幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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やっと変身出来だァ!やっぱり戦闘描写難しいですね、アドバイスとかあれば教えてください!


白狐

 

 昼過ぎに八百屋の手伝いを始めた頃、

 

「いやぁ悪いねぇ瑛須さんや、無理してギックリ腰になっちまってね」

 

「全然、ほら早く奥で休んでくれ」

 

 腰を痛めてしまった店主を奥で休ませ店番をする瑛須、昼時なのか人通りも多く賑わっている。

 そんな人混みの中から見知った顔が見えてくる

 

「あら瑛須さん、今日はここの手伝いですか?」

 

「おっ、柚ちゃんのお母さん!そうなんだよ〜おっちゃんがぎっくり腰でさ、代わりに店番してる訳。それより今日の献立は決まってる?色々おまけするから買っててよ」

 

 寺子屋に通う生徒の母親が来た、里の色々な所で手伝いをしている瑛須の顔は広い、信頼する人も多く、手伝いのお礼として食材や酒などを報酬として渡している。

 

「あら、じゃあ幾つかおすすめ貰える?」

 

 いつもの様に日常が流れていく。だがそれは唐突に現れた

 

「ん?なんだが向こうが騒がしいなぁ?ごめんちょっと見てくる」

 

「ええ…気をつけてね」

 

 通りの途中に人だかりが出来ており先に進んでおらず、立ち往生している人が多い。辺りを見ると白く半透明の壁が出来ており出入りが出来ない状態だった

 

「おお、瑛須じゃないか!これどうにか出来ないか?向こうに子供がいっちまったから困ってるんだ」

 

「んー、脆い結界なら壊せるけどこれは壊せそうに無いなぁ」

 

 瑛須を始め周りにいた人が途方に暮れていた時、後ろから悲鳴が聞こえて来た。瑛須は悲鳴がした方に向かうとそこには数体の犬型の妖怪とそれを束ねる人型妖怪がいた

 その妖怪の指示なのか犬妖怪は周りにいる人達を襲い始める

 

「……!」

 

襲いかかる犬妖怪の顔面に蹴りを入れ引き剥がす。すぐに辺りにいた人に避難するように指示をするが一番近い避難所が結界の外にある為瑛須が妖怪を引きつけ非番だった自警団の人に先導を任せて避難させた

 

「さぁ…こいよ!」

 

 挑発を受け激昂したのか、本能のままに襲いかかる犬妖怪だが瑛須は冷静に正面から来た一匹に近くにあった角材で脳天に一発入れ地面に叩きつける

 振り下ろした角材を薙ぎ払い、横から来た二匹をまとめて払い除ける、だが背後から来たもう一匹に対処できず角材を持った腕を噛まれる

 

「グッ….痛ってぇ……なぁ!」

 

 噛みついて来た奴に霊力を込めた拳を叩きつける。すぐに口を離して動かなくなるが

 

「たく…なんだか増えてないか?」

 

 愚痴をこぼした所で数は減らない、瑛須は助走をつけ一匹に飛び蹴りを浴びせその反動でもう一匹に拳を喰らわす。伸びている奴の尻尾を掴み向かってくる三匹に向かってぶん投げる。

 増える気配がなくなり残りは人型だけになった

 

「さぁ、残りはお前だけだぜ?」

 

「……タダノニンゲンニシテハヨクヤッタホウダナ」

 

「…!お前喋れたのか」

 

「ダカレイヲイウゾ?キサマノオカゲデショクリョウガタンマリダ!」

 

 辺りに違和感を感じて見回す。さっきまでの犬妖怪が一匹もいない。そして目線を人型に戻し驚愕する瑛須

 そこには犬妖怪を取り込み巨大になっていく人型がいた

 

「おいおい…巨大化は負けフラグだぜ…」

 

「ふンそノ減らズ口、スグに黙らセてやル」

 

 低い体勢を取ったと思った時、離れていた所に居た人型が目の前にいた

 

「!!」

 

 咄嗟に防御するが威力を殺しきれず吹っ飛ばされる瑛須、間髪入れずに追撃をしてくる人型の攻撃を捌き切れず

 

「ガッ……」

 

「フン!」

 

「ガハァ!」

 

 腹に重い一撃を喰らい叩きつけらる。頭から血を流しながら立ちあがろうとするもの上手く起き上がれない

 

( なん‥だ…‥今日が…俺の命日か…?シャレになんねぇぜ)

 

 段々と意識が落ちていく感覚に襲われる瑛須。ふと結界の外の人達を見るとそこには、涙を浮かべる霊夢の姿があった

 

(…‥まだだ!まだ死ねぇ!死んでたまるかぁ!)

 

----------------------

 

 目を覚まして目の前に映ったのは青空だった

 

「何処だここ」

 

「久しぶりだね瑛須」

 

 背後から男の声がした、慌てて振り返るとそこには仮面をつけた男がいた。その手には何かが入っているであろうボックスが握られていた

 

「おめでとう!君はこの瞬間から仮面ライダーだ!」

 

 男はそう言うとボックスを俺に押し付ける。受け取ったボックスの蓋を開けるとそこには狐のような物が描かれた白い何かと、ベルトのような物があった

 

(なんだこれ?何処かで)

 

 白い何かに手を伸ばし触れる、すると忘れていた記憶が瑛須に流れ込む

 

「ウッ…なんだ…この記憶…バトルグランプリ?ギー…ツ?それが俺?」

 

「思い出したかい?そう君こそがこの世界のギーツ!私達神が開催したバトルグランプリを勝ち抜いた仮面ライダーギーツ!それとこれも持っていくていい」

 

 男はポケットから白と赤のバックルを渡してくる。

 

「使い方は思い出しているはずだ、さぁその力で君はどうするのか…楽しみだよ」

 

 そんな言葉を聞き流し、俺はまた意識を手放した

 

---------------

 

 目を開けると人型が俺にとどめを刺そうとしていた、迫り来る拳を避け腹に蹴りを入れ距離を取る

 

「チッ、死ニ損ないガ」

 

「悪いけど……さっきまでの俺だと思うなよ」

 

desire driver

 

 腰に巻いたベルトから音声が流れ右側のスロットに白いバックル、マグナムバックルを着ける

 

SET

 

 待機音が流れ始め、まるで前からそうしていたように手を狐の形にして人型に向ける

 

変身!

 

 人型に向けていた指を鳴らし、マグナムバックルのスロットを回しトリガーを引く。すると弾丸のような物が飛び出し俺の体は黒い装甲に覆われる

 

 Magnum

 

 横に展開されたマグナムチェスターが装着され頭にもマグナムギーツヘッドが装着される

 

  READY FIGHT

 

「さぁ、ここからがハイライトだ!」




次回勝利のブースト お楽しみ

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