次回はもっと多めに書くんで許してくださいっ…………!!
「星が、綺麗だなぁ…………」
あのあと結局、俺らはそのままあかねの家に泊まることになった。
あかねの母さんは何やら忙しいみたいで、この家には俺ら3人しかいない状態だ。のにもかかわらず、3人で一緒に寝ようなどと言うアイの意見で先ほどまでは居間にあるソファに3人で仲良く寝ていた。
だか、どうにも寝付けない俺はベランダに出ていた。
「…………ん、起こしちゃったか?」
「ううん……、たまたま目が覚めただけだよ」
目を擦りながら眠そうなあかねが俺の横にやってくる。
「………寝れないの?」
「………あぁ」
「そっかぁ………」
「それってやっぱり…………あの話のせい?」
「…………まぁ」
─────それは、
「………俺自身さえ知り得ない前世の話だなんて、そう簡単に受け入れられるわけないっての」
────俺の前世についての話である。
「…………急にあんなこと言われても受け入れられるわけじゃないよね」
「………別に内容はアイが来る前に俺に話してくれた内容と大差なかったよ。ただ一つ、どうしても
「ごめんね………でも、私もあれしか聞かされてなくて」
「別にあかねは悪くはねーよ…………しっかしまぁ、こんな形でアイにアクアとルビーの前世を知らせることになるとはな……」
俺自身の前世、『推しの子』、アクアとルビー、あかね
それらを俺とあかねはアイに隠さず全てを話した。アイは特に気にしていないようにしていたみたいだが、俺とあかね達との関係についてはかなり独占欲を表に出していた。
…………いやほんとごめん、俺は何も覚えてないんだよ。
「………なぁ、ルビーとアクアについてなんだが」
「ん?何かな?」
「あかねが記憶を持ったままってことは、アイツらも持ったまま転生している可能性があるってことか?」
「んー……零君が言うには、私たちは零君と共に魂が同じ世界を廻り続けているらしいんだよね」
「だから、記憶の有無関係なしに私たちは間違いなく転生しているんだって」
「けど、記憶に関しては引き継ぐには何かしらの条件を満たす必要があるって言ってよ」
本当、
「………じゃあ、なんであかねも自分自身がなんで記憶を引き継いでるかはわからないってことか」
「うん………気がついたらこの世界にいたから」
「………アイツらに接触する際はそのへんも気にかけてみるか」
「会いに行くの…‥?」
「会いに行くわけじゃない」
そうだ、別に会いに行く必要はない。
「えっ?それって、どういう………」
「アイツらがこっちに来たんだよ。ダチから話に聞いた人物に似たやつがいたって写真付きの連絡がきてな、確認してみたところアイツらだったよ」
こっちから会いに行かなくたって、会えるからな。
「えっ!?うそっ!?」
「うわぁっ!?………アイちゃん?」
そこには驚いた顔をしたアイが立っていた。
「………やっぱり、起きてたか」
「えっ?き、気づいてたの…………?」
「そんなことよりっ!!!!レー君っ!!………その話、本当なの?」
「………おう、嘘偽りないガチってやつだよ」
「で、どうすんだ?」
「………へぇっ?な、なにがぁ?」
「いやいや、そんな惚けなくても………」
「………会いたいんだろ?」
これでようやく、アイとアイツらを会わせてやることができる。
アクアとルビーに会えるかもしれない。そんな希望を前に彼女の顔は今までに見る顔の中で類を見ないトップクラスの笑顔だ。ならば、会わせてあげたいと思うのが普通だろう?
「………いいの?」
「………会わせるためなら何処にだって連れてってやるよ」
「ほら、わかったらお前らさっさと寝ろ。明日の朝にはもう家出んぞ」
「ええぇ!?!?ちょ、ちょっとぉ!?零君、明日学校だよ!?」
「知らん、休めばいいだろ。そもそも俺、学校サボってほとんど言ってないし」
「えぇ...」
「………れーくん、ありがとうね」
「………アイにアイツらの前世について俺らが勝手に暴露したのに、アイツらは何も知らないままってのもフェアじゃないだろ」
「そっかぁ………楽しみだなぁ」
「………零君ってば、行動力だけは誰よりも凄いんだから」
一つだけ気掛かりなことがある。
あの話をしてから、零君の様子がおかしい気がする。まるで、昔の零君を見ているような………。
───あの頃のような、何かを隠している時の零君に似ている気がする………?
「深夜の公園ってのは、中学生じゃ中々行く機会がないからなぁ………ちょっとワクワクすんなぁ」
『中学生はこんな時間に外にいちゃダメなんだよ?』
「………来た、か」
『ふーん?まるで、私が来るのを分かってたみたいだね?』
「………なんとなくの勘、だけどな」
『へぇ?………で、私に何か用でもあるのかなぁ?』
「………俺の前世について聞かされた時、一つだけ不自然な箇所があったんだよ。最初は何とも思わず流したんだが、よくよく聞けばおかしいんだよ。………何故、俺は生まれ変わった後の世界が前の世界と同じ世界だと言い切れたんだ?普通に考えたら、何もかもが似た世界かもしれないだろ?そうかもしれないって言う推定ではなく、そうであるって言う断定だった。」
『別に深い意味なんてないんじゃない?』
「それにいくつか変なところがあってな。あかねに廻る世界について説明したという
『…………』
「そして何より、俺自身が何かを忘れているような気がしたんだ。」
「………俺自身ならまだしも、俺以外の人間が記憶を引き継げることもその条件も知っているのはおかしな話だろ?それじゃあまるで、他の誰かが記憶を引き継いだのを確認したみたいな言い方じゃねぇかよ。しかも、条件って言うんなら一回や二回じゃあり得ない。数十回以上試して、ようやく条件って定義付けることができるはず。………それが意味することはただ一つ」
『……………言ってごらん』
「………協力者がいたってことだろ。そして、それがお前ってことなんじゃないか?なぁ─────
─────MEMちょ」
『だから、わざわざ私が来るのをここで待ってたんだね君は」
「零君はさぁ、昔から変なところで冴えてるんだよなぁ………」
「で?私を問い詰めて何か聞きたいことでもあるのかな?アクたんについて?零君の記憶について?それとも『推しの子』について?」
「それとも────
─────私の姿が
「全部に決まってんだろ。悪いが全て吐いてもらうぞ、
「………
この作品の主人公は物語中盤までは零君で、終盤からはアイちゃんにチェンジしまっす!!………まぁ、作品名「貴方だけのアイドル⭐︎」とか基本的にアイちゃん目線の題名だったりしなかったり?
それはそうと前の話で言ったかなちゃん以外全員揃うのはMEMちょも含めての全員です!(かなちゃん…‥ごめん)。次回には、全員揃えるようにしたかったんですが、今回書く予定だった量の半分しか本文書けてないので、多分2話ぐらい先になったら全員(有馬かな除く)揃います!!………果たしてそれは吉と出るのか凶と出るかは、皆様の目で直接お確かめください!!
サボり気味にもかかわらず読んでくださる皆様には感謝でいっぱいです!感想や評価が作者のモチベーションに繋がるので良かったらお願いします!!