幻想の白狐<ギーツ>   作:苺豆大福

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最近、昔のゲームをまたプレイしてるんですが、当時の事を思い出して懐かしく感じましたね…


亡霊と月の兎

「こ……降参だよ〜」

 

「何だよ……啖呵切っといてこれかよ……ん?どうしたレミリア?」

 

「………いえ、なんでも無いわ」

 

 ボロボロになり白旗を上げたてゐを呆れた目で見る魔理沙は、何かを感じた様に明後日の方向を見ているレミリアを不思議に思っていた。その一方、アリスと咲夜は傷だらけのてゐに詰め寄って行く

 

「そ……そうだ!異変解決に来た貴方達に耳寄りの情報!永遠亭の秘密を教えてあげるよ!」

 

「はぁ??あんた何言ってんのよ?」

 

「待って下さいアリスさん、もしかしたら有意義な情報があるかもしれません」

 

「それはもう、とっておきな情報よ!」

 

 なんともまぁ、調子のいい奴だと二人は思うがそれを言葉に現してしまえば、機嫌を損なわれてしまうかもと思い敢えて口をつむぐ。そんなこちらの考えなど露知らずにてゐはここ、永遠亭について話し出した

 


 

 てゐが魔理沙達に情報を与えていた頃、妖夢とウサギ耳の少女との戦闘は熾烈を増していた。少女が繰り出す弾幕を妖夢が切り捨て、取りこぼした弾幕を幽々子が相殺していく

 

「中々粘りますね‥貴方…」

 

「当たり前……でしょ、お師匠様からここを任された以上…負ける訳にはいかないの!」

 

 少女は、瞳を赤く光らせ再び妖夢に向かって弾丸型の弾幕を放つがもう一振りの刀、白楼剣を抜き自身に迫る弾幕を掻い潜り、少女を斬る。だが、斬られた少女の姿が崩れ、そこから無数の弾丸が放たれた

 

「くっ!」

 

「妖夢ちゃん!」

 

 間一髪で急所に当たる弾丸は回避したが、全ては躱しきれずに被弾してしまい倒れる妖夢に駆け寄る幽々子。その二人を囲うように少女の残像が現れては消える、すぐさま弾幕を放とうとする幽々子だが倒れている妖夢が幽々子の腕を掴み止める

 

「妖夢ちゃん…?」

 

「………私が先に仕掛けます、幽々子様は援護を…」

 

「…分かったわ…」

 

 立ち上がり、二本の刀を構え走り出す。同時に幽々子も弾幕を展開し、残像を攻撃していくがどれも本物ではなく、ただ消えるのみ

 

(手当たり次第攻撃しても無駄、そこに居るのは全て私の残像…)

 

 少女は自身の能力を使い、二人に姿を認識出来なくさせている。そのまま幽々子の背後に回り込み、手を銃の形に変え弾丸を指の先に作り出す。

 

(まずは…一人……なっ!?)

 

 そのまま弾丸を放とうとした時、そこには居なかった妖夢が楼観剣を鞘に納め体勢を低くし、抜刀の構えを取っていた。慌てて距離を取り、もう一人の妖夢が居た場所に目を移す、そこには小さな丸太が転がっているだけ

 

(変わり身!?でも私の姿までは…「ええ、見えていませんよ?」なっ)

 

「だって…目を瞑っていますからね。でも貴方の気配はしっかりと分かりますよ!!」

 

 顔を上げた妖夢は確かに目を瞑ったまま、だがまるで少女のいる場所が分かるようにその場所に向かって駆け出し、楼観剣を抜刀し少女の胴を横に斬り払った。少女が倒れると同時に、周りに居た残像も消え、妖夢は楼観剣を納刀し幽々子と共に倒れている少女に近づく。少女は目を開け、妖夢を見る

 

「…強いですね貴方…」

 

「そんな事ありませんよ、さっきの変わり身はこれが無ければ出来なくて、幽々子様の助力もなければ貴方には勝てませんでしたから」

 

 妖夢の手には瑛須から預かったニンジャバックルが握られていた、先程の変わり身はこのニンジャバックルの能力の一部だろう

 

「鈴仙…いつまでも貴方じゃ呼びにくいでしょ?」

 

「西行寺幽々子よ」

 

「魂魄妖夢です。鈴仙さん、いきなりで申し訳ないのですが…この異変の首謀者の所に案内してくれますか?」

 

「…分かりました…少し休んでからでいい?」

 

 少女…鈴仙との戦いは妖夢達の勝利で終わった。残るはてゐと異変の首謀者のみ

 

 

 

 

 

 

番外編みたい?

  • 見たい!
  • それよりももっと本編で修羅場増やして!
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