未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side アクア
不知火が去ったのも束の間、首輪をつけられて犬の真似をしている御手洗と、それを連れている御手洗の彼女がやってきた。
「「ぶっははは!」」
デデーン『伊織、山本君、アウト。』
「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」バン!
その惨めな光景につい笑いそうになったが、なんとか堪えた。危ない危ない。
「お、おい!お前ら、助けて………」
そして、小声で助けを求める御手洗。惨めだな………
「優お兄ちゃん、犬は日本語話さないよ?」グイッ
「あががががっ!くぅ〜ん‼︎」
と思ったら、彼女が思いっきりリードを引っ張り、御手洗を叱った。めちゃくちゃ痛そうで面白い。こんなん無理だろ‼︎
「「「「「がははははは‼︎」」」」」
デデーン『全員、アウト。』
「「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」バン!
あぁぁぁぁ、ケツ痛え‼︎マジでふざけんなよ‼︎
「がるるるる‼︎がるるるる‼︎」
そして、俺たちに笑われてキレる御手洗。頼むからこれ以上笑わせないでくれ。
「怒ってるの?でも優お兄ちゃんが悪いんだからね?」
「くぅ〜ん…………」
「25回目の浮気なんだから、流石にこれくらいされても文句は言えないよね?」
アイツまだ25回目なのかよ。意外と少ないな。
「25回も浮気してるのか………」
「そりゃ犬にされても文句は言えないな。」
「25回?少ない方だろ。」
「お前がおかしいんだよ。」
「早く黒川に殺されろ。」
「嫌だね。」
やっぱり一般人の財力じゃ厳しいか………
「知り合いには、浮気しすぎて監禁された人もいるんだからね?」
ってそれ俺じゃねえか‼︎
「「「「ぶっっはははは‼︎」」」」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
お前らはあかねの恐怖を知らないから笑えるんだ‼︎本当に俺からしたら笑えないからな⁉︎
「くぅ〜ん…………」
「とにかく、今後浮気しないこ………ん?」
そんな事を思ってると、御手洗の彼女が止まった。どうやら何かに気づいたのか………?
「
「「「「ぶっははははは‼︎」」」」
なんでそうなるんだよ⁉︎どう見ても女装って分かるだろ‼︎しかも気持ち悪いし‼︎
デデーン『伊織、野島君、今村君、マリン、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
さっきの不知火は山本のこと男認定してたのに、コイツは女扱いかよ‼︎
「は゛ぁ゛?あ゛た゛し゛が本命よ゛?」
「「「「ぶははははは‼︎」」」」
デデーン『伊織、野島君、今村君、マリン、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
お前ものるなや‼︎
「は?どういうこと、優お兄ちゃん‼︎」
「そんなわけないだろ‼︎俺が山本なんかと付き合うか……」
「犬は日本語喋らない‼︎」グィッ
「あがががががが‼︎」
「「「「ぶははははは‼︎」」」」
デデーン『伊織、野島君、今村君、マリン、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
御手洗はなんなんだよ‼︎余計な抵抗するなって‼︎全く、病院行く前にケツが死ぬって‼︎
「あ゛ん゛た゛は黙ってな゛さ゛い゛‼︎」
「許せない………病院送りにしてやる‼︎」
「あっ、病院には今送ってるんで。」
「「「「「ぶっ………はははははは‼︎」」」」」
鏑木さんは出てくんなよ‼︎運転に集中しろや‼︎山本までつい笑ってるじゃねえか‼︎
デデーン『全員、アウト。』
「「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」バン!
「あったまきた‼︎優お兄ちゃん、帰るよ‼︎」
「くぅ〜ん…………」
でもよかった。これで御手洗コンビの出番は終わりだ。安心して座ってられる………。まあ、ケツが痛すぎて座れないんだが………
しばらくすると、俺たちは病院に到着した。そう、昔俺が働いていた病院に。20年経っても変わらない姿を見ると、なんだかちょっぴり泣けてくる。
「皆、着いたよ。ここが高千穂病院、じゃなかった………」
「いや、高千穂病院だろ。」
「パーブースピリタス病院だよ。」
「「「「「パーブースピリタス病院⁉︎」」」」」
なんでそんな身体に悪そうな名前に改造してんだよ‼︎普通に元の名前でよかったじゃねえか!
「皆には、一旦医師や看護師たちが集まる事務室に案内するから。ついてきて。」
「「「「「うっす。」」」」」
まいあいいや、中に入るか。恐らく看護師の集まる部屋を模様替えして作ってあるのだろう。それか、会議室に机を5つ並べるとか。そんな感じだろうな。
俺の予想は当たった。前者の方だった。その部屋には綺麗に5つのデスクが置いてあり、使わない他のは別の部屋に移動されてるようだった。
「奥の列が窓側から伊織、野島君、今村君で。それで手前が山本君とマリンで。」
「男女別か。」
「違えよ‼︎」
「それじゃあ、私が戻ってくるまではこの部屋で待ってて。」
「あいよ。」
で、俺はドアから一番近いところにある机か。医者時代は自分の部屋があったから、こうして同じ部屋に何人も同僚がいる光景は新鮮だな。
「待ち時間か………」
「この間も笑ったらダメなのか?」
「「「「さあ…………?」」」」
「北原、試しに笑ってみたらどうだ?」
「耕平がやればいいんじゃないか?」
そういや、今は休憩なのか否か?全然分かんねえな。もちろん誰かのために人柱になってくれる聖人はここにはいない。だったら笑わせるまで。ただ、どうすればいいか………?とりあえず、なんか道具ないかな?引き出しの中とかに…………
・Magic Memorial 〜いつかのBOKUのために〜
北原の作曲ノートじゃねえか‼︎
「ぶっ‼︎」
デデーン『マリン、アウト。』
「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」バン!
くそっ、思わず笑っちまった‼︎
「どうした、アクア?」
「急に笑うとか、気持ち悪いな。」
「でも、今も笑ったらダメなんだな。」
「生贄になってくれてありがとう!」
これはコイツらも巻き込まないとな…………
「いや、机の中にこんなもんがあってな………」
「「「マジックメモリアル………?」」」
「おい、アクアテメェ‼︎それを返せ‼︎」
「北原の中学時代の作曲ノートだ。」
「「「ぶっ!はははは‼︎」」」
デデーン『野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」バン!
これでよし。コイツらは人の恥が大好物だ。そのままケツをシバかれて朽ち果てるがいい!
「返せアクア‼︎」
「中身を読み上げてやろうか‼︎」
「やめろ‼︎」
「俺たちを笑わせる気か‼︎」
「あの日俺は〜♪無くしものを探してたんだ〜♪」
「歌うなぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「「「ぶっ!はははは‼︎」」」
デデーン『野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」バン!
ご丁寧に楽譜も書いてあったので歌いやすかった。全く、コイツはネタに困らない奴だな‼︎あとで古手川と吉原と不知火のデュエットバージョンでも発売してやるか。
それにしても、机の中にネタになるものが入ってるとはな。もしかしたら、他の奴の机にも何か入っているかもな。とりあえず、隣に座ってる山本に話しかけるか。
「なぁ山本、机の中に何か入ってないか?」
「机の中………?」
「北原の黒歴史ノートも俺の引き出しから発見したんだ。」
「なるほどな。とりあえず開けてみるよ。」
「アクア、黒歴史言うな‼︎」
さてと、山本の机の中はどうなってるんだ…………?
「ん…………なんだこれ?」
そう言って、山本は一番下のデカい引き出しを開けた。ぱっと見で分からないってことは、変なサイズのものが入ってたんだろうな………
「貞操帯?」
「俺のじゃねえか⁉︎」
そこにあったのは、あかねからの贈り物だった。
「「「「なんでだよwwww」」」」
デデーン『北原君、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
つけられねえと思ったら、こんなとこに入ってたのかよ‼︎アイツふざけんなし‼︎
「おい、それ星野のチンコが入ってたんだぞ!」
「そうだった、汚ねえ‼︎」バン(手を離す)
「うるせえ‼︎」
汚ねえ、じゃねえんだよ‼︎こっちは毎日清潔にしてるっつーの‼︎早く誤作動して電流流れちまえ‼︎それかお前がつけろ‼︎
そんな事を思っていると、
「皆おまたせ。賑わってるとこ悪いけど、院長のとこに挨拶に行くよ。」
1人冷静な古手川が戻ってきた。
「挨拶………か。」
「手土産が必要ではないか?」
「なら
「「んなもん持ってくな‼︎」」
にしても、院長に挨拶か…………。頼むから、笑かしてくんなよ。