前回、私が黄金聖闘士になってしまってすぐのこと私は教皇から天馬座の聖闘士の捜索の任を受けた。冥王ハーデスとの聖戦が詳しい時期はわからないが直前に迫っている。
アテナは既に聖域にいるがハーデスとの聖戦の際にはアテナの下には必ず天馬座の聖闘士が現れるというのがジンクスらしい。
まあ、基本的には黄金全体が聖域に常駐することは聖戦時などの急を要するような事態の時でなければない為、私の武者修行も兼ねてこの提案をしてくれたのであろう。
その為、宮の管理を女官達に任せてわたしは運び込まれた荷物の旅支度を行い、天秤宮を出た。
現在、この十二宮にいる黄金聖闘士はわたしを含めて5人
私がボコボコにしたカルディナの師匠と磨羯宮を守る私をスニオン岬に叩き込んだゼンガー、乙女座、牡牛座のバラン翁
であり、他の黄金聖闘士は欠員かそれぞれ修行したり、その他の任務についていたりするのだ。
わたしは十二宮の階段を降りていき、処女宮に差し掛かるとそこには乙女座の聖闘士がいた。
乙女座の聖闘士の見た目を見て少々驚いた何故ならば、その姿は殺生院キアラだったのだ。
「ああ、貴女が天秤座の新しい黄金聖闘士ですね。私は乙女座のキアラです。私もここ2、3年の間に先代よりその役目を受け継いだものです。」
「そうでしたか。わたしは天秤座の紫龍、教皇より授かった任務の為、ここを通らせていただく。」
「ええどうぞ。わたしはしばらくは聖域に常駐していますので何か困ったことが有れば連絡してください。思念を飛ばしてくだされば。」
驚いた、今代の乙女座はその淫らなふるまいから一部の奴からは乙女座の恥晒しとまで言われるほどに評判が悪かった。この様子を見るに所詮は噂は噂はなのだろう。
「あのところでなのですが」
「・・・・何か?」
「一晩、処女宮に泊まり一緒に閨を共に致しませんか?」と熱のこもった目で私を見る。
あ、こいつはまさに化楽天の生まれ変わりか何かか?、どうして乙女座の黄金聖闘士は神仏に例えられる程の力を保有するに至るのだろう・・・・
そんな考えを巡らしながら熱のこもった目でジリジリと寄ってくるあいつを背に走り出しながら私は十二宮をでて聖域ので入り口へとやってきたのだがそこには2つの人影があった。
「やっと来ましたわね。遅いですわよ」
「ふん・・・・・・・・」
そこにいたのはカルディナと朱雀だった。
「お前達、何故ここに?」
「教皇から聞いておられませんの?、私達が貴女の任務の旅に同行することになったのを」
「何、そんなことはじめて聞いたんだが・・・・」
「ふん・・・・群れるのは嫌いなんだが、教皇の命とあっては従わない訳にも行くまい。」
「まあいい・・・・私はテレポートは出来んからな行くぞ。」
とこうして2人を引き連れてわたしは天馬座の聖闘士となる者を探す旅へを始めることになったのだった。
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それではまた次回をお楽しみに
射手座の黄金聖闘士候補
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ケイローン