ひろがるスカイ!プリキュア~選択者の継承~ 作:ディロイ・ファントム
実況『さぁ!続いてはエキシビションマッチ!チーム【DXM(デウスエクスマキナ)】、チーム【No Limit(ノーリミット)】、チーム【DIAGRAM(ダイアグラム)】、チーム【うちゅうのはじまり】、チーム【Card Jockey(カードジョッキー)】、チーム【きゅるきゅるーん】のディーバ合同チーム全18名対、あの選りすぐりの26名の内、ミュウ、アルフォウ、タウィルの3名との対戦だぁっ!』
観客達「「わぁぁぁっ!」」
ミュウ「タウィル、来てくれてありがとうね」
タウィル「楽しそうだから来たの。幾ら暴れても良いのは気持ちいいの!」
アルフォウ「私も今日は滅多に見せない本気を見せようかな!」
実況『さぁ!お互いに準備が整った様です!それでは!エキシビションマッチ!スタートですッ!』
21人「「「グロウ!」」」
広い会場の両端が一瞬、白い光りに包まれる。18名のディーバルリグは全員が一気にレベル3となる。対するミュウ、アルフォウ、タウィルはそれぞれミュウ・フリー、アルフォウ・バーチクル、タウィル・トヴォ(赤)へと変化していた
この3人の中ではタウィルが圧倒的に弱い。が、それがディーバルリグ達に勝てないと言う事にはならない
ヒラナ「はぁぁっ!」
タウィル「ッ!・・・中々やるのッ!」
ヒラナ「タウィルだって!」
レイ「貰った!」
タウィル「ッ!はッ!」
タマゴ「計算通りの!」
バン「三位一体であれば!」
ノヴァ「貴様も地に落ちる!」
タウィル「炎翼の翔破!」
タマゴ・バン・ノヴァ「「「うわぁっ!?」」」
エクス「トップディーバの力!舐めるなよォーッ!」
ミュウ「アーツ、ファフニール!更にアーツ、一致爆結!」
デウス・エクス・マキナ「「「うわぁぁっ!?」」」
実況『あーっとここでチームうちゅうのはじまりが手痛いダメージを食らってしまった!しかもあのチームDXMがまるで赤子の様に歯が立っていません!』
LION「ヘイ!このMC.LION!お前にLOSE!与e」
アルフォウ「ブラッディ・スラッシュ!」
LION、LOVIT、WOLF「「「うわぁぁっ!?」」」
実況『なんと!あのチームCard Jockeyが正に出落ち!圧倒的過ぎます!更に!チームDXMもここで脱落!ディーバ合同チーム!ここからどう巻き返すつもりなのか!?』
残り4チームとなってしまったディーバの合同チーム。しかし、ミュウ、アルフォウ、タウィルに無くてディーバルリグにはある物が存在する。そして、残りの4チームが一気に勝負に出る為にその力を発動させた
実況「あーっ!この光!まさかまさかの、4チームが同時に【ピース】を発動させたーッ!」
タウィル「ピース!?」
ミュウ「奥の手があったのね・・・」
アルフォウ「どうする?」
ミュウ「・・・良いわ!対抗よ!」
2人「「了解!」」
ミュウ「アーツ!カオス・アウトブレイク!」
アルフォウ「アーツ!ブラッディ・スラッシュ!」
タウィル「グロウ!」
リワト(おとは)「アーツ!グラン・クロス!」
とてつもなく大きな爆発が2カ所から同時に発生した。煙が凄く、中々様子が見れない。流石の観客達もルリグ達の事が心配な様子である
実況『中々煙が晴れませんね・・・おおっと?アルフォウの姿は見えました!しかし残りの14名が見当たりません・・・』
アルフォウ「ケホッ!ケホッ!・・・流石にやり過ぎ・・・はっ!?そうだ・・・みんなは!?無事なの!?」
待っていると煙が晴れてくる。そしてようやく今の状態が見える様になった
実況『こ・・・これは・・・一体・・・』
実況者が驚くのも無理は無い。なにせ立っているのがアルフォウのみで、ミュウとタウィルは黒羽とおとはに戻っており、ディーバルリグ達はレベル0に戻っており、その上もう見てられない程ボロボロになっていた
おとは「い・・・生きてるの・・・」
黒羽「そう・・・ね・・・」
幸「黒羽!おとは!大丈夫!?」
黒羽「死んでは・・・無いわ・・・」
幸「よ、よかったぁ・・・そうだ、ディーバのみんなは!」
幸はディーバルリグ達の様子も見に行く。ダメージが酷すぎて動けないだけであった
幸「何とか生きてはいる・・・救護班!要救護者12名!急いで!」
ディーバルリグ達は救護班達に任せ、黒羽とおとはは幸が引っ張って行った。動けないおとはに関してはリワトの力を借りて虹ヶ丘家のおとはの部屋のベッドに寝かせた
おとは「・・・はぁ。あんなのがあるなんて聞いて無いし、知ってたとしても認めたく無い・・・」
おとはは取り敢えず部屋の電気を消して寝ようとする。しかし、体が思った様に動かず、ベッドから落ちる
おとは「・・・コインベット。キー、アンロック」
タウィル「・・・まぁ、動けなくは無いか。さっさと運んで電気消して寝よ」
そのまま寝てしまった
次の日。おとはは朝食で使った皿等を洗い終えたので、部屋に戻ろうとする
ましろ「あ、おとは!今からツバサ君の歓迎パーティーをやろうと思ってるんだけど手伝ってくれない?」
おとは「・・・」
ましろ「・・・?おとは?」
おとは「・・・えっ?あっ・・・ごめんなさいなの・・・その、聞いて無かったの」
ましろ「えっと・・・今からツバサ君の歓迎パーティーをやろうと思ってたんだけど・・・」
おとは「・・・ごめんなの。今から行く所があるの。・・・戻ったら手伝うの」
そう言って自室に戻る。自室で自身の能力を使い、白窓の部屋に行く
おとは「・・・あ、黒羽、幸。昨日はごめんなさいなの」
黒羽「大丈夫よ。と言うか、私も似たような感じだったし。なんなら私達普通にやり過ぎたから似たようなものよ」
幸「それに、あれは私達も知らなかったから勝つための行動としてはある意味正しいんだよね・・・それより、体は大丈夫?」
おとは「流石に時間がかかってるの。でも動ける位には回復してるし、最悪明日の夜はこっちで寝れば良いの」
幸「本人がそれで良いなら止めないけど・・・」
黒羽「で?その為だけに来たの?」
おとは「これとは別で用事があるの」
黒羽「用事?今日は何かあったかしら?」
おとは「リワトに聞きたい事があるの」
黒羽「リワトに?・・・確か、今日はW-LANDに行くとか言ってたわね」
幸「普段はここから出ないし、出たとしても外に行ってるからね」
おとは「分かったの。行ってみるの」
そうしておとははW-LANDに来ていた
おとは「そう言えば昨日のイベントで設備とか壊れなかったのかなぁ?・・・取り敢えず1度見ておくの」
おとははW-LANDの中にある施設の内の1つである会場に訪れていた
おとは「流石にまだ壊れていたの・・・でもそろそろ使えそうなのは凄い技術なの」
リワト「・・・貴女も来ていたのね?」
おとは「あ、リワト!聞きたい事があったの」
リワト「聞きたい事?」
おとは「うん。実は、前からダメって言われてたベットなんだけど・・・そのぉ・・・」
リワト「・・・」
おとは「・・・使っちゃったの」テヘッ!
リワト「・・・なぜ使う事になって、その後どうなったんですか?」
おとは「昨日体を動かせなかったから部屋の電気を消す為にベットしてアンロックしたの・・・で、予備知識の通りにロックしたの」
リワト「・・・良いですか?ベットを使うと言う事は、それ即ち記憶に肩代わりさせると言う事です。戦ってる間はどう言う訳か、アドレナリンの効果で記憶はそのままです。今回の様な事であれば問題は無いですが、使い過ぎたり、使ってはいけない物にベットをしてしまった場合は・・・」
おとは「・・・・・・リワト?」
リワト「・・・最悪、昔に居たあのルリグのなってしまうの」
おとは「そのルリグって?」
リワト「・・・さぁね?・・・それより、ベットを使うなとは言わないけど、扱いには気を付けて。後、近い内にコインに関する講習をするから『完全に』覚えて。良い?」
おとは「・・・分かったの。・・・じゃぁ、私は戻るの」
リワト「分かった」
会話を終えたおとはは白窓の部屋に戻るのであった
リワト「・・・間違っても・・・私の様にはならないで・・・分かった?おとは」
白窓の部屋に戻って来たおとはは軽い調整も兼ねて黒羽と戦おうとしていた
黒羽「確かに、確認するには実戦が1番。丁度ウズウズしてたし、戦いましょ?」
おとは「うん!それじゃぁ!」
黒羽・おとは「「アンロック!」」
2人は軽く打ち合う。が、少しヒートアップしてしまい、数発だけ本気の攻撃になってしまった
ミュウ「・・・あ、タウィル大丈夫?」
タウィル「いつもと比べてちょっと痛いの」
ミュウ「回復が遅いから流石に無茶だったわね・・・反省するわ」
タウィル「大丈夫なの。・・・って言いたいけど今日はこっちで寝ないとシャレにならなさそうなの」
ミュウ「・・・ホントにごめんなさい」
幸「まぁまぁ・・・取り敢えず、今日はもう家に戻ったら?」
おとは「そうするの。また後でなの」
そう言って白窓の部屋を後にした
おとは「・・・あれ?誰も居ないの?」
おとはは約束通り歓迎パーティーの手伝いをしようと思い3人を探していたが、気配を全く感じず、視覚情報からも居る様子が無かった
おとは「おかしいの。何があったの?」
ヨヨ「おとはさんお帰りなさい」
おとは「あ、おばあちゃん。お姉ちゃん達が何処に行ったか知らないの?」
ヨヨ「ましろさん達ならスーパーに買い物に行ったわ」
おとは「スーパー?ならあそこのスーパーなの?取り敢えず行ってきますなの!」
おとはは大急ぎでスーパーに走って行く。回復が遅いと言っても既に走れる程度には回復してるので支障が出る事は無い
おとは「後、半分位・・・あ、お姉ちゃん。2人も。歓迎パーティーを初めから手伝えなくてごめんなさいなの」
ましろ「行く所があったんでしょ?なら仕方が無いって」
ソラ「そうですよ。それに、私達の方は突発的にやろうって言い出した事なので・・・」
おとは「・・・そう・・・なの」
ツバサ「あの、言いたく無ければ良いんですが、何処に行って何をしてたんですか?」
おとは「え?うーん・・・W-LANDって所に行ってたの。何をしてたかは流石に言えないの」
ツバサ「らんど?ましろさん。それってどんな所なんです?」
ましろ「私も聞いた事無いかな」
ソラ「少し興味があります!」
おとは「・・・W-LANDと言うのは、私達の住む白窓の部屋の1つ下層にある場所の事。それがW-LAND。下に行く事は出来ても余程の事情が無い限り、上には行けないと言うルールがあるの」
ツバサ「下層?って事はタウィルやミュウより弱いって事でしょうか?」
おとは「鋭いの。実際、私と同等かそれ以下の集まりなの。因みに、現時点では私は白窓の部屋の中では最弱なの。これからもっと強くなれるって噂なの」
ましろ「噂?」
おとは「まだまだ分からない事だらけなの。お姉ちゃん達こそ何を作ってたの?」
ましろ「うーん・・・強いて言えばスカイランド版のたい焼きかな」
おとは「・・・何となく察したの。味が違うから材料を変えて作るつもりなの?」
ましろ「そう言う事」
カバトン「かーばやきー芋!お芋!お芋だよ!」
おとは「・・・成る程なの。再現出来るかもそうだけど、重要な事を見逃してる気がするの」
3人「「「重要な事???」」」
おとは「まぁ、私にも分からないの」
カバトン「ちょいちょーい!聞いて」
おとは「流石に空気読んで黙っててなの!」
カバトン「ムカーッ!石焼き芋屋に化けて油断させる作戦だったのに!カモン!アンダーグエナジー!」
ランボーグ「ランボーグ!」
おとは「アンロック!」
ソラ「私達も!」
ソラ・ましろ・ツバサ「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」」
ツバサ「広がるチェンジ!ウイング!」
3人の周りの空間が変化し、変身が開始される
ツバサ「煌めきホップ!爽やかステップ!ハレバレジャンプ!」
スカイ「無限に広がる青い空!キュアスカイ!」
プリズム「ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!」
ウイング「天高く広がる勇気!キュアウイング!」
スカイ「レディー・・・」
スカイ・プリズム・ウイング「「「ゴー!」」」
スカイ・プリズム・ウイング「「「ひろがるスカイ!プリキュア!」」」
カバトン「出たなプリキュア!ランボーグ!やっちまえ!」
ランボーグ「ランボーグ!」
タウィル「アイギス・シールド!」
4人に対して焼き芋ミサイルが撃たれるが、プリキュア達は全て弾くか避ける等して防ぎ、タウィルに向かって撃たれた焼き芋ミサイルは全てアイギス・シールドによって防がれている。タウィルは最初、ゆっくりと焼き芋ランボーグに接近していたが、途中で走って接近し、殴り飛ばす
カバトン「ぬぅぅ・・・こうなったら!」
カバトンがいきなり焼き芋も食べ始めた。それを見ていた4人の内タウィルだけが真っ先に反応して逃げる。そしてカバトンがお尻を向けて
カバトン「くらえっ!」
特大で激臭のするおならをしてキュアスカイ、キュアプリズム、キュアウイングを苦しめた
タウィル「熱音の稲光!」
カバトン「ぎゃぁぁ!?!?って!何でくらって無いのねん!?」
タウィルだけが先に逃げて汚い汚いおなら攻撃を避け、グロウをして赤いタウィルとなり、熱音の稲光で反撃をしていた
カバトン「こうなったらもう一度!カモン!アンダーグエナジー!」
カバトンは2体目の焼き芋ランボーグを生み出す。そしてその新たに現れた焼き芋ランボーグは近くに居たキュアプリズムを殴り飛ばした
カバトン「まずは1匹!残りもやっちまえ!」
しかし、それは過ちだった。タウィルがキュアプリズムの前に出て立ち塞がる
タウィル「・・・容赦する気は失せた」
カバトン「はぁ?容赦ぁ?今の俺はつえぇぇんだ!」
タウィル「・・・アーツ、熱音の稲光」
タウィルが冷たい声で熱音の稲光をカバトンと2体の焼き芋ランボーグを対象にして放つ。熱音の稲光から発せられる雷、その数およそ90発。それだけくらってしまったランボーグ達はそのまま撃破された
カバトン「ランボーグ達が!?ヒィッ!?どわぁっ!?かっ、カバトントンッ!?」
タウィル「・・・また無理をし過ぎたの。ママの所に行くの」
ソラ「やりましたねおとはさん!」
タウィル「・・・ソラ、悪いんだけど、お姉ちゃんの事をお願いするの。また無理をし過ぎたから1度白窓の部屋に行かないと行けないの。勿論すぐに家に戻って来るの」
ソラ「分かりました!」
そう言ってタウィルは白窓の部屋に行き、ママの元へ移動した
おとは「・・・あ、ママ。また無理をし過ぎちゃったからお願いするの」
ママにお願いして薬を塗って貰い、包帯もついでに巻いて貰った
ママ「これでよしっと。前も言ったけど、あんまり無理しちゃダメよ?」
おとは「分かってても、無理をしないとダメな時があるの。・・・じゃぁ、帰るの」
おとはは扉を出し、家に帰る。勿論ウルトゥムが空間の歪みを消す
おとは「あ、お姉ちゃん達意外と速かったの」
ましろ「あ、おとは」
おとは「それじゃぁ、私も一緒に作るの!」
そう言って一緒に歓迎パーティーを楽しむのであった