未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side 伊織
俺とフリルとケバ子が部屋にいると、例のガチムチ変態ドイツ人の連れの女がやってきた。
「アンタはアイツらの連れの………」
「ハイ。
しかし、何度見ても美人で常識人。こんな人があの変態連中の連れとか、大丈夫か?もっといい男はいるだろうに。
「サっきも二人が迷惑をかけたそうデ。」
「いや、まあ、俺はいいが………」
にしても、カリーナはやたらと距離が近いな。心なしかドキドキしてしまう。
「伊織、勃ってない?」
「はぁ⁉︎///」
「んなわけあるか‼︎」
よかった、フリルとケバ子を見たらいつも通りの冷静な自分に戻れた。つーかフリルは初対面の人がいんのになんつー話すんだよ。相手が日本語に慣れてないからいいものの、これが普通の日本人だったらと考えると………恐ろしいな。
その後俺たちはカリーナとしばらく話をした後、彼女と別れた。
「にしても、伊織はあーいう人が好きなんだね‼︎」
そしてすぐに、何故かケバ子に怒られた。
「いや、別にそういうわけじゃねえけど。」
「愛菜、男はエロい身体に惹かれる生き物なの。」
「だろうねぇ‼︎」
そりゃ仕方がないだろ。ただでさえ俺は彼女いた事ない男。それが身体のいい女にちょっと距離を縮められたら、びっくりするに決まってる。
「安心して、愛菜もエロいから。」
「それはそれで嫌なんだけど‼︎というか、アンタが言わないでよ‼︎」
「照れた?」
「照れてない‼︎」
むしろノータイムでゼロ距離まで近づいてくるフリルが異常なんだ。梓さんとかも大概だけど。だいたいPaBの女性陣は奔放か純粋かの両極端な気がするが。
そんな事を考えていると…………
「ん………?今、窓の方が光った?」
「えっ、そうなの?」
窓の方から一瞬、謎の光が発せられた。
side 野島
俺の名はスパイ、『
今回の任務はオペレーション『
「しかしマズいな。栞の部屋が書かれた館内見取り図を落としてしまった。」
「何してんの伊織⁉︎」
「早くしないと私の妹があの変態たちに犯されるわ。」
「お前の妹じゃないだろ。」
北原伊織である。奴は俺たちに黙って平然と、不知火フリルや別の女の子と同じ部屋に滞在していたのである。此奴は星野マリンに次ぐ学年2位の美女、つまりは学年一の美女古手川千紗と付き合っている。にも関わらず、2人の別の女を侍らせ旅行に来ている。幸い、卒業はまだのようだが…………
とりあえず、証拠としてカメラに収めた。後はハンドラー山本に送るだけ……………
ピーポー
なにっ⁉︎パトカーのサイレン、だとっ⁉︎くそっ、誰が呼んだんだ⁉︎くそっ!スパイにとって秘密警察は敵だというのに‼︎ここはしばらく身を隠すとするか…………
side 伊織
栞の大ピンチ………ということは、逆に言えば大きく恩を売るチャンス‼︎
「栞を助ければ、お礼にパスポートを返してくれるはず‼︎」
「そうかな?私の見立てではこうなると思うけど………」
そこに反論するフリル。コイツの見立てはどんなのなんだ?
「栞の部屋に来る変態2人。窮地に立たされたその時………っ!押し入れの中から私が颯爽と現れる‼︎」
「その前に、お前栞の部屋で何してんだよ?」
「そして当然こう言ってくれると思う………お礼に、私をめちゃくちゃにして下さいって。」
「んなわけあるか‼︎」
ろくなもんじゃなかった。というか実の兄の前でよくそんな事言えるな。
「それじゃあ、2人の折衷案はどう?」
そんな俺たちを見かねたケバ子が提案する。折衷案、どこをどう折衷するんだか………?
「お礼にパスポートをめちゃくちゃにするの?」
「そうだね!」
「最悪じゃねえか‼︎」
ろくなもんじゃなかった。どうやらケバ子の頭も温泉で茹で上がったらしい。
side 野島
なんとか無事に警察を撒くことができた。流石は一流スパイ、黄昏。これくらいの困難、彼女作りに比べたら些細なことさ。
そんな事を考えながら、館内を歩いていると…………
「あかね………悪かった…………」
星野アクアの死体が落ちていた。コイツは現在進行形で三股している、童貞間の平和を脅かす第一人者。オペレーション『
「残念だな、星野。貴様はこの俺スパイ黄昏が始末する。」
「野島…………テメェ………っ‼︎」
そうだ。俺は子供が作りたくて………スパイになったんだった。
side 伊織
俺は風呂から出た後、フリルやケバ子に加えて、栞と一緒にご飯を食べることになった。
「美味し〜い‼︎私こういうの、好き‼︎」
「美味しいよ、栞。」
「ありがとうございます。私が作ったものではないですが。」
料理は普通にお客さんに出すもの。まあフリルやケバ子はお客さんだしな。一応おもてなしをしたというわけか。
「伊織はこんな物を食べて育ったの?」
「贅沢、羨ましい‼︎」
「バカ言うな。俺が食うのは期限ギリギリの余り物だけだ。」
「乾いたお刺身は食べ飽きましたね………」
「やっぱりそういうものなのか〜!」
俺もちゃんとしたのを食うのは久々だな。まあ従業員が食う賄いなんてこんなもんだろ。タダで食えるんだしな。
にしても今は、チャンスじゃないか………?栞は2人の相手でいっぱい。となると、俺がこの隙に抜け出せば………パスポートを奪還できる‼︎
SPY×FAMILYの映画、観てきました。人がめっちゃいてびっくりしました。