使用すると壁や床、障害物などの物体を通り抜ける事が出来るようになる。その効果は人体にも有効で有り、入り込んだ人物を操る事も出来る
後最後にあのフォームが出ます
「ふぅ……やっと片付いた〜」
変身を解除してその場に座り込むジャグラーとバスニャ。アルキメデルから受け取ったIDコアをまじまじと見つめるジャグラー
「しかし……あいつはこれで何をしようとしだんだ? あいつの事だから碌な事じゃ無いだろうが……」
「でも……久しぶりに見たよね……彼の事……」
「嗚呼、本当……あいつは……」
昔を思い出すように思い耽るジャグラー、すると後ろから何かがジャグラーからIDコアを奪う。
「あ! って狸?! おいそれ返せ!」
なんと背中に箱を乗せた狸がIDコアを奪ってしました。追いかけるが足が早く直ぐに見失ってしまいその場に崩れる二人、追いかけたいが体に力が入らず動けない
((あー瑛須になんて言おう……))
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「ふっ! ほっ! ほら! こっちだよ、こっち!」
夢を見ていた、いやこれは自分の小さい頃の記憶だろうか。自分と同じぐらいの少年と遊んでいる記憶
「まってよ〜、えーくん」
「ゆうちゃん! はやく!」
小さな丘の上に登り一息つく幼い自分、ゆっくりと息を整え目を開ける。目を開けた瞬間に映った光景に息を呑む
「わぁ! きれー!」
桜だ。それも一本ではなく、たくさんの桜の木が咲いていていた。風が吹けばそれに乗り花びらが舞い散り少女はその光景に心を奪われた
「きれいでしょ? ゆうちゃん、さくらすきだったからみせたかったんだ!」
「うん! ありがとう! えーくん!」
場面は変わる、そこには大雨の中巨木の根元で泣き叫ぶ青年がいた。その青年に声を掛けて近づいてくる男、その手には黒と緑の何かが握られている
「どうだ? こんな事になってもこれを使わないって言うか?」
「……いや、使うよ」
「へー、あれだけ使いたく無いって言ってたのに……どういう心の変化だ?」
「勘違いするな。これは‥俺が今使うんじゃ無い……こいつが目覚めそうになった時に……その時の俺が使うんだ」
男からそれを受け取り、箱に詰める。その箱をそこに座っていた狸の背中に乗せて、森へ向かわせた。
「本当、面白い男だなぁ? 櫻井嬰寸。普通ならあの子の仇打ちだ! ってなる所だぜ?」
「そんな事しても……ゆうちゃんは喜ばないよ……ケーラ?」
青年、櫻井嬰寸<えいす>はそのまま巨木を背に歩き出す。その背中は悲しげに、けれど何か覚悟を決めたような背中だった。
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「たく!流石に力つけすぎだろ?!」
「愚痴言わない!次来るわ!」
ギーツ達の攻撃は通るものの西行妖の再生力が高すぎて決定打に欠けていた。
「(どっかに力の核があるはず…闇雲に攻撃したらダメだ)霊夢!一瞬だけでいい!奴の動きを止める事って出来るか?」
「無茶な事言ってくれるわね!やってあげるから確実に決めてよ!夢符『封魔陣』!」
西行妖を囲うように結界が張られ動きが鈍る。その隙にギーツは核を探す、それは木の幹の中央にあった
「あそこか!」
ROUND 1・2・3
ニンジャデュアラーの中央にあるシュリケンラウンダーを3回、回して刀身がエネルギーを帯びる。そのまま木の幹の中に飛び込みトリガーを引く
FEVER!
TACTICAL FINISH!
ギーツが分身し、それぞれ刀身に火、水、土、風、のエネルギーを纏い核を斬りつけ爆発する。その衝撃を至近距離で受けたギーツは外に弾き出され黒いエントリーフォームになってしまった
「……ふぅ、これなら……」
「はぁ……はぁ、終わった?」
息が切れて地べたに座り込む霊夢にその近くに座るギーツ、だが燃える巨木から人影が現れる。まるでサボテンのような姿をしたジャマトだ
「‥…はぁ、お前……タフすぎんだろ……まぁ今まで生気を吸ってるから当然か……いった!」
軽口を言うが内心焦っているギーツ、そのギーツの足に何かが噛む。それは先ほどジャグラーからIDを奪った狸だった。
「狸?……うん?」
口に咥えたIDコアを受け取り記憶を思い出すギーツ。数秒硬直した後狸の担いだ箱を開け、その中のバックルを取り出す
「……今だけ、俺は博麗の名を捨てる……」
ドライバーからギーツのIDコアを取り、緑の狸の絵が描かれたIDコアをセットし箱から出した黒と緑のバックルを左右に分けドライバーに差す
SET AVENGE
「……変……身…」
右手の人差し指を鳴らしバックルの中央を展開する。
BLACK GENERAL
BUJIN SWORD
READY FIGHT
そこには見慣れ白狐の姿はなく、黒い装甲を纏い、マントを羽織った……狸が居た
バトルグランプリ〜ルール〜
・自分のIDコア以外で変身する事は出来ない
次回 黒い将軍 お楽しみに
グランプリのルールの掲示
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いる
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あんまり