ひろがるスカイ!プリキュア~選択者の継承~ 作:ディロイ・ファントム
やっと折り返し地点ですね。ただこれいつになったら終わるんでしょうか・・・
おとは以外がスカイランドから帰って来た次の日の朝、おとはもW-LANDから戻って来た
おとは「お姉ちゃん!ただいまなの!」
ましろ「お帰りおとは。所で、検査の結果は如何だったの?」
おとは「脳へのダメージが少し残ってるけど、これから来ると思う脳へのダメージとルリグとしての回復力で考えれば完全回復みたいなものって言ってたから大丈夫なの」
ましろ「それなら良かったよ」
おとは「・・・」
ましろは姉として安心する。が、おとはは暗い顔になる
ましろ「・・・?おとは?」
おとは「・・・ごめんなさいなの」
ましろ「?急に謝ってどうしたの?」
おとは「記憶が無くなってたとは言え、お姉ちゃん達に酷い事したから・・・その・・・」
ましろ「ううん、平気だよ」
おとは「・・・所で、話は変わるけど私が居ない間に何か変化はあったの?」
ましろ「変化じゃ無いけど、新しく分かった事はあるかな」
おとは「分かった事?」
ましろ「うん。色々難しかったから簡単に説明するけど、エルちゃんは『運命の子』って言う特別な存在で、失ったら大変な」
おとは「それが私に何の関係があるの?」
ましろ「何の関係って・・・大ありだよ!だって!おとはもプリキュアじゃん!」
おとは「・・・今の私はセレクターで、力を『行使すれば』ルリグなの。でも、お姉ちゃん達は人間で、力を『得たら』プリキュアなの。だから、無関係なの」
ましろ「・・・本当に、本当におとはなの?貴女は、本物のおとはなの?」
おとは「私は本物なの。それ以上でもそれ以下でも無いの」
ましろ「・・・」
おとは「・・・お姉ちゃんはさ、何で私を妹だって思ってくれてるの?」
ましろ「え?だっておとははおとはでしょ?」
おとは「この喋り方だって、私本来の喋り方じゃ無いの」
ましろ「へ?」
ましろからしてみればおとはの喋り方と言えば「~なの」と言う喋り方で且つ少し舌が回ってない様にも聞こえる物であったからだ
おとは「『タウィル』と言うルリグの喋り方だから私の喋り方じゃ無いの。因みにリワトはタウィルの系列ってだけでタウィルでは無いからあぁいう喋り方なの」
ましろ「・・・でも、おとははおとはで、私の妹でしょ?何か関係があるの?」
おとは「今お姉ちゃんが自分で言ったの。それと同じで、私からしてみればエルちゃんが運命の子だろうが何だろうが無関係なの」
ましろ「おとは・・・」
おとは「(とは言ったけど、ルリグだから、プリキュアだからって分けて、その上でセレクターも人間も関係無いって言うのは結構最低だよね、私・・・)」
おとはは白窓の部屋に行き黒羽を探した
レイラ「んまぁこんな感じだ。多少は安全だし簡単に使えるが所詮はアーツ。あまり過信すんなよ?」
ミュウ「分かってる。所で、何の用?おとは」
おとは「ちょっとミュウに相談があるの・・・」
ミュウ「相談?まぁ、話しは聞くけど・・・」
そう言ってミュウはおとはの悩みを聞いた
ミュウ「みんなとどう接して良いか分からない・・・か。そうねぇ・・・少なくとも私に相談するのは人選ミスね。で、真面目な回答をするなら気にするだけ無駄だから何も考える必要は無いって所ね」
おとは「成る程・・・ありがとうなの!」
ミュウ「どういたしまして」
おとははお礼だけして自室に戻る。するとましろが部屋に入って来る
ましろ「おとは、言い忘れてたんだけど、今日は動物園に行くからその準備しといてね」
おとは「・・・そう言うのはもっと速く言うの」
おとはは動物園に行く準備を始める。が、ポケットに違和感があり、中身を見ると自分のでは無い物が見つかった
おとは「キーカード?でも、ちょっと特殊なロックがかかってる?それに、キーカードにしては少し重い・・・?」
おとはは念の為それを持っていく事にした。そして、あげはの車に乗り移動する。暫くしてソラシド自然公園に到着したので車を降り、入場口の所まで移動する
おとは「動物園にティラノサウルス?置くにしてもギガノトサウルスやイリテーター、セントロサウルスにケツアコアトルスとか色々居るのにわざわざこれなの?」
ましろ「ごめん何言ってるか全然分かんない・・・」
あげは「私も・・・」
エル「える、恐い・・・」
おとは「もう絶滅した動物だから怖がる必要は無いの。それに、これは置物だから動くことは有り得ないの」
エル「おしょってこない?」
おとは「動かないから襲おうにも襲えないから大丈夫なの。それより、ここから先に居る動物達をみるの。私もエルちゃんと同じで、初めてなの」
エル「はじめてのどうぶちゅ!」
ツバサ「僕も図鑑でしか見たことがない動物を見るのが楽しみです」
ソラ「私はお弁当が楽しみです!」
ましろ「いや動物園でお弁当が楽しみって・・・」
あげは「まぁまぁ、みんなテンションが上がってきてるって事で」
5人で入場し、中を歩いて行く。1番最初に会えるのはカピバラの様だ
ツバサ「わあぁ!カピバラですよ!」
あげは「カピバラさん、水浴びしてるね!」
エル「おふろ、ちゃぷちゃぷ!」
あげは「カピバラってのほほんとして可愛いよね!」
おとは「確かカピバラは牙牙類だったはずなの・・・あれ?なんか違う気がするの」
ましろ「齧歯類だね・・・一体何と間違えたの・・・」
おとは「んー・・・歯が出てたからそう思っ・・・て?あれ?なんかこっち来るの」
エル「える?かぴぱら、ごはん?」
あげは「え?あぁ、私達がご飯をあげられるんだ!それで近づいてきたんだね!」
おとは「・・・嘘は良くないの」ジーッ
あげは「嘘じゃ無いよ!ほらあそこ」
おとは「・・・ホントなの」
ましろ「でもエルちゃん、なんでカピバラさんがお腹空いてるってわかったんだろ?」
ツバサ「プリンセス、どうぞ」
エル「ありがと。どーじょ」
おとは「(そう言えば、エルちゃんは『運命の子』って言ってたんだよね?ならリメンバの様な力を持ってても不思議じゃない、か)」
その後、次の動物が居る所に移動する。どうやら複数種の動物が居る場所の様だ
ツバサ・ソラ「「うわぁ」」
ソラ「何ですか、あの動物!何だかビヨーンってしてますよ!」
ツバサ「凄い、本物のゾウだ!ゾウはあの鼻を手みたいに使うんですよ!」
ソラ「大変です!あのお馬さん、首が伸びちゃってます!」
ツバサ「わぁ、キリンだ!高い所にある葉っぱを食べるために進化して、首が長くなったんです」
おとは「因みに、麒麟は幻獣と呼ばれる様な動物でもあるの」
ソラ「キリンが幻獣!?この世界の動物は摩訶不思議ですね!」
ましろ「おとはー、嘘は良くないよー」
ソラ「え!?嘘なんですか!?」
おとは「嘘は言って無いの。キリンはキリンでも角が生えてる馬の様な空想上に出て来て漢字で書く方の麒麟の事を言ってるの。ほら、嘘は言って無いの」
ツバサ「間際らしいですね・・・」
ソラ「そう言う事でしたか。あ、あの馬はスカイランドのシマシマウマに似てますね。色はちょっと違いますが」
ツバサ「シマシマウマは青と白ですもんね」
ましろ・あげは「「青と白!?」」
おとは「・・・ツバサ、もしかして、スカイランドってサバンナみたいに背の高い草とかって生えてないの?」
ツバサ「え?まぁ、そうですね」
あげは「?なんでサバンナ?」
おとは「シマウマはサバンナに生息する動物なの。サバンナにはライオンとかが居て危険だから背の高い草とかに紛れる必要があるの。だから白と黒のシマ模様になって少しでも見つかりにくくする必要があるの。で、もしそれが無いなら他の物に紛れる事になるけど、そうなると大きさや世界造形を考えると青になるのは想像に難く無いの」
ましろ「・・・見たこと無いん・・・だよね?」
おとは「ある訳ないの」
ましろ「ですよねー」
エル「おいでおいでー!」
おとは「(エルちゃんは可愛いなぁ。3匹位来たら良い方だけど何匹来るか・・・え?)」
おとははエルちゃんを慰める言葉を考えようかと思っていたが、予想外の光景を見てしまった。そんなおとはは失敗で1d6、成功で1のSANチェックです
おとは「勝手にSANチェックしないでなの!後これTRPGじゃ無いしなんならSANチェックするような事では無いの!」
ましろ「何変な事言ってるのおとは!?じゃ無くて!本当に来ちゃったよ!」
エル「ぞうしゃん、ちりんしゃん、しまましゃん!」
ツバサ「プリンセスに挨拶をしてますよ!?」
ソラ「まさか、この世界の動物は赤ちゃんが大好きなのでしょうか?」
ましろ「その可能性は無いとは言えないけど」
おとは「ううん。この光景は異常なの。数匹だけ、それこそ2、3匹なら分かるの。でも、全員が全員ってのは有り得ないの」
あげは「・・・多分さ、エルちゃんは動物さんと本当にお話しているのかも」
ツバサ「それじゃあ、僕も話してみたい動物がいるんです!」
おとは「話してみたい動物?」
ツバサの言うその動物の所に移動する。するとそこにはライオンが居た
ツバサ「百獣の王!ライオン・・・が寝ちゃってますね」
おとは「(なんでこんな時間に寝てるんだろ?ライオンって夜行性だっけ?)」
ツバサ「あっ、起きた。起きましたよ」
あげは「ひぇえ、迫力あるぅ!」
ツバサ「プリンセス、ライオンさんがなんて言ってるかわかりますか?」
おとは「(表情で何となーく分かる。あれは多分・・・)」
エル「らいおんしゃん、ぷんぷん!ねんね、しー!」
おとは「(やっぱりかー。ねんねって事は夜行性のライオンか昼寝してたかのどっちかかな。それともライオン自体が夜行性なのかもだけど)」
そんなこんなで昼食には良い時間となったので広場の芝生で食べる事にした
ソラ・ましろ・おとは・ツバサ・あげは「「「「「いただきまーす(なの)!」」」」」
エル「まーしゅ!」
ソラ「シャケ、ご飯、のり、そして青空!最高に美味しい組み合わせです!」
エル「おにいり、おいちぃ!」
おとは「(それにしても、どうしてエルちゃんは動物達と話しが出来たんだろ?ううん。それだけじゃ無い。そもそも、私達をプリキュアにしているのも意味が分からないし、大体からしてアンダーグ帝国がエルちゃんを狙う理由も分からない。
仮にエルちゃんが自身を守る手段としてやっている事だとしたら初めて会った段階でソラだけじゃ無く、私とお姉ちゃんにも渡すべきだったけど、それをし無かったのはスカイミラージュが無いと無意味だから。
少なくともエルちゃんが狙われる理由は『昔何かやった時に怨まれた』のがそれっぽいかな。で、赤子になってるのはそれから逃れる為に赤子になって身を潜めてるって所かな。どちらにしろこれだけ一緒に居て分からない事が)」
あげは「4人共、ちょっと考えすぎ」
おとは「・・・え?あ、ごめんなの。それよりエルちゃん、少し聞きたい事があるの。食べるのは後にしてこっちに来て欲しいの」
エル「?」
おとは「ありがとうなの。ちょっと向こう行って来るの」
おとははそう言って人気の無い所にエルちゃんを連れて行った
おとは「・・・さて、ここなら誰にも聴かれないの。だから聞かせて欲しいの。貴女は昔・・・ううん、過去に何かやったの?逆恨みされる様な事をしちゃったとかは、無いの?」
エル「エル、わからにゃい。じぇんじぇんわからにゃいの」
おとは「・・・エルちゃん、これ、何か分かるの」
エル「えっちょ・・・きーかーじょ」
おとは「うん。これはキーカードなの。私は今からこれを使って、貴女を殺すの」
エル「えるッ!?いやや!エル!悪いことしてにゃい!」
おとは「私だってしたくないの。だからもう一度聞くの。本当に、怨まれたりするような事は過去に1度たりとも無いの?そして、私達に隠してる事は無いの?勿論誰にも言うつもりは微塵も無いから安心してなの」
エル「エル、本当になんにも知らにゃい!悪いことしてにゃいもん!」
おとは「・・・・・・本当っぽいの。疑って悪かったの。それじゃぁ、戻るの」
おとははエルちゃんを連れてみんなの下に戻る。その後5人で触れ合いコーナーに行く事になった
エル「わぁ!うしゃしゃん、かわいぃね!」
あげは「優しく撫でてあげてね」
おとは「(触れ合いコーナーか・・・相手が弱いからこそ出来る事。それに比べて、私は・・・)」
おとはは今朝持っている事に気付いた特殊なキーカードを見ながらそんな事を思う。そしてため息をついて特殊なキーカードをポケットにしまい下を見ると小さな兎が近寄って来ていた
おとは「・・・あなたは私が恐く無いの?」
兎「?」
おとは「・・・変なの」
そう言っておとはは少し微笑みながら兎を撫でる。しかし、少ししておとはが撫でている兎を含めた動物達が怯え始める
おとは「怯えてる?でも、私に怯えてる訳じゃ無い?なんでなの?」
ソラ「急にどうしたのでしょうか……」
ツバサ「何かに怯えてるみたいですね」
UNKNOWN「園の外に敵が居るよ。行かなくて良いの?」
おとは「ッ!?アンノu・・・逃げた。まぁいいや・・・みんな、園の外に敵が居るらしいから行ってみるの」
ましろ「えっ!?おとは!」
おとはが先行して園の外に出て他がそれに追従する。するとそこには角を生やした赤い人物が居た
角の人物「・・・ほう?我の威圧に臆せぬか。もしや、プリキュアであるな?」
おとは「こっちの情報は筒抜けって事で良いの?」
角の人物「左様。前はプリキュアが4人とプリキュアの様な者が1人、そして今はプリキュアが5人という事は知っておる」
おとは「(そこまで知られてるのか・・・ん?そう言えばさっき『もしやプリキュアであるな』と聞いてきたよね?てことは変身者までは知らないのか)」
ソラ「あなたは何者ですか!」
角の人物「我が名はミノトン!アンダーグ帝国に仕える最強の武人だ」
ツバサ「プリンセスを狙う新たな刺客という訳ですね」
ましろ「ミノトン?って事はカバトンのお兄さんとか?」
ミノトン「あんな下品で下劣な男と一緒にするでないッ!意地汚いわ、おならで戦うわ・・・武人の風上にもおけん!」
おとは「確かに最後まで意地汚かったの。でも、最後はある意味、武人の様でもあったの。そこは評価してあげてなの」
ミノトン「ほぉ?あやつがなぁ・・・」
おとは「(今の内に!)お姉ちゃん、ちょっと耳貸して」ヒソヒソ
ましろ「え?うん」ヒソヒソ
おとは「ゴニョゴニョ」
ましろ「・・・うん、分かった」ヒソヒソ
ミノトン「・・・っと、いかんいかん。さぁ、プリンセスを渡せ」
おとは「絶対に渡す訳無いの!」
ミノトン「仕方あるまい。ならば、来たれ!アンダーグエナジー!」
ランボーグ「ランボーグ!」
あげは「あぁっ!ソラシドサウルスになんて事してくれてんの!」
ツバサ「皆が危険です!守らないと!」
ソラ・ましろ・ツバサ・あげは「「「「スカイミラージュ!トーンコネクト!」」」」
ソラ「ひろがるチェンジ!スカイ!」
ソラ、ましろ、ツバサ・あげはの周りの空間が変化し、変身が開始される
ソラ「煌めきホップ!爽やかステップ!ハレバレジャンプ!」
スカイ「無限にひろがる青い空!キュアスカイ!」
プリズム「ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!」
ウイング「天高く広がる勇気!キュアウイング!」
バタフライ「アゲてひろがるワンダホー!キュアバタフライ!」
スカイ「レディ!」
スカイ・プリズム・ウイング・バタフライ「「「「ゴー!」」」」
スカイ・プリズム・ウイング・バタフライ「「「「ひろがるスカイ!プリキュア!」」」」
ミノトン「ん?貴様は変身せんのか」
プリズム「残念だけど、タウィルは死んだよ」
ミノトン「タウィル?それはかのプリキュアの様な者の名か?」
プリズム「そうだよ。それに、最後のプリキュアは仲間じゃ無いから多分来ないよ!」
ミノトン「そうであったか・・・」
おとは「その代わり、私が貴方の相手をするの!ミノトン!」
ミノトン「ゆけ!ランボーグ!」
ランボーグ「ランボーグ!」
ソラシドサウルスランボーグ対プリキュアとミノトン対おとはの戦闘が始まった
おとは「はぁぁぁ!!」
ミノトン「思ったよりは速く、それでいて一撃一撃は思ったより重い。だが、それで勝てると思うとは笑止千万!」
おとはが素早い連撃をミノトンにおみまいするが殆どダメージになっておらず、逆にミノトンの1撃でおとはは草むらの方に吹っ飛ばされてしまう
ミノトン「もし、プリキュアが戦いやすくする為に戦いを挑んで来たのであれば、あっぱれである・・・さて、向こうはどうなっているかな」
ミノトンが見た先ではプリキュア達が苦戦している光景であった
おとは「あ痛たたた・・・でも、作戦成功したからいいや。取り敢えず少し遠くまで離れてからサフリクスになってみんなを援護しないと!」
おとはは20秒程走って離れ、ミラージュペンとスカイストーンを用意し構える
おとは「スカイミラージュ!トーンコネクト!デンジャーチェンジ!サフリクス!」
おとははキュアサフリクスに変身してすぐに隣の草むらに移動し、飛行能力で草むらの上に脱出。更にランボーグの真上に突進してミノトンにその姿を晒した
ミノトン「貴様が最後のプリキュアだな!?」
サフリクス「プリキュア・・・プリキュアか・・・だとしたらどうするの」
ミノトン「決まっておろう・・・我のランボーグと勝負だ!」
ランボーグ「・・・ラン?ランボーグ!」
サフリクス「逃げたみたいだけ・・・ッ!?逃がさないッ!」
スカイ「サフリクス?・・・!?エルちゃん!」
キュアサフリクスとランボーグの向かう先には1匹の兎と、それを守る様に立ち塞がるエルちゃんが居た。全員でエルちゃんの前に立ち、自分達を壁にするプリキュア達。そしてキュアサフリクスは攻撃の構えをとる。凄い勢いで突撃してくるランボーグが最も前に居るキュアサフリクスを突き飛ばそうとした。が、それは更に前に出たミノトンが投げ飛ばした
サフリクス「なん・・・で・・・」
ミノトン「強者に立ち向かうその心!赤子ながらあっぱれ!」
プリズム「エルちゃんと兎さんは安全な所へ!」
スカイ「あなた達の目的はエルちゃんのはず!なのに何故ランボーグから守ったんですか!?」
ミノトン「赤子に牙を向けるなど武人のする事ではない!プリンセスエルは貴様らを倒した後で良い。我はずっと待ち望んでいたのだ、貴様らのような強者と戦うのをな!」
サフリクス「成る程。あくまでも任務より自分自身の確固たる理念が最優先と」
ミノトン「その通り。己無き力は単なる暴力に過ぎん!」
サフリクス「・・・そう。なら続きを始めましょう!」
ミノトン「うむ!ゆけ!ランボーグ!」
サフリクス「ティラノサウルスは恐竜帝王とも呼ばれる程の強さがある。気を付けて!」
キュアサフリクスはそれだけ言い残してミノトンとの戦闘に入った
サフリクス「勝負!」
ミノトン「ぐぬうッ!・・・中々やる!だがッ!」
サフリクス「ッ!・・・思った以上に一撃が重い・・・」
ミノトン「フハハハハ!それは当然だ。我は鍛錬を疎かにはせぬ」
サフリクス「そう・・・残念だけど、私はあっちの援護に行く。次やり合う時は必ず勝つ!」
ミノトン「その時を待って居るぞ」
キュアサフリクスはそう言い残して他のプリキュアの援護に向かう
サフリクス「悪く思わないでよね・・・コイン疑似ベット!」
キュアサフリクスがコインを擬似的にベットする。すると羽の様な物が振動し始める。そしてキュアサフリクスは超低空飛行を行いランボーグの両脚を切り落とした
ランボーグ「ランボ!?」
スカイ「サフリクスにあんな力が!?」
サフリクス「後は任せるよ」
バタフライ「全ての色を1つに!レッド!イエロー!ブルー!ホワイト!混ぜ混ぜカラーチャージ!プリキュア!タイタニック・レインボー・・・アターック!」
ランボーグ「スミキッタァ」
ミノトン「うむ、流石はプリキュア。それでこそ我が戦うのに相応しい。ミノトントン」
ミノトンが潔く退いた後、5人は触れ合いコーナーに戻り楽しむ事にした
ましろ「そっか、さっきエルちゃんが兎さんを守ったのはソラちゃんの真似をしていたんだ」
ソラ「そうみたいです。危ない事を真似して欲しくないのですが」
おとは「赤ちゃんは・・・と言うか、子供は大人や周りの人達の言動から学んで成長するの。だから良いことだけど危ないなと感じるなら制約を付ければ良いの」
そんな話しをしていると、近くで女の子が泣いていた。そこにはエルちゃん位の歳の女の子が父親に抱きついて泣いていた
おとは「(そっか、あの位だと兎でも感じ方次第では少し恐いんだ・・・あれ?エルちゃん?一体何を?)」
エル「どーぞ」
エルちゃんは兎の餌を女の子に渡し、女の子が恐れながらも兎に餌を差し出す。すると兎は餌を食べ始め、エルちゃんも女の子も笑顔になった
ソラ「エルちゃん!」
ツバサ「前はあんな風に譲ったりできなかったのに」
あげは「前におとはが言ってた事、エルちゃんの心に届いたんだよ!」
おとは「私じゃ無いの。私はお姉ちゃんの思いを言葉にして、半強制的にそうさせただけなの」
あげは「だとしても、そうさせたのはおとはの言葉で」
おとは「お姉ちゃんの心なの」
ソラ「エルちゃん、私達が気づかないうちに色んな事を沢山受け取ってくれていたんですね」
ましろ「うん・・・所で、おとははなんでさっきは喋り方を変えてたの?」
おとは「え?うーん・・・印象と情報を操作したかっただけなの」
ましろ「(意外と単純だった・・・)」