未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
アクア視点
俺は学科の連中と裁判をしていた。
「くそっ!なんで俺なんだ……っ!他にも裁かれるべき奴がいるだろ‼︎殴るぞ‼︎」
今回の被告は野島。珍しい人選だが、これには訳がある。
「やめろ。ここではあらゆる暴力行為は禁止されている。お互いに、な。」
「はぁ⁉︎意味分かんねえぞ星野‼︎つーかなんで山本は女装⁉︎」
「今から裁判を行う。裁判官はそこにいるエッチマンだ。」
「わ゛た゛し゛か゛エッチマンよ゛。」
「気持ち悪い‼︎」
ちなみに北原と今村と御手洗と藤原は傍聴しているだけだ。死刑の時に出てきてもらうが。
さてと、裁判を始めようか。
「それじゃあエッチマン、始めてくれ。」
「野島元は゛当時18歳未満に゛も゛拘らず、2023年8月13日、静岡県熱海市の゛『ドンキー・ホーテ』の゛アダルトコーナーに゛客と゛し゛て゛侵入し゛た゛疑いがあ゛る゛わ゛。」
最初の罪状はエロコーナーへの侵入。これは野島自身が自慢げに言ってた話だ。
「えっ、あ、その………」
「安心しろ。エッチマンは裁判所内の者の全てを知っている。だが心配するな。俺にその情報は共有されない。判決はあくまで、我々2人の主張を元に下される。この証拠を除いて、な。」
「封筒………っ⁉︎なんだそれは……っ⁉︎」
「これはエッチマンから提出された本件の証拠。これは必ずしも、お前の疑いを確定するものではない。もちろん、内容をお前に教えるつもりはない。その上でこれからお前は言い分を述べ、疑いを晴らし、エッチマンから無罪を勝ち取らねばならない。」
「くそ………っ‼︎」
「陳述のチャンスは一度きり。これもお互いに、な。お前の弁論の後に俺も証拠を踏まえ反論させてもらい、その上でエッチマンに判決を下してもらう。」
「くそ……っ!つーか、あの中に何が入っているんだ⁉︎」
さてと、野島はどう弁護する?それとも黙秘?自白?果たしてどれだ?
「俺は、そのアダルトコーナーに侵入したが、急な便意でやむを得ずトイレを借りただけだ‼︎」
なるほど、そうくるか。ならばこれだな。
「それじゃあ俺の番だな。」
そうして封筒を開けると、そこにはレジでAVを買う野島の写真が写されていた。アイツの高校の頃の友達が撮った写真だ。
「あっ…………」
「この写真にはアダルトコーナーで買ったAVをレジで精算するお前の姿が見える。やはりお前には、購入目的でアダルトコーナーに侵入した事実がある‼︎」
「そ…………そうだな…………。それは………何罪?」
「店は明示的に18歳未満の入店を拒否しているから、建造物侵入罪だ。」
「くっそ………っ!」
どうやら奴も罪を認めた様子。これで俺の勝ちだ。今回問われているのはアダルトコーナーへの侵入のみ。アイツはただ、間違ってアダルトコーナーじゃないところに落ちていたAVを買ったと、言えばよかっただけなのに。全く、残念な男だな。
「それじゃあエッチマン、判決を。」
「
ということで、野島は有罪になった。そして、没収とは………
「有罪⁉︎俺は一体何をされ………」
「「「「そのAV、寄越せ‼︎」」」」
該当商品の没収である。女に飢えた童貞共によるAVの略奪は、犯罪者の末路に相応しいだろう。
「テメェら、邪魔だ‼︎どけ‼︎これは俺のAVだ‼︎」
「くそっ、大人しく死んどけよ‼︎」
「なぜ倒れない⁉︎」
「お前らに鍛えてもらったからな‼︎」
ということで、野島は死に…………
「裁判………くそっ、裁判………ならっ‼︎」
なんだ?アイツの目は死んでいない?まさか………
「全員戻れ‼︎やり直しだ‼︎」
くそっ、そう来たか!裁判のやり直し、つまり再審‼︎コイツ留年しているくせに、なんでこれだけ知ってたんだよ⁉︎
「よく知ってたな‼︎留年生には難しいと思ったが‼︎」
「おい星野、それは暴力だぞ。言葉の、な‼︎」
「すまん、言葉の暴力だけは禁止されていないんだ。」
「なんでだよ⁉︎」
普段からしてるからいいだろ。俺なんかチンスピだの男女だの恐妻家だの、色々言われてるんだからよ。それくらい我慢しろ。
「まあいい、もう一回だ‼︎もう一回‼︎」
それより、もう一回か。エッチマン、今度はどう言う………?
「野島元に゛は゛、2026年1月11日、鬼ごっこ゛の゛最中に゛福原の゛ソープランドに゛で童貞を゛卒業した疑い゛があ゛る゛わ゛。」
「ああ。俺は卒業した。これは嘘でも否定でもない。」
嘘………だろ?
「
なんでだよ?なんで罪を認めた⁉︎お前はあの時、嬢の連絡先をしつこく聞いて、本番前に出禁になったはずだろ⁉︎それを言いさえすれば無罪だったのに‼︎ここの証拠にもそう書いてあるのに‼︎
「ほら、殺しに来いよ。」
「「「「死ねぇぇぇぇぇぇ‼︎」」」」
何故そんな堂々としていられる⁉︎何故死を受け入れる⁉︎そこまでして見栄を張りたいか⁉︎そんな事しても、何も意味無いというのに‼︎
「待て、お前ら。」
「どうしたんだよ、星野⁉︎」
「コイツの死刑を止めろと言うのか⁉︎」
居ても立っても居られず、俺はみんなを止めてしまった。本当にらしくない。友の死刑を止めるなんて。
「コイツは風俗嬢に連絡先をしつこく聞き、本番前に店を出禁になった。これはその嬢からのLINEだ。気持ちの悪い客がいた、と。だから安心しろ。野島は童貞を卒業していない。」
「「「「マジかよ…………」」」」
「違う‼︎俺は卒業した‼︎卒業したんだ‼︎」
「もういい。もういいんだ、野島。お前は悪くない。悪いのは頭と顔だけだ。」
「うるせえぇぇぇぇぇぇぇぇ‼︎」
俺は泣き喚く野島を宥め、裁判を終わらせたのだった…………
「それはそうとして………星野、お前の裁判がまだだよなぁ⁉︎」
「野島、急にどうした⁉︎」
終わらない………だとっ⁉︎一体俺の何を裁くつもりだ………っ⁉︎
「それじゃあジャッジマン・黒川あかね‼︎お願いします‼︎」
「はい。」
ジャッジマン・黒川あかね⁉︎
「星野
まずい、弁明しないと………っ‼︎
「
「おい、あかね‼︎まだ俺が弁明してな………っ‼︎」
ヤバい、意識が…………っ!
野島視点
こうして浮気糞野郎は見事殺されたのだった。めでたしめでたし‼︎