幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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ほとんど戦闘シーン……本当戦闘シーンはムズイ!


勝負の行方

 二人が駆け出したと思ったらそれと同時に剣と剣がぶつかり、金属音が辺りに響き渡る。力が拮抗したまま鍔迫り合いになり、お互いの顔を見る

 ルーミアはこの戦いを楽しんでいる様な笑みを、ギーツは仮面で顔が隠れているがこの状況をどうやって打開するか…っと考えているのだろうとルーミアは思った。

 

「……っ!」

 

 不意にギーツが力を抜き後ろに一歩下がる、その行動で体のバランスを崩しかけるが片足に力を入れて踏み留まる。だがギーツがその隙を逃す訳なくゾンビブレイカーを左斜め下から斬り上げる

 

「アッハハ!甘いわよ、エース!」

 

 迫るブレイカーを手に持った大剣で力任せに弾く、弾かれた衝撃でブレイカーが地面に刺さり無防備になったギーツの首元のアーマーを掴み地面に伏せさせる。華奢な腕からは想像もつかない程の怪力で押さえつける

 抵抗しようにも右手を足で踏まれ、剣の柄で何度もギーツの頭を殴打するたびに火花が飛び散っていく

 

「さっきまでの威勢はどうしたのかしら!もっと……私を楽しませなさい!」

 

「くぅ……はっ…そんなに楽しみたいなら……こんなのどうだい!」

 

REVOLVE ON !

 

ZOMBIE STRIKE!

 

 ドライバーを180℃回転させそのまま、ゾンビバックルのウェイキングキーを1回回す

 すると上半身のアーマーが下半身と入れ替わり、ルーミアの周りには墓標と骸骨が取り囲む。

 紫のオーラを纏った右足のバーサークローでルーミアの顔を蹴る、体勢を崩したルーミアの胴体にも蹴りを入れ地面に転んだルーミアに踵落としを叩き込むギーツ

 

「ガハッ!」

 

REVOLVE ON !

 

「ハァァ!」

 

 再びドライバーを回転させアーマーを上半身に戻し、刺さったゾンビブレイカーを手に取りルーミアに追撃する。だがルーミアの陰から出て来た無数の棘がギーツを襲う

 

「ウグァァ!」

 

 突然の事に対処できず、棘をモロに喰らい膝を付くギーツ

 ルーミアは巨大な妖力を纏った大剣を片手で持ち、ギーツ目掛けて勢いよく突っ込んでくる。ギーツもゾンビブレイカーのデッドリーポンプを上に上げ鋸の速度を上げる

 

POISON CHARGE!

 

 ゾンビブレイカーの刀身に紫のオーラが纏うと同時に、ギーツの複眼が不気味な黄色に発光する。

 ルーミアは突っ込んできた勢い任せに大剣をギーツに振り下げる、それをゾンビブレイカーで受け止め押し返すギーツ

 頭から血を流しながらも狂気を孕んだ笑顔でギーツを見るルーミア

 

「ハァ……ハァ……フフッ……やっぱり貴方と戦うのは楽しいわ!今までの退屈な時間……それさえも忘れさせてくれる!」

 

「でもお前も……俺も‥もう限界だろ?これで終わりにしようぜ?」

 

「ええ、そうしましょうか……」

 

 お互いに手にした武器を相手に向ける、訪れた静寂の中ギーツはゾンビブレイカーのトリガーを押す

 

TACTICAL BREAK!

 

 それを合図に二人同時に攻撃する、お互いすれ違い様に斬り付け振り向くと同時にギーツは右斜め、ルーミアは左斜めに剣を振り下ろす

 ギーツは火花を散らし、ルーミアは大量の血を傷口から流し、そのまま二人は地面に倒れ動かなかった……

 

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