ひろがるスカイ!プリキュア~選択者の継承~ 作:ディロイ・ファントム
おとは「~♪」
ましろ「はぁ・・・はぁ・・・」
ソラ「んんーっ」
3人は朝からランニングをしており、1度休憩をはさんでいた
ましろ「ふ、2人とも凄すぎるよ・・・って言うかおとははよく部屋に居るのによく走れるよね・・・」
おとは「そうなの?この位は普通なの。寧ろお姉ちゃんが体力皆無なの」
ましろ「そんなぁ・・・」
ソラ「それより、お2人は何故私と一緒にランニングを?」
ましろ「・・・この前の事がどうしても頭から抜けなくて・・・それで、ランニングしてれば体が鍛えられてソラちゃんの役に立てるかなって」
おとは「・・・・・・頭を、空っぽにしたかったの」
ソラ「頭を空っぽに?」
おとは「うん・・・考えても考えても、どうしようも無い事なの。でも、解決させなくちゃいけないの」
ましろ「・・・悩みがあるなら言ってくれれば良いのに。相談になら乗ってあげるよ?」
おとは「お姉ちゃんには分からないよッ!絶対にッ!」
ましろ「え・・・お、おとh」
おとは「・・・私だって・・・私だって!色々考えてるんだッ!私だって!少しでも近付ける様に色々やってるんだッ!」
ソラ「おとはさん・・・」
ましろ「おとは・・・」
おとは「・・・ゴメンなの。取り乱したの」
ましろ・ソラ「「・・・」」
おとは「・・・お姉ちゃんは、力を持たない方が良いの」
そう言っておとはは1人で何処かに走って行った
その後おとはが家に帰って来たのは10時頃であった
おとは「・・・ただいまなの」
あげは「お?もしかしてましろんが昔話してた妹ちゃん?」
おとは「・・・誰なの」
あげは「あ、あれぇ?なんかテンション低くない?」
ましろ「まぁ、仕方が無いよ。えっとね、この人はあげはちゃん」
おとは「ふーん」
ましろ「ふーんって・・・あげはちゃん、この子が私の妹のおとは」
あげは「確か、双子の妹なんだっけ?その割に全然雰囲気が違うね」
ましろ「今も昔も私にべったりなんだけどね?」
3人はあげはの用事である保育の専門校に来ていた。ましろはふと思い、エルちゃんに将来何になりたいかを聞くが、「赤子には早過ぎる」とソラに突っ込まれる
ソラ「因みに、お2人は将来何になりたいか決まってるんですか?」
ましろ「私は特に無いかなぁ・・・おとはは?」
おとは「・・・なんで、将来がある前提なの?」
ソラ「?何かの病気なんですか?」
ましろ「ううん。そんな話し聞いた事無いよ」
おとは「・・・病気・・・そんなんじゃ無いの」
ソラ「では何なんです?」
おとは「・・・自分から望んだ、破滅への呪いなの。でも後悔はしてないの」
おとははそう言うと、「知る必要も無いの。おやすみなの」と言ってそのまま目を瞑って動かなくなった・・・と言うか寝た。2人がふと前を見ると明らかに「これは罠です!こう言う作戦です!」と言わんばかりの作戦(?)を実行していた
ソラ「豚さん危ない!」
ここまで来ると最早コントであり、見てる側からも「お前ら芸人になったらどうだ」と言う感じてあった。勿論正体はうどんであり、ソラはウツドンにミラージュペンを奪われてしまった
うどん「こらぁ!俺はうどんでもウツドンでも無いのねん!俺はカバトンだと何回言えば直るのねん!」
ソラ「いや何に怒ってるんですか!」
いやお前はお前で介入してくんな。絵面が酷いんだからさっさと話し進めろ!
カバトン「あっはい。カモン!アンダーグエナジー!」
ランボーグ「ランボーグ!」
おとは「ふぁぁぁ・・・五月蝿いのぉ・・・あれ?」
ましろ「おとは!ソラちゃんが!」
おとは「?・・・あらー、捕まっちゃってるの」
ましろ「呑気にしてる場合!?」
突然学校からあげはが飛び出して来てくれたお陰で学校に避難する事で2人は助かる。しかし、敵も無能でも馬鹿でも無いので小型のキノコランボーグを生み出し、それを学校に侵入させる
おとは「意外と速いの!」
あげは「屋上に逃げるよ!」
3人は屋上に着いてすぐに、ドアが開かない様にした。するとバカボンがマイクを使って話しかけてくる
バカボン「あー、マイクテスマイクテス。無駄な抵抗を止めて出て来るのねん!今すぐプリンセスを連れてくるのねん!後俺はバカボンじゃ無くてカバトンなのねん!」
カバトンは見せしめとしてソラに対して拷問(こちょこちょ)をし始めた。それを見たましろは自分で助けに行くと言いだした。その思いによりましろが光り出し、ミラージュペンが出現する
カバトン「ゲェッ!?どうしてあんな脇役が!?」
ましろ「私が・・・プリキュアに?」
カバトン「止めろォ!脇役なんかがプリキュアになれるもんか!だいたい、お前に何の力がある!無いだろ!」
ましろ「っ!?」
おとは「(お姉ちゃんなら止まるよね、そんな事言われたら。別に助ける必要も無いと言えば無いけど・・・ううん、あのランボーグを止めないと面倒になるね。それに、なりたいと思ってるみたいだし)」
ましろが悩んでるのをあげはが背中を押そうとする。だが、後もう一息の所で小型ランボーグが屋上に来てしまう
おとは「(しょうがない・・・か)・・・ましろ!」
ましろ・あげは「「!?」」
おとは「貴女のやりたい事をやりなさい!貴女の為に!」
ましろ「おとは・・・うん!」
エル「ぷいきゅあー!」
ましろ「ヒーローの出番だよ!」
ましろはミラージュペンとスカイミラージュを持ち、宣言する
ましろ「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!プリズム!」
ましろの周りの空間が変化し、変身が開始される
ましろ「煌めきホップ!爽やかステップ!ハレバレジャンプ!」
プリズム「ふわり広がる優しい光!キュアプリズム!」
カバトン「な、なにぃ!?」
プリズム「・・・やった・・・プリキュアになれた!」
カバトン「ランボーグ!やっちまうのねん!」
ランボーグ「ランボーグ!」
プリズム「ソラちゃん・・・今助けるからね!」
ランボーグに向かって突撃するキュアプリズム。だが、遠くまで吹っ飛ばされてしまう
あげは「マズい・・・エルちゃんとおとはを守りながらは結構キツいんですけど・・・」
一方あげはとおとはは屋上で小型のランボーグからなんとか逃げていた
おとは「・・・」
ドンッ!
あげは「えっ・・・ちょっ!?おとは!」
おとは「・・・そこで見てるの。これを倒すのを。そこに居るの。ちゃんと守るから」
あげは「無茶だよ!取り敢えずましろんとソラちゃんが来るのを待って」
おとはは鍵穴のマークが描かれたカードを取り出し、小型ランボーグに背中を向けながらその言葉を放つ
おとは「キー・・・アンロックッ!」
するとおとはの下に横長の長方形の光の線が出現する。更にその光の線から同じ大きさの光の線が上に上っていく。すると光が通った所からタウィルへと変化していく
タウィル「・・・私が相手なの」
小型ランボーグ「ランボーグ!」
タウィルはあげはから少し距離を取ったのち、小型ランボーグが突っ込んで来たのを確認してからアーツを撃つ
タウィル「シャボン・サモン」
ルリグ状態のシャボン・サモンは「攻撃技」としての性能を持っているので、小型ランボーグに大打撃を与える
タウィル「シャボン・サモン」
一時的に動けなくなっていた小型ランボーグを踏みつけ、シャボン・サモンでトドメをさした。一方、キュアプリズム達の方だが、キュアプリズムが奪還したミラージュペンをソラに渡しており、ソラは既にキュアスカイとなっていた。その後にキュアプリズムの技である「ヒーローガール・プリズムショット」で浄化完了した様だ
おとは「・・・」
あげは「おとは・・・」
おとは「あげは!取り敢えずここから降りるの!」
あげは「えぇ!?ここから!?」
おとは「大丈夫なの!」
そう言っておとはは屋上から飛び降りた。無傷で着地し、2人の元に駆け寄った
おとは「お姉ちゃん!ソラ!大丈夫なの」
ましろ「おとは!・・・あれ?あげはさんは?」
おとは「意気地無しだから降りて来れないの」
ソラ「降りて来ない?・・・まさか!?」
ましろ「飛び降りて来たの!?」
おとは「(o´∀`)V」
ましろ「えぇ・・・って言うか!さっきのおとはの姿!あれなんなの!?」
おとは「さっきの姿?なんの事なの?」
ましろ「とぼけないで!私見たんだよ!おとはもプリキュアになってたの!」
ソラ「本当なんですか!?おとはさんもプリキュアに!?」
おとは「プリキュアにはなって無いの。そもそも、私は変身してないの」
ましろ「じゃぁあの姿はなんなの!」
おとは「・・・」
ましろ「おとはッ!」
おとは「・・・なら」
ましろ「・・・え?」
おとは「・・・なら、私と戦って!」
ましろ「なんで!?」
おとは「問答無用!」
ソラ「ましろさん!向こうはやる気みたいです!」
ましろ「・・・ッ!」
ましろは再度プリキュアになろうとする。が、ルリグとプリキュアでは最も決定的に違う所がある。それは
おとは「アンロック」
タウィル「はッ!」
ましろ「ッ!?・・・え?」
タウィル「遅過ぎるの。タイムラグが酷いの」
・・・プリキュアに変身するのに1分チョイ掛かるのに対し、ルリグとしての力を解放しきるのに5秒も掛からない事である
ソラ「寸止め・・・」
タウィル「・・・私はタウィル」
ソラ「え?」
タウィル「ルリグと呼ばれし者」
ましろ「何を言って・・・」
タウィル「ルリグとは、戦闘本能と戦闘欲求が備わっている。そう言う存在」
ましろ「・・・」
タウィル「・・・はぁ」
タウィルは呆れながらも、おとはに戻った
おとは「相も変わらず、お姉ちゃんは戦いに向かない性格なの」
ましろ「おとは・・・」
おとは「そもそも、私は人間じゃ無くてセレクターなの」
ソラ「セレクター?そんな種族が居るんですか?」
ましろ「ううん。そんなの聞いた事無いよ」
おとは「当たり前なの。おばあちゃんでも知らないの」
セレクター。それは昔に別世界で起こった最悪な遊戯に選ばれてしまったプレイヤー達の総称。彼女らがそれぞれ個別に設定された特定の条件を満たした時、ルリグと呼ばれる者達と最後に共通する誓いを宣言するとルリグとセレクターが入れ変わる。そう言う事が起こった時期があった。
その世界とは別の世界には「ルリグになる適性を持った者」が極々稀におり、虹ヶ丘おとはもその1人である。尚、ルリグになれる人間は当時の事件の呼び方になぞらえてセレクターと呼ばれている
おとは「最も、私は産まれた時はお姉ちゃんと同じく人間だったんだけどね・・・あげはが戻って来たの。帰るの」
タウィル(白)
扉を開ける者であるリワトを継ぐ存在。虹ヶ丘おとはのある意味本来の姿である。永らえし者タウィル=トレの姿をしており、戦闘能力は少し低め