幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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書きたい事を詰め込んたら長くなってしまった…まぁ、それはそれとして…ヴァルバラドが個人的にカッコよくて堪らない!!
久々にバトグラのルールを追加しました(言えない…思いついたものが似たようなものなんて言えない)


退場者 博麗瑛須

「何の真似だ、ニシラ?何故我々の邪魔をする。貴様もこちら側のはず」

 

「君達と同じにしないでくれ。それに、……この子に何かあったら瑛須が何をするか分からないからね」

 

「………なら、お前も敵だ」

 

「あんたは……」

 

 突然現れ、目の前のグレアの様に姿を変えたニシラを霊夢は警戒するがニシラは

 

「安心して、私は君の味方だ」

 

 ただそれだけ言ったニシラは手の甲をグレア達に向けピースサインを見せ、人差し指と中指をクイクイっと曲げ挑発した

 

「行け」

 

 グレアが手をニシラに向けるとジャマト達が一斉に襲い掛かる。ニシラは襲ってくるジャマトの振るう剣を弾きそれを空に向かって蹴り上げ、レイズレイザーのトリガーを引き、撃破する。

 

「おっと…これは返すよ」

 

 蹴り上げた剣をキャッチし一か所に固まっているジャマト達に投げ、避けられなかったジャマト達は地面に倒れ爆発した。辛うじて残ったジャマト達は銃をニシラに向けて発砲するが……

 

「無駄だよ」

 

「ヴォツラサスジキョガラチャ!!(どうなっているんだ!!)」

 

 まるで弾丸がニシラを避けるように方向を変え地面に着弾した。だがニシラの後ろから槍と剣を持った二体のジャマトが迫ってくるがニシラは気付かなく霊夢が声を荒げる

 

「あっ、危ない!」

 

「…大丈夫」

 

 ニシラは振り返らずに右肩にある【ベクトランサー】と言う特殊デバイスに手を翳してスライドする。すると、ジャマトの身体に白いノイズのようなものが走り……

 

「ラサ、ラサラチャ!(な、何だ!)」

 

「ビオズチャビビ!ビスジツーム!(身体が!勝手に!)」

 

 ジャマトの身体が勝手に地面に倒れ動けなくなる、そのまま動けなくなったジャマトにレイズレイザーを向けトリガーを引き、放たれた二つのレーザーがジャマト達を貫いた

 

「全く、……先にこっちから始末しよう」

 

 その様子を見ていたグレアは気絶している紫の頭を踏みつぶそうと片足を大きく上げ振り下ろそうとした時、どこからか弾丸が飛んできてグレアの頭に当たり大きなよろける。すると遠くからバイクのエンジン音が響く

 

「むぅ……」

 

「この音…」

 

「来たみたいだね、瑛須!」

 


 

「絶対に……通さない!」

 

 そう言った少女の手から放たれた赤い弾丸を模した弾幕が魔理沙達に降り注ぐ、だがその弾幕の数が彼女達なら少なく避けるのは容易に出来るだろう。それが普通の弾幕ならの話だが……

 

「なっ!弾幕がッ!!」

 

「増えた?!」

 

 一つだった弾が二つ、三つと増えていき避ける隙間などない程の密度になり魔理沙達に襲い掛かる

 

「皆さん!下がって下さい!」

 

「妖夢?!」

 

 迫る高密度の弾幕の壁を前に立ち楼観剣を抜き、妖夢は一枚のスペルカードを発動させた

 

「幽鬼剣【妖童餓鬼の断食】!!」

 

 楼観剣を横一文字に振るい、その剣閃から無数の放射状の楔弾が放たれ迫る弾幕と相殺し人が一人通れる隙間が出来た

 

「今のうちに中へ!!ここは私が!!」

 

「行くわよ!魔理沙」

 

「くっ!!頼んだぞ妖夢!!」

 

「………咲夜」

 

「はっ…」

 

 魔理沙とアリスは隙間を抜け、レミリアは咲夜の手を握るとその場から姿を消し魔理沙達の場所に現れ、残るは幽々子のみ

 

「幽々子様も早く!」

 

「何言っているのよ?妖夢?貴方だけ残して行けないわ?」

 

「幽々子様…」

 

「さぁ、来るわよ!」

 

「はい!!」

 


 

 どんどんエンジン音が大きくなり、飛び出し跳躍したブーストライカーから炎の翼を出した妹紅が飛翔し炎を纏った拳を振り下ろす

 

「オラァァァァ!」

 

「ふんっ!」

 

 振り下ろした拳をヒュプノレイのバリアを展開し防ぐ、するとブーストライカーの速度を上げ突っ込んで来る瑛須。ハンドルを器用に片手で運動しながらマグナムバックルが差されているドライバーを腰に巻きアプルーバルリボルバーを回転させストライクトリガーを引く

 

「変身!!」

 

 瑛須の隣に出現したリボルバーから六発の弾丸が発射され前にいたジャマトに当たり怯ませる、その後全ての弾丸が合わさりアーマーが生成され瑛須が通りアーマーが装着される。  

 

MAGNUM

 

 ギーツはブーストライカーから飛び上がりマグナムシューターをバリアを展開しているヒュプノレイに向かって弾丸を放ち倒れている紫の前に着地する、妹紅はバリアを蹴り、その反動で後ろに下がる。妹紅の蹴りでヒビが入ったバリアに放たれた弾丸が当たりバリアが砕け散った

 

「博麗瑛須………何故ここが……」

 

「さっき、空に光っているものが見えてな?それが見えた場所と俺が見た場所から計算して、落ちた場所を割り当てたらここだったって訳だ」

 

 ニシラが空に向かって蹴り上げたジャマトの剣、それは遠くに居た瑛須にこの場所を知らせる為の行為だった、ギーツはチラッと霊夢の方を確認し妹紅に紫を下げるように言い、左手を右肩に当て、マグナムシューターをグレアに向ける

 

「さて……おれの家族をこんな目に合わせたんだ……覚悟は出来てんだろうな?」

 

「…ここで貴様を終わらせる」

 

READY FIGHT

 


 

「しっかし……長い廊下だな……」

 

「先が見えませんね、どこまで続いていのでしょうか……」

 

 屋敷の中は、外からは想像出来ないほど長い廊下が続いている、襖で仕切られているが奥へ進めば進むほどこの廊下が長く感じる

 

「あ〜あ、哀れだねぇ。この永遠亭に入ったら最後……生きて帰れないよ〜」

 

「お前は……てゐじゃ無いか?」

 

「見ないと思ったらここに逃げ込んでいたのね…」

 

 廊下の真ん中に一人、四人の行く手を阻む様のは先程から姿が見えなかったてゐであった。だが、先程までこちらに従っていた時とは打って変わって、神経を逆撫でする様な声、半笑いを浮かべながらこちらを見る

 

「あいつ……なんか変わった?」

 

「キャラ作ってるんじゃ無い?ほら、語尾に「うさ」って付けてないし」

 

「……だぁぁ!うるさいウサ!さっきまでの恨み!!ここで晴らしてやるウサ!!!」

 

「あ、口調が戻った」

 

「…咲夜、明日の献立なんだけど…」

 

「はい、兎鍋にでも致しましょう」

 


 

 

 ギーツがマグナムシューターを構えたまま走り、グレアはヒュプノレイを全て展開しギーツの行く手を阻む。ギーツの周りに展開されたヒュプノレイからレーザーが複数放たれる

 

「おっと…ふっ、…そこ!」

 

 

それをギーツは躱しマグナムシューターから弾丸を放ちヒュプノレイ全てに当て地面に落した。だが落したヒュプノレイはグレアに集まり、五芒星型のレーザーの壁を作りギーツに送り付ける

 

「へぇー、…はっ!!」

 

 せまる五芒星の壁に怯むことなく走り出し、中央の穴に身体を捻りながら躱し着地すると、マグナムシューターのバレットチャージャーを引っ張りグレアに向ける…がグレアは下ろしているてを握る、するとギーツの後ろにあるヒュプノレイが静かにギーツに照準を合わせる

 

「………甘い!!」

 

BULLET CHARGE!

 

 後ろを振り向きマグナムシューターを回転させながら全てのヒュプノレイに弾丸を打ち込む。破壊こそ出来なかったが機能は停止した、バリアが張れなくなったグレアにマグナムバックルを差したマグナムシューターを向けトリガーを引く

 

MAGNUM TACTICALBLAST!

 

 マグナムシューターから弾丸が連射されグレアに着弾し爆発する。煙が晴れるとそこにはグレアの姿は無く、地面が焦げた匂いが辺りに漂う

 

「逃がしたか……」

 

「瑛須!」

 

 振り向くと、変身を解いたニシラに支えている霊夢がいた。瑛須も変身を解き霊夢に駆け寄る

 

「霊夢!!…良かった、無事で」

 

「まぁ…何とかね…この人が守ってくれたから…」

 

「そうか、ありがとうニシラ」

 

「えっ!!い、嫌だなぁ!お礼なんて!アッハッハッハ!」

 

「おーい瑛須!!紫が目ぇ覚ましたぞー!!」

 

 瑛須からお礼を言われ、頭を搔きながらニヤケ顔を隠せないニシラ。そこへ、妹紅と目が覚めた紫が合流、瑛須は藍から受け取った連絡用の御符を取り出し、それに霊力を込めてスキマを開くと慌てた様子の藍がやって来た

 

「紫様!!」

 

「ごめんなさい、藍。心配をかけたわね…」

 

「いいんです…ご無事で良かった…瑛須と妹紅、何と礼を言ったらいいか……」

 

「私からもお礼を言わせて…二人ともありがとう。貴方達がいなかったら今頃…」

 

「いいんだよ…それよりもこの異変を終わらせて打ち上げと行こうぜ?」

 

「………フフッ、そうね?藍?このスキマは?」

 

「えぇ、永遠亭に」

 

 妹紅、霊夢と紫、藍がスキマの中へ進むが、瑛須は中に入らずその場に留まっている

 

「兄さん?どうしたの?」

 

「………さっきの奴が近くにいるかもしれない。暫くここを散策するから先に行ってくれ…なに、直ぐに追いつく。……()()()()()()()

 

「………()()()()()()

 


 

 姿を消したグレアを追い、霊夢達と別れ奥へと足を踏み入れる瑛須

 

(逃げた?いや、そんな訳はないな。なら倒した?でもそれにしては手応えがなかった。もう、ここには居ない?)

 

 その場に立ち止まり考え込む瑛須。その背後に忍び寄る人影が一人、気配を感じた瑛須は慌てて後ろを振り返る。……そこに居たのはニシラだった

 

「ニシラか…どうした?」

 

「いや、別に大した事じゃないんだ。ただ探している人見つかったかい?」

 

「………いや、まだだ。…なんも手掛かりもないしそろそろ霊夢の所に行くか」

 

 ニシラの横を通り過ぎる瑛須、その時、ニシラの口から

 

「彼女の所に行けるといいな?博麗瑛須」

 

「何……ガ八ッッ!!」

 

 振り返る瞬間、ニシラの手が瑛須の腹を貫いた。手が抜かれるとそのまま地面に倒れこみ貫かれた穴からは大量の血が流れる。倒れた瑛須を見下すニシラにノイズが走り姿が変わり、グレアに変身していた白髪の男に変わりその手にはギーツのIDコアが握られていた

 

「お…前……」

 

「これでお前はゲームオーバー、安心しろ。お前の妹も直ぐに送ってやる」

 

retirement

 

 薄れゆく意識の中、瑛須が見たのは握りつぶされた自分のIDコアだった……」

 




バトルグランプリ~ルール~
・IDコアは転生者の命、紛失や破損にはご注意を

番外編みたい?

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  • それよりももっと本編で修羅場増やして!
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