酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。


四十一杯目 Fifth Round 潜入大作戦 Part2

  side アクア

 

 カミキヒカルへの復讐。そのために、俺はこの研究室へとやってきた。さてと、まずは物資の確認からだな。

 

「星野、ヤバいかもしれんぞ、ここは……」

「そうか、今村?」

 

 丁度今村も青ざめた顔で物色してるみたいだし、一緒に調べさせてもらうか。

 

「先輩、何故冷蔵庫があるんですか?」

「必要だからだ。」

「ま、まあ、中で飯食うこともあるでしょうね………」

 

 まずは冷蔵庫。中に入れれば凍死されることも出来るが、流石に人1人入れるのは難しい。冷蔵庫を持ち上げて武器として使うのは流石に力が足りない。これは使えないな。

 

「先輩、何故寝袋があるんですか?」

「必要だからだ。」

「ってことは、泊まり込みもあるんですね………」

 

 続いて寝袋。これにぶち込んで窒息させることが出来るな。中で寝かせたまま捨てる方法もある。ただ入れるまでが大変だ。これは相当使いにくいな。

 

「寿先輩ぁぁぁい‼︎どうして洗濯機があるんですかぁ⁉︎一泊程度じゃコレ要らないですよねぇ⁉︎」

「何度も言わせるな、必要だからだ。」

 

 次は洗濯機………中にぶち込んだら流石に壊れるだろう。洗濯機の方が。そもそも中には入りきらんだろうし。論外だ。

 

 

 

 さてと、次は何があるのだろうか………ん?吉原からメッセージが来てる。一体なんだ………?

 

『フリルがずっと3pを提案してくるんだけど⁉︎私とフリルと伊織で‼︎助けて‼︎』

 

 意味が分からなかったので、とりあえず無視する事にした。さてと、凶器を探さないと…………

 

「ねぇ先輩、このデータ量手入力じゃ無理なんですけど⁉︎」

「ならプログラムを組め、有馬‼︎」

「やったことないんですけど⁉︎」

「今から覚えるんだ‼︎」

 

 パソコン………は殴るくらいにしか使えない。しかも壊すとマズい。弁償となれば、かなりの額になるだろうし。これも使えないな。

 

「むっ、部品が壊れてるな。」

「な、なら実験は中止ですか?」

「手作りで対処する。機会工作室に行くぞ、黒川!」

「えっ、ええええ⁉︎」

 

 機会工作室か。フライス盤や旋盤など、確実に殺せるのがあるな。ただあまりにも目立ち過ぎる。なるべく穏便に済ませたいな。

 

「よお、お前ら。寿たちの手伝いやってんだって?」

「「「はい!」」」

「ほら、差し入れだ。うちの研究室の液体窒素で冷やしたアイスだぞ。」

「「「ありがとうございます!」」」

 

 液体窒素、冷やす……………よしっ、いいことを思いついた。これなら奴を倒せる‼︎穏便に、かつ屈辱的に‼︎

 

 

 

 

 

  side カミキヒカル

 

 星野マリンの正体が分かった。星野アクア、僕とアイの子だ。女装が売れてアイドルになるタイプの男。こんなのに自分の血が流れていると思うと、ゾッとしてたまらない。星野ルビーとは段違いだ。なんとかアイツに復讐しないと…………

 

 そんな事を思いながら、僕は研究室に辿り着くと…………

 

「よぉ、カミキ。待ってたぞ。」

 

 なんと復讐相手がのこのこと目の前に現れやがった。性別を嘘で塗り固めた、今世紀最悪のアイドル。なんとかして倒さないと………

 

「そうか、死ね。」

 

 とりあえず、僕は手に持っていた武器を奴に無理矢理飲ませようと走った。そしてその武器とは…………スピリタス。度数96%の酒だ。これほどまでに強い酒に、奴が耐えられるはずもない。

 

「………」ガッ

「んぐぅ⁉︎」ゴクッ

 

 よしっ、飲ませることに成功した。さぁ星野アクアよ‼︎大人しく酔い潰れて、恥を晒すがいい‼︎

 

「飲み慣れた水の味だなぁ‼︎」

「なっ⁉︎」

 

 なんだと⁉︎飲み慣れてる………っ⁉︎馬鹿な、そんなはずは………っ‼︎くそっ、なんで倒れないんだ、おかしいだろ‼︎

 

「お返しだぁ、チンコを冷やせぇ‼︎」

「くほぉぉぉぉ‼︎」

 

 しかもなんだこれは⁉︎液体窒素か⁉︎くそっ、冷たいものを股間に当てると超冷える現象*1を今味わうとは‼︎

 

 

 

 

  side アクア

 

 北原が前やってた、氷枕でチンコを冷やすやつ。めっちゃ涼しいとか叫んでたら、古手川に見られて見下されてたな。ありがとう、北原。そのアイディアが役に立ったぜ‼︎これで奴のチンコは液体窒素で冷え冷えだ‼︎

 

「貴様ぁ、仕返しだぁ‼︎」

 

 しまった、液体窒素入れを傾けられた‼︎マズい、俺のチンコも冷えちまう‼︎

 

「くほぉぉぉぉ‼︎」

 

 ヤバいっ、キンキンだ‼︎北原がやりたくなる理由が今分かったぞ………ってそんな事をしてる場合じゃない‼︎早く奴からスピリタスを奪って、潰さねえと…………

 

 

 

 

 

「星野貴様ぁ。実験を全く手伝わずにお遊びとは、いいご身分だなぁ⁉︎」

「カミキさん、貴方もですよ。」

「丁度忘れ物を取りに帰ってきた学長を連れてきたわ。」

「「えっ?」」

 

 なんだと………っ?今村にあかねに有馬…………そして学長………?

 

「カミキヒカルさんは停職、星野アクアさんは停学で。」

「「あぁぁぁぁぁぁぁぁ⁉︎」」

 

 嘘だろ………停学かよ…………

 

 こうして、俺とカミキは仲良く処分されるハメになったのだった。

 

 

 

 

 

 

 停学になってから1週間が経ち、ミヤコさんからの説教も聞き飽きたある日のことだった。

 

「アクアくん、ゆき(原作31話参照)からメッセージ来てるよ!」

「ん、どれどれ…………?」

 

 鷲見からのメッセージ、しかも今ガチのグループに。あのメンツは今でも仲が良く、時々集まっている。今度もイベントの誘いだろう。

 

『皆、今度無人島に遊びに行かない⁉︎』

 

 なるほど、無人島キャンプか。

 

「いいな、それ。」

「だね!」

「あかね、行くか。」

「うんっ!」

 

 あのメンツでやるの、相当楽しそうだろうな。楽しみになってきた‼︎

*1
作者の経験上、氷枕をチンコに当てるとめちゃくちゃ冷たく感じることが分かってます。それと似たようなやつです。




お久しぶりです。これで一旦カミキVSアクアは終了です。次は無人島編です。メンツはなんと今ガチの6人です!お楽しみに!
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