俺は困惑していた、さっきまで霊夢と魔理沙と一緒に居たと思っていたらいきなり俺だけ広い部屋に移動していた。そして目の前の吸血鬼の少女が俺の顔を見て困惑して、泣き出してしまった。
「…どうなってんだ」
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仕掛けたのは霊夢からだ、美鈴の目の前を覆う大量の弾幕を展開し放つ。美鈴は弾幕の隙間を縫うように躱していきお返しと言わんばかりに弾幕を撃っていく。霊夢も同様に弾幕を避けていくが違和感を感じていた
(……気配を感じない?嫌、隠してる?)
避けながらも美鈴の気配を探る霊夢の後ろの弾幕の陰から気配を消した美鈴が後頭部目掛けて殴りかかるが、それをまるで後ろにも目がある様に躱わす
「嘘!」
「捕まえて……た!」
美鈴の腕をグイッと寄せ鳩尾に霊力を込めた陰陽玉を叩き込む。声にならない悲鳴を上げ塀に吹き飛ばされる美鈴、だが美鈴はフラフラになりながらも立ち上がってくる。
「まだ立てるのね。正直甘く見てたわ」
「これで倒れていては紅魔館の門番の名が廃ります…。しかしさっきの攻撃、どうして分かったんですか?気配は完全に消していたはず…」
「勘よ?私昔から勘はいい方だから」
驚いたというか唖然とした、勘で気配を消した攻撃を避けるなど困難を通り越して不可能だ。だがそれをこの巫女はやってのけた、その事実は変わらない。
「やっぱり貴方は通す訳にはいきません!これで決めます!」
「そう。ならあんたを倒して進むだけよ」
「彩符 極彩颱風!」
美鈴を中心としたて弾幕を左右に展開しバラバラに弾幕を放つ、霊夢はその弾幕を避けながら美鈴にどんどん近づいていく。そして最後の弾幕を躱したと同時に美鈴は地面に倒れてしまった。だが倒れる直前に誰かに抱き抱えられたような感触が伝わってくる、薄れゆく意識の中美鈴は見たのは懐かしいと思える顔だった
(あ…れ、エ……ース?)
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「あっぶねぇ、間一髪セーフ」
霧の湖を抜ける途中、チルノって言う妖精に絡まれたが秒で魔理沙が吹き飛ばした、一緒にいた緑の妖精は吹き飛ばされたチルノを追いかけて行った。そのまま湖を抜けてすぐに紅魔館が見えて来た、まるで血を塗った様に紅い館は吸血鬼がいると言われれば信じてしまうだろう。
門の近くまで来ると丁度弾幕ごっこが終わったのかチャイナ服を着た女性が倒れそうになっていたので滑り込み抱き抱え、ゆっくりと地面に寝かす
「あれ、兄さん?来ていたの?」
「俺だけじゃ無いぜ?ほら」
指を指す方に目線を向ける霊夢、そこには門を開けようとする魔理沙がいた
「思ったより重いな、瑛須!手伝ってくれ」
魔理沙と一緒に門を開け館の中に入っていく、案の定館の中も真っ赤で目に悪い。
「うえぇ、ここの主人は悪趣味だな、中まで真っ赤にする事ないだろ」
「同感ね、目がチカチカするわ」
二人が愚痴を漏らしながらも廊下を進むが何が進んでいる気がしない。まるで同じ所をグルグルと回っているようだ。試しに近くにあった机に傷を付けて進んでみる、しばらくするとまた机が見えたので傷があるか確認する
「やっぱりか」
「ん?どうしたんだ瑛須」
「さっき机に傷を付けて進んだんだ、それでこの机を見てくれ」
「傷があるわね、まさか…」
「あら?机に傷をつけたのね?その机結構気に入ってたのよ?」
声のした方に振り返る三人、さっきまで人が居なかったのにそこには片方を三つ編みにした銀髪のメイドがナイフを手にして立っていた
「ご機嫌よう、この紅魔館でメイド長をしております十六夜咲夜でございます」
上品にスカートの両裾を上げ軽く会釈をする咲夜に、三人は戦闘体制を取る
「そんなに警戒しないでください。その警戒は私の前では無意味ですよ」
すると目の前に大量のナイフが現れ、飛んでくる。咄嗟にマグナムシューターを取り出しナイフの大半を撃ち落とす。
「おいおい、どんな手品だよ。急にナイフが出て来たぞ」
「……」
「‥‥使うしか無いか」
余り使いたくなかったがそうも言ってられない、取り出したドライバーを腰に巻きマグナムバックルを差し込み、リボルバーを回しトリガーを押す
SET MAGNUM
READY FIGHT
ギーツに姿を変えマグナムシューターを咲夜に向ける。すると咲夜は驚いたような表情をする
「あら…貴方が…なら貴方は連れて行きましょう」
「さっきから何ぶつぶつ言って…」
二人は目を疑った。さっきまで目の前にいたギーツ、瑛須の姿が消えていた
バトルグランプリ〜ルール〜
・転生先で仮面ライダーになるかは転生者本人で決める事ができる
・一度転生した者が亡くなった場合、現世に生まれ変われる際記憶が消され二度とグランプリに参加できない
次回 吸血鬼の相手にはゾンビを お楽しみに
グランプリのルールの掲示
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いる
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あんまり