酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。


第十二章 第二次沖縄編
五十六杯目 ちんちん女林雪子


  side アクア

 

 とういうこの日がやってきた。沖縄旅行の日だ。

 

「お、お待たせしました!」

 

 待ち合わせの場所にやってきたのは、長い黒髪を風に靡かせ、白いワンピースに身を包み、知的な眼鏡をかけた美少女、林雪子。機械工学科では珍しい女の子で、清楚系が好きな男たちに人気だ。だが当の本人にアプローチをする者はおらず、皆告白待ちという状況。非常に勿体無い。だからこうして旅行に誘ったのだが…………

 

「いえ。私も今来たとこよ。」

「そうですか!ならよかったです‼︎」

 

 念のため、俺は今日マリンとして活動している。最近はあかねどころか有馬、更にはルビーまでもが取り締まってくるようになり、どうにも肩身が狭い。ならばアクアを出すのは夜の一瞬バレない時だけにして、あとはマリンにする。そうする事で、女友達との旅行と言い張れるのだ。

 

「あと………来て早々ごめんなさい。お手洗いに行ってもいいですか………?」

「いいよ。丁度そこのパチンコ屋の隣にコンビニあるし、そこのトイレで………」

「チンコ⁉︎」

「いや、パチンコ…………」

「あっ、ごめんなさい!」

 

 コイツ、案外清楚じゃないな。

 

「あと、タメ口でいいよ。同級生なんだし。」

「そ、そうね………。それじゃあお言葉に甘えて………」

 

 まあいいや。とにかく俺は林とのガールズデートを楽しむとするか。

 

 ちなみに、この日のためにとてつもないスケジュール調整を行なった。まず旅行にあたって、あかねに勘づかれないこと。また、北原と今村に密告されない事。そのために、皆がパラオに行ってる期間に仕事を入れた。もちろん、急なスケジュール変更で仕方なくそこになるような仕事を選んで。

 

 そして、仕事が終わったらダイビングの練習をする。この時に、あかねの盗聴器付きイヤリングを外す。もちろん例によって感電防止のため。そして練習が終わったらつける。そして次の日の練習で外す。1日ちゃんとつけてる期間があるのは、敢えて外した風に見せなくするためだ。

 

 そして最後に、外したイヤリングを、俺の音声が録音されたAI搭載の超小型人形に移す。そうする事で、あかねが問いかけても、ちゃんと返信出来るようになってるんだ。ちなみにこんな高性能ロボットのようなものは、ロボット系の研究室に金を払って作ってもらった。彼らにとっても研究成果になるので、Win-Winといったところか。

 

 さてと、改めて沖縄旅行の始まりだ。

 

 

 

 

 

  side 林雪子

 

 星野マリン、一体どんなつもりで私を呼び出したの………?しかも沖縄旅行を奢ってくれるって。私たちろくに話した事ないよね⁉︎一体何が目的なの⁉︎もしかしたら、あれだけの男を囲っておきながら、私に男のアテを聞こう、とか?とにかく確かめなくては‼︎この女の真意を‼︎

 

 

 

 

  side あかね

 

 う〜ん、やっぱり最近のアクアくん、違和感があるなぁ〜。これはもしかして、また浮気かな………?




こっちの作品ではお久しぶりです。
そして残念ながら、インフル真っ最中なので短めの更新です。すんません。
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