未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side アクア
俺は浴室であかねに処刑された後、リビングダイニングに引き摺り下ろされた。
「やあ、あーくん。」
「お兄ちゃん、さっきお酒注いだの私たちだよ♪」
「男…………だったんだね………」
「嘘………だろ………」
するとそこには、完全に目がキレてる有馬と、ハイテンションでキレてるルビーと、軽蔑した目つきの林がいた。
「この………宿って…………」
「私たちがアクアくんの浮気を撲滅するために、予め全国に建てたホテルの一つ。アクアくんの取る宿の傾向をメンタルトレースして、私たち3人でホテルの株を買って作らせたの。」
「通称、浮気野郎ぶっ殺しゾーンだよ!」
「そういう………ことか………」
間取り図の一階と二階を重ねると分かる真実。二階の遊戯室の角と浴室の角が一階の謎の空間と重なる。それはつまり、謎の空間を通って人に見られずに遊戯室から浴室まで移動できるということ。そして、その空間両方に窓がないことから、完全犯罪ができるという作りになっている。あかねが浴室の床から現れたのもそういう仕組みだ。
「つーかお前ら………パラオはどうした?」
「アンタを目撃した人がいたのよ。大学の人と役者仲間。それを知って急遽パラオから戻ったの。」
野島に山本、そしてツクヨミか。アイツら次会ったら殺すからな。
「行動力おかしいだろ………」
「アクアくんの浮気も、ね。」
「その件につきましては申し訳ございません。」
ちなみにさっきから俺が説教されてる横で、memが1人晩酌しながらテレビを見ている。全く、呑気な奴だ。
「おいmem、お前もいたのか。」
「なんか暇してたらあかねにタクシー係頼まれてさ〜。説明聞いたらびっくりだよ!」
「あかね、有馬、ルビー。あんまりmemに迷惑かけたらダメだぞ。」
「「「「どの口が言うの?」」」」
「なんでもありません。」
林にまで怒られて、最悪な気分だ。少しくらい女遊びがしたかっただけなのに。日頃北原や今村といったストレスの溜まる連中と一緒にいるのだから、これくらいは許してほしいのに。
そんな事を思ってると、
「ちなみに、星野さん………じゃなくて星野君への罰はさっき決まったよ。それを今から伝えるね。」
林が変な事を言い始めた。
「罰………?さっき受けただろ?」
「あれくらいで済むと思ってるの?」
「あかね様、ごめんなさい。」
浴室でボコボコのめった打ちにされたのに、まだあるというのか?頼むから、結婚だけは勘弁してほしい。まあ有馬がいる以上、それだけは無いと思うが…………
「伊豆秋祭のミスコンでB小町のライブをやるので、それに出て。」
「は?」
B小町のライブに…………俺が出る?
「安心して、星野マリンで出るから。」
「いやいやいや、おかしいだろ⁉︎」
「安心して、私も出るから。みやこさんにも許可もらったし。」
「あかねも出んの⁉︎」
どういうことだよ………?たかだか罰ゲームのためにやり過ぎだろ。元アイドルB小町とそのファンが勢揃いじゃねえか‼︎みやこさんもよく許可出したな⁉︎
「ちなみに私、伊豆秋祭の実行委員なので。」
「嘘だろ………まさかお前、俺をハメるために………?」
「星野君から誘ったんでしょ?」
「確かにそうだった…………」
実行委員付きとは…………なんとも災難だった…………
「ということであーくんじゃなくてマリン、今日からは元センターの私がビシバシしごくから。」
「お姉ちゃん、先輩の私がサポートするよ♪」
「マリンたん、30歳アイドルが色々教えてあげるよ〜!」
「アクアくん………じゃなくてマリンちゃん、一緒に頑張ろうね!」
「嫌だ………嫌だぁぁぁぁぁぁ‼︎」
こうして、俺はあれだけ推していたアイがいるB小町に、そしてルビーにあかねに有馬がいるB小町に、なんとメンバーとして入ることになってしまったのだった………
side ツクヨミ
ざまあみろ、星野アクア………といいたいが、今は1階の寝室でごろ寝中…………この身体、酒に弱すぎ…………
side カミキヒカル
伊豆秋祭にB小町のライブ………しかもメンバー大幅増員。当大学の学生である古手川千紗と星野マリンもとい星野アクア。更には黒川あかねと青海女子大の女の子。これは………ここで決着をつけろということか。
B小町のメンバーに千紗とケバ子を足すか迷ったのですが、どっちもアイドルには向いてなさそうなのでやめました。