【裏社会の悪魔の転生先は、完璧で究極のアイドルの子でした】(本編完結)   作:Woudy

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132話

それは物理的な爆発よりも遥かに残酷に、葵と背後の柱に寄り掛かって何とか意識を保っていた百合花の精神を直撃した。

 

「な、何をいきなり!? 当たり前でしょ! 胡桃さんが大切な仲間だからこそ、こうして私達は彼女の為に革命を起こすのだから!」

「そ、そうです……! 私達の絆の深さは一般の方でも知るところの筈ですわ!!」

 

僅かな濁りもなく、葵と百合花は透き通った瞳で俺を射抜いてみせた。

 

(……おいおい、ガチで爆破テロが杠葉胡桃の救済になると信じてんのかよ?)

 

呆れて物が言えない。これが松村とかいう狂った死人に心の根っこまで侵された者の末路……か。カルト宗教に嵌った熱狂的な信者そのもの過ぎて、なんとも哀れな連中だ。

 

だが、そこまで盲目的に大義名分を掲げるなら仕方ない。コイツ等に決定的な矛盾というものを突き付けてやろう。

 

「……そっか、そうなんだな。実にショックで、実に残念だ」

 

俺が大袈裟な程に溜息を吐く姿に、2人の――特に葵から放たれる殺気が一層濃密となった。

 

「……残念ですって? 私達にとっては革命を邪魔してくる貴方こそ残念で仕方ないわよ」

「だってよぉ宮里葵。お前達の主張通りなら、杠葉胡桃って実はこういう人物なんだろ?」

 

俺は瞼を閉じて一度深呼吸を行い、喉を指の腹で優しく撫でる。その後、瞼をゆっくりと開いて、真っ白な綺羅星を葵達に見せながら、無垢な笑顔を爆発させた。

 

『葵お姉様、百合花お姉様、みんな!!』

 

「――え?」

「胡桃……さん?」

 

過去の情報を元に出来る限り杠葉胡桃という人物を再現してみたが、どうやら眼前に本人が立っていると誤解させる事が出来たようだ。やはり俺は母さん――星野アイの息子だ。自画自賛するつもりはないが、あの人の演技力はこの小さな肉体にしっかりと遺伝している。

 

『私の為に5万人も殺してくれて本当にありがとう! すっごく嬉しい!』

 

「「ッ!!?」」

 

2人の息が一瞬だけ完全に止まる。

 

『次はどうする? 胡桃、まだ全っ然悲しみが拭えないの! お姉様達がも~っと人を爆弾で木端微塵にしてくれたら、も~っと安心出来るんだけどなぁ??』

 

 

ズドンッ!!

 

 

猫被りな声は、耳をつんざくような銃声によって遮られた。無論、俺は余裕でその弾道を回避してみせる。

 

「黙れ黙れ! 貴様、これ以上胡桃さんを侮辱するな!! 胡桃さんはそんな事を言わない……!!」

 

この場で唯一拳銃を構えている葵の仕業だ。彼女はヒビを入れんばかりに歯軋りしており、清楚な美形お嬢様のイメージが台無しである。

 

俺は杠葉胡桃の演技を止めて瞳の綺羅星を黒に戻し、首を傾げる仕草をする。

 

「何を言う? 爆破で5万人が死ぬと杠葉胡桃は喜ぶんだろ? 彼女は明るくて優しい性格のイメージだったから、まさか実態がとんだ腐れ外道だったなんてガッカリでさ。所詮イメージはイメージって訳か……」

「ふざけるな!! 胡桃さんは私達を令嬢という不自由な檻から解放してくれた恩人だ! 最低な大人達の搾取に1人で耐え続けたのも、私達の幸せを守る為だった!! とても他人想いで、優しい子で……私達の自慢の姉妹なんだ!!」

 

自分達が手遅れになるまで気付けなかった、胡桃の命がけの優しさ。自分達の自由な日常を守る為に1人で泥を被って壊れてしまった最愛の妹の名誉を、これ以上誰にも傷付けられたくない――その必死の衝動が、葵に全てを叫ばせた。

 

「お前みたいな何も知らない部外者が、あの子の人格を勝手に決めるな……!!」

 

魂の籠った咆哮が、地下空間に木霊する。彼女の呼吸は激しく乱れ、その瞳からは悔恨と怒りの涙が溢れそうになっていた。

 

「はぁ、はぁ……」

「……そっか」

 

それを聞いた俺は心底安心したとばかりに、わざと明るく振る舞った。

 

「良かったぁ……じゃあ胡桃さんは他人の苦しみに心から寄り添ってあげられる、本当に素敵な人なんだね?」

「だ、だから……そう言ってるでしょ? 勘違い、しないでよね……」

 

葵は俺の突然の態度の変化に戸惑いながらも、必死に言い返す。

 

「うん、ごめんねお姉さん。じゃあ改めて聞くけどさ――――何故爆破しようと考えた?」

 

再びマフィアらしい佇まいで、根本的な疑問を強烈な圧と共にぶつけてみる。それに多少ビビりつつも、葵は努めて毅然とした態度で返答しようとした。

 

「だから、それは胡桃さんの為――あれ……?」

 

しかし、途中で言葉を失ってしまう。

 

「……あ、え、あ」

 

百合花も目を見開き、息を絞り出すような声しか出せなくなる。

 

「――やっと気付いたか」

 

そもそも、さっきの葵の叫びが現在お前等のやろうとしている暴挙の矛盾を突いてるじゃねえか。

 

「そうだよな。本当に腐れ外道ならば、この戦い自体最初から存在していない。お前達は何万人もの人間を巻き込む爆破テロを起こし、俺を殺そうとしている事。それ自体が杠葉胡桃は愛されるべき素晴らしい人間性の持ち主である、何よりの証なのだから」

 

俺は嘲笑うように言葉を紡ぐ。

 

「クソったれのゴミ屑なんかの為に、どうして自分の人生を棒に振るうような真似をしたがる馬鹿がいるってんだ? ……いい加減気付くが良い――お前達のやってる事は、愛する仲間の名誉を搾取する行為であると」

 

その言葉は、葵と百合花が必死に保っていた聖戦のメッキを無残に剥ぎ取っていく。

 

「このままでは彼女、世界中から”悪魔”として扱われるぞ? 自分は自殺未遂してずっと寝ているだけなのに、自分の意思とは無関係な出来事で邪悪のレッテルを張られちまう。世界中がお前達のテロを憎み、その元凶として胡桃を呪い、罵倒し続ける――半永久的にな?」

 

自分達が暴れれば暴れる程、胡桃の清らかな名誉は泥に塗れていく。それは反論の余地のない、完璧な破滅の数式だった。

 

「あと、俺が言う裏切り者とは俺にとってのという意味ではない……杠葉胡桃にとっての裏切り者だって、言ったんだ。彼女はお前等に幸せになって欲しいと願っていた筈なのに、肝心のお前等はその願いを現在進行形で踏み躙ってやがるんだからよ」

 

「う、あ……」

「あ、あぁ……私は、そんな……」

 

激しく狼狽する葵と百合花。彼女達は理解する他ない。胡桃を救えなかった後悔から現実逃避し、”胡桃の為”という免罪符を勝手に搾取して世界を巻き込んで暴れていただけの、自分達の醜い正体を。

 

「つーまーり♪ お前等がやってる事は明白な裏切り♡ 故に♪――お前達は杠葉胡桃の仲間じゃない♡」

 

ここで俺はポップな可愛さを全開にして、逃れようのない最悪の事実を叩き付ける。

 

「Q.E.D.証明完了!♪」

 

シンと、地下駐車場に硝煙の匂いだけが立ち込める静まり返った時間が流れた。

 

崩れ落ちた仲間達。自分達が胡桃を最も汚す悪魔であったという絶望的な現実。もはや彼女達の革命は完全に詰んでいた。

 

 

だが――、

 

 

「黙れ……」

 

葵の銃口が、激しい拒絶の震えと共に再び俺をロックオンする。

 

 

 

「だまれぇえええええええええええええええええええッ!!!」

 

 

 

放たれる銃弾。狂気と絶望をかき消す為の、さっきよりも遥かに凄まじい連射。しかし冷静さを失い、ただ現実を拒絶するように放たれた弾丸など、俺からすれば微塵も脅威ではない。ほんの僅かに体をスライドさせるだけで、その全てを容易く避けてみせる。1発も掠りすらしない。

 

「うぁあああああああ!!!」

 

「やぶれかぶれか。哀れな」

「葵、さん……」

 

一方で百合花は完全に戦意を喪失していた――元よりそれを狙っての精神的トラップだったが。何れにしろ、この俺と戦える相手は宮里葵ただ1人。

 

やがてカチンカチンという虚しい音だけが残る。弾切れだ。

 

「ここで、ここで止まる訳にはいかないの……!!」

 

銃を捨て、ナイフを2本取り出して俺に肉薄する。そして俺の持つ警棒と激しく打ち合う大剣戟へ発展した。さっき打ち合った時とは比較にならない火花の応酬。まるで途轍もない竜巻だ。

 

「そうじゃなきゃ胡桃さんの……妹の無念は何処に行けばいいのよ!!?」

「いやいや、もっと無念にしてるって分かんない? お嬢様?」

 

ナイフ自体も倍に増えた事で凄まじく濃密な攻撃だが、感情的になった分キレが落ちてる。一定優位に捌き切れそうだ。

 

「はぁ、はぁ、はぁ……ッ!」

 

涙と硝煙に濡れた顔で、尚も狂ったようにナイフを繰り出す葵。だが、俺は冷徹に、その悉くを冷たいマシンのように完璧に見切り、いなし続けていた。

 

そして、その瞬間は訪れる。

 

「ぐぅ、死ねぇええええ!!!」

 

そして激しい打ち合いの末、葵の放った渾身の突きが僅かに外側へと流れた。感情に溺れた者が必ず晒す一瞬の、しかし致命的なブレ。俺はその刹那の隙を決して逃さない。

 

「ミスをしたな宮里」

 

超人的なフットワークで葵のナイフの死角へと滑り込み、一瞬にして彼女のサイドへと回り込んだ。

 

「なッ……!?(速過ぎる……!?)」

 

葵が驚愕に目を見開いた時には、既に俺の右拳が固く握り締められていた。紅林から伝授された金剛石の如き一撃を放つ直前、

 

「鉄火場で感情的になってはならない――よーく覚えておけ」

 

低く、冷徹に、しかしどこか諭すような声。

 

「ッ!?」

 

直後、空気を引き裂かんばかりの速度で放たれた拳が、葵の整った頬へと正確に叩き込まれた。

 

 

 

「ごふぁあああああああああああああああああっ!!?」

 

 

 

骨の軋む鈍い音と共に、葵のしなやかな肢体が木の葉のように宙を舞う。彼女の視界は激しく回転し、世界が遠のいていく。

 

 

『――葵お姉様! 大好きです!』

『うふふ。私も大好きですわよ、胡桃さん』

 

 

激痛の向こう側、薄れゆく意識の闇の中で、葵の脳裏に一つの光景が浮かび上がった。それは、まだ誰も傷ついていなかったあの頃。令嬢という檻の中で息を詰まらせていた自分達をただ純粋な愛で包み込み、檻の外へと連れ出してくれた、最愛の妹の無邪気で温かな笑顔。そしてそんな彼女を優しく抱き締めていた、あの頃の自分の姉としての慈愛に満ちた姿を。

 

 

(胡桃、さん……)

 

 

ドサリッ!

 

 

重い音を立てて、葵は大の字のままコンクリートの地面へと倒れ伏した。白目を剥き、口の端から泡を溢し、その体はピクリとも動かない。

 

新生日滅軍の第1戦闘隊長にして最高戦力、宮里葵――彼女の完全敗北が決まった瞬間だった。

 

「あ、葵……さん……」

 

柱の影にへたり込んだ穂波百合花は、ただ茫然と、気を失った葵を見詰める事しか出来なかった。

 

これで7人共全滅。人々を熱狂し魅了させてきた誇り高きトップアイドル、Kakabel8期生の革命は、あまりにも無残に、完膚なきまでに叩き潰された。

 

「……」

 

静寂の戻った地下駐車場。俺は煤汚れた改造巫女服の袖を無造作に払い、倒れた葵を見下ろした。

 

……何だろうな。勝った筈なのに、ルビー達のライブを守り切った筈なのに、1ミリも喜べない。胸を締め付けられるような、深い苦さと哀れみだけが残っている。

 

「……どうすんだよ」

 

気付けはポツリと、口から乾いた声が漏れていた。

 

「これでお前等、不幸になるの確定じゃねえか」

 

思い出すは、12年前のあの日――ドーム公演当日、母さんがストーカーの刃に倒れた瞬間の事を。マフィアとしての血が騒ぎ、激昂のままにストーカーを八つ裂きにして殺そうとした自分を。あの時、血を流しながらも俺を優しく抱き寄せ、止めてくれた母さんの言葉が、今も耳の奥で響いている。

 

 

『マリアが不幸になったら……ママ、悲しいよ……』

 

 

「愛する人が悲しむ未来が、確定しちまったじゃねえか……」

 

目の前や周囲で転がっているコイツ等は、いわばあの日、母さんという光に止められず、そのまま闇の底へと突き進んでしまった自分のIFそのものだ。

 

……前世の母さんをクズ親父に奪われ、悪魔に変貌しちまった昔の俺そのものだ。

 

彼女達の姿が、かつての、そしてあり得たかもしれない自分自身の愚かさと重なって見えて仕方がなかった。

 

「だから止めさせて貰ったよ――友達として」

 

信じ難い気持ちだ。自分や大切な人達を殺されかけても尚、俺はKakabelとの友情を失っていない。

 

「お前等の怒りと恨み、憎しみ――全部俺に寄越せ」

「ッ!?」

 

それ故なのか、俺はそう言葉を紡がずにはいられなかった。唯一意識のある百合花が驚愕に染まった表情で俺を見詰めている。

 

「今回の件は、そもそも杠葉胡桃を搾取して自殺未遂にまで追い込んだ大人の出来損ない共が元凶だ。奴等が我欲に従って何の罪もない少女の尊厳を蹂躙した所為で……俺の友達は暴走し、果ては俺の家族や仲間達を重大な危険に晒した――そうなる可能性も考えられるのに、醜い欲望を満たせるならどうでも良いって……」

 

あぁ……怒りが込み上げてくるわ。今も連中はのうのうと生きて、杠葉胡桃のような犠牲者を輩出し続けてるんだろうなぁ……

 

「舐めてるよねぇ、穂波百合花? 落とし前、付けねえとなぁ???」

「ひ、ひぃ……」

 

おっと。怖がらせちまったな。すまん。俺は怒りを抑え、穏やかに笑みを作る。

 

「どうか信じてくれ。友達に舐めた真似を働いたゴミ共は、俺達が徹底的に御片付けしてやるからよ」

 

俺は静かに目を閉じ、彼女達に優しく語り掛けた。本心からそうなってくれと、願いを込めて。

 

「だから……もうここで”怪物”という役からは降りろ」

 

瞼の裏に浮かび上がったのは、城ヶ崎賢志の最期の瞬間。

 

 

『母さん……遅過ぎ、た……――』

 

 

京極組の一条に敗れ、薄暗い路地裏の冷たい地面を背にして、血の海の中で誰にも看取られる事なく、孤独に死んでいった己の姿。金と恐怖で支配し、自分と同じ苦しみを無関係な人間へ八つ当たりも同然に与え、傲慢に暴れ回った怪物の末路を。

 

 

「その果ては――寂しいだけだ」

 

 

世界への憎悪を爆発させ、怪物として全てを破壊したところで、その先に待っているのは救いでも輝かしい未来でもない。ただ息が詰まる程の孤独と、冷たい虚無だけなのだと、痛い程に知っていた。

 

(え……泣いてる……?)

 

……この時、俺は気付かなかった。無意識に、片目から薄っすらと涙を流していた事に。

 

(この子の言葉……どうしてこんなにも”重い”の……? 実際に体験してきた者特有の、説得力を感じる……)

 

疑問を抱く百合花だったが、その答えを知る機会は永遠に来ないだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『―――♪、――――♪』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……?」

「え」

 

その時だった。冷たい地下空間に歌声が響いたのは。

 

 

『―――♪、――――♪、――――♪』

 

 

温かく、包み込むような優しさが広大な空間をあっという間に満たしていく。

 

「何故ここで歌が……?」

 

俺は警戒を高める。明らかに敵対していた7人とは異なる声だったから。

 

しかし、あまりにも穏やかな歌声故、どうしても安心感を抱いてしまう。くぅ……これは一体何なんだ?

 

「そんな、この声……まさか……」

 

対する百合花は別の意味で動揺していた。彼女にとっては、聞き覚えのあり過ぎる声だったから。

 

「……え?」

「これって……」

「何なの……?」

「いや、そんな馬鹿な……だってあの子は、まだ……」

 

歌声が徐々に大きくなっていくにつれ、倒れていた他のメンバーが続々と意識を覚醒させていく。

 

「あ、うぅ……この歌、どうして……?」

 

葵も何とか目を覚まし――しかしダメージの大きい肉体は真面に動けず、頭部だけをかろうじて持ち上げた。驚きに満ちた表情を浮かべながら。

 

そう、Kakabelは知っていた。この歌声の持ち主を。

 

そして……遂にその正体が姿を見せる。

 

 

『――♪、―――♪、―――――♫』

 

 

「な……」

 

嘘……だろ?

 

「彼女は、現在も昏睡状態の筈じゃ……」

 

病院着を纏い、桜色のロングヘアを靡かせた美しい少女が、歌いながらマリア達の元を訪れた。病み上がりなのか、覚束ない足取りをしている。

 

杠葉胡桃。Kakabelの歌姫にして絶対的センターが、奇跡の降臨を果たしたのだ。転生にも匹敵するだろう超常的展開に、俺は言葉を失い立ち尽くしてしまう。宛ら空気のように。

 

それによりこの空間は、一時的にKakabel8人だけの聖域と化す。

 

「胡桃さん……」

「「胡桃、お姉様……?」」

「目が、覚めたのですか……?」

 

「……みんな」

 

歌い終えた胡桃が最愛の仲間達へ告げる。寂しく、悲しく、弱々しく、しかし彼女達が二度と何処かへ行かないよう、繋ぎ止める為に。真っ直ぐな想いを涙ながらに放った。

 

 

 

 

 

「もう、これ以上悪い事をしないで……お願い」

 

……それはとうに死んだ松村の狂った思想を一瞬で消し飛ばす、何よりも絶対的な救いの言葉だった。

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