未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side ケバ子
フリルが伊織と一緒に変態の討伐に向かった後………
『愛菜、気をつけて。カリーナさんは恐らく変態よ。』
私はフリルから意味不明なメッセージを受け取っていた。
「愛菜先輩、どうされたのです?」
「ワタシも気になリマス!」
「い、いや〜、なんでもないです〜‼︎」
この人が変態………?同行してたあの2人なら分かるけど、この人は違うと思うけど…………
「そういエば私、日本ノ文化のお話シタカッタのデス‼︎」
「そ、そうなんですか〜!」
「私に分かる範囲でしたら、何でも聞いて下さい。」
「デハ遠慮なく聞かせてもらいますネ。」
やっぱり違うみたい。彼女は純粋に日本のことについて知りたいだけ………
「日本ノHENTAI文化について‼︎///」ハァ、ハァ
当たってるぅぅぅぅぅぅぅ‼︎嘘でしょ、目もやばいし息遣いもヤバい‼︎これはマズい‼︎栞ちゃんを守らないと………っ‼︎
「変ナ意味じゃナイですヨ?HOKUSAIのSHUN-GAを研究してるのデス!」
やっぱり変態じゃないか〜。葛飾北斎の春画を研究してるのなら、問題なさそう!
「なるほど〜!でも私は詳しくないので力になれません……」
「すいません、私もです。」
「それはダイジョブです。私が2人に教エテ欲しイのは、日常の文化でシテ………」
なるほど、日本人の日常を知ることによって、そこから絵を考察していくのか〜。でも今と昔じゃ全然違うし、大丈夫なのかな〜?
「例えバ、温泉の入り方トカ………///」ハァ
なるほど〜、温泉の入り方ね〜。私はもう入っちゃったから、栞ちゃんだけになるけど………ん?なんか息遣いヤバくない?やっぱりフリルの言ってたこと、当たってる………?
そんな事を思ってると…………
バン‼︎
襖が爆音で開かれ………
「どいて‼︎私はお姉ちゃんよ‼︎」
キメ顔のフリルが入ってきた。
「うワっ、びっクリしましタ‼︎」
「貴女、私の妹を狙うストーカーですね?」
「お前、いきなりすごい言い方するな………」
どうやらあっちの外人2人を片付けて戻ってきた様子。伊織もフリルの後ろから歩いて戻ってきた。思ったより早い帰還だけど………
「アナタ、不知火フリル……?」
「はい。私は栞の姉の不知火フリルです。」
「「姉ではありません。」」
ただ、側から見たらよっぽどフリルの方が不審者だ。いきなりやってきて、姉を自称してるんだもの。それに今までの言動だってある。
「アナタ………HENTAI‼︎」
「それな。」
「否定はしません。」
「そこはしろよ。」
しないんだ。ある意味清々しいね。
「ですが、貴女の変態行為は全て撮らせていただきました。これを警察に突き出せば、貴女はもう日本に居られなくなるでしょう。」
「な、ナント‼︎」
それはさておき、フリルが証拠を提示する。私がさっきメッセージで送られてきた画像と一緒だ。確か旅館内に変質者が出たって警察騒ぎになってたっけ。そして今目の前に、その犯人がいる。フリルも普段ばあんなだけど、ちゃんとしてる時はしてるのね。感心したよ………
「但し、あることをすれば助かります。」
「それハ………?」
「私との性行為です。」
前言撤回。全然感心しないよ‼︎
「そうスレば、栞とのHENTAI行為も………」
「3pでよろしければ。」
「「認めんな‼︎」」
ただ自分の下半身の赴くままに生きたいだけじゃんか‼︎期待して損した‼︎
「それに、フリルが許しても俺が許さねえからな‼︎」
「これぞオニイチャン………尊い‼︎」
「えっと…………///」
逆に普段バカな伊織がカッコよく見えるんだけど‼︎栞ちゃんも照れちゃってるし‼︎まあ私は、こういうところが好きなんだけど……
「なら、伊織と結婚しましょう。そうすれば私のように、栞が妹になります。」
「ソレダ‼︎」
私のように………?まさか………
「伊織とフリルって、結婚してたの⁉︎」
「うん。」
「してねえよ‼︎」
「存じ上げておりません‼︎」
「だ、だよね〜。」
よかった、兄妹揃って否定してくれた。
「それに、まだ兄様のこともよく知らないのに、そんな結婚だなんて………」
「そうだよ。よく知らない人との結婚はやめた方がいいですよ〜‼︎」
そして、カリーナさんが伊織と結婚するって言い出した。これはマズい。千紗やフリルにだけでも強力なのに、ここにきて新しくライバルが増えたらたまったもんじゃない。だから何としてでも引き下がってもらわないと………っ‼︎
「ハイ、確かにヨク知らないデス。ナノで彼とシバラク一緒に暮らしマス‼︎私、夏休みハずっと日本にいますノデ‼︎」
「「えええぇ⁉︎」」
嘘でしょ⁉︎引き下がる気ゼロ‼︎
「俺今ここに住んでねえし‼︎」
「デハ彼の家まで行きマス‼︎日本ならドコでもワタシはスキですから〜‼︎」
日本ならどこでも………ねぇ。
「栞ちゃん。」
「分かってます‼︎はい、兄様。」
「ど、どうした栞?」
「はい、パスポートです。パラオ行ってらっしゃい。」
「そ、ソンナ‼︎」
ならば、海外に行けばいいでしょう‼︎
こうして、伊織は無事パスポートを奪還する事に成功したのだった。そしてまた、私は伊織の貞操を守ることができたのだった。
side 林雪子*1
クラスの人たちはホント嫌い………。いつも下品に騒いでいる男たちもそうだけど………それよりも古手川千紗さんと星野マリンさん。あの2人は自分が恋愛に興味ない雰囲気を出しておきながら、色んな男たちとずっとそばにいる。イケメンで攻略難易度が異常に高い今村君に、男コン優勝者の北原君など。うちのクラスはアンタらの男漁りビュッフェじゃないっての‼︎
ピコン!
ん?星野さんからメッセージ………?まさか私の心を読んだとか?いやいや、そんなわけないでしょ………
「林さん、今度一緒に私と沖縄行かない?」
えっ?は?沖縄………?2人で………?どういうこと………?
side アクア
北原旅館ではホント散々な目に遭った。次旅行する時は、旅館の関係者も調べることにしよう。
さて、あれから数日がたった今、俺はある1人の女の子と旅行に行こうとしていた。その名は林雪子………クラスにいる、メガネをかけた可愛らしい女だ。ちょうどこの間の映画の主演の収入も入ったし………いっちょ行ってみるか。それも浮気にならないために………マリンとして。