酒の子   作:スピリタス3世

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この物語はフィクションです。
未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。


八十三杯目 昼飯争奪戦

  side アクア

 

 院長室を出た後、

 

「この後、皆には看護師との交流に行ってもらう。」

「部屋には戻らないのか。」

「うん。」

 

 俺たちは別の部屋へと行くことになった。看護師………また誰か別の人が出てくるんだろうな。

 

 

 

 そんな事を思いながら、案内された部屋に着くと………

 

「おっ!アクたんたちが来たみたいだよ〜!」

「よくやく出番ってわけね。」

「よろしくお願いいたします。」

「寝そうになったわ。」

「俺しか男いなかったのに、急に増えるのか………」

 

 そこには色んな人がいた。memに浜岡に栞、そして毒島に姫川さん。よく分からん組み合わせだ。とりあえずこっちが5人だから、あっちも5人ということか………

 

「合コンみたいだな……」

「「「「ぶっw」」」」

デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』

「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!

 

 ボソッと呟いたら、なんかバカどもが引っかかってくれた。これからもこうして奴らのケツを破壊しよう。

  

 

 

 それはさておき、

 

「それじゃあ、あとはお願いします。」

「オッケー、ちーちゃん!」

 

 司会が古手川からmemにバトンタッチし、交流会が幕を開けた。

 

「え〜今回の交流会では、豪華弁当争奪戦を行います‼︎パチパチパチパチ〜!」

「自分で言うのな。」

「いいでしょ〜!」

 

 豪華弁当争奪戦、か。確かにそろそろ昼飯時だしな。こちとら散々痛い思いをしてるんだし、美味いもんくらい食ってもバチ当たらねえよな。

 

「ちなみにこの交流会中は笑ってもオッケー!じゃんじゃん笑ってね!」

 

 あと、笑うのは大丈夫なのか。なら思いっきりバカどもを嘲笑ってやろう。

 

「豪華弁当争奪戦は…………じゃじゃん‼︎」

 

 にしても、どうやって弁当を争奪するんだ?徒競走か?野球拳(じゃんけん)か?それとも…………

 

 

 

 

 

 

 

 

「対戦型シャルピー衝撃試験を用いて行います‼︎」

 

 対戦型シャルピー衝撃試験⁉︎

 

「なんだ、それは⁉︎」

「対戦型なんて聞いたことないですよ!」

「ルール説明は………しおりんからありま〜す!」

「この私北原栞が、頭の悪い兄様にも分かるように説明させていただきます。」

「誰が頭悪いだコラ。」

「事実だから仕方ないだろ。」

「それより栞ちゃん、耕平兄様とお喋りしないか?」

「説明させていただきますね。」

「無視⁉︎」

 

 あのチンコを破壊する兵器に対戦要素をつけるんだろうが………、一体どうするんだ?

 

「今回は男性3人、女性2人の計5人でチームを作ってもらいます。5vs5のチーム戦ですね。そして、勝った方が豪華なお弁当をもらえます。」

 

 なるほどな。男女混成チームか。

 

「チーム割りについては、桜子先輩の方から発表があります。」

「は〜い。えっと、こんな感じね。」

 

 Aチーム アクア 山本 野島 MEMちょ 梓

 Bチーム 伊織 姫川 耕平 毒島 栞 

 

 俺の方は、まあ特に言うことないメンツだな。一見今村と栞がいるBチームが弱そうだが、今村は栞がいるとこで妹ブーストがかかる。だから五分五分というわけか。

 

「そして、各チームでリーダーを決めてもらいます。ちなみに男性限定です。リーダーは貰えるお弁当が他の人よりも更に豪華になります。」

 

 リーダーは飯が豪華になるのか。ただ、男性限定っていうのが気になる。恐らくシャルピー衝撃試験だから、このリーダーが負けた時の犠牲になるのか?

 

「そして、この振り子の両端にチームごとに立ってもらいます。ちなみに、リーダーが先頭です。」

 

 リーダーが先頭、か…………

 

「そして、真上にセットされた振り子の両端の紐を両チームで引っ張っていただきます。」

「要するに綱引きだ。」

「姫川先輩、ありがとうございます。そして、どちらか片方の紐が切れたらそのチームが負け。勝った方に振り子が動き、そのまま負けた方のリーダーの股間に衝突します。」

 

 ところどころで姫川さんが要約してくれる……

 

「要するに、負けたらチンコを叩かれる綱引きだ。」

 

 って、とんでもねえ勝負じゃねえか‼︎だからリーダーは男なのか‼︎女はチンコが無いから‼︎くそっ、絶対リーダーなんてやってたまるか‼︎弁当が豪華になるくらいじゃ、割に合わねえぞ‼︎

 

「それでは、各チームリーダーを話し合って下さい。」

 

 ここは、なんとしてでもリーダーを押し付けねえと‼︎幸い、野島も山本もバカだから、話を理解できていないはず‼︎

 

「それで、誰がリーダーやるよ?」

「残念だけど、私とmemは無理なのよね〜。」

「だから、3人から選ぶんだけど………」

「俺は遠慮します。使う予定があるので。」

「俺も無理です。使うかもしれないので。」

 

 どっちもちゃんと理解してやがる‼︎というか2人とも使う予定無いくせに‼︎

 

「じゃあアクたん?」

「俺も無理だ。」

「う〜ん、でも女はリーダー出来ないしねぇ。」

 

 ただ、俺にはこれを回避する策がある。この間決めた、とっておきの策がな‼︎

 

「そうね。私は星野マリン。この間のグルディスで私の性別は女って、決めたでしょ?」

「「なにっ⁉︎」」

「確かに、それならアクアは無理ね。」

 

 お前らが決めたんだぞ‼︎俺が女って‼︎その事を後悔するがいい‼︎

 

「そ゛れ゛じゃあ、わ゛た゛し゛も゛女だから無理ね゛ぇ゛‼︎」

「山本貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 山本、そのダミ声やめろって‼︎気持ち悪いから‼︎

 

「確かに、女の格好をしてるね。」

「それじゃあ、リーダーはのじーで決定‼︎」

「俺は女心が分か………」

「嘘つけ。」

「いいから黙ってリーダーになれ。」

「取り押さえるぞ、星野。」

「ああ。」

「お前らふざけるなぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

 ということで、野島が無事リーダーになった。

 

 

 

 数秒後、いよいよ対戦の時が来た。

 

「くそっ、なんで俺がリーダーに………」

「北原、俺も嫌だぜ…………」

「頑張れ北原、期待してるぜ。」

「無理ですよ、姫川さん………」

 

 相手グループのリーダーは北原か。これは思う存分チンコをいじめられるな‼︎

 

『それでは、準備は出来ましたか?』

「大丈夫だよ、ちーちゃん!」

『それでは………よ〜い………スタート。』

 

 ということで、古手川のアナウンスで勝負が幕を開けた。

 

「「「「んんんん‼︎」」」」

 

 やっぱり、相手も強いな。

 

「栞ちゃんのために、耕平お兄ちゃん頑張るぞぉぉぉぉ‼︎」

 

 予想通り、今村がブーストしてやがる。普段は非力だが、ロリと妹の前では馬鹿力を発揮するんだよな、コイツ。なんとか出来ないか………?

 

「そうだ、耕平‼︎頑張れ‼︎俺のチンコを守るためにも‼︎」

「確かに、チンコは大切だな。北原、なんか使う用があんのか?」

「もちろんですとも、姫川さん‼︎」

「「へぇ〜…………」」

 

 ん?敵女子の毒島と栞が止まった…………?

 

「ねえ栞、手を離さない?」

「そうですね、桜子先輩。馬鹿兄様には一度痛い目をみてもらう必要があります。」パッ!

「だよね〜!」パッ!

「なっ⁉︎」

 

 よっしゃ‼︎あの2人が紐から手を離した‼︎なんか知らないけど‼︎でもまあ、これで勝てる‼︎

 

「ちょっとお前ら、ふざけんなよ‼︎」

「兄様のくせに生意気です。」

「そんなにあの女がいいのね。」

「お前らぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」キーン‼︎

 

 こうして、北原のチンコはあっけなく死亡した。

 

「まさかこんな簡単に勝てるとはね。」

「いおりんも調子乗っちゃったね〜!」

「お前のせいで俺の豪華弁当がぁぁぁぁぁ‼︎」

「おい北原、女のケアはちゃんとしとけ。」

「「「ざまあみやがれ‼︎」」」

「くそっ…………‼︎」

 

 そして、なんとも簡単に豪華弁当を手に入れたのだった。しかも笑っていい時間だったので、思う存分バカにすることができた。

 

「ちなみに今から笑ったらダメだからね〜♪」

「気をつけな〜!」

 

 そして、memと浜岡の忠告により我にかえる。ここからは気を引き締めないとな………

 

「ごめん伊織〜!痛かった〜?」

「おい桜子………許さねえ………」

「お詫びに、来週水族館行かない?」

「水族館?まあいいけど………」

デデーン『伊織、アウト。』

「は?なんで?千紗、俺笑ってなくね?」

『笑ったかどうかは私が決めるから。』

「お前ふざけんなよぉぉぉぉぉ‼︎」バン!

 

 あと、北原が理不尽にシバかれてた。いや、理不尽でもないな。古手川は北原の彼女なんだし。浮気はよくねえぞ。*1ただ、チンコに続いてケツもやられるとか、本当に大変だな。

 

「「「「ぎゃはははは‼︎」」」」

デデーン『野島君、今村君、山本君、マリン、アウト。』

「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!

 

 思わず笑っちまったぜ‼︎

 

 そしてケツを引きずりながら、俺たちは部屋へと戻った。

*1
お前が言うな。

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