貴方だけのアイドル⭐︎   作:Sh1ZuKu

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 駄文注意報出しときます……。
 あと、今回いままでに比べると文字数めちゃくちゃ多いです。2倍とかじゃありません、3〜4倍ぐらいはあります。なので、かなり誤字脱字あるかもしれないです。一応軽く自分でも目を通したのですが、見逃していたら申し訳ないです!
 それもう一つ。ここで言うことではないかもしれませんが、4話の『堕ちた星』という話の時に「手」という言葉が出てきた際に、漢字を使わず平仮名に表記していたことに対して誤字報告があったのですが、その話では縦読みしていただくと、ある言葉が読めるようになっておりまして、あえて平仮名で表記させていただいていました。
 誤字報告に対してそれは上記の理由で………ってわざわざ説明するのは少し違うかなと思っておりましたが、この話以降にそのような文の書き方が多くなってくるため、この度は説明させていただきました。この話ではそのやり方は行っていませんが、これからの話でそのようなやり方は何度も出てきますのでよかったら探してみてくれると嬉しいです。
 最後に。私自身、最近文の書き方や構成を見直してプロットを書き直させていただております。そして少しでも見ていただく方に不快感なく私のお話を読んでいただけるよう定期的に読み直して添削をしています!なので、もしかしたら前読んだ時と言い回しや地の文が違う!なんてことがあるかもしれませんが、このような理由があることをご了承くださると助かります。変更箇所については、かなり大きな変化があった場所については前書きに置いて報告させていただきますが、大した変化ではない場合は特に報告はするつもりはございませんのであらかじめご了承ください。また、文書の変更で物語に影響を与えることは絶対にないのでご安心していただけると幸いです。
 前置きにもかかわらず、長文になってしまいすいません!m(_ _)m





誰が為に泣くのか

 

 僕の部屋に置いてあるベッドには今、アイが眠っている。

 本人は僕と一緒に寝るためにあらかじめベッドに潜り込んでいたのだろう。しかし、いくら幼児と言えど中身は前世のある元大人。僕の場合は詳しくは覚えていないから確証があるわけではないが、アイは20歳という若さで亡くなってはいるが一応大人と呼んで差し支えないだろう。

 

 

 

「ふむ、どうしたもんかな」

 

 

 

 現在、僕はそんなアイを見ながらどうしようか迷っている。

 我が家に敷布団なるものは存在しない。それに加えて母もベッドで整った寝息を立てて眠っている彼女も僕と同じベッドで寝ることを望んでいる。

 それにあんなにも幸せそうな顔で僕の枕を抱きしめて寝ている彼女を起こしてまで、別々で寝ないか?と言うのは酷な話だろう。

 

 

 

「ん〜〜…………」

 

 

 

「………れーくん」ボソッ

 

 

 

「……っ!」

 

 

 

「…………ね、寝言かな?」

 

 

 

 彼女に突然名前を呼ばれて驚いてしまった。しかし、どうやら寝言のようだ。

 彼女と別々で寝るのが僕にとっては最善ではあるのだが、寝る場所がない。まぁ、この生を享けてから僕は徹夜や夜更かしというものをしたことはない。そのため、子供の体には毒だと思っていてしないようにはしていたものの、僕自身の前世が徹夜夜更かしばかりする人間だったのか、夜は無性に起きていたくなるのだ。

 この際だし、朝まで起きてみようか?………ありかもしれない。

 

 

 

「けどなぁ、この体だとすぐ眠くなっちゃうなぁ………」

 

 

 

「なんか眠くならず集中してできることとか探すか?」

 

 

 

 

 明日、アイには用事がある為昼前には帰っていく。だから、それまで起きていられば残りの時間は快眠を貪り尽くすことができるのだ。しかし、それまで起きているとなると、何かしらの時間を潰すことしていないとこの幼児の体はすぐ限界を迎えてしまう。

 だが、部屋中探したが何見つからない。………そりゃそうだよね、まだ4歳だよ?あるとしても積み木とかそんな物ばかり。一応、母が買ってきてくれた勉強用の本もあるが、せいぜい小学生後半の子向け。正直、そんな物1時間もあればすぐ終わってしまうのだ。て言うかもう終わらせてある。

 

 

 

「ん〜…………」

 

 

 

「ん〜〜〜…………」

 

 

 

「あ…」

 

 

 

「……そうだ」

 

 

 

 そうだ、僕の前世について改めて考えてみるのはどうだろうか?

 アイと出会うまでは殆ど何も思い出せなかったが、アイと出会ってから何かしらのきっかけがあったのか、節々ではあるが徐々に頭が何かを思い出そうとして頭痛が起きることが多々ある。

 今まで分かったこと整理して少し考えるのはありかもしれない。

 

 

 

「………と、その前に部屋から出るか」

 

 

 

 流石に僕のベッドで彼女が寝ている状態で何かをするわけにもいかない。そう思った僕は4階のリビングに上がる。

 僕の家は元々母の父、即ち僕に当たる祖父が住んでいた家である。

 母と父が結婚してすぐの頃、祖父が病気でこの世を去りこの家に祖母が1人残されることになったのだが、1人で住むのは心許ないとのことで、僕の両親も一緒に住むことを提案したのだ。だか、共に住むようになって1年近くたったある日、祖母が寿命で天明を全うしたため、そのまま両親が2人で住むようになり、しばらくしたのち僕が生まれたというわけである。

 

 

 

「にしてもこの家、でっかいなぁ……-」

 

 

 

「7LDKの5階建てって何?豪邸じゃん……」

 

 

 

「母さんも父さんも、仕事はかなり上手くいってる方だし」

 

 

 

「それに加えて美形」

 

 

 

「その2人の間に生まれた前世があるから歳の割にはかなり賢く、両親の美形さを受け継いで整った顔立ち」

 

 

 

 

 いや何?勝ち組ですか???

 ……まぁ、自分のことなんだけどさ。金持ちで家もデカく両親は会社の社長と医者。それに加えて美形で性格が仏様のように優しいときた。いやだから何?その間に生まれてこれたの本当に奇跡だよね?僕前世でそんなに善行積んだの!?

 

 

 

「……って違う違う!」

 

 

 

「今は前世のことについて考えるんだった」

 

 

 

 僕は本来の目的を思い出し、リビングの電気をつける。

 この家は1階と4階にリビングがある。普段は1階のリビングしか使わないため、4階のリビングには冷蔵庫や電子レンジと言ったものは置いていないが、なぜだかテレビだけ置いてあるのだ。祖父か祖母の趣味だろうか?このサイズならだいたい55インチといったところだろう。

 

 

 

「この時間だからテレビも大したもんはやってないよなぁ……まぁ、別にBGM程度で流すだけだしいいか」

 

 

 

 

「そーいや、youtube観れたりしないかな?………あ、観れるじゃん」

 

 

 

 会ったことのない亡き祖母と祖父よ、本当にありがとう。

 僕はyoutubeを観れるようにしておいてくれた亡き祖父母達に感謝を伝えてBGMになりそうな動画を適当に探す。

 

 

 

「にしても祖父母達が死んでから何年も経ってるのに未だに観れるって、すごいな………どうなってるんだろ」

 

 

 

「ん?」

 

 

 

 『 謎が多き日本の未解決事件5選 』

 

 

 

 うわぁ、出たぁー。

 なんていうか、こういうの動画って本当に無限にあるよなぁ………。

 しかも、ついつい観ちゃうけど大抵どの動画も同じ事件取り扱ってるんのが殆どなんだよなぁ……。

 

 

 

「まぁ、正直BGMとして適当に流すだけだから内容なんて対して関係ないか」

 

 

 

 僕はなんとなく惹かれたその動画を再生して、今わかる自分の前世についてノートに書いてまとめていく。

 アイと出会ってからは、いくつかきっかけになる出来事があったからか何回かは思い出すことはあったためにいくつか書くことはできるものの、圧倒的に情報が少ない。

 

 

 

「ふむ、前世での僕の一人称は俺である可能性が高い」

 

 

 

「アイといる時も時々、一人称が俺になってるとアイに指摘を受けた」

 

 

 

「それに加えて、一人称だけじゃなく喋り方もたいぶ変化してる。僕自身には何もわからないが、前よりかなり砕けた喋り方になっているらしい」

 

 

 

「また、年齢は少なくとも高校生以上であるのは確定と見て間違いない。まだ誰かはわからないが、どこの大学に行くかについて人と話していた記憶があることからほぼ間違いないと見てもいい」

 

 

 

「あと───

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 次に紹介するのは、5年前に起きたある事件についてです 』

 

 

 

『 この事件は今から5年前に札幌で起きた小学校爆破事件で────』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………は……………」

 

 

 

 ─────何故だか、妙にその言葉だけが耳に入ってきた。

 凄まじい動悸が起きている。止まらない。まるで僕の心臓が何を僕に訴えてきているかのように。手の震えが止まらない。気づけば涙が頬を伝っている。身体中が何かしらのサインを出しているようだ。

 僕の目が動画を観ようと視線を前に移そうするが、どうしてか顔がなかなか上がらない。前を向けない。僕の頭の中で警告音でも響いているみたい。そんな中、僕は無理やり頭を上げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────その時、何かが僕の瞳に映った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 映ってはいけないものが映ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『 被害者名 桜木 (レイ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あ

 

 

 

 

 

  

 

 

 ああああ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 ああああああああああああ ああああ あああ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなん…

 

 

 

「レー君!!!!!」

 

 

 

 で………?

 

 

 

「もう!起きたら横にいないから心配したんだよ!?」

 

 

 

「…………ぇ…」

 

 

 

「てっきり最初はトイレにでも行ってるのかなって思って、しばらく待っていたけど全然戻ってこないし」

 

 

 

「なんかあったかと思ったじゃん!!心配したんだからね!?」

 

 

 

「だってまだ5時だよ!?なのに全然戻ってこなくて」

 

 

 

「心配したんだから………」

 

 

 

 ぼくはなにをしていたんだっけ?

 おもいだした、あのどうがをみてたらとつぜんなにかにあたまをなぐられたようなひどいいたみがはしってそのあとは…………。

 だめだ、なんもおぼえてないや。

 

 

 

「………ごめん」

 

 

 

「……ううん、許すけどもう今回みたいなのはもうなしだよ」

 

 

 

「………うん」

 

 

 

 ぼくがあのどうがをみたのはたしかじゅういちじごろだったはず?

 ねおちでもしたのかな?でも、ねていたわけではないきがする。なにかをしていたきがするけど、おもいだせない。おもいだそうとするとあたまにいたみがはしる。

 

 

 

「……レー君」

 

 

 

「なあに?………」

 

 

 

「……寝直さない?」

 

 

 

「………いいけどなんでぇ?」

 

 

 

「んー………レー君と一緒に寝たいから?」

 

 

 

「そっかぁ………」

 

 

 

「部屋戻ろっか?」

 

 

 

「わかった…」

 

 

 

「じゃあ、電気とかは私が消すから先に戻ってて?」

 

 

 

「え、ぼくがやるよ?ぼくがつけたわけだし」

 

 

 

「ううん、私がやるからいーの」

 

 

 

「で、でもぉ………」

 

 

 

「いいのいいの、レー君はベッドで私のことを出迎えるって仕事からあるから」

 

 

 

「だから………ね?」

 

 

 

「うん……わかったぁ」

 

 

 

「……………じゃあ、さきにいってるねぇ」

 

 

 

「……うん、ベッドで待ってて」」

 

 

 

「…………さーてと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あいにいわれてべっどでまってるけど、ぜんぜんあいがこない。どうして?ぼくのことわすれた?ねおちしちゃったのかな?どうしたんだろうしんぱいだなぁ。なにかあったのかな?どうしようなにかあったら。あいになにかあったらどうしよう。いなくなっちゃう。とめないと。あい。どこ?あい?あい?ねえどこにいっちゃったの?ねえ?まだ?こわいこわいこわいこわいこわい。

 

 

 

「レー君ただいま、遅くなってごめんね?」

 

 

 

「起きてるかな?……」

 

 

 

 あいがいる。よかったなんもなかった。あいはいなくならないんだ。あいはずっといっしょ。どこにでもいかないで。いなくならないで。

 

 

 

「あいっ!!」

 

 

 

「わっ…………どうしたの?急に抱きついてきて」

 

 

 

「ぜんぜんもどってこないからいなくなっちゃったんじゃないかってしんぱいだった」

 

 

 

「そっかぁ………でも大丈夫!私はいなくならないから安心して?」

 

 

 

「ずっとレー君のそばにいるよ」

 

 

 

「うん………」

 

 

 

 

「レー君、あのね?」

 

 

 

「私ね?レー君のこと大好きだよ」

 

 

 

「それにこの日常がすごく幸せで暖かくて大好き」

 

 

 

「まだこの想いが嘘偽りない本物だって言い切りたくても言い切れないけど」

 

 

 

「でもそれは、言い切れるように頑張っていくからいいの」

 

 

 

「私はずっと嘘をついてきた。嘘の愛がいつか本当になることを願って」

 

 

 

「今ではそのせいでどうしてもレー君に対しての愛が本当は嘘なんじゃないかって自分で疑っちゃう」

 

 

 

「愛がどんなものかは私はまだ完全にはわからない」

 

 

 

「でも、あの時アクアとルビーに伝えれた愛」

 

 

 

「そして、レー君に向けてる愛は間違いなく本物だと思う」

 

 

 

「けれども、やっぱり自分でもついついその愛は本当は嘘なんじゃないか?そうであってほしいって願望なだけなんじゃないか?って思っちゃうんだ」

 

 

 

「けど思うんだよね? 本物の愛であってほしいって願うのならそれもまた愛なんじゃないかなって」

 

 

 

「正直、こういうこと自分で口にしていて私ってめんどくさい女だなって思う」

 

 

 

「でも、私はしっかりとこれは本物の愛だって信じ切った上でレー君に愛してるって伝えたいの」

 

 

 

「今みたいに悩むことなく、正真正銘本物の愛だって自信持って伝えれるようになりたい」

 

 

 

「だから私と一緒に愛を本物の愛を見つけてほしいな」

 

 

 

「私が本物の愛だって納得できる愛を」

 

 

 

「……まぁ、なんか難しいことペラペラ喋ってるけど」

 

 

 

「ようは、私のレー君への愛は間違いなく本物」

 

 

 

「だけど、それを本物だって言い切れるかって言われるとどうしても、前の私(前世)のことがあるから、どうしてもまだ言い切れないんだってだけのこと」

 

 

 

「でも、安心して? 私は君に早く嘘偽りなく心からの本物だった自身もだて愛を伝えたいの。だからあと数年もしないうち、できれば小学校に入る前までにはこの愛が本物だって言い切れるようになれるように、私めっちゃ頑張るからね」

 

 

 

「だから、レー君はそのお手伝いをしてね」

 

 

 

「私が本物の愛を見つけるお手伝いを」

 

 

 

「そして、本物の愛に気づくためのお手伝いをね」

 

 

 

「だから、教えてね(与えてね)?」

 

 

 

「たくさんの愛を」

 

 

 

「私に」

 

 

 

「それでね?見つけたらアクアとルビーに紹介するんだぁ……」

 

 

 

「この人、私の旦那さんであなた達のお父さんだよぉって」

 

 

 

「あ、でも……流石に同い年のお父さんとお母さんは嫌かな?」

 

 

 

「………いつかは2人にもこの秘密を打ち明けて前みたいに話せるようになるといいな」

 

 

 

「ねぇ、レー君」

 

 

 

「浮気は絶対ダメだからね?」

 

 

 

「今はまだ私しか話す女の子いないけど、レー君カッコいいし何でもできるからいつかは絶対女の子にモテると思うんだ」

 

 

 

「でも、絶対私のことだけを見続けてね」

 

 

 

「約束したもんね、愛を教えてくれる(与えてくれる)って」

 

 

 

「だから、たくさんの愛を私に教えてください(与えてください)

 

 

 

「私もたくさんの愛を君に教えてあげる(与えてあげる)

 

 

 

「あ、私多分だけど重たいから」

 

 

 

「それもかなりね? だってレー君が他の女の子と話してるって想像しただけで死にたくなるし私の世界にレー君以外の男の子なんてアクア以外いらないもん。アクアは息子だから許してね?それにレー君がいなくなったらとかレー君に嫌われたらって考えたら凄く震え止まらなくなって涙が出ちゃうんだ」

 

 

 

「それぐらい重たいけど、それでも許してね(愛してね)

 

 

 

「だから……私は絶対に君の前からいなくならないから安心してね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいぃ?いなくならないでぇ?どこにもいかないでぇ?もうだれもしなないでよぉ……あいまでいなくなったらぼく……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……大丈夫だよ、寝て起きたらまたいつもの日々が戻ってくるから。嫌なことは寝て忘れちゃお?」

 

 

 

「それに私はずっとレー君のそばにいるから安心して?」

 

 

 

「君を不安にさせることなんてしないから」

 

 

 

「だって私は─────」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『貴方だけのアイドル』、なんだから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 だから、そんなに悲しそうな顔をしないでよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 君だけのアイドルなんだから、笑顔で溢れさせてあげるね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 君が辛いことなんか考える暇も無くなるほどに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ………もう二度とあんな辛そうに泣くことなんて起きないように。

 

 

 

 

 

 

           

 

 

 

 




シリアスは全体の3割だって前回言ったな? あれは嘘だ。
………当初の段階だと6:4の割合でシリアスとコメディがあったんですけど、流石にシリアス前回だとあれな気もしましてコメディを割合を増やして4:6にしたあと実際に投稿する際に手直しを加えて3:7っていう形に落ち着いてはいたんですけど、この作品自体の元々設定の都合上やっぱりシリアスが多めな話の時はとことこん多めです……!!本当すんません………。

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