未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side アクア
俺たちは一度大学の外へ追い出された。しかしケバっ子カフェ第二部への参加を諦めきれず、北原や野島らと一緒に警備員に頭を下げることにした。
「絶対に迷惑かけませんから!」
「肩揉みますよ‼︎」
「メシ奢りますよ‼︎」
「うまくいったら友達紹介しますよ‼︎」
「俳優とかアイドルとか‼︎」
「だからそういう問題じゃなくてね。」
警備員に止められても動じない。ならばこれだな。
「全員で脱いで踊るのはどうだろうか?」
「ダメに決まっているだろう?」
くそっ、通してもらえないか………。ならばここは通してもらうのは諦めて………強行突破だ。
しかし、どう突破すべきか………?
「壁を上るのはどうだろうか?」
「それは目立ちすぎるな。」
「ならアクアが賄賂で!」
「それはマジでヤバいことになるから無し。」
「そうか。ならば………」
「「アレしかないな。」」
どうやら、野島と北原に策があるみたい。しかし、俺も今策を思いついたところだ。ここは一旦奴らの話を聞くとするか。
ということで、北原たちはまず普通に構内に入ることにした。北原はヘッドフォンで聞こえないフリ、御手洗はチケットを間違えたフリ、山本は青女生のフリ、そして野島が女子小学生のフリをして入る。
「色々言いたいことはあるがねえ。」
「君たちは私たちをバカにしているのか?」
「滅相もない。」
「混じりっ気無しの本気です。」
「なんて事だ………」
「日本の教育はここまで………」
そして、奴らが警備員に捕まる。警備室の中から奴らが警備員に怒られている声が、外までこだましている。
「とにかく何度来ても無駄だよ。大人しく帰りなさい。」
「わかりました。」
「大人しく帰りますので、駅までの道を教えてくれませんか?」
そして、野島と北原が警備員に道を聞いている間に………
「「しまった……!」」
「「遅い………っ!」」
御手洗と山本がダッシュで警備室から出ようとする。
「「待ちなさい‼︎」」
「「くっ………!」」
そして御手洗と山本が警備員に捕まったところを………
「「ソイツらは囮だ。」」
「「何っ⁉︎」」
野島と北原が見捨てて脱走。
「放さねえ‼︎絶対に‼︎」
「バカな行動って罵られても構わない‼︎」
「俺たちの友情の名の下に………」
「「お前らだけで行かせはしねえ‼︎」」
そしてそれを止める山本と御手洗という構図だ。
この一連の流れには、重大な隙があった。それは、これらが全て警備室の中で行われているという点。部屋の中で警備員とやりとりしてるということは、外など誰も見ていないということ。ちょっと帰ったフリをして、奴らを囮に警備員の目を誤魔化せば………
「すんなり入れたな。」
こうして簡単に構内に入ることが出来るのだ。こうして俺は、奴ら4人を囮にして、再び女子大に入ることができた。
入った後は、もちろん奴らと距離を取る必要がある。出来るだけ遠くに、そして迂回しながら、ケバっ子カフェを目指すとするか………
しばらく歩いていると、俺は………
「ねえ、そこの君!」
「もしかして星野アクア?」
「私たちと一緒に飲まない?」
女3人組に話しかけられた。
「まあ、別にいいけど。」
「「「やった〜!」」」
「「「「おい待て、貴様ぁ………」」」」
もちろん、北原らが俺の幸せを嗅ぎつけてやってくることも想定済み。奴らは友の幸福には敏感だからな。だからここは、
「アイツらも一緒でいいか?」
「えっ?う〜ん、まあいいけど!」
「マジか⁉︎」
「俺たちと………いいのかっ⁉︎」
「うん!」
素直に呼ぶ。こうしないと殺されるしな。しかも別にコイツらが一緒だろうが、この女の子たちが俺に話しかけてくることは明白。だから呼ぶだけ呼んでやろう。それに、俺は本気で相手するわけじゃないし。本気だと浮気になるからな。あくまでここは遊び。頭の中のゴロースイッチを入れて、楽しむとするか。
ということで、俺たちは女子大の中庭にあるテントの中で、プチ飲み会をすることにした。
「アタシ桜子!」
「私ユキ!」
「んで、アタシが菜摘ね。」
女の子たちの名前は桜子とユキと菜摘か。ユキは見た目おっとり系だが遊んでそう。菜摘は見た目活発系でサバサバして遊んでそう。そして桜子は、将来ATMみたいな男と結婚しそうなタイプだな。
さてと、俺も自己紹介するか………
「俺は雨宮吾郎。星野アクアと似てると言われるが、別人だ。」
「「「えっ、本当⁉︎」」」
戸籍上はな。後雨宮吾郎と中身は同じだからいいだろ。
「ちなみにコイツらは右から、北原伊織、野島元、山本真一郎、御手洗優だ。」
「「よろしくな〜。」」
「「うへへ、よ、よろしく!」」
「「「よろしくねー。」」」
そして、コイツらは明らかに北原たちには興味が無いのが分かる。まあそうだろうな。アイツらは特にモテるような見た目も性格もしてないしな。北原だけは内面を知れば意外とモテるタイプだが、初対面じゃ絶対分からないだろうし。
しばらく雑談していると、
「そういや、沖縄に貸別荘があるらしいよ〜!」
「今度ここのみんなで行ってみようよ!」
貸別荘の話になった。確か有馬が今度今ガチの収録で行くって言ってたな。そして皆で行くってことは、ここのメンバー全員か。素晴らしい提案だな。
「そそそそ、それはいいな。」
「いいいい、いつ頃がいいかなぁ〜!」
「ほほほほ、他の行き先も決めないとね!」
他の連中は恋愛経験が無いからか、この程度で動揺してるのがすぐ分かる。わかりやすく酒までこぼしてるし。別に男女で旅行とか、普通の話だろ。
「よしっ、それじゃあ日程決めようぜ!」
「「「やった〜!」」」
唯一御手洗だけは彼女持ちだから、平然としてるな。俺も前世含めて色々あったから、この程度は動揺するまでもない。
「旅行、楽しみだな。」
「そうなの、アクアくん?」
「えっ、あ、あかね………っ⁉︎」
動揺………するまでも…………ない………っ⁉︎
「ふぁ〜、眠いんだよね〜。さっきまで仕事だったからさぁ〜。」
嘘だろ………?なんで………?音もなく………?しかも俺の居場所まで…………?
「で、女の子と旅行って、どういうこと?」
ヤバい、マズい、殺される……っ‼︎
ようやくあかねが登場です‼︎登場シーンにはメフィストでも流しといて下さい!
また、メインヒロインをmemちょ→重曹→ルビー→あかねの順番で早めに出すために、沖縄編を後にして妹編と青女編を先にやりました!