青い春、死の境界   作:ニゴリエース

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 今回ギャグ100%です。五条の世間知らずレベルはよくわからんのでほぼ捏造


クソガキ3人、クソガキに遊びを教える

 

 

 「ポケモンって何?」

 

 ことの発端は、五条のそんな疑問だった。

 

 

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

 

 「いやどういう冗談?ギャグセンスなさすぎでしょ」

 

 「いや確かに……五条家のおぼっちゃまならそういうこともあるのか?ウチの本家も大概娯楽には乏しかったし」

 

 ちょうどテレビでやっていたポケモンの新作の話を夏油と硝子ちゃんとしていたところ、五条が「ポケモンって何?」とか言い出した件について。いやマジ?流石に世間知らずすぎるだろ……

 

 「はあ?誰がおぼっちゃまだコラ」

 

 「事実だろうがよ箱入り息子。流石にポケモン知らねえのは常識ねえ判定なんだわ」

 

 あーそれでこいつ常識知らずのクソガキなのか。納得したわ。

 

 「じゃあこれ何かわかる?」

 

 そういって硝子ちゃんはサラサラと紙に絵を描いていく。これは……

 

 「……なんだこれ、どっかで見たことあるな……ネズミ?ネコ?」

 

 It's Pikachu!!!!!!!!!! いやうっま。

 

 「まーじか、ちょっと五条家……と言うより御三家なめてたわ」

 

 「これは流石に……」

 

 「ヤバ。ウケる」

 

 異口同音に五条の常識のなさに驚く俺たちに、五条は拗ねたのかそっぽをむく。

 

 「別にいいだろ、ゲームかアニメか知らねえけどそんなの覚えなくても。俺最強だし」

 

 い、言い訳が苦しすぎる……はっ、そうか!こいつはまともな娯楽を知らないから他人にマウントを取ることでしか自分を満たせないクソガキに育ってしまったんだ!かわいそ……

 

 「んだよその生温かい目、喧嘩売ってんの?」

 

 「まあまあ悟、いい機会だしちょっとゲームとかやってみない?面白いよ」

 

 夏油はマジで五条に甘い。そのクセちょくちょく意見の相違で大喧嘩始めるんだからわけわからん。巻き込まれる俺と硝子ちゃんの身にもなってほしいもんだ。

 

 「ねー硝子ちゃん」

 

 「ごめん、別に私累と以心伝心ってわけじゃないから何言いたいのかわからん」

 

 ちぇー。

 

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

 

 まあ、そんなこんなで。ちょうど全員暇していたのもあって、俺たちは五条に現代の遊びというものを教えてやることにしたのだった。

 最初はめんどくさがっていた五条だったが、試しにマリカーをやらせてみたところ、一転。

 

 「なんだこれクッソおもしれー!」

 

 とまあ生まれて初めてゲームをやったガキのように大はしゃぎしていた。まあ実際その通りなのだが。なんか親戚の子供を見てるようでちょっとほっこりした。

 

 しかし、その後重大な問題が起こってしまう。そう、とても重大な問題が。

 

 「なぜだ!?なぜ勝てん!こんなやり始めて1時間未満のやつに!」

 

 「悪いね、俺ゲームでも最強らしいわ」

 

 五条に……勝てない!こんなことがあっていいのか!こんな、こんなバカな!

 

 「ちくしょう!ちくしょおおおおお!!」

 

 「はいまた俺の勝ちー!」

 

 馬ァァァ鹿ァァァなァァァ!!

 

 

 

 「まあ悟も私と硝子には全然勝ててないんだけどね。それどころかCP相手すら負けてるし」

 

 「つーか累がへたっぴすぎでしょ。何?累も初心者?」

 

 うるせーワンツー共。どうせ俺はへたっぴですよ……だがしかし!五条に負けたままなのは気に食わん!

 

 「もう一回だァ!」

 

 「次も負かしてやるよ!」

 

 その後ゲームを変えつつ数時間遊んだが、1位夏油2位硝子ちゃん3位五条4位俺の図式は変わらないのだった。まあ夏油と硝子ちゃんはゲームによっちゃ入れ替わってたりしたけども。

 

 「うえーん五条に勝てないよ〜」

 

 「うーん累がクソ雑魚すぎるせいだね。はっきりいってセンスない」

 

 ひでえや。これだから才能ゲーは嫌いなんだ!

 

 「いや、ゲームの腕は割と努力でどうにでもなると思うけど」

 

 うるせー夏油。なんで硝子ちゃんには俺の気持ちが伝わらないのにお前には伝わるんだ。

 

 

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

 

 その後、俺たちは連れ立ってDVDを借りにいった。内容はアニメにドラマ、特撮など色々。適当に見繕って暇な時に見るように五条に言っておいた。ちなみに金は五条持ち。

 

 もちろん俺もここぞとばかりに自分用のものをいくつか借りておいた。いいよねガンダム。

 

 「つーか夏油お前格闘技興味あんのか」

 

 「ああ、ちょっとした趣味でね」

 

 パンピーの中学生の趣味としちゃだいぶアレだな格闘技。こいつ着痩せするタイプだから普段はわかりにくいけど脱いだらやばいからなあ……まあ呪術師としてやっていくなら筋肉は重要だし、ちょうどよかったのか?

 

 ちなみに五条はデジモンに興味があるらしい。いや確かに面白いけどなんで?

 

 

 

▼ ▼ ▼

 

 

 

 その日の夜。俺はこっそり部屋を抜け出し、五条の元を訪れた。

 

 「んだよこんな時間に……」

 

 「まだ10時だぜ?これからだろ夜は」

 

 まだ教えてない()()もあることだしな。

 

 「んで何すんの?デジモン?」

 

 「その謎のデジモン推しはなんなんだ?そうじゃない、現代の遊びといったらまだあるのさ」

 

 そう、それは……

 

 「それは……?」

 

 

 「そう歓楽街!夜遊びと洒落込もうぜ!」

 

 色々あるからな歓楽街。なんなら風俗とかもちゃんとリスク管理すりゃ問題ないしな。バレなきゃ犯罪じゃないんですよ。

 俺の提案に五条もニヤリと笑う。そう言うとこあるよなお前、そこは好きだわ。

 

 「いいね、行こうか!」

 

 「ああ、行こう!」

 

 そういって俺と五条は肩を組みながら部屋を抜け出し、いざ夜の街へ──

 

 

 

 

 「何やってん、の!」

 

 「ぐはあっ!?」

 

 繰り出そうとしたところで、なぜか俺の行動を読んでいた硝子ちゃんに見つかってしまい、思いっきり叩かれた。……俺だけ。

 

 「な、なんで俺だけ……」

 

 「どうせそそのかしたの累でしょ?ていうか五条は無下限あるし」

 

 ぐうの音も出ない正論。本当に申し訳ない。

 

 

 

 

 「というか硝子ちゃんだってタバコ吸ってんじゃん。それだってアウトだろ」

 

 「それはそれ、これはこれ」

 

 「アッハイ」

 

 




 ギャグは脳死で書けるから楽でいいね。ちなみに歓楽街については作者全く知りません。

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