酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。

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僕テニスのルール知らないんで、そこんとこよろしくお願いします。


十三杯目 ダブルス Part2

  side アクア

 

 2回戦目は女子ダブルス。出番は有馬と………

 

「古手川、お前だけテニスウェアなんだな。」

「お姉ちゃんに……用意された///」

「似合ってるぞ。頑張れ。」

「恥ずかしいからやめて。」

「あーくん、また女の子誑かしてる。」

「お前も着ればよかったのに。」

「嫌よ‼︎」

「かな、私は百合じゃないから。」

「コイツ男なんだけど⁉︎」

「それな。」

 

 古手川だ。さてと、相手は………

 

「せっかくミスコン2位なのに、アンタと一緒じゃ霞むわ………」

 

 ミスコン準優勝の知らん女と………

 

「そんなことないですよ。私先輩見てて興奮しますし。」

フリル(あんた)意外と変態よね。」

「それほどでも。」キリッ

「褒めてないわよ。」

 

 不知火か。

 

「うわぁぁぁ!不知火フリルだ‼︎」

「おいおい、生フリルだ‼︎」

「すげぇぇぇぇぇ‼︎」

 

 流石に超有名人なだけあって、周りからの歓声がすごい。

 

「よしアクア、フリルを肴に酒飲むぞ‼︎」

「お前は試合出るからダメだ。」

 

 北原に至っては大はしゃぎし、酒を飲もうとする始末。相変わらずアホだな。

 

「それでは第二試合、開始‼︎」

 

 さてと、いよいよ第二試合。果たしてどうなる………?

 

「あなたミスコンの……スカートめくりで優勝した古手川さんじゃない?」

「スカートめくり?」じゅるり

 

 いきなり煽りか。敵の女も中々やるな。まさにティンベルらしい作戦だ。あと不知火、ちょっと興味あるような顔すんな。

 

「やっちゃえ〜、千紗!」

「分かってる‼︎」バシン!

「なっ⁉︎」

「おお………」

「15-0。」

 

 ただ、敵の作戦は失敗みたいだ。普通にブチギレた古手川が本気を出して先制。

 

「次は私のサーブ、くらえ‼︎」バシン!

「私が食らっていいですか?」

「ダメでしょ⁉︎」

 

 続いて敵のサーブ。不知火のボケにミスコン2位がツっこんだかと思えば、

 

「ごめん千紗、間に合わない……っ‼︎」

「任せて‼︎」バシン!

「30-0。」

 

 古手川が上手くカバー。流石の立ち回りだ。

 

「よしっ、声出して盛り上げるか〜!」

「北原、いい提案だな。」

「俺も賛成だ!」

「なんか青春みたい!」

「さっすがいおりん!どんな感じで言うの〜?」

「俺に続いて下さい!」

 

 せっかくだし、俺たちの声援も送ってあげよう。

 

「千紗、ナイスバディ‼︎」

「ナイスバディ、古手川‼︎」

「ナイスバディだよっ、ちーちゃん‼︎」

「千紗ちゃん、凄いナイスバディー‼︎」

 

 最後の奈々華、それは意味違くねえか?

 

「おいおい、すっごいスタイルの子が試合してるらしいぞ。」

「カメラで追って‼︎」

 

 スタッフまで盛り上がってるし。

 

「………///」

「やめなさいよ、アンタら‼︎」

 

 ただ、当の本人は恥ずかしがってる。そしてそれを見てキレてる有馬。

 

「おい、重曹が自分だけ応援されてないって嫉妬してるぞ。」

「これはマズいな。」

「アクア、なんかアイディアないの?」

「う〜ん、そうだな…………応援歌を歌うのはどうだ?」

「「いいな、それ!」」

「流石アクア!」

 

 ここは俺が応援してやらねえと。

 

「有馬ぁぁぁぁ‼︎聞いてくれぇぇぇぇ‼︎」

「あーくん!一体何かしら……///」

 

 有馬のためにも‼︎

 

「「「「「ピーマン食べたらスーパーマン‼︎みんなで踊ればピーターパン‼︎」」」」」

「死ね‼︎」

 

 どうやら逆効果だったようだ。なんでだろうな?

 

 

 その後、試合は

 

「ウォンバイ、ティンカーベル。」

 

 負けてしまった。

 

「どうした、千紗?ウェアの裾ばかり押さえて。」

「有馬、調子悪かったな。どこか具合が悪いのか?」

「「…………」」

 

 そして、無言で帰ってきた2人。俺と北原はこの2人に成す術もなく服を脱がされ、フォルムチェンジをさせられる羽目になった。 

 

 

 

 

 そして、いよいよ第三試合となった。俺と北原の出番だ。

 

「ところで君たち………大丈夫?」

「お前、ジャージは?」

「お気になさらず。北原(コイツ)は裸がユニフォームみたいな男なんで。」

「あとお前、星野マリンだったのか。」

アクア(こいつ)は女みたいな男なんで。」

 

 しかも俺は女装、北原は半裸という最悪のユニフォーム。

 

「星野、お前女装似合うんだな。」

「うるさい鳴嶋、演技のことイジるぞ。」

「やめてくれ。」

「目の保養になったよ、ありがとう。」パシャ

「写真消せ、不知火。」

「嫌。」

 

 当然アイツらにもイジられる。

 

 そして工藤と組んでる対戦相手………

 

「星野、お前女好きが興じて女になったのか………」

「人のこと言えるのか、姫川さんよぉ?」

「俺は女になってねえし。」

「なら女装しろ。」

「嫌だ。」

 

 姫川さんにもドン引きされる。俺だってこんなことしたくねえんだよ。ただブチギレた有馬にさせられてるだけだし。

 

「それでは第三試合、開始‼︎」

 

 まあいいや。とりあえずとっとと終わらせるか。

 

 

 

 

 そして試合は、なかなかにカオスな様相を呈していた。

 

「そういや北原、今日は女装してないんだな‼︎」バシン!

「お前もな‼︎」バシン‼︎

「俺は元々してねえよ‼︎」バシン!

 

 普通にバシバシやり合う北原とティンベル会長。

 

「姫川さん、よくも私を……っ!(裏声)」バシン‼︎

「変なこと言うな、星野‼︎俺にも選ぶ権利はある‼︎」バシン‼︎

「でも東京ブレイドの時、家に呼びましたよね!(裏声)」バシン!

「お前の醜態、黒川に送っとくか?」バシン!

「頼むからやめてくれ。(地声)」バシン!

 

 煽り合いながらバシバシやり合う俺と姫川さん。

 

「なあ不知火、アイツめっちゃ可愛くない?」

「分かる。アクア君絶対女の子の方がいいって。」

 

 勝手に俺の性別を決める鳴嶋と不知火。

 

「北原、星野ぉ‼︎俺たちからの応援歌だぁぁぁ‼︎」

「「「「「誰もが、服奪われてく‼︎君は完璧で究極のアルコール‼︎」」」」」

 

 応援歌と称し、勝手に野球拳を始めるPaB(バカ)ども。

 

 

 

 そんなこんなで、カオスな試合は終了した。

 

「ウォンバイ、Peek a Boo!」

「「「「「よっしゃぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」

 

 結果は俺たちの勝ち。だったのだが…………

 

「使える()がなかったから、今回の仕事はなかったってことで。」

「おいマジか。」

 

 肝心のギャラがチャラになったとさ。めでたくねぇ‼︎

 

 

 

 

  side フリル

 

 Peek a Boo。美男美女が酒盛りして野球拳をしているという素敵なサークル。今日見て思った。私、あっちにも興味が湧いたな。仕事が忙しいからしばらくは行けないけど、どっかのタイミングで顔を出そう。memちょの惚れ顔も見たいしね。




第三章は次回で終わります。第四章は伊豆春祭みたいな中編です。また原作と話の順番を入れ替えます。
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