酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。


第二十章 はちゃめちゃ大学生活 Part5編
百二十一杯目 ぐらんぶる華金ラジオ Part3


  有馬視点

 

 今日はぐらんぶる華金ラジオの収録日。今日のゲストは………

 

「ぐらんぶる華金ラジオの時間がやってまいりました。今日は私メインパーソナリティーの有馬かなと………」

「ゲストの星野ルビーでお送りしま〜す♪」

 

 なんとルビーだ。

 

「ロリ先輩、テンション低いよ?もっとあげてこ!今日は先輩の大好きなスピリタスだよ!」

「私はあーくんと一緒じゃなきゃ嫌なの!つーかアンタ、大して飲めないじゃない‼︎」

「私は先輩みたいに失恋してないからね!」

「やけ酒じゃないと飲めないってか!やかましいわ‼︎あと失恋じゃない、二股‼︎」

「それいいの?」

「いいわけないでしょ‼︎絶対私を選ばせるんだから‼︎」

「無理だからやめときな〜。」

「うるさい‼︎」

 

 前回はライバルのあかねで今回は生意気なルビー。私のフィアンセはいつになったらまたゲストに来てくれるんだろうか。公共の電波で二股をやめさせるためにも、ね。

 

「それはさておき、今回もいつも通りお便りを読んでいくよ〜♪」

「アンタが勝手に進めるんじゃないわよ。」

「も〜、いちいちうるさいな〜。お兄ちゃんに選ばれないよ?」

「黙れ!はい!お便りいくよ!」

「は〜い♪」

 

 にしてもマジでムカつく‼︎一回酒で潰してやろうかしら?そんな思いを押し殺し、私は届いたお便りを開いたのだった。

 

「最初のお便りはこちら!星野アクアさんから頂きました………って、いきなりアンタかい‼︎」

「わぉ、お兄ちゃんだ!」

 

 のだが、いきなり渦中の人・あーくんからのお便りだった。一体何の便りだろう?まさか私と結婚………っ⁉︎

 

「えっと〜、どれどれ〜?皆は忘れているかもしれないけど、俺はかつてクール系毒舌キャラでした。」

 

 じゃなかった。

 

「そういやそんな時代もあったわね。」

「懐かしいね〜♪で、続きは………今や何故か全裸系のお馬鹿キャラになってしまいました。そのため、扱いが前より雑です。どうすればいいですか〜、だって〜♪」

「諦めなさい。アンタはもう手遅れよ。」

「キャラというか馬鹿そのものだよね〜。昔は私がお馬鹿キャラだったのに‼︎ずるい‼︎」

「どんな嫉妬よ⁉︎」

 

 あーくんはもはや伊織や耕平と大差ない馬鹿になってしまった。まあ、そんな貴方も好きだけどね。

 

「続いてのお便りはこちら〜!ペンネーム・巽奈々子さんから頂きました!」

「ありがとうございます。」

「ボクは佐賀で地方アイドルのマネージャーをやっているのですが、中々パチンコで勝てませ〜ん。どうすればいいでしょ〜か?」

「文の繋がりおかしくない⁉︎」

「だよね⁉︎」

 

 続いてはアイドルのマネージャー、じゃなくてパチンカスから。私のマネージャーがこんなちゃらんぽらんな人じゃなくてよかったわ。

 

「とりあえず、勝てないのは仕方ないんじゃない?ギャンブルなんだし。」

「そうだね!ロリ先輩の恋もギャンブルだしね!」

「やかましいわ‼︎」

 

 誰が勝率20%の恋よ⁉︎そんな低くないからね⁉︎

 

「それはさておき、続いてのお便りはこちら。ふりふりフリルさんから頂きました。」

「これフリルちゃんだよね⁉︎ありがとう‼︎」

 

 続いてはフリルから。マジで嫌な予感しかしないんだけど。大丈夫かな?また下ネタまみれだったりして………

 

「えっと………ルビーと耕平の馴れ初めを教えてほしい………って⁉︎」

 

 嘘でしょ⁉︎普通のお便りだと⁉︎

 

「フリルがまともな事を聞くなんて………っ⁉︎」

「驚き過ぎでしょ‼︎フリルちゃんはちょっと変態なだけだよ‼︎」

「あれがちょっとで済むわけないでしょ‼︎」

 

 日頃から法律なんて気にしなそうな痴漢魔がまともな恋愛について聞くなんて‼︎一体何があったのよ⁉︎確かにこの間フラれてたけどさ‼︎それでこんな事にはならないでしょ‼︎

 

「それは置いといて〜、私と耕平お兄ちゃんの馴れ初め!」

「酒飲んでるから適当に話しといて。私興味無いし。」

「仕事しろ、このアル中‼︎」

 

 まあいいや。とりあえず今は休んどくか。

 

「私と耕平お兄ちゃんは、PaBでアイドルアニメについて話してたんだよね〜。そうしているうちに、オタク気質なところがなんか合うな〜、って思って。気がついたら付き合ってた!」

「いや、適当か!」

「告白されたのは、伊豆秋祭のライブの後だったな〜。服装は確か、真っピンクの色した全身ペンライトだったっけ。」

「ただの変態じゃない⁉︎つーかいつそんな格好してたの⁉︎私気づかなかったんだけど⁉︎」

「告白する時に着替えたらしい。」

「頭おかしいんじゃないの⁉︎勝負服間違い過ぎでしょ‼︎」

 

 と思ってたら、ツッコミの嵐で休めなかった。コイツら馬鹿なんじゃないの‼︎確かに話が合うのは惚れる要素としてわかるけど………それ以外が酷すぎる‼︎

 

「でもまあ、そんな一生懸命なところが好きになっちゃって……///」

「で、結婚を決めたのね。」

「ちなみに、結婚の決め手はコミケの時のボディーガードかな。ナンパしてきた何人もの屈強な男たちを、スピリタスで潰してたんだよね〜。」

「カッコいいか、それ?」

 

 にしても、変人同士お似合いのカップルね。コイツも意外と、可愛いアイドルとか見て涎垂らしてるし。

 

「ということで、ロリ先輩もこんな感じで頑張って彼氏作ってね〜♪」

「参考になるかぁ‼︎」

 

 ちなみに私はあーくんとは知的な感じで付き合おうと思っている。私たち、どっちもクール系だし。あーくんはちょっと違うけど。*1

 

「さてと、次のお便りはこちら。」

 

 まあいいや。次行こう、次。こんな馬鹿話を忘れるためにも………

 

「本名・サイコロステーキさんから頂きました〜♪」

「「本名⁉︎」」

 

 忘れられるかぁぁぁぁぁ⁉︎何コイツ、本名とペンネーム間違ってない⁉︎

 

「俺はイケメンなのに、中々彼女が出来ません!」

「文面だけでアホな感じが伝わってくるわね。」

「しかも、パチンコも下振れが酷くて負け続きです‼︎」

「何なの、今日は⁉︎パチンカスばっかじゃない⁉︎」

「どうすればいいでしょうか⁉︎」

「どうもできるかぁ‼︎」

 

 周りの人から言われないのかな?アンタアホだって。あーくんだってめちゃくちゃ言われてるのに。それか言われても直さないのかな?後者だとしたら、相当大物ね。

 

「それはさておき〜、最後のお便りはこちら!」

「ペンネーム・ママさんから頂きました。」

「ありがとうございま〜す!」

 

 こんなバカは置いておいて、最後は普通のお便りみたいね。よかった、よかった!

 

「最近息子がよく三途の川を渡ってこちらに来るようになりました………って、ええっ⁉︎」

 

 よく三途の川を渡ってこちらに来る⁉︎全てが意味不明なんだけど⁉︎あんなとこ何回も渡るもんじゃないし、もし本当だとしたら、このママって人は死者じゃない‼︎息子も生死を繰り返してるし‼︎意味分かんないんだけど‼︎

 

「これお兄ちゃんのことじゃない?」

「あーくんのことなの⁉︎」

「最近ママとよくお喋りしてるって言ってた‼︎」

「アイツ浮気の制裁楽しんでるじゃん‼︎そもそもカジュアルに話すことじゃない‼︎」

 

 しかも知り合いどころか愛しの人だし‼︎死刑を母親との家族団欒に変えるなよ‼︎

 

「で、お便りの続きは〜、どうやら浮気のたびに殺されてこちらに来てるらしいのですが………お喋りするのは楽しいんですけど、浮気はやめてもらいたくて………どうすればいいでしょうか?」

 

 なんならアイもあーくんの浮気に頭悩ませてた‼︎

 

「なんで彼岸と此岸で悩みが一緒なのよ⁉︎」

 

 そりゃ母親としては、息子の浮気癖は直したいよね‼︎まったくあーくんったら、しっかりしなさい‼︎私だけを選ぶとか‼︎

 

「もうお姉ちゃんにした方が早くな〜い?」

「それもそうね。次浮気したらタイの病院を予約しましょう。」

「あかねちゃんにも伝えとくよ!」

 

 とりあえず、もうまーちゃんにしちゃおうか。そうしたら浮気なんてしないだろう。しない………よね?

 

「ということで、今週のラジオはこれにておしまい。」

「またね〜、バイバ〜イ♪」

 

 ということで、スピリタスを飲み干したので、今週のぐらんぶる華金ラジオは終了したのだった。

 

 

 

  アクア視点

 

 俺次浮気したのバレたら、マリンにさせられんの?嘘だろ、ヤバすぎるだろ………。なんとかバレないようにしないと………

*1
どっちも違います。

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