『やはりなぁ・・ロックス・・・生きていたかぁ……』
宿儺は空中からロックスの姿を見下ろしており、今は寝ているのか意識は無いが、呼吸音と心臓の鼓動が聞こえて来るので生きてると確証出来た。
『おい、ロックス・・さっさと目を覚ませ、二度は言わん、不愉快だ、さっさと目を覚ませ』
「…んだよ気持ち良く寝てたところに茶々入れる馬鹿は・・ってお前・・・何十年ぶりだよ・・宿儺…」
『ざっと30年以上と言ったところじゃないか?、まぁ38年と言ったところか・・最近の様に覚えているぞ』
「お前人間の癖に人間を超越した存在・・人の負の感情から生まれる呪霊と同種族に近い存在だもんな」
『呪霊や人間、群れなくては生きては行けない下等な種族共と一緒にするでない…』
自身が愚かな人間や呪霊と同じ様な扱いを受けた事が不愉快だったのか少し不機嫌になっていた。
『それよりロックス、お前はどうする?、今は新時代って奴がまぁ・・言葉の流行になっているらしいが・・・ルーキーのガキ共に好き勝手暴れさせて良いのか?』
「今はその時じゃねぇんだよ・・それに世界政府の連中の動きもまだちゃんと把握した訳じゃないしなぁ…」
『今の元帥が手こずっている様だ・・今の世代の連中と言うのはそんなにも強いのか?』
「強ぇーんじゃねぇのか?知らねぇけど」
『ならば適当言うでないわ・・相も変わらずだなそこは…』
二人は何処か懐かしそうな雰囲気をただよらせながら話を進め気付けば長時間たわいも無い話をして時間は過ぎ去っていった。
数十年前
???side
僕は宿儺との戦いに敗れ死んだ・・かに見えたが・・・
僕は奇跡的に生きてた?、いやそれは違うな、適切じゃない、だが僕は確かに生きており心臓の鼓動もちゃんと聞こえる
けど・・気掛かりな事に今僕がいるこの世界は僕の知る世界とは違うようだ、僕は生まれて数年間学んだ、覇気と言う特殊な技を・・・そして僕には覇王色の覇気と言う才能あるものしか扱えない覇気を持っている、今は覇王色を纏うってのを試しにやってるが案外時間は掛かる事は無かった
覇王色って黒閃と合わせて纏ったらマジ強くねぇって思っちまったけど・・まぁここは敢えてやめておこう・・・
僕の育ての親の名前はカイドウと言う超大柄の男である、ソイツには娘がいる、カイドウも本人も男として認識してるようだが、・・僕には普通に可愛い女の子にしか見えない
まぁそれを言うと、・・「僕は男だ!」とムキになるしまつだ
彼女の名前はヤマト、カイドウの実の娘だ、僕とは同い年のまぁ言うなれば幼馴染って奴だ
僕はなぜかヤマトの将来の夫って言う風にカイドウが勝手に話進めてるけど、・・この世界の倫理観はどうなってるのかね〜?