立花響の先祖だけど聖闘士してます。   作:のうち

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第3話

 私は老年の黄金聖闘士、牡牛座のバラン・ドバンのおかげで思ったよりも早く聖域へとやってきた私は門番に書状の話をしてしばらく待っていると案内の者がやってきてわたしは十二宮を通され教皇の間へやってきた。

 

 「お前が童虎の弟子か今代の龍星座の青銅聖闘士」

 

「は、紫龍と申します。」

 

 「我が友である童虎からの書状を読ませて貰った聖域はお前を受け入れよう。」

 

 わたしは青銅聖闘士の多くが住まう聖域に造られたアパートメントに部屋を用意してもらった。

 

 「お前が龍星座の青銅聖闘士か。私はソニア・・・・矢座の白銀聖闘士だ。お前の面倒を見るように教皇から仰せつかっている。明日から色々と教えて行こうと思うがとりあえずは今日は色々あって疲れたろうからゆっくりと休むといい。」

 

 とりあえずは今日はベッドの上で静かに目を閉じた。

 

 その翌日、わたしは絡まれていた。

 

 「・・・・何かようか?」

 

「わたしは朱雀、鳳凰座の聖闘士だ。」

 

 「私は龍星座の紫龍だ。で・・・・その鳳凰座の聖闘士が私に何の用だ?」

 

「一応はルームメイトだからな。ほんの挨拶さ。」

 

 「随分な挨拶の仕方があったもんだ。」

 

「まあ、ルームメイトの吉見で忠告しといてやる。カルディナって聖闘士とは関わらない方がいい。」

 

 「カルディナ?」

 

「ああ、この聖域で青銅の派閥のリーダーをしてる奴でな。蠍座の黄金聖闘士を師に持ち。師に恥じぬ実力を持った奴なんだが、それ故か一部の候補生や聖闘士に持ち上げられて天狗になってやがるのさ。」

 

「忠告痛みいるが、振りかかる火の粉は振り払うのみだ。そうかよ。」

 

 「そうか、まあいいさ。おっ、それ噂をすれば来たぞ。忠告はしたからな。」

 と朱雀の向いた方を見るとおそらくは件の人物らしきやつがこちらに向かってきているのが見え、再び朱雀のいた場所に視線を移すとそこに彼女の姿はなかった。

 彼女を視線を動かして探していると

 

「ちょっとよろしくて?」

 

 「何かようか?」

 

「貴女、いくら田舎者だからと言っても少々礼儀がなっていないのではなくて?」

 

 「礼儀とは?、この通りまだここに来たばかりの田舎者でね。何か礼を欠いてしまったのであればご教授願えますかなお嬢様?」

 

 「わたくしは青銅聖闘士の筆頭、一角獣星座のカルディナですわ。貴女も青銅聖闘士であるなら筆頭たる私にいの1番に挨拶に来るのが礼儀なのではなくて?」

 

 「ふふふ・・・・」

 

「何がおかしいんですの⁉︎」

 

 「いや、自らの実力に胡座を描き、あまつさえ師の威をかりているだけのお前が心底滑稽に見えただけだ。」

 

 「なんですって!」

 

「図星を突かれたからって怒るなよ。お嬢様」

 

 「何処までも私を侮辱して!」

カルディナはつけていた手袋を外して紫龍に投げつける。

「取りなさい、ここまで侮辱されて引き下がれません。貴女に決闘を申し込みますわ!」

 

 「決闘だと?、何を言うかと思えば私闘を禁じる聖闘士の掟すら知らないのか。」

 

 「だからこそ、これは純粋な手合わせ。闘技場にてどちらが上か教えて差し上げますわ。」

 こいつ・・・・

 

 「いや、どちらが上かは闘技場に行かなくともすぐにわかるさ。」と私は朝飯のミートボールの入った皿を投げつけその隙にカルディナに軽いアッパーを喰らわせ脳を揺らし、怯んだところを右フックを顎に打ちこみ、倒れる寸前のカルディナの腹に思い切り蹴りを入れる。

 

 蹴りを入れた時、骨が折れる音がしておりカルディナは胃から逆流して来たのであろうか嘔吐していた。

 

 「ふん、これでわかっただろう。私が上でお前が下だ。」

と顔を踏みつけようとすると紫龍とカルディナの間に入るものがいた。

 

 「ソニアか、何の用だ。」

 

「何のようだとこの状況を見てわからないのか⁉︎」

 

 「私は火の粉を払っただけだ。」

 

「やり過ぎだ。いくら態度に問題があると言ってもお前のしたことはただの暴力だ。行き過ぎた正義は邪悪と変わらん。お前にはかなりきつい仕置きが必要なようだ。」

 

 「面白いやってみろ!」

 

そこからは覚えていることは少ない。先制攻撃でソニアを倒したのは覚えいるんだが黄金聖闘士が出てきたあたりで私の意識は途絶え、気がつくとゴツゴツとした岩肌が特徴で足下には海水が来ており目の前には明らかに私が出ていくことを阻んでいる檻

 

 「成程、ここが噂に聞くスニオン岬の岩牢か。」

 

「その通りだ紫龍!」

 

  「これは教皇、私のような囚人に何か御用で?」

 

 「此度の件を聞いた時は目を疑ったぞ。活気盛んは結構だが、火の粉を払うにしてもあれはやり過ぎだ。」

 

 「・・・・・・・・」

 当たり前だが、こちらから手を出した時点で加害者はこちらな為、言い訳のしようもない。

 

「だが・・・・此度はこの岩牢に入ることでお咎めなしとする」

なんだと⁉︎ シオンは厳格な人だ。紫龍が友人の弟子だからと言って掟に反したものに温情を掛けることはしない筈なんだか、まあ見ようによってはこの岩牢、聖闘士の照合を剥奪されるより辛いかもな。

 

  視点は一旦、教皇シオンに移る。紫龍に此度の罰を言い渡し、教皇の間へと帰る途中

 

 「教皇、よろしかったのですか?」

 

「山羊座のゼンガーか、奴を取り押さえたお前なら分かるだろ。白銀聖闘士のソニアを圧倒し一瞬とはいえ、黄金のお前に匹敵する程の領域にまで小宇宙を高めた。冥王ハーデスとの聖戦が近い、そこまで素養があり反省の意を示しているのであれば温情の一つもかけよう。」

 

 「失言でした。出過ぎた真似をお許しください。」

 

「よい、これもアテナのご意向だ。ペガサスが未だ現れない以上、強力な力を持つ聖闘士は1人でも多い方がいいからな。」

 

 とシオンはその場を後にし教皇の間へと向かうのだった。




今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
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