未成年の飲酒は法律で固く禁じられています。
またアルコールの強要、暴飲、
宴会での破廉恥な行為についても
それらを推奨する意図はありません。
あくまでギャグ物としてお読み下さい。
side アクア
俺はタイキックのダメージを引きずりながら部屋に戻ってきた。
「死ぬ………死ぬ………」
「俺なんて……3回目だぞ!」
「可哀想に〜!」
「俺たちは有名人と付き合ってないからな〜。」
「そんな罰はねえよなぁ〜!」
今村はルビーと結婚するんだからそれくらいの罰は受けるにしても、俺はおかしいだろ。あかねと結婚なんてしてないし、もっと遊びたいから結婚する気も無い。ただの独身男性なのにな。
「お前らはそもそも、誰とも付き合ったことないだろ。」
「「「あぁ⁉︎」」」
とりあえずやり返してみた。そしたらキレる山本と野島と北原……ん?北原?
「ん?北原が反応するのはおかしくないか?」
「千紗はアイツからの罰ゲームだぞ。俺だってそっち側だ‼︎」
まあ確かにそうなんだが、一応付き合ってることになってるはず………
「皆、お待たせ。次は新人看護師の仕事現場の見学に行くんだけど……」
そんな事を言ってたら、なんと当事者が戻っててきた。古手川だって、さっきの話を裏で聞いていたはず。何か思うところはあるのか………?
「そういや伊織、タイキックにする?それともシャルピーにする?」
「は?」
めちゃくちゃあったようだ。
「いや、お前何言って?」
「選ばないってことはどっちも?」
「んなわけねえだろ‼︎千紗、流石に権力の横暴が……」
「どっちもってことで………」
「タイキックでお願いします………」
デデーン『伊織、タイキック。』
「「「「ぎゃははははははは‼︎」」」」*1
流石に自分との恋愛関係を罰ゲームと言われたらキレるはず。しかも古手川は最近普通に北原に心を開いてきてるのに。コイツは女心が分かってねえな。そんなんじゃ浮気出来ねえぞ?
デンデン、「目指せムキムキマッスル〜♪」
「優しく、優しくしてくれぇぇぇぇ‼︎」
「「「今村と同じこと言ってるじゃねえか‼︎」」」
「誰だってそうなるよなぁ!」
「せい‼︎」バゴォ‼︎
「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
「伊織、ざまぁ。」
ということで、北原は無事制裁を受けたのであった。
デデーン『野島君、今村君、山本君、マリン、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
「それじゃあ、看護現場に行くよ。」
そして、俺たちもついでに制裁を喰らったのだった………
看護現場に着くと、そこはステージと観客席に別れていた。俺たちは観客席の最前列に座り、その後ろはエキストラがたくさん座っていた。
「おっ、いよいよか!」
「ノブユキ、私たちはまだ喋っちゃダメだよ!」
「あっ………」
「お前らは相変わらずだな。」
「ラブラブだね〜♪」
「まあそうだな!」
「もう………///」
ただ、その中には知り合いがいたのが気がかりだ。今ガチのゆきユキ夫妻とケンゴとmem。こいつら、何かやらかさないよな?
「それでは今から、新人看護師の体験看護を始めます。」
「最後まで頑張りを見てやってくれ。」
壇上で今ガチのディレクターに鏑木さんが喋る。やたらと今ガチメンツが揃ってるな。ということは、あかねも………
「はっ、初めまして!今から看護体験をします、黒川あかねです!」
いるよな。初々しさが今ガチの時みたいで可愛らしい。そして、壇上にあるベッドに近づく。そこにはマネキンが置いてあるので、多分あれを練習台として使うのだろう。
そして、あかねに看護を教えるのは誰だ………
「教育係を担当します。この病院に昔ロリコン医師と共に勤務していた者です。」
ゴロー時代の毒舌看護師じゃねえか⁉︎なんでお前なんだよ⁉︎辞めたんじゃなかったのか⁉︎
「ぶっw」
デデーン『マリン、アウト。』
「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」バン!
しかも俺の方を向いたし!今はゴローのコスプレしてるから気まずいって‼︎
「あっ、ロリコン医師だ。」
「「「「「ぶっw」」」」」
デデーン『全員、アウト。』
「「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」」バン!
ふざけんなよ‼︎俺は違うからな‼︎どっちかというと、今村のがロリコンだからな‼︎
「それはさておき、体験看護を始めましょうか。」
「はい!」
まあいいや。今村がロリコン医師ってことにしておこう。さてさて、あかねの腕前を拝見させてもらおうじゃねえか。
「まずは、このマネキンを患者だと思ってください。」
「はっ、はい!」
「それでは、点滴の打ち方について教えていきます。まずはそちらの紐がついた注射針を取ってください。」
点滴か。看護師の基本だが………あかねはちゃんと打てるのか?
「これですか?」
「そうです。それをこうしてこうしてこうしてこうですね。」
「こ、こんな感じでどうですか?」
「よく出来てると思います。」
「あ、ありがとうございます!」
おお、流石はあかねだ。一発で成功した。やっぱアイツは器用だよな。オドオドしながらも、なんだかんだ成功させてくる。
「では、次は………」テーテレレレ♪
おっ、そんな事を思っていると、ナースコールが鳴った。
「ナースコールだね。出て。」
「はっ、はい!」
患者が看護師に何かして欲しい時に使うコール。患者のそばにボタンがあり、それを押すと看護師の携帯が鳴る、という仕組みだ。
「もしもし、どうされました?」
さて、患者からの要求をうまく聞けるかな………?
「えっと……星野……アクアが……カフェで………女の子2人と……お茶してた………なるほど………」
なるほどな。俺がカフェで女2人と浮気してた………って何言ってんだよ⁉︎そんなのあかねの前で言うなよ‼︎ヤバいって、殺されるって………っ‼︎
「ガァッデェェェム‼︎」
あかねがヤバい叫びをしたんだが⁉︎マズイって‼︎
「彼女に黙って浮気とは………これはビンタをした方がいいわ。」
「はい、そのつもりです。」
お前は看護のことを教えろよ‼︎浮気の制裁方法を教えるんじゃねえよ‼︎あかねを本気で怒らせたらマズいんだって‼︎
「「「「ぎゃはははははは‼︎」」」」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
呑気に笑いやがって、こいつらめ………。だが焦るな、俺。今俺は雨宮吾郎の格好をしている。完全に星野愛久愛海とは別人だ。しかも盗聴器も貞操帯もつけていない。よって、あかねが気づくことは………ない‼︎
「あの、お客様の中に星野アクアさんはいますか?」
飛行機で医者呼ぶみてえなことしやがって。だが、俺は完全にシラをきる‼︎
「いないみたいですね。では一人一人聞いていきましょう。」
聞かなくていいだろ‼︎早く終わらせようぜ、この企画‼︎
「あなた、もしかして星野アクアですか?」
「いや、俺は北原伊織ですw」
「「「ぶっw」」」
「分かりました。」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
あかねが北原の前に立ち、名前を聞く。本当に順番に聞くつもりか………っ!
「じゃああなた、もしかして星野アクアですか?」
「いや、野島元です!」
「あなたは?」
「今村耕平です!」
「あにたは?」
「山本真一郎です!」
「皆さん違いますね。」
野島→今村→山本の順に聞いてくあかね。当然違うと答えるクソ野郎ども。誰か1人くらい、俺の代わりに星野アクアって名乗ってくれねえのかよ‼︎まあコイツらには元から期待してなかったが………
「それで、あなたは?」
さて、いよいよ俺の番か………ここは至って冷静に、平常心で答えるんだ。
「雨宮吾郎です。」
「違うよね?」
「えっ?」
「「「「ぶっw」」」」
秒で…………否定されたっ⁉︎
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
そんな早く答えなくてよくない?こっちは本当に雨宮吾郎なんだぞ⁉︎
「えっ、じゃないでしょ、アクアくん。なんで誤魔化そうとしてるの?」
「いや、誤魔化しも何も、俺は雨宮吾郎だし………」
「でも、星野アクアだよね?」グッ
「うがぁっ‼︎」
痛えっ‼︎あかねに胸ぐら掴まれたっ‼︎力強すぎだろ‼︎
「「「「ぎゃははははは‼︎」」」」
「力弱すぎだろ、アクアw」
「彼女に逆らえないとはなぁ〜!」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
お前らは分かってねえけどな、コイツ本当に力強いんだぞ‼︎時田や寿兄に胸ぐら掴まれるようなもんだぞ‼︎
「ちょまっ、ちょっと待てあかね‼︎落ち着けって‼︎」
「うん、私は落ち着いてるよ。冷静にアクアくんをビンタしようとしてる。」
「冷静にやるなって‼︎」
「早く死ねよ、アクア!」
「こっちのケツももたねえっつーの!」
マズい、このままだと確実にビンタされる‼︎だが北原たちは人の不幸をあざ笑うばかりで、何もしてくれないクズどもだ。だったらあそこにいる、今ガチ組を使うべき………っ‼︎
「mem、鷲見、ノブユキ、ケンゴ‼︎お前ら助けてくれ!あかねが暴走してるぞ‼︎」
「自業自得じゃね?」
「浮気のし過ぎだぞ‼︎」
「アクたんが遊びすぎなのが悪いんだよ〜。」
「あかね、私の時より思いっきり叩いていいからね!」
「うんっ!」
「うんじゃねえよぉぉぉぉぉぉぉ‼︎」
コイツらもグルじゃねえか‼︎いい加減にしてくれ‼︎また炎上したらどうするんだ⁉︎
「「「「ぎゃははははは‼︎」」」」
「いい加減にしてくれw」
「俺たちだって痛えんだよw」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
あいつらが勝手に死んでくれるのはいいとして、どうすればいい?この状況、どうやって脱出すればいい?
「アクアくん、覚悟できた?」
「一生できません。」
「そう。なら一思いにやっちゃうね。」
「嫌だぁ、嫌だぁ、嫌だぁぁぁぁぁ‼︎」
くそっ、解けない‼︎あかねの手を解けない‼︎マジでどっから出てんだよ、この力‼︎
「「「「くたばれ〜、くたばれ〜、さっさとくたばれ〜!」」」」
「蹴り殺すぞお前ら‼︎」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
くそっ、なんで俺がアイツらに仕返し出来ねえんだよ‼︎なんで俺が………俺が………
「じゃあアクアくん、いくよ。」
「嫌だ………」
「5……4……3……2……1……」
「嫌だあぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
死にたくなぁぁぁぁぁぁぁぁい‼︎
「はい。」ベシン!!
「あがぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」
そして俺は、あかねのハンマーのようなビンタを喰らった。顔中の骨が砕けるような痛さだ‼︎ジンジンするなんてもんじゃない‼︎立ってられない、意識が保てない‼︎
「「「「ぎゃははははは‼︎」」」」
デデーン『伊織、野島君、今村君、山本君、アウト。』
「「「「あぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」」」」バン!
アイツらの笑い声が聞こえる………本当に、反吐が………出る………声……だ………な………
side 伊織
こうして浮気糞野郎は、見事彼女のビンタを喰らって死亡したのだった。
ということで、蝶野枠はあかねでした!皆さん、くれぐれも浮気はしないでくださいね!
さて、次回から驚いてはいけないです!長かった笑ってはいけない編も残り2話、お楽しみください!