ゾイド。
それは、銀河の彼方に生息する、戦う意思を持った金属生命体である。
惑星Zi。
ゾイドが住んでいる惑星で、そこでは、人類が共和国と帝国として、覇権を争っていた。
だが、惑星Ziは、星としての最後を迎えた。
そこで、人類は、第二の故郷として、地球を目指す事になった。
だが、ゾイド因子の暴走と不慮のタイムワープにより、21世紀の地球にゾイドが現れた。
21世紀の地球には、ブラキオサウルスやティラノサウルス、サーベルタイガーなどといった既に絶滅した種や、ゴリラやワニなどといった、現存種を模したゾイドが現れた。
そんな中、あるスピノサウルスの形のゾイドが、21世紀の地球を破壊していく。
これらの出来事は、後にゾイドクライシスと呼ばれ、ゾイドによる破壊と、地殻変動の結果、地球は一度滅んだ。
その後、新地球歴24年。
カイル「レオ!」
レオ「カイルか!」
カイル「さて、今日も探検と行くか。」
レオ「だな。」
ある共和国領の街で、2人の少年が会っていた。
片方は、レオ・コンラッド。
もう片方は、カイル・モーガン。
2人は親友だ。
お互いの父親が仲が良いので、2人もよく行動を共にしていた。
今日もまた、2人は洞窟の探索を行っていた。
レオ「なあ、そっちには何かあったか?」
カイル「探し中だ。」
2人はそんな軽口を叩きながら、探索を行っていた。
そんな中、カイルは何かを見つけた。
カイル「ん?」
レオ「どうした、カイル?」
カイル「レオ。これ、見てくれ。」
カイルはそう言って、レオを呼ぶ。
そこにあったのは、狼のゾイドの化石だった。
レオ「これは……………ハンターウルフの化石かな?」
カイル「多分な。……………お、もう一個ある。」
レオ「え?」
カイルが再びゾイドの化石を発見する。
そこにあったのは、ライオンの形のゾイドだった。
レオ「こっちは……………ライオン種のゾイドかな。」
カイル「みたいだな。じゃあ、片方ずつで発掘して、復元するか。」
レオ「だな。」
カイル達はそう話して、それぞれのゾイドの発掘作業を始める。
2人は、それぞれの父親から、ゾイドの発掘と復元方法を教わっていたのだ。
2人は、発掘と復元作業を進めていく。
途中で休憩しながら進めていった。
カイル「結構時間がかかるな……………。」
レオ「まあ、焦らずに行こう。」
カイル「だな。」
2人はそう話して、作業を再開する。
しばらくして、発掘作業が終わる。
レオ「よし。これで良いかな。」
カイル「だな。」
2人の手によって、それぞれのゾイドは、骨格形態にまで復元した。
そして、最低限だが、アーマーをつけた。
カイル「こんなもんかな。」
レオ「うん!」
2人は、無事にゾイドの復元を完了した。
その夜、レオはカイルと話す。
レオ「カイル。……………俺、旅に出ようと思うんだ。ライガーと。」
カイル「随分と急だな。」
レオ「俺、ライガーの持つ可能性を感じたんだ。でも、今のままじゃ、その力を引き出せない。だから、旅に出ようと思うんだ。」
カイル「行くあてはあるのか?」
レオ「そりゃあ、無いけど…………。でも、ライガーと一緒なら、行ける気がするんだ。」
カイル「…………………。」
レオの言い分を、カイルはただ黙って聞いていた。
すると、カイルが口を開く。
カイル「……………なら、俺も一緒に行くよ。」
レオ「え!?良いのか?」
カイル「ああ。俺も、ハンターウルフの力を引き出したいしな。一緒に行こう。」
レオ「うん!」
そうして、カイルとレオは、旅立つ。
だがこれが、この星の運命を左右する戦いへと巻き込まれていく事に、この2人は気づいていない。
今回はここまでです。
プロローグなので、短めです。
ゾイドワイルドZEROを久しぶりに見て、書きたくなったので、書きました。
オリ主は、ハンターウルフを使います。
ただし、通常とは異なるハンターウルフですが。
次回から、サリーと会って、運命が動き出します。
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