未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side 伊織
乳頭温泉に到着するや否や、俺たちは早速部屋に入ることにした。
「………って一部屋しかねえじゃん‼︎」
しかも全員同じ部屋に通された。
「ちょっとフリル⁉︎勝手に予約変えたでしょ‼︎」
「愛菜、何故私を疑うの?」
「フリルしかそれする人いない‼︎」
「バレたか。」
「お前何してんだよ⁉︎」
全く、コイツは相変わらずだな。どんだけ性欲有り余ってんだよ。というか芸能界にいい人いないのか?コイツくらい有名だったらもっといい男も女もいるだろ。
「伊織、外で寝てくれる?」
「俺に死ねと?」
そして、外は大雪。秋田の冬に野宿は軽く死ねるだろう。
「ダメ、伊織には何かあったら困るから、私の布団で寝てもらう。」
「そ、そんなのダメに決まってるでしょ⁉︎///」
「なら全員同じ布団で。」
「「「もっとダメ‼︎」」」
全員同じ布団は流石に変態すぎる。相変わらずすごい発想力だな。
「とりあえず3人とは離れた場所で寝るよ。」
「まあ、この部屋そこそこ広いし………」
「別に1回くらい死んでもいいんじゃない?」
「千紗、人は一回死んだら蘇らないんだぞ。」
「ルビーとマリンは生まれ変わったって言ってたよ。」
「そりゃあ頭の悪いアイツらの妄言だ。」
とりあえず俺は死にたくない。とはいえ女子3人のそばで寝るわけにもいかない。だから部屋の隅っこで寝ることにした。
そして、俺が荷物を置いて整理していると………
「よし、それじゃあ浴衣に着替えよっか。」
フリルが脱ぎ始めた。
「ちょっとフリル⁉︎まだ伊織いるって‼︎」
「大丈夫、ニップレス。」
「そういう問題じゃない‼︎」
「あっ、つけ忘れてた。」
「もっとダメじゃん‼︎」
「伊織、出てって。」
「分かったよ、千紗………」
全く、コイツは羞恥心をどこに置いてきたんだ?頼むからちょっとは恥じらってくれ。心臓がもたないから。そんなことを思いながら、俺は一旦部屋の外に出た。
この温泉宿は、平屋で出来た複数の棟に別れていて、その間は完全に外になっている。温泉に行くにも飯を食うにも別の建物に移動する必要があるため、その度に雪の中を歩く必要がある。まあ、それがなんかいいんだが。
歩いていると、すごい声が聞こえてきた。
「えっ、何してるの⁉︎」
「ダブル酒飲みです!酒瓶2つ持てば、2倍の速度で酔えるじゃないですか!先に酔ってる先生を待たせるわけにはいかないので、倍速で飲んでます‼︎」
「バカじゃないの⁉︎やめなさい‼︎」
ダブル酒瓶…………だとっ⁉︎しかも聞いたことない2人の女の声………まさかPaB以外の人にも、酒豪はいるのか‼︎すげえ‼︎
ただ、今声かけたら明らかに不審者だ。これは声をかけずに見過ごして、帰ってから飲み会でやるとしよう。
そんな事を考えながら、しばらく歩いていると……
「俺は仕事のためならな………」
今度は酔ってるおっさんの声がした。さっきの可愛らしい女声とは正反対。すぐに立ち去ろう………
「チ○ポの1つや2つしゃぶる覚悟だって出来てるんだ‼︎」
コイツは何を言ってるんだ⁉︎頭おかしいにもほどがあるだろ‼︎どんな仕事してんだよ⁉︎とりあえず、近寄らないようにしよう………
さてと、次は…………
「こんにちは、お嬢さん。」
「我々は幼女愛護団体の者です。」
「貴女を素晴らしい世界に連れていってあげましょう!」
「パパ、ママ!へんなひとたち!」
「おいお前ら、うちの娘に何するつもりだ⁉︎」
「あなた方こそ虐待されているのでは?」
なんか揉めてるな………というか幼女愛護団体ってなんだよ?ヤバそうだから通報しとこ………
散歩を終えると、そこには浴衣に着替えた3人が待っていた。
「どう、伊織………?///」
「ケバ子か、似合ってると思うぞ。」
「ありがとう………///」
「伊織、私にはないの?」
「千紗、お前も似合ってると思うぞ。」
「ふ〜ん。ありがと。」
「エッチしたくなった?」
「フリル、お前は何を言ってるんだ?」
確かにしたくなるが、流石にこの俺、そんな事をするわけない。何故ならここでしたが最後、奈々華さんに殺されることが約束されているからだ。旅行前に千紗と何かあったらダメ、もちろん他の女ともダメ、と圧をかけられた。だから見るだけにしておこう。
「それじゃあ、本日の大目玉………行こうか。」
「大目玉………まさかっ⁉︎」
「そう………混浴露天風呂。」
「「えええええ⁉︎」」
と思った矢先、とんでもないイベントが待ち構えていた。
「ちょっとフリル、混浴は却下したはずじゃ⁉︎」
「大丈夫、ここの温泉はおっぱいみたく白濁しているのが特徴。故に立ち上がらなければ見えない。」
「でも、流石にちょっと………///」
「もちろん隠れて温泉の中でエッチなこともできる。」
「するなぁぁぁぁぁぁ‼︎」
確かに乳頭温泉はその名の通りな温泉。その中でも俺たちが今いる宿は混浴を売りにしている。フリルめ、それを黙っていたな………っ!
「フリル………」
「大丈夫。伊織のために、ちょうど色んな女性芸能人が来る日を選んだから。」
「流石だ、俺の戦友よ。」
だが、それも全てよしとしよう。だからさっき可愛い女の子の声がしたんだな。全て納得だ。
「ねえ千紗………殺っちゃう?」
「そうだね、愛菜。2人には2万回死んでもらおうか。」
「待て待て待て待て!」
「早まらないで、2人とも!」
そんな事を言ってたら、危うく2人に殺されそうになった。流石に童貞で死ぬわけにはいかない。
「俺は紳士だ。」
「そして私は淑女よ。」
「「間違いなんて起きるはずがない。」」
「「嘘でしょ。」」
「「信用ゼロ⁉︎」」
俺はそう思ってるのに、どうやら全く信用されてないようだ。仕方ないな。この旅行中に行動で示すしかないか………。そんな事を思いながら、俺は温泉へと向かった。
side アクア
北原が不知火・古手川・吉原の3人と混浴しに行くというクソ羨ましい状況の中、俺は浮気の折檻からようやく解放されたところだった。
「まったく〜、いい加減にしてよね!」
「次やったら本当に殺すわよ。」
「承知いたしました。」
ちなみにルビーは折檻した後今村とコミケ巡りに戻った。今度は俺が今村を折檻する番だ。確実に息の根を仕留めてやろう。
そんな事を思ってると、
「それで、この後どうするんだ?」
「実はね、アクアくんにきて欲しい飲み会があって………」
「今日はそれを誘いに来ただけなのにね。」
なんと2人から飲み会に誘われた。なんか新鮮だ。普段は誘われる前に強制的に参加させられてるし。拒否権を与えられたのが、久しぶりに人権を貰えたみたいで、なんだか嬉しい。
「それでどんな飲み会だ………?」
「「それはね…………」」
そして、俺に提案された飲み会は…………なんとも面白い飲み会だった。
目的の居酒屋に着くと、そこには見知ったメンツがいた。
「星野、ようやく来たのか。」
「姫川さん、お久しぶりです。」
「お前、また浮気したのか………」
「しゃあねえだろ、メルト。」
「バレてるようじゃ二流だぜ〜!」
「鴨志田さん、あかね相手にやれるならやってみてください。」
東京ブレイドの時のメンバーだった。更には………
「これで揃ったみたいだね………」
『こっちらあきたですべにはじめてま〜ふ♪』(こっちは秋田で既に始めてま〜す♪)
『アビ子先生。ほら、水飲んで……』
『えっ、秋田⁉︎僕も秋田いるんですけど⁉︎』
「収拾つかねえから話広げんな。」
GOAさんに鏑木さんまで。またリモートでアビ子先生に吉祥寺先生、更には雷田さんまで参加している。そういや東ブレの原作がやっと完結したんだったな。今日はその記念の飲み会ということか………
「それじゃあ全員揃ったところで、今から東ブレ完結記念………」
鏑木さんが司会をする。やっぱりそういうことか……………
「新宿クラスタvs渋谷クラスタ、潰し合い対決を開催する。」
そんな事を思ってた俺が甘かった。正真正銘の、命を賭けた戦いが幕を開けたのだった。
なんか原作ヤバい事になってるらしいですね。
そんなのどこ吹く風で書いてます。