幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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外が暑くて……家から出たくない…


ジャマトライダー

 PM11:05

 

「月が隠されたから夜を止めて、元凶を懲らしめるって訳ね」

 

「そんな所よ、夜明けまでに取り戻さないと……妖怪達が力の大半を失うわ」

 

 満月を背にして竹林の空を駆ける霊夢と紫の二人、移動中紫から今回起きた異変の説明を受けている途中に通った竹林が怪しいと思った霊夢の勘を頼りに竹林の空を飛ぶ。 

 一方地上、竹林の中では魔理沙とアリスが彷徨っていた

 

「だあ! もう! 同じ景色ばっかりで気が滅入るぜ……」

 

「ちょっと……余り大きな声で叫ばないでよ」

 

 道中に会った蛍の妖怪に入ったら二度と出れない竹林があると聞いた魔理沙は、首謀者がこの竹林に潜んでいると推理しこの竹林に入ったのだが……

 

「やっぱり上から探したほうが良かったか?」

 

「こんなに竹が生えているのよ? 空からじゃもっと分からないわよ……ねぇあそこ、少し開けた場所があるわ。少し休みましょ?」

 

 アリスが指を刺した場所、そこは竹が生えておらず人が座れるような岩が埋まっていて休むのには持ってこいの場所だった。二人はその岩に腰掛け、自分達を照らす月を見上げる

 

「なんか……ずーっと同じ位置にないか? あの月」

 

「そうね……もしかしたら首謀者が意図的に止めているのかしら?」

 

 すると座っている二人の後ろの方から誰かがこちらに歩いて来る足音が聞こえて来る。二人は戦闘体制を取り相手が出て来るのを待つ、どんどん足音が大きくなり姿を現す。

 

「あれ魔理沙さん? どうしてここに……」

 

「あら〜、貴方達もここに来ていたの?」

 

「妖夢に幽々子? 何でここに……「彼女達だけじゃないわよ?」レミリア?! お前まで!」

 

 茂みから姿を現したのは妖夢と幽々子、そしてレミリアと咲夜と首根っこを咲夜に掴まれている妖怪うさぎがいた

 捕らえられたうさぎ、因幡てゐと言うが運悪くレミリアに捕まり半ば強制的に道案内をさせられているようだ

 

「なるほどねぇ、けどそいつが嘘ついてないとは限らないんじゃない?」

 

「そんな事はないわよ、ねぇ……うさぎさん?」

 

「ヒッ……そ、そうウサ! 嘘なんか付いてないウサよ!」(嘘付いていたら……考えたくもないウサ……)

 

「所で……妖夢様と幽々子様はどうしてこちらに?」

 

「実は……!!」

 

 妖夢が事情を話そうとした時、何処からか弾丸が放たれ魔理沙達の周りに火花が散る。弾丸の雨が止み慌てて辺りを確認すると和装ジャマトが一体のポーンジャマトを先頭にして出て来る。

 

「あれって……瑛須が使ってた」

 

 先頭のジャマトが腰につけているのは瑛須と同じデザイヤドライバーであった、ジャマトは植物の蔦が描かれた黒いバックルを取り出してドライバーに差す

 

SET

 

「ジュラピラ!」(変身!)

 

JYAMATO! 

 

 地面から蔦がジャマトに巻き付きエングレスチェスターが生成、装着され全身にブロイアームズと言う棘が巻き付く

 ひび割れたジャマトライダーヘッドが装着され、緑色の複眼レギュームアイが発光し魔理沙達を見つめる

 

「マジかよ……」

 

 ジャマトライダーが手を上に上げると、後ろにいた和装ジャマトが一斉に襲いかかってきた

 

「やるしかないわよ!」

 

 アリスの発言を合図に魔理沙達とジャマト達の戦闘が始まった。只今の時刻11:20分

 

 

 

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