、目の前に巨大な扉が現れる。好奇心に負けその扉を開ける魔理沙

 

「うわぁ……すげぇなんだこの本の量、全部魔導書か?」

 

 目に飛び込んできたのは天井に届くほどの本棚にびっしりと隙間なく魔導書が敷き詰められていた。どの魔導書も年季がある物や歴史的価値がある物が大半を占める。徐ろに近くにあった本棚から一冊取ろうとすると

 

「勝手に触らないでくれる、侵入者さん? いえ、この場合だと泥棒?」

 

「……っ⁉︎おいおい、いきなり泥棒扱いとは失礼だな、ちょっと気になる本があったから、ちょいと見せてもらおうと思っただけだぜ? それであんたは何者だ」

 

 長い紫色の髪を先端で纏めパジャマのようなゆったりとした服に、かぶっているナイトキャップには三日月の飾りを付けている少女が奥から現れ、魔理沙に苦言を言う。

 

「この図書館を管理している魔法使い、パチュリー・ノーレッジ。貴方は……見たところ人間のようだけど……」

 

「普通の魔法使い、霧雨魔理沙だ。丁度いい、あんたに聞きた「消えたもう一人、白狐の事でしょ」知ってんのか!」

 

「他のメイドが知らせに来たから……。その白狐を探しに来たんだったらここから上に行けばいいわ」

 

「敵の私にそんな簡単に教えていいのか?」

 

「今は貴方と戦って余計な魔力を使いたく無いの……今は余裕ないし」

 

「余裕がない? どういう……」

 

 するとこの図書館の地下から振動が伝わってくる。

 

「嘘……! 早すぎるわ」

 

「お……おい! 何がどうなってるんだ!」

 

 立っていられない程に振動が大きくなっていき、堪らず空に逃げる二人。床が割れ、そこから人影が現れる。金色のサイドテール、パチュリーとは違うナイトキャップをかぶり赤と白を基調とした服を着た少女。だが目を引くのは翼だろう、まるで七色の宝石のような石が付いている木の枝のような翼だった

 

「エ……ース、居るの?」

 

 そう一言呟くと天井を破壊し上に向かい飛んでいってしまった

 

「まずいわね、早くレミィに知らせないと……」

 

「なぁ、今の奴は誰なんだ」

 

「‥‥説明しながらレミィの所に案内するわ。着いて来て」

 

 ──────────────────────────

 

「そろそろ……降参した方が……いいのではない……でしょうか」

 

「あんたこそ……さっさと降参したら」

 

 お互い満身創痍の状態で睨み合う。互いの霊力も残りわずか

 

「ですが……これで最後……!」

 

 咲夜の能力、時を操る能力により咲夜以外の時を止める。動くことの出来ない霊夢の周りに大量のナイフを設置し、時止めを解除する。

 

「……ガハッ」

 

 避けることが出来ない霊夢はもろにナイフを身体中に刺されてしまい倒れる。が、倒れた霊夢の体が札になり消えた

 

「なッ……」

 

「ありがと、隙を晒してくれて」

 

 背後から現れた霊夢に驚きながらも再度時を止めるが、さっきの札が足と手に付いていて身動きが取れない咲夜。焦る余り時止めを解除してしまい、霊力を込めた弾を至近距離で撃ち込まれ咲夜は気を失う

 

「ふぅ……あっ、兄さんの場所聞くの忘れた」

 

 ──────────────────────────

 

 いつ以来だろう、こんな楽しい戦いは。

 

「さっきまでとは違って随分荒々しいのね?」

 

 ゾンビブレイカーと長槍がぶつかり合う度に大量の火花が飛び散る。ギーツは力任せに振るいレミリアに叩きつけようとするが空振り、床に大穴が開く

 ギーツはブレイカーの横に着いているカバーを刀身の上まで上げる

 

POISON CHARGE!

 

 ブレイカーから鐘のような音が鳴り刀身が紫色のオーラを纏い、ブレイカーの鎖鋸が回転する

 

「行くぜェェェ!」

 

 床を傷付けながらレミリアに走るギーツ、大きく振り被りブレイカーを振り下ろす。長槍の持ち手で防ぐがブレイカーと接触した所からドロドロに溶けていく。それを見たレミリアは距離を離すが

 

TACTICAL BREAK!

 

「な……!」

 

 毒を帯びた斬撃がレミリアに向かっていくが、突如床が割れ斬撃ぐがかき消される。煙の中から一人の少女がギーツに向かって攻撃して行く

 

「グッ!」

 

「アッハッハハ!やっぱりエースだ!」

 

「フラン!?なんでここに!」

 

 激しい攻撃を捌いて行くがブレイカーを落とされ、妖力の塊を胸部に受け大きく吹き飛ばされるがなんとか空中で体勢を整え着地する

 

「ねぇ、エース?まだ壊れないよね?前遊んだ時も壊れなかったから大丈夫だよね?!」

 

「これは…厄介なことになったなぁ」

 

 ギーツを見るフランには何か言葉では表せない物が付いているようで不気味だった。だが、フランを見るばかりでギーツは気づいていなかった、ドライバーに差しているゾンビバックルが淡く光っている事に

 

 




バトルグランプリ〜ルール〜

・転生者にゲームマスター、またはサポーターは転生前の記憶の事を話してはならない

・もし転生者に話してしまった場合、即座にゲームマスター権限、サポーター権限を失う

次回 ゾンビ×吸血鬼 お楽しみに

グランプリのルールの掲示

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