酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。


四十九杯目 星野アイの憂鬱

  side アイ

 

 私は星野アイ!20年くらい前に殺されちゃったけど、何故か化けて出る事が出来るようになったの!あら不思議!なんでかは分からないけど、とりあえずこのチャンスを活かさなくっちゃ!

 

 という事で、私はアクアとルビーの様子を見に来たよ!場所はダイビングショップ!2人とも、ダイビング始めたんだ〜!いいじゃん、青春してんじゃん!

 

「北原、そういや今日お前のバイト先の人が来るんだよな。」

「そうだな。」

「何時くらいだ?」

「あと10分くらいで着くってさ。」

「マジかよ。」

 

 アクアはどうやらお友達さんと仲良くやってる様子。いいね!

 

「ねえねえロリ先輩〜、この服どうかな〜?」

「まあ似合うんじゃない、アンタには?」

「そう、やった〜♪」

 

 ルビーも仲良くやってるっぽい!安心したよ!

 

 

 

 

 しばらく2人が元気そうな様子を見ていると、

 

「え〜、改めてバイト先の、乙矢尚海君と毒島桜子さんだ。」

「乙矢です!よろしくお願いします!」

「桜子です。人生初ダイビングです、よろしくお願いします。」

 

 アクアのお友達さんのお友達さんがやってきた。片方は可愛らしい男子高校生、もう片方は美しい女子大生って感じ!いいね!

 

「初めまして〜、星野ルビーで〜す!よろしく〜!」

「うわ〜、本物の星野ルビーさんだ!初めてお会いしました〜!ダイビングのCMに出てましたよね〜!」

「そうそう!乙矢君、よく観てるね〜!ありがと〜!」

「おっ、乙矢君!私も観たよ、そのCM!」

「ホント〜⁉︎桜子ちゃんもありがと〜♪」

 

 そしてルビーは大人気!流石は私の子、一瞬にしてアイドルモードになったね!安心するし、ちょ〜嬉しい〜!あと桜子ちゃんは乙矢君の事好きなのかな?なんかいいね!

 

 さてさて、アクアは大丈夫かな〜?

 

「乙矢君は初めまして、星野アクアマリンです。よろしく。」

「えっ⁉︎星野マリンさんって男だったんですか⁉︎」

「そうだぞ。」

 

 大丈夫じゃないじゃん‼︎なんで女の子で覚えられてるの⁉︎

 

「「ぎゃひゃひゃひゃひゃ‼︎」」

「お前ら黙れ‼︎俺だって好きで女装してるんじゃねえぞ‼︎」

「だ、ダイビングのCMで覚えてたので!すいません!」

「いや、お前は悪くない。」

「あれ、私と姉妹として出てたもんね〜♪」

 

 ルビーのお姉ちゃんで認識されてるの⁉︎世間に⁉︎ヤバくない、うちの子⁉︎なんで女の子になってるの⁉︎

 

「あと、男の姿もすごくカッコいいですよ!」

「ありがとう、乙矢。北原とは大違いだな。」

「うるせえ殺すぞ。」

「私も分かるわ。」

「あぁん⁉︎」

「桜子は久しぶりだな。」

「久しぶりね、アクア。」

 

 でもやっぱりアクアはカッコいい!

 

 それはさておき、どうやらこの女の子とも何かあった様子。元カノなのかな?まあアクアはモテそうだから、しょ〜がないよね〜!

 

「あっ、貴女が桜子さんですね。初めまして、星野アクアの彼女を務めます、黒川あかねです。」

「あ、あの、本当にすいませんでした………」

「いいんですよ、分かってくれれば。」

「お前、本当に黒川には弱いんだな。」

「黙りなさい、北原‼︎」

「あかね、その辺にしてやってくれ。」

「アクアくん、君が一番悪いんだよ?」

「その件につきましては誠に申し訳ございませんでした。」

 

 どうやら元カノじゃなくて、単なる浮気相手っぽそう。しかもこんなに可愛い彼女さんがいるのに〜‼︎全く〜、誰に似たのやら‼︎お母さん怒っちゃうぞ〜‼︎

 

「安心しなさい、桜子。コイツは単なる自称彼女だから。」

「自称じゃなくて正式なんだけど〜?かなちゃんは黙っててくれない?」

 

 しかもまだライバルいるの⁉︎しかもこの子、私がドラマに出た時の子役じゃん‼︎あの子も誑かすとか、おませさんだな〜‼︎

 

「ロリ先輩にお義姉ちゃん、お兄ちゃんは私と結婚するって約束したから。」

 

 ルビー⁉︎⁉︎⁉︎

 

「幼少期のおままごとを取り出してもダメだよ、ルビーちゃん。」

「アンタ、はっ倒すわよ。」

「お前ら、仲良くしろよ。」

「「「はぁ⁉︎」」」

「…………なんかすまん。」

 

 私が生きてたら、絶対怒るのに〜‼︎も〜、これ以上女の子を誑かしたらダメだよ〜‼︎あとルビー‼︎なんでお兄ちゃんに恋してるの⁉︎もっと他の男の子を見たら⁉︎大丈夫かな〜⁉︎

 

「ちなみに桜子、コイツはこんな奴だから付き合うだけ損だぞ。」

「おい待て‼︎その写真は…………っ⁉︎」

 

 どれどれ〜、アクアの写真は〜?

 

「なんでコイツ股間にスピリタスしてんのよ…………」

 

 本当に大丈夫かな………?私、お世話の仕方間違えた………?どうやったらおちんちんにスピリタスをハメようってなるの⁉︎

 

「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

「ちなみにウォシュレット洗髪もあるぞ。」

「やめろお前ぇぇぇぇぇ‼︎」

 

 ウォシュレットで頭も洗ったの⁉︎本当に大丈夫⁉︎

 

「安心して下さい、黒川さん。この男は恋愛対象から外れました。」

「良かった〜!」

「良くねえよ‼︎」

 

 でもまあ、2人とも友達と仲良さそうで良かった〜‼︎私が死んじゃってから、塞ぎ込んでるかもとずっと心配で。20年ずっと何も出来なかったけど…………こんな姿を見せられたら、私まで楽しくなっちゃうよ。ダイビング、やってみようかな………?

 

 

 

 

  side アクア

 

 桜子たちが来た日に撮った写真には、全て謎の幽霊が映り込まれていた。他の奴らは怖かったが、俺とルビーだけはそこにアイの気配を感じた。おかしな話かもしれないが。もしかしたら、俺たちを見守ってくれてるのか?だとしたら、もっとちゃんとしないとな。

 

 そう決心した俺は、あっという間に酒を飲んで全裸になり、記憶を飛ばすことになったのだった。

 

 

 

 

  side 伊織

 

 心霊写真の数日後、俺は何故かフリル&ケバ子&mem先輩と海外に行く事になった。それも………

 

「マイアミのビーチで愛菜とmemちょの水着を見たいから協力して。」

「どんな依頼の仕方だよ………」

「でも見たいでしょ?」

「もちろん。」

 

 下心で。だから、パスポートが必要になったのだが…………

 

「フリル、緊急事態だ。栞の奴が俺のパスポート発送を拒んでるらしい。」

「それはまずい。なんとしてでも栞との結婚の挨拶をご両親に………間違った、伊織のパスポートを取りに実家に行かなきゃ。」

「さらっと栞と結婚すんな。」

 

 栞に拒まれるというアクシデントが発生。実家に取りに行くハメになったのだった。

 

 という事で、

 

「愛菜、伊織の実家に挨拶しに行くよ。」

「えっ、えぇぇぇぇぇぇ⁉︎///」

「memちょさんは………」

「ごめん、私は用事があるから行けないや。誘ってくれてありがと〜♪」

「いえいえ。」

 

 俺はフリル&ケバ子と何故か帰省する事になった。




次回から新章突入、メインは伊織、フリル、ケバ子、栞です!よろしくお願いします!
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